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12限目 中学受験
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まゆらはレイラが書いたカードを大切そうに鞄にしまった。それを確認するとレイラはまた白紙に鉛筆を走らせる。
『私が通っています学校は桜華(おうか)学園ですの』
「そうですよね」
学校の名前を伝えるとまゆらは嬉しそうな声を上げてのでレイラは顔を上げまゆらを見た。すると、彼女は目を輝かせてレイラを見ている。
『知っているのですか?』
レイラが白紙に書くと、まゆらは「あっ」と言って自分の筆箱から小さな鉛筆を出した。まゆらの筆箱を覗けばちいさな鉛筆がいっぱい入っていた。
レイラは眉をひそめて自分の筆箱から数本出すとまゆらの筆箱に入れた。
「え……? なんですか?」
「鉛筆ですわ。差し上げますわ」
「いえいえ。そんな……眼鏡も頂いていますし、もらえませんよ」
否定するまゆらに返事をせずにレイラは彼女の筆箱の蓋を閉めたが歪んでいるため上手く閉められなかった。
「……レイラさん」
まゆらは眉毛を下げて困ったような顔でレイラを見つめた。
「いいですわ。でもそんなに言うのでしたら身体で返してください」
「へ……? 何かお手伝いしてほしいことがあるのですか?」
まゆらのキョトンとした顔した。勢いで言ってしまった事にレイラは後悔した。
レイラは前世でよくそんな冗談を言っていたのだがまゆらに通じなかった。
(やべ、俺(レイラ)もまゆタソ中学生だった)
「そのうち、よろしくお願い致しますわ」
「分かりました。私、肉体労働得意ですの」
「その話、誰にもしないでくださいね」
「秘密ですか? うふふ。レイラさんと二人の秘密ってなんだか嬉しいです」
目を輝かせるまゆらにレイラは釘を刺したが、罪悪感を持った。純粋な子どもを汚す悪い大人になった気分であった。
(実際に悪い大人か……)
レイラはまゆらが使っていた小さな鉛筆を回収して自分の長い鉛筆をまゆらの横に置いた。まゆらはその鉛筆を手に取りまた「肉体労働ですね」と言って笑っていた。
その言葉はレイラの胸に刺さった。
まゆらはレイラから貰った鉛筆は手にするとレイラが書いていた白紙に書き始めた。
『桜華学園ですよね。知っていますよ。レベルも学費も高いことで有名ですよね。付属の大学もありますが国立大や他大学への進学率が高いですよね』
『詳しいですね』
『あ……えっと。私……桜華学園に中学受験しているです』
『そうなんですの? まゆらさん頭いいですし受かったのでしょう』
(そんな設定があったのか。ゲームはまゆタソが高校入学から始まるって話だったが……)
レイラが笑顔でまゆらを見ると彼女は鉛筆を持つ手を止めて暗い顔をした。
(やべ、今、桜華にいないだから何か事情があるよな)
『あ、いいのですよ。誰しも話したくないことはありますわ』
すると、まゆらは首を振って鉛筆を持ち直した。
『うちは桜華学園の学費は払えません。だから特待制度を狙ったのです。しかし合格しましたが特待はダメでした』
(あー、桜花会の人数によって特待に人数変更するんだよな。今年の桜花会は俺(レイラ)だけだらな)
レイラは鉛筆を動かしてまゆらへの伝え方を考えた。
『今年は優秀な人間が多くいました。だから厳しかったのだと思います。私も現在学年トップにいますが1位タイです」
レイラは鉛筆を止めて少し考えてから、また書き始めた。
『桜華学園の特待は高入試も募集がありますよ。パンプレットに記載してる入学金・授業料・施設費免除以外にも修学旅行なども免除になります。免除と言っていますが正確には払わないのではなく相当金額が振り込まれます。その金額は必要経費を上回ります』
『でも……私は……』
まゆらの鉛筆の動きが鈍くなったので、レイラは顔あげ、まゆらに優しく問いかけた。
「……お母さまはなんとおっしゃっていのですか? 中学受験は子ども一人でできるものではありませんでしょう」
「母は特に……。私が桜華に行きたかったです。でも、お金がないので図書館で中学受験に関する本を読んで学びました」
(マジかよ。小学生の自己勉強で受かるとか……マジありえねぇ。俺も塾に行っていないがそれは付属小にいたからだ。公立の小学校とは違う)
レイラは驚きで声が出そうであったが無理やり抑えた。まゆらは特に自分の能力を理解していないようでありそれが当たり前の様に話をする。
「受験料だけは母が出してくれたのですが……特待が取れなかったので……」
「まさか、それで眼鏡を変えてもらえなかったり鉛筆を買ってもらえなかったりしてるのですか?」
「いえ、そんなことはないです。母は優しいのでダメとは言いませんが……。お金がないのは事実です。そんなに、私……高い受験料を払ってもらってしまって……」
まゆらは泣きそうな声を出し、目を伏せて右手を軽く握りそれを左手で上からなぜいた。
「それで高校に行かないって選択を考えたのですか?」
「また、受験料をお願いするのは心苦しいのです」
(まゆらの家ってそんなに貧乏なのか? どうやって、桜華に入学するんだ? 全然わからねっ。って、あれはあの制度か? 中学のもあった思うがしらねぇのか?)
