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武人祭
手に入れた魔石
しおりを挟む街に戻ったあたしは、大カエルを解体した際に見付けたものを受付にいたサリアに見せる。
「これは……魔石じゃないですか!」
サリアは興奮した様子で驚き、それを横で見ていたミーティアも目を見開いていた。
「たしかに……それにこれほどの大きさであれば金貨数枚……いえ、十は越すでしょう。よくお見付けになられましたね?」
どうよ?凄いでしょ?……と、いつもなら自慢げに言ってやれるけど、今はそんな気分になれなかった。
「えぇ、そう……とにかくこれで、あたしは冒険者ってことでいいのよね……?」
「は、はい……その、大丈夫、ですか……?」
元気の無い返事をしたからか、受付嬢二人から心配されてしまった。
まぁ、今のあたしが酷い見た目っていうのは、鏡を見なくてもわかるんだけどね……
「大丈夫だと思う?というか、実際あんたたちからしたら今のあたしたちってどうよ……?」
「どうって、?それは……」
特に詳しくは言ってないけれど、何のことか察したのだろう。
ミーティアは顔を横に、サリアは俯いて苦笑いする。
「とても独特な臭いが……します、ね……」
その遠回しな言い方に、あたしは今までのどんな言葉よりもへこんだ。
カエルを解体した結果、凄まじい悪臭が体に染み付いてしまっていた。
もちろん、ジェイが臭いを消す消臭液を買ったという店にも行ってみたが、効果はご覧の通り。
他の奴らはそこまででもなかったからか薬だけで臭いは取れたが、あたしの臭いだけは薄れることすらなかった。
周囲の冒険者たちは鼻を摘み、さっきまで景気良く飲んでいたであろう酒には、あたしが来てからは一度も口を付けてない様子。
そしてその原因が食欲を無くすほどの臭いで、それをあたしが発しているという事実に全力でを目を背けたい。
あたしの落ち込んだ様子を見たサリアは、慌てて何かを言おうとする。
「ああ、ごめんなさい!あの、臭いとかじゃ……いや、実際臭いんですけど、そうじゃなくて……」
「ちょっと、サリア!」
サリアの遠慮のない発言に、ミーティアが声を荒らげて止めようとする。
「ふ、フフ……いいのよ、別に。どーせ、あたしは汚物にも劣るカエル臭い女よ……」
卑下し過ぎて、口から漏れる笑いが止まらない。
臭いってどうしてこうも人を卑屈にさせるのかしらね……
そしてふと思う。これで帰ってウルたちに拒絶されたらと。
最近になって、あいつらが妙に可愛く思えてしょうがないのだ。
アヤトじゃないけれど、まるで妹のように思えてきている。
そんな子たちに「臭い」だとか「近寄らないで」なんて言われたらと思うと……いや、それどころかペルディア様にまで言われてしまったら……?
「……死ねるわね」
「死んじゃダメですよ!?早まらないでくださいっ!」
ポツリと漏れた呟きが聞こえたらしく、サリアがテーブル越しにあたしの肩を掴んで揺らす。
その光景に呆れたのか、ミーティアが溜息を吐いてあたしに近付いてくる。
「特別に職員用のシャワー室をお貸ししますので、汚れなどを洗い落としてきてください。タオルなども私のを渡します」
そう言って強引に背中を押してくるミーティア。
「え……そ、そこまでしてくれなくていいわよ。どうせ帰ってから洗うつもりだったし」
「そんな状態で帰ってしまうと、アヤト様が心配なされますよ?」
躊躇うあたしに、ミーティアは唐突にそんなことを言う。
「なんであいつが出てくるのよ……」
「……プライベートに口を出すのはマナー違反ですが、あの方が優しいのは知っていますから。きっと臭いなど関係なく心配しますよ」
優しい笑顔を浮かべて言うミーティア。
でもそれって……結局あんたもあたしが臭いって言ってるわよね?
