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しおりを挟む「すごく可愛い~、お姉様それメアリーにちょうだい」
メアリーのいつもの頂戴攻撃が始まった。
でもさすがに王太子様からの贈り物を、家族とは言え勝手に渡すわけにはいかない。
何時もはメアリーの味方をするお母様も今回は不味いと思ったのか
「メアリーこれはダメよ。お父様に他のリボンを買って貰いましょうね」
「いや~~~~メアリーはあれが欲いの!!お姉様ちょうだい!!」
「これはメアリーに何度お願いされてもあげられないわ。」
「いやいやいや~~~~頂戴ったらちょうだい」
我慢なんてしてこなかったメアリーが簡単に諦めるわけもなく大泣きし始めた
私付きのメイドかお父様を連れてきてくれたけど、状況を理解できないみたいで
「イリナ何でメアリーは泣いてるんだ!!また何か意地悪したのか!!」
何でもかんでも私のせいにしないでよ
「メアリーが王太子様からの誕生日プレゼントを欲しがったので、これだけはあげられないとお母様と説得してたところです」
「そうか。メアリーお父さんが好きなもの買ってあげるからこれは諦めなさい」
「何でお父様もお母様もダメって言うの~~~、何時もはメアリーにくれるのに」
お父様もお母様も聞き分けのないメアリーに困り果ててるみたいだ
メアリーの泣き声が聞こえたみたいでお兄様も私の部屋にやってきた
「父上達が甘やかすからいけないんですよ。どうするんですか?」
「はぁ~イリナが持ってる物をメアリーに渡して、イリナは似ているやつを買って王太子にバレないように誤魔化すか」
「そんなの無理にですよ。王家にバレたら王家を馬鹿にしたってことで不敬罪になります。それにイリナ以外の婚約者候補の家に知られたら蹴落とされる原因になりますよ」
お父様とお母様も私が婚約者候補から外されるのは困るみたいで、王太子様からのプレゼントは渡せとは言わなかった。
メアリーの説得に苦労してるみたいだけど、今まで散々甘やかしていたお父様達が悪い
これを機にメアリーの教育方針を変えたら良いけどどうなるかしら?
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