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24限目 報告
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香織がソファまでいくと、不安そうな顔をした憲貞がいた。
「ありがとうね」
香織は憲貞の前にドカンと座ると、ローテーブルにカードキーを置いた。憲貞はすぐ胸ホケットにそれをしまった。
「憲貞が亜理紗をなんとかしないから疲れた。内容は報告書見て。あ~。お腹空いた」
「そういう計画だ」
ソファの背もたれに寄りかかり全身で“疲れ”を表現すると憲貞は頷いた。
「食事は少しかかる。勿論私がご馳走する」
「ありがとう」
香織はローテーブルの上にあるクッキーを口に入れながら礼を言った。憲貞は頬をかきながら眉を下げた。
「レイラ君の件、うまくいきそうか」
「当たり前だ。あの人の計画なんだろ」
「うむ。確かに、たか……いやアイツが考えてくれたから大丈夫だ。しかし、私にできるか」
憲貞は自信なさげに言った。それを、香織は豪快に笑った。
「あはは。私たちが入学した年度にやったことに比べたら大したことない」
「あれは……。私はついて、いっただけだ」
憲貞は中等部に入学した当時の桜華を思い出して眉を下げた。そして首を振りあの頃の記憶を頭から追い出した。
「それに、憲貞は私が扇子をうけた男なんだ問題ない」
香織は自信満々に言うと、またクッキーを口に入れた。
しばらくして、会長席の奥にある部屋の扉が開く音がし、そこから出てきたのは圭吾だ。
「流石仕事が早いね」
香織が圭吾に笑いかけた。
彼は頭を下げると、早足に香織と憲貞のところまで行き、ローテーブルの上に憲貞の報告書を差し出した。
「ありがとう」
憲貞は報告書を読み始めた。全て読み終わるとそれを圭吾に返した。
彼は憲貞から報告書を受け取りとるとそれを持って、「失礼します」と言って香織の隣に座りそれを渡した。
彼女は全ての文章を読んで頷いて、香織が顔を上げると憲貞は口を開いた。
「扇子をレイラ君に渡せたのか」
「あぁ、形だけってことで」
「後は、彼女がそれをどう使うかだが、使い方知っていたかい?」
すると、彼女は口角をプルプルとふるわせた。
「それがさぁ主従関係を理解している」
憲貞は眉を寄せた。その時……。
扉を叩くする音して、すぐに圭吾は扉の方に向かった。
憲貞と香織は圭吾を気にする様子なく、話を続けた。
「彼女はまだ、入学して半年たたない。どこで知ったのだ?」
「さぁね。これは思ったより解決が早いかもな」
香織は楽しそうだが、憲貞は不安そうだ。
「愛里沙君のこともかい?」
「もちろん彼女の事も含むよ。というか、彼女をまずなんとかしないといけない。特待Aに馬鹿にされ何も言えないなど前代未聞だ」
「そうだが……」
「成績が悪いのは仕方ないけどさ。だが、特待Aごときを従わすことができないならこの先思いやられるよ」
憲貞は、香織が持っている報告書を指差した。
「しかし、君は愛里沙君に“桜花会は全生徒に尊敬されるべき存在”とだけ言ったのだな。それだけで彼女が指摘されていることを理解できるとは思えぬが」
香織は“あはは”と笑いながらまたクッキーを口にいれた。憲貞はそれを“よく食べるな”と見ていた。
「だろうねー。でもいいんじゃないか。レイラの試練ってことで」
「本人は望んでいないぞ」
「私たちの入学時の桜花会になるよりいいんじゃないか」
「まぁな。しかし、なんで、亜理紗君が勉強できないくらいで特待Aに疎まれるのだ。私も勉強は下から数えた方が早い。だが、特待Aの子は勿論皆、私が好きだ」
「……」
自信満々に自分の胸に手を当てて言い放つ憲貞に香織は口に入れていたクッキーを吹き出しそうになり、苦い笑いを浮かべた。彼女の様子に憲貞は首を曲げた。