天然なのか本人も気付いておらず、それに気付いているサリアが机に伏せて笑いを堪えていた。
すると何を思ったのか、ランカがそっとあたしの腕に手を添えて微笑む。
「大丈夫です、彼なら臭くても受け入れてくれますよ……えぇ、例えそれがこの世のものとは思えない吐き気を催すような臭いだったとしても!」
敢えて強調して言うランカに、あたしはムカついて頬を摘んで伸ばす。
「いひゃいいひゃいくひゃい!ひゃめへ~……」
謝るランカの言葉を無視して頬をつねり続ける。あら?こいつのほっぺ、結構柔らかくてクセになりそう……
「とにかく、今は少しでも身綺麗にしてください。その臭いでお客様が減ってもらっても困りますから」
ミーティアがそう言いつつ周囲にある窓を開け始める。ついに本音を漏らしたわね、こいつ。
「……って言っても、この臭いをどうにかできるのかしら?」
「わかりませんが、やれるだけのことはやってみましょう。洗い終わっても臭いが取れてなかった場合、私が持ってる香水もお貸ししますよ」
嫌味も感じさせない笑顔でそう言ってくれるミーティア。営業スマイルかもしれないけど、嫌な顔一つせずにいられるのは凄いわね……
そしてミーティアに進められるまま、シャワー室を借りた。
全身に消臭液を振りかけ、石鹸をふんだんに使い、また消臭液を振りかける。
それを何度か繰り返し、ようやく臭いが消えかかってきた。
「それじゃあ、このクリームを体に塗ってください」
あたしがシャワーを上がるまで待っていたのか、出るとすぐそこにミーティアが待っていた。
「あんた、仕事はどうしたのよ……っていうか、これは?」
「今はやること少ないし、サリア……受付にもう一人いた、あの小さな女の子が代わりをしてくれてるわ。あとこれはよく仕事に入る前に付けてるんだけど、汗臭さとかを押さえるものよ。無いよりマシかなと思って」
一つ一つ丁寧に答え、さっきよりもフレンドリーな話し方をするミーティア。雰囲気も少し柔らかくなっている。
「あ……ありがと……」
その様子に戸惑いながらミーティアからクリームを受け取ると、彼女はクスリと笑う。
「私、仕事と生活はちゃんと仕分けるタイプなの」
あたしが思っていることを見透かしたかのように答えるミーティア。
なんか癪に障るから、顔を逸らして否定しようとする。
「別に……何も言ってないでしょ?」
「そう?今までもみんな驚いてたから、あなたもそうなのかと思って……あっ、これが香水」
今度は懐からガラス細工の瓶を取り出す。
渡されたそれからはほのかに良い匂いが漂ってくる。
まず渡されたクリームを体中に満遍なく塗り、香水をちょっとだけ振りかける。
その瞬間、瓶から漂っていた香りが一気に広がり、さっきまで感じていた嫌悪感ある臭いはどこかへ消えてしまっていた。
「……ふぅ」
ようやく消えた臭いに、あたしは胸をホッと撫で下ろす。
「やっと女の子らしい匂いになったわね」
ミーティアがいつの間にかあたしの近くまで近寄ってきていて、
そう言いながらスンスンと首筋を嗅がれた。
「ちょっ……何!?」
鳥肌が立ち、嗅がれたところを押さえて即座に後ずさりする。あたしにそういう趣味はないし、あったとしてもペルディア様以外とそんな気にならない。
「あ、ごめんなさい。普通にちゃんと臭いが取れたかなって思って。もう大丈夫そうね」
「……そうね、これに関してはもう一度礼を言うわ。ありがとう」
「え……」
あたしがお礼を口にすると、ミーティアは驚いたような顔をする。
「何?あたしだってありがたいと思ったらお礼の一つくらい言うわよ」
なんて真っ当らしいことを言いつつ、アヤトに色々世話されてお礼の言葉を言ったのなんて一、二回あるかどうかというところだけれども。
「うふふ、そうね……どういたしまして。でも魔族の人ってやっぱり『自分は嫌われてるから、どうせ~』……って言って素っ気ない人が多かったから……ちゃんとお礼を言ってもらえて嬉しいわ」
そう言って微笑むミーティア。
たしかに嫌われてるとわかってて下手に出る魔族は多くはいない。
特にこの人間の大陸で生活して虐げられてきた魔族なら、尚更そう思うだろう。
