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第B章:何故異世界飯はうまそうに見えるのか
自力と他力/2:他力本願という言葉は今でこそネガティブな意味で捉えられいるが元は仏教の教えである
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長所を活かすこと。勝負においてはそれこそが最も優れた勝ち筋だと言え、そのためにいかに自分の長所が活用できる戦場を作りそこに相手を導くかということは、現代におけるビジネス戦略のみならず三国志における諸葛亮孔明の奇門遁甲でも語られている。
しかしこれには致命的な問題が存在する。それは、同じ方向性で自分よりも優れた存在には通用しないということだ。未来の知識を持ち、それをこの世界で活かすための方法としての実験的手法を極めたエジソン。常人ではとても気付かない点を発見し、それを活用する方法を瞬時にひらめくテスタメント。シズクはこの二人に対して確かに100年あまりのアドバンテージがあるとはいえ、歴史に名を残す偉人である二人の才能と、その才能を活かす方法を確立してきた経験の差はそんなアドバンテージをあっさり覆す。それはつまり、普通に戦えば勝ち目が全く無いということだ。
それでも勝ちを目指すなら、それはもはやひとつしかない。奇策である。ただ、奇策を目指すといっても簡単にひらめくことができるものではない。故に、どんな小さなことも見逃さずにひらめきを待つというのが、これから半年の方向性となる。もはや地道な料理の練習もロビー活動、つまるところ、99%の努力は不要。1%のひらめきの逆転のみを目指すという、ギャンブラーも目指さないような奇跡を夢見ることになった。
そうこうしているうちに時は過ぎ、本番まで残り1ヶ月を切る。未だにシズクに勝利は見えていない。それでもまだその目は諦めておらず、今日も日課の街の散歩を行っていた最中のこと。
耳に入ってきたのは、まさに騒音だった。歌のようだが、あまりに音痴が過ぎる。それに加えて野太い男性たちの叫び声。何事かと騒音の方向に向かうと、そこではアイドル衣装にしか見えないような装束で踊り歌う少女がゲリラライブを行っている最中だった。
芸能の歴史は神話の時代から存在しており、また、男性がそのような女性に惑わされるというのもまた神話の時代から続くエピソードだ。そういった意味では現代における地下アイドルのような存在が11世紀程度の文化水準であるこの世界に存在していても不思議ではない。ただそれにしても音痴だ。よくもこんな歌を喜んで聞いていられるなと寒い目で周りを囲む男達を眺めた時、そこに見覚えのある巨体が存在した。
「うぉぉおお! L・O・V・E! ラブリー♡みゃすみゃす!」
大柄な体でキレキレのヲタ芸を決める彼は、かつて防衛戦の天才と呼ばれニューパルマの街の守護神となっていたギルド魔道士、ポッセスだった。
「こんなところで何やってるのあの人……」
呆れ顔でしばし状況を観察していると、ポッセスは歌が終わった後に現れたマネージャーのような商人から免罪符のような物を購入し、直後満面の笑顔でアイドルと握手を行っていた。もはや乾いた笑いしか出ない。手をさすりつつ振り返ったポッセスがこちらに気付き手を振った時、思わず他人のふりをしてその場を去ろうかと考えたほどだった。
「奇遇ですなぁ! 大統領!」
「もはや何故私が未だに大統領という扱いにされているのが不思議ですらあるよ。タヌキチも諦め悪すぎない? さておき、こんなところで何しているの?」
「いやぁ、大統領のおかげで国は平和そのもの! 防衛戦の天才と呼ばれるもそもそも戦の種すら見えない状況、一応元領主ブランがかわした契約によって向こう20年ギルドから金は払われているとはいうものの、流石に私も肩身が狭くてですな! 半年分の給金を返納し、こうして旅をしているというわけです!」
「旅……旅って、目的は……魔王を倒すとかじゃないよねどう見ても」
「おうとも! 目的は今をときめくアイドル、ミャスミャスの全国ツアーの全通です!」
いろいろと信じられない。ポッセスさんにこんな趣味があったことはさておき、それ以上に。
「今をときめくって……あの子が?」
「ご存じないのですか!?」
「いやいや、それはもはや超時空シンデレラに失礼ですらあるよあの歌声は」
「はっはっはっ! あれもまた聞き続ければ味というものです!」
「そんなものなのかなぁ。でもまさか、全国ツアーって……あの歌をこの街のコロッセオで?」
「当然!」
思わず頭を抱える。いつの世も男はバカな生き物だが、ここまで世界的にバカが偏在しているとは信じたくない。
「大統領閣下も是非起こしください! 本番は来月の2の日です!」
「はぁ……ん? いや、その日って食神決戦だよ? コロッセオ使ってるよね?」
「ですな! どういうわけかミャスミャスの素晴らしさがわからない人間がこの世界には多いようで、そこで彼女はこの世界で人が集まるイベント、の! 隣で! ゲリラライブを行うという全国ツアーを慣行しているのです!」
「それもはや新手のテロだよね?」
想像すると本当に頭が重くなる。当日はあの歌声を聞きながら戦うことになるのか。
「そうだ! よければこちらを!」
「これは?」
「布教行為ですよ! 布教!」
そういってブロマイドのようなものを押し付けられるシズク。いずれこの世界の宗教権力と交流する時も来るだろうと覚悟していたのだが、まさかこういった形になるというのは完全な想定外だった。