「なんだ? 皆、頬を染めて私に色々教えてくれるぞ。む……もしかして、私が気づいていないだけで、陰では馬鹿にされているのか」
「クク……そんな事はないよ」
香織は顔を横に向けて、口元を抑えて笑った。憲貞の頭の上には大きなクエッションマークがのっていた。
「リョウ君、ありがとう」
「いえ」
圭吾が食事を持ったリョウをつれてソファに戻ってきた。
リョウはにこりとしながら膝をつき、お盆から食事をローテーブルに音がならないように置いた。それからティーカップを置くと、そこに紅茶を注ぎ憲貞に渡した。
憲貞は礼を言ってリョウからカップを受け取った。そして、紅茶の香りを楽しむとカップに口をつけた。
「それでは食事にしょうか。あぁ、圭吾、先ほどの報告書はリョウ君にも見せておきたまえ」
「わかりました」
圭吾は返事をして、ローテーブルの上にあった報告書を手にすると、リョウに差し出した。彼は、お盆を片手で持つと圭吾から報告書を受け取った。
「リョウ」
香織はリョウの名前を呼ぶと自分の隣に座るように手招きをした。彼は返事をして隣に座った。
「妹の事だから知っておいた方がいいよ」
「はい」
リョウは受け取った報告書をパラパラとめくり、読んでいくうちにリョウの顔色はどんどん変わっていった。全て、読み終わるとリョウは香織を睨みつけた。
「妹に桜花会を任せる気でしょうか。こんな悪役のようなことをさせてまで……」
香織は睨むリョウにニコリと笑顔で返し、リョウから報告書を回収した。そして、それを圭吾へ渡すと、受け取り扉の横にある棚にしまった。
「レイラは素質がある。来年がいいが、遅くとも、今の5年が卒業したらでかまわないよ」
「2年後、妹はまだ3年……中学生ですよ。その時、亜理紗様が最高学年にいるではないですか」
リョウは両手を前に出して、眉をさげ必死に香織に訴えた。香織は“亜理紗”の名前を聞いた途端、ピクリと眉を動かし今まで笑顔が消えた。
「なぜ、君まであの無能を担ぐんだ。桜花会をつぶしたいのか? それともあの女と何か取引でもしているのかな」
「いえ……。あの……」
香織の迫力に圧倒されてリョウは言葉がでなくなると、「まぁまぁ」と憲貞が手をふり間にはいった。
香織は憲貞を睨みつけるが彼はそれに屈することなく、微笑んだ。
「リョウ君の妹を心配する気持ちを受け止めず、自分の考えを押し付け威圧するのが桜花会の副会長なのかい」
「……」
香織は憲貞の言葉に聞き口を閉じ、リョウの方とみた。彼は真っ青な顔をして憲貞と香織の顔を見ている。
香織は憲貞に視線を移し声を強めた。
「憲貞、知っているだろ。桜花会をまとめられなかった会長の末路を。あんなこと二度と起きてはならない。桜花会に学園側が口を出したら最後」
憲貞は椅子に座り直し、膝の上で手を組んでローテーブルに身を乗り出した。そして、真剣な顔して香織の瞳をじっと見た。
「勿論だ。だから、アイツに相談した。だが、威圧して力強くで進めたら香織君も愛里沙君や彼と同じだ」
室内は静まり返り憲貞の声だけが凛と響き渡った。香織もリョウも同様に青い顔して憲貞を見つめている。
「流石がですね」
突然、ずっと一人用の椅子に座り黙って聞いていた圭吾が手を叩いた。あまりに予想外な事に香織はフッと笑い、圭吾の方へ視線を向けた。
「流石会長ですね。さっきまで書類に埋もれてヒイヒイ言ってましたが、カッコいい姿見せてくれますね。北大路(きたおうじ)副会長を説き伏せる姿は流石ですね」
圭吾は満面の笑みで、手を叩きながら早口で話した。
憲貞がその言葉に嬉しそうにしているのはリョウは不思議そうな顔をした。
「憲貞にイヤミは通じないんだ。圭吾に褒められていると思っている」