「……あいつの周りで魔族を嫌ってる奴が少なく感じるのって気のせいかしらね?」
「あいつって……アヤト君?」
さっきまであいつのことを「様」付けで呼んでいたのに、今は普通に「君」付けで呼んでいる。
本当にキッチリ分けてるのね……
「そうよ。あいつ自身が分け隔てなく接してるけど、それ以上に周りの奴らがそれに同調するのよ」
もちろん全員が全員というわけじゃないけども、メルトとかいう奴やさっきのアリスみたいな魔族が嫌いだった奴が手の平を返したように馴れ馴れしく接してくる。
それがなんだか洗脳されてるみたいで気味が悪いような……
「たしかに魔族に良いイメージはあまりありませんが、彼抜きにしても人間と魔族が共存してる街なども実際にありますから。少なくとも私は、彼に会う前からそこまで嫌悪した考えは持っていませんよ」
微笑みを崩さないままそう言うミーティア。
これがポーカーフェイスなら大したものよね……なんて、我ながら疑い過ぎて歪んでいるなと自覚できる。
いや、疑うことが悪いわけがないんだけど、あまり親切にされ過ぎると自然と疑うようになってしまう。
この笑顔の裏では何を考えているのだろう、と。
はぁ……あたしもアヤトみたいに、相手の感情を読み取れたらいいのに……って、前に誰か言ってたわね、そんなこと。
それからある程度のところで会話を終わらせてメアたちのところに戻ろうとすると、なぜかミーティアからクリームと香水をそのまま貰ってしまった。
曰く、「これからもこのギルドをご贔屓に」だそうだ。
魔族相手にそこまでするのかとも思ったけど、どちらかというと個人的に繋がりを持とうとしているのかもしれない。
あたしかアヤト、どっちが目的かは知らないけど……
とにかくこれで目的だった冒険者登録は終わり、祝いとして他の冒険者たちから酒を一杯だけ奢ってもらった。
「わざわざ冒険者登録にあんなくっせーカエルを倒してくるなんて、本当に気に入っちまったぜ、魔族の嬢ちゃん!」
「あんたならアヤトさんみたいに強くなれるって思うぜ、俺はァ!」
と屈強な男たちから賛辞を貰いつつ、奢られた酒を一気に飲み干し、ドンッと机の上に叩き付けるように置く。
「ったり前でしょ!あたしはねぇ、いつかあいつより強くなって、這いつくばらせながら足を舐めさせてやるって決めてんのよ!」
何を血迷ったのか、それともお酒の回りが早くて頭が正常ではないのか、あたしはそんなことを口走った。
その発言に周りの冒険者は「おぉっ!」と一気に盛り上がり、歓声が沸き起こる。
受付にいたサリアは「ひゃー……」と赤くなった顔を覆い隠して恥ずかしがり、ミーティアも眉間にシワを寄せて溜息を零して呆れていた。
「あんたの足だったら喜んで舐めるぜ!」
「俺だってフィーナのだったら舐められるぞ?」
他にも酒に酔った奴がいたらしく、そんな言葉が聞こえた。
そっちに向かってあたしは睨み付ける。
「は?あんたらみたいな奴に舐めさせる足なんてないわ。一旦出直してその汚い面を洗ってからカエルとディープキスでもしてなさいよ」
遠慮のないあたしの言葉に、約二名ほどが伏して泣いた。
その内の一人はメアだ。あいつは……日に日に変態さがヘレナに似てきたんじゃないかしら?
……なんだかメアに対して貞操の危機を感じてしまう。
「あ、あの……フィーナさん!」
するとジェイが話しかけてきた。その手には大きめの袋を持っていた。
「これ、フィーナさんたちの取り分です!」
「……あんたたちの分は?」
あたしの問いに、ジェイは苦笑いを浮かべる。
「僕たちは何もしてませんから……」
「あの臭いカエルの素材も分けてもらったから、金額としては十分だし!……臭いけど」
やはり相当臭かったのか、引きつった笑みを浮かべて顔を背けるマヤ。
死んでも尚迷惑な臭いを撒き散らすとは……心の底から嫌いになりそうだわ。
と、そんなことはさておき、ジェイから差し出された報酬をあたしは突き返す。
「要らないわよ、そんなもの」
「「えっ?」」
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