ただ、少なくともこれは大きな「まぎれ」ではある。戦場の変化にあわせて戦略を変えるというのは諸葛亮孔明も語る戦の常識。1ヶ月前であるこのタイミングでは、綿密な準備を重ねてきたライバル達も戦略を変えることなど選ぶはずがない。一方のこちらは本当の意味でここまで何もしていない。この状況にあわせた戦略を選ぶことができる状況だ。しかし、そうはいってもどう利用すればいいのか見当もつかないのは事実である。
しかしこれには致命的な問題が存在する。それは、同じ方向性で自分よりも優れた存在には通用しないということだ。未来の知識を持ち、それをこの世界で活かすための方法としての実験的手法を極めたエジソン。常人ではとても気付かない点を発見し、それを活用する方法を瞬時にひらめくテスタメント。シズクはこの二人に対して確かに100年あまりのアドバンテージがあるとはいえ、歴史に名を残す偉人である二人の才能と、その才能を活かす方法を確立してきた経験の差はそんなアドバンテージをあっさり覆す。それはつまり、普通に戦えば勝ち目が全く無いということだ。
それでも勝ちを目指すなら、それはもはやひとつしかない。奇策である。ただ、奇策を目指すといっても簡単にひらめくことができるものではない。故に、どんな小さなことも見逃さずにひらめきを待つというのが、これから半年の方向性となる。もはや地道な料理の練習もロビー活動、つまるところ、99%の努力は不要。1%のひらめきの逆転のみを目指すという、ギャンブラーも目指さないような奇跡を夢見ることになった。
そうこうしているうちに時は過ぎ、本番まで残り1ヶ月を切る。未だにシズクに勝利は見えていない。それでもまだその目は諦めておらず、今日も日課の街の散歩を行っていた最中のこと。
耳に入ってきたのは、まさに騒音だった。歌のようだが、あまりに音痴が過ぎる。それに加えて野太い男性たちの叫び声。何事かと騒音の方向に向かうと、そこではアイドル衣装にしか見えないような装束で踊り歌う少女がゲリラライブを行っている最中だった。
芸能の歴史は神話の時代から存在しており、また、男性がそのような女性に惑わされるというのもまた神話の時代から続くエピソードだ。そういった意味では現代における地下アイドルのような存在が11世紀程度の文化水準であるこの世界に存在していても不思議ではない。ただそれにしても音痴だ。よくもこんな歌を喜んで聞いていられるなと寒い目で周りを囲む男達を眺めた時、そこに見覚えのある巨体が存在した。
「うぉぉおお! L・O・V・E! ラブリー♡みゃすみゃす!」
大柄な体でキレキレのヲタ芸を決める彼は、かつて防衛戦の天才と呼ばれニューパルマの街の守護神となっていたギルド魔道士、ポッセスだった。
「こんなところで何やってるのあの人……」
呆れ顔でしばし状況を観察していると、ポッセスは歌が終わった後に現れたマネージャーのような商人から免罪符のような物を購入し、直後満面の笑顔でアイドルと握手を行っていた。もはや乾いた笑いしか出ない。手をさすりつつ振り返ったポッセスがこちらに気付き手を振った時、思わず他人のふりをしてその場を去ろうかと考えたほどだった。
「奇遇ですなぁ! 大統領!」
「もはや何故私が未だに大統領という扱いにされているのが不思議ですらあるよ。タヌキチも諦め悪すぎない? さておき、こんなところで何しているの?」
「いやぁ、大統領のおかげで国は平和そのもの! 防衛戦の天才と呼ばれるもそもそも戦の種すら見えない状況、一応元領主ブランがかわした契約によって向こう20年ギルドから金は払われているとはいうものの、流石に私も肩身が狭くてですな! 半年分の給金を返納し、こうして旅をしているというわけです!」
「旅……旅って、目的は……魔王を倒すとかじゃないよねどう見ても」
「おうとも! 目的は今をときめくアイドル、ミャスミャスの全国ツアーの全通です!」
いろいろと信じられない。ポッセスさんにこんな趣味があったことはさておき、それ以上に。
「今をときめくって……あの子が?」
「ご存じないのですか!?」
「いやいや、それはもはや超時空シンデレラに失礼ですらあるよあの歌声は」
「はっはっはっ! あれもまた聞き続ければ味というものです!」
「そんなものなのかなぁ。でもまさか、全国ツアーって……あの歌をこの街のコロッセオで?」
「当然!」
思わず頭を抱える。いつの世も男はバカな生き物だが、ここまで世界的にバカが偏在しているとは信じたくない。
「大統領閣下も是非起こしください! 本番は来月の2の日です!」
「はぁ……ん? いや、その日って食神決戦だよ? コロッセオ使ってるよね?」
「ですな! どういうわけかミャスミャスの素晴らしさがわからない人間がこの世界には多いようで、そこで彼女はこの世界で人が集まるイベント、の! 隣で! ゲリラライブを行うという全国ツアーを慣行しているのです!」
「それもはや新手のテロだよね?」
想像すると本当に頭が重くなる。当日はあの歌声を聞きながら戦うことになるのか。
「そうだ! よければこちらを!」
「これは?」
「布教行為ですよ! 布教!」
そういってブロマイドのようなものを押し付けられるシズク。いずれこの世界の宗教権力と交流する時も来るだろうと覚悟していたのだが、まさかこういった形になるというのは完全な想定外だった。
ただ、少なくともこれは大きな「まぎれ」ではある。戦場の変化にあわせて戦略を変えるというのは諸葛亮孔明も語る戦の常識。1ヶ月前であるこのタイミングでは、綿密な準備を重ねてきたライバル達も戦略を変えることなど選ぶはずがない。一方のこちらは本当の意味でここまで何もしていない。この状況にあわせた戦略を選ぶことができる状況だ。しかし、そうはいってもどう利用すればいいのか見当もつかないのは事実である。
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