「まゆらは、桜華に行きたいのですの?」
「……。その、経済状況としては今すぐに働かないと生活が苦しいのです」
「そうではなく、進学の意思を聞いてきますの」
「それは、行きたいですよ。だから、特待生に支援金が出る桜華に中学から入りたかったですよ」
(支援金の話なんで知っているだ? つうかそれを他者に知られたくなかったのに。パンフレットにも載っていない情報収集だぞ)
涙目で語るまゆらを横目にレイラは周囲に誰もいない事を確認した。それから、レイラはにこりとし「方法がありますわ」と言った。まゆらは、目を大きくしてレイラをじっと見た。
「桜華には受験料支援の制度もありますわ。だたし、中学の成績提出が求めらますわ」
「そうなんですか」
まゆらは突然表情をかえ、満面の笑みを浮かべた。
「中学の1学期の評価は全て5です」
自信満々に答えるまゆらにレイラは“さすが”としか思えなかった。
(でも、そんだけ学力があってなんで中学入試で特待取れなかったんだ?)
「その学力がすごいですね。あの、悲しいことを思い出させてしまってもし分けないのですが中学入試の時に合格通知が届いたのですわよね」
「はい」
「入学承諾しました?」
「いいえ、だって特待じゃありませんし……」
(あー。桜華の特待は入学承諾した中から選ばれるだよな。普通の学校の特待と違う意味もあるから)
悲しそうな顔をするまゆらにレイラは真実をつあげることはできなかった。
「そうですか。では、次回は承諾するといいですわ」
「え……?」
「“高校”の特待は承諾者の中から選ばれますの」
嘘も方便と思い言ったが、まゆらは頷いた。
「そういう事でしたのですね。わかりました。アドバイスありがとうございます」
自信満々にいうまゆらにレイラの方が不安になったが、元気になった彼女を見ると何もいえなかった。
(特待になれなかったらとか思わねぇのか)
『私が通っています学校は桜華(おうか)学園ですの』
「そうですよね」
学校の名前を伝えるとまゆらは嬉しそうな声を上げてのでレイラは顔を上げまゆらを見た。すると、彼女は目を輝かせてレイラを見ている。
『知っているのですか?』
レイラが白紙に書くと、まゆらは「あっ」と言って自分の筆箱から小さな鉛筆を出した。まゆらの筆箱を覗けばちいさな鉛筆がいっぱい入っていた。
レイラは眉をひそめて自分の筆箱から数本出すとまゆらの筆箱に入れた。
「え……? なんですか?」
「鉛筆ですわ。差し上げますわ」
「いえいえ。そんな……眼鏡も頂いていますし、もらえませんよ」
否定するまゆらに返事をせずにレイラは彼女の筆箱の蓋を閉めたが歪んでいるため上手く閉められなかった。
「……レイラさん」
まゆらは眉毛を下げて困ったような顔でレイラを見つめた。
「いいですわ。でもそんなに言うのでしたら身体で返してください」
「へ……? 何かお手伝いしてほしいことがあるのですか?」
まゆらのキョトンとした顔した。勢いで言ってしまった事にレイラは後悔した。
レイラは前世でよくそんな冗談を言っていたのだがまゆらに通じなかった。
(やべ、俺(レイラ)もまゆタソ中学生だった)
「そのうち、よろしくお願い致しますわ」
「分かりました。私、肉体労働得意ですの」
「その話、誰にもしないでくださいね」
「秘密ですか? うふふ。レイラさんと二人の秘密ってなんだか嬉しいです」
目を輝かせるまゆらにレイラは釘を刺したが、罪悪感を持った。純粋な子どもを汚す悪い大人になった気分であった。
(実際に悪い大人か……)
レイラはまゆらが使っていた小さな鉛筆を回収して自分の長い鉛筆をまゆらの横に置いた。まゆらはその鉛筆を手に取りまた「肉体労働ですね」と言って笑っていた。
その言葉はレイラの胸に刺さった。
まゆらはレイラから貰った鉛筆は手にするとレイラが書いていた白紙に書き始めた。
『桜華学園ですよね。知っていますよ。レベルも学費も高いことで有名ですよね。付属の大学もありますが国立大や他大学への進学率が高いですよね』
『詳しいですね』
『あ……えっと。私……桜華学園に中学受験しているです』
『そうなんですの? まゆらさん頭いいですし受かったのでしょう』
(そんな設定があったのか。ゲームはまゆタソが高校入学から始まるって話だったが……)