普段の穏やかな顔に戻った香織は隣にいるリョウにそっと囁いた。リョウが香織の方を見ると彼女の笑顔に安堵した。
先ほどまでピリピリしていた部屋の空気は穏やかになった。
「ありがとうね」
香織は憲貞の前にドカンと座ると、ローテーブルにカードキーを置いた。憲貞はすぐ胸ホケットにそれをしまった。
「憲貞が亜理紗をなんとかしないから疲れた。内容は報告書見て。あ~。お腹空いた」
「そういう計画だ」
ソファの背もたれに寄りかかり全身で“疲れ”を表現すると憲貞は頷いた。
「食事は少しかかる。勿論私がご馳走する」
「ありがとう」
香織はローテーブルの上にあるクッキーを口に入れながら礼を言った。憲貞は頬をかきながら眉を下げた。
「レイラ君の件、うまくいきそうか」
「当たり前だ。あの人の計画なんだろ」
「うむ。確かに、たか……いやアイツが考えてくれたから大丈夫だ。しかし、私にできるか」
憲貞は自信なさげに言った。それを、香織は豪快に笑った。
「あはは。私たちが入学した年度にやったことに比べたら大したことない」
「あれは……。私はついて、いっただけだ」
憲貞は中等部に入学した当時の桜華を思い出して眉を下げた。そして首を振りあの頃の記憶を頭から追い出した。
「それに、憲貞は私が扇子をうけた男なんだ問題ない」
香織は自信満々に言うと、またクッキーを口に入れた。
しばらくして、会長席の奥にある部屋の扉が開く音がし、そこから出てきたのは圭吾だ。
「流石仕事が早いね」
香織が圭吾に笑いかけた。
彼は頭を下げると、早足に香織と憲貞のところまで行き、ローテーブルの上に憲貞の報告書を差し出した。
「ありがとう」
憲貞は報告書を読み始めた。全て読み終わるとそれを圭吾に返した。
彼は憲貞から報告書を受け取りとるとそれを持って、「失礼します」と言って香織の隣に座りそれを渡した。
彼女は全ての文章を読んで頷いて、香織が顔を上げると憲貞は口を開いた。
「扇子をレイラ君に渡せたのか」
「あぁ、形だけってことで」
「後は、彼女がそれをどう使うかだが、使い方知っていたかい?」
すると、彼女は口角をプルプルとふるわせた。
「それがさぁ主従関係を理解している」
憲貞は眉を寄せた。その時……。
扉を叩くする音して、すぐに圭吾は扉の方に向かった。
憲貞と香織は圭吾を気にする様子なく、話を続けた。
「彼女はまだ、入学して半年たたない。どこで知ったのだ?」
「さぁね。これは思ったより解決が早いかもな」
香織は楽しそうだが、憲貞は不安そうだ。
「愛里沙君のこともかい?」
「もちろん彼女の事も含むよ。というか、彼女をまずなんとかしないといけない。特待Aに馬鹿にされ何も言えないなど前代未聞だ」
「そうだが……」
「成績が悪いのは仕方ないけどさ。だが、特待Aごときを従わすことができないならこの先思いやられるよ」
憲貞は、香織が持っている報告書を指差した。
「しかし、君は愛里沙君に“桜花会は全生徒に尊敬されるべき存在”とだけ言ったのだな。それだけで彼女が指摘されていることを理解できるとは思えぬが」
香織は“あはは”と笑いながらまたクッキーを口にいれた。憲貞はそれを“よく食べるな”と見ていた。
「だろうねー。でもいいんじゃないか。レイラの試練ってことで」
「本人は望んでいないぞ」
「私たちの入学時の桜花会になるよりいいんじゃないか」
「まぁな。しかし、なんで、亜理紗君が勉強できないくらいで特待Aに疎まれるのだ。私も勉強は下から数えた方が早い。だが、特待Aの子は勿論皆、私が好きだ」
「……」
自信満々に自分の胸に手を当てて言い放つ憲貞に香織は口に入れていたクッキーを吹き出しそうになり、苦い笑いを浮かべた。彼女の様子に憲貞は首を曲げた。
「なんだ? 皆、頬を染めて私に色々教えてくれるぞ。む……もしかして、私が気づいていないだけで、陰では馬鹿にされているのか」
「クク……そんな事はないよ」
香織は顔を横に向けて、口元を抑えて笑った。憲貞の頭の上には大きなクエッションマークがのっていた。
「リョウ君、ありがとう」
「いえ」
圭吾が食事を持ったリョウをつれてソファに戻ってきた。
リョウはにこりとしながら膝をつき、お盆から食事をローテーブルに音がならないように置いた。それからティーカップを置くと、そこに紅茶を注ぎ憲貞に渡した。
憲貞は礼を言ってリョウからカップを受け取った。そして、紅茶の香りを楽しむとカップに口をつけた。
「それでは食事にしょうか。あぁ、圭吾、先ほどの報告書はリョウ君にも見せておきたまえ」
「わかりました」
圭吾は返事をして、ローテーブルの上にあった報告書を手にすると、リョウに差し出した。彼は、お盆を片手で持つと圭吾から報告書を受け取った。
「リョウ」
香織はリョウの名前を呼ぶと自分の隣に座るように手招きをした。彼は返事をして隣に座った。
「妹の事だから知っておいた方がいいよ」
「はい」
リョウは受け取った報告書をパラパラとめくり、読んでいくうちにリョウの顔色はどんどん変わっていった。全て、読み終わるとリョウは香織を睨みつけた。
「妹に桜花会を任せる気でしょうか。こんな悪役のようなことをさせてまで……」
香織は睨むリョウにニコリと笑顔で返し、リョウから報告書を回収した。そして、それを圭吾へ渡すと、受け取り扉の横にある棚にしまった。
「レイラは素質がある。来年がいいが、遅くとも、今の5年が卒業したらでかまわないよ」
「2年後、妹はまだ3年……中学生ですよ。その時、亜理紗様が最高学年にいるではないですか」
リョウは両手を前に出して、眉をさげ必死に香織に訴えた。香織は“亜理紗”の名前を聞いた途端、ピクリと眉を動かし今まで笑顔が消えた。
「なぜ、君まであの無能を担ぐんだ。桜花会をつぶしたいのか? それともあの女と何か取引でもしているのかな」
「いえ……。あの……」
香織の迫力に圧倒されてリョウは言葉がでなくなると、「まぁまぁ」と憲貞が手をふり間にはいった。
香織は憲貞を睨みつけるが彼はそれに屈することなく、微笑んだ。
「リョウ君の妹を心配する気持ちを受け止めず、自分の考えを押し付け威圧するのが桜花会の副会長なのかい」
「……」
香織は憲貞の言葉に聞き口を閉じ、リョウの方とみた。彼は真っ青な顔をして憲貞と香織の顔を見ている。
香織は憲貞に視線を移し声を強めた。
「憲貞、知っているだろ。桜花会をまとめられなかった会長の末路を。あんなこと二度と起きてはならない。桜花会に学園側が口を出したら最後」
憲貞は椅子に座り直し、膝の上で手を組んでローテーブルに身を乗り出した。そして、真剣な顔して香織の瞳をじっと見た。
「勿論だ。だから、アイツに相談した。だが、威圧して力強くで進めたら香織君も愛里沙君や彼と同じだ」
室内は静まり返り憲貞の声だけが凛と響き渡った。香織もリョウも同様に青い顔して憲貞を見つめている。
「流石がですね」
突然、ずっと一人用の椅子に座り黙って聞いていた圭吾が手を叩いた。あまりに予想外な事に香織はフッと笑い、圭吾の方へ視線を向けた。
「流石会長ですね。さっきまで書類に埋もれてヒイヒイ言ってましたが、カッコいい姿見せてくれますね。北大路(きたおうじ)副会長を説き伏せる姿は流石ですね」
圭吾は満面の笑みで、手を叩きながら早口で話した。
憲貞がその言葉に嬉しそうにしているのはリョウは不思議そうな顔をした。
「憲貞にイヤミは通じないんだ。圭吾に褒められていると思っている」
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