レイラが笑顔でまゆらを見ると彼女は鉛筆を持つ手を止めて暗い顔をした。
(やべ、今、桜華にいないだから何か事情があるよな)
『あ、いいのですよ。誰しも話したくないことはありますわ』
すると、まゆらは首を振って鉛筆を持ち直した。
『うちは桜華学園の学費は払えません。だから特待制度を狙ったのです。しかし合格しましたが特待はダメでした』
(あー、桜花会の人数によって特待に人数変更するんだよな。今年の桜花会は俺(レイラ)だけだらな)
レイラは鉛筆を動かしてまゆらへの伝え方を考えた。
『今年は優秀な人間が多くいました。だから厳しかったのだと思います。私も現在学年トップにいますが1位タイです」
レイラは鉛筆を止めて少し考えてから、また書き始めた。
『桜華学園の特待は高入試も募集がありますよ。パンプレットに記載してる入学金・授業料・施設費免除以外にも修学旅行なども免除になります。免除と言っていますが正確には払わないのではなく相当金額が振り込まれます。その金額は必要経費を上回ります』
『でも……私は……』
まゆらの鉛筆の動きが鈍くなったので、レイラは顔あげ、まゆらに優しく問いかけた。
「……お母さまはなんとおっしゃっていのですか? 中学受験は子ども一人でできるものではありませんでしょう」
「母は特に……。私が桜華に行きたかったです。でも、お金がないので図書館で中学受験に関する本を読んで学びました」
(マジかよ。小学生の自己勉強で受かるとか……マジありえねぇ。俺も塾に行っていないがそれは付属小にいたからだ。公立の小学校とは違う)
レイラは驚きで声が出そうであったが無理やり抑えた。まゆらは特に自分の能力を理解していないようでありそれが当たり前の様に話をする。
「受験料だけは母が出してくれたのですが……特待が取れなかったので……」
「まさか、それで眼鏡を変えてもらえなかったり鉛筆を買ってもらえなかったりしてるのですか?」
「いえ、そんなことはないです。母は優しいのでダメとは言いませんが……。お金がないのは事実です。そんなに、私……高い受験料を払ってもらってしまって……」
まゆらは泣きそうな声を出し、目を伏せて右手を軽く握りそれを左手で上からなぜいた。
「それで高校に行かないって選択を考えたのですか?」
「また、受験料をお願いするのは心苦しいのです」
(まゆらの家ってそんなに貧乏なのか? どうやって、桜華に入学するんだ? 全然わからねっ。って、あれはあの制度か? 中学のもあった思うがしらねぇのか?)
「まゆらは、桜華に行きたいのですの?」
「……。その、経済状況としては今すぐに働かないと生活が苦しいのです」
「そうではなく、進学の意思を聞いてきますの」
「それは、行きたいですよ。だから、特待生に支援金が出る桜華に中学から入りたかったですよ」
(支援金の話なんで知っているだ? つうかそれを他者に知られたくなかったのに。パンフレットにも載っていない情報収集だぞ)
涙目で語るまゆらを横目にレイラは周囲に誰もいない事を確認した。それから、レイラはにこりとし「方法がありますわ」と言った。まゆらは、目を大きくしてレイラをじっと見た。
「桜華には受験料支援の制度もありますわ。だたし、中学の成績提出が求めらますわ」
「そうなんですか」
まゆらは突然表情をかえ、満面の笑みを浮かべた。
「中学の1学期の評価は全て5です」
自信満々に答えるまゆらにレイラは“さすが”としか思えなかった。
(でも、そんだけ学力があってなんで中学入試で特待取れなかったんだ?)
「その学力がすごいですね。あの、悲しいことを思い出させてしまってもし分けないのですが中学入試の時に合格通知が届いたのですわよね」
「はい」
「入学承諾しました?」
「いいえ、だって特待じゃありませんし……」
(あー。桜華の特待は入学承諾した中から選ばれるだよな。普通の学校の特待と違う意味もあるから)
悲しそうな顔をするまゆらにレイラは真実をつあげることはできなかった。
「そうですか。では、次回は承諾するといいですわ」
「え……?」
「“高校”の特待は承諾者の中から選ばれますの」
嘘も方便と思い言ったが、まゆらは頷いた。
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