[完結]婚約破棄してください。そして私にもう関わらないで

みちこ

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あれから5年が経ち私は14歳になった。

私と王太子様はまだ婚約している。

早く婚約解消してくれれば良いのに今だに向こうからの提案してこない。

こちらがどんなに嫌でも王太子様の明らかな不貞行為が無い限りこちらから言えない。

王太子様とメアリーは手を繋いだりデートはあるみたいだけど、それだけだと理由としては弱い。

将来の義妹と仲良くしてるだけと言われたら責めようがない

明らかに違うと分かってても決定打にはかける

メアリーと王太子様は週に2回は会ってるみたいだけど、私とは2ヶ月に1回位しか会わない。

それも王妃様からの強制でだ

今日もメアリーと王太子様はデートに行っているみたい

家にはお母様とお父様も居ないので私はお兄様に領主としての勉強を教えて貰っている

「イリナこのような不作の時はどうしたら良いと思う?」

「ん~?そうですね。不作がその年だけなら領民から納めてもらってた物を生きていける最低の量を返還すればいいのでしょうか?」

「当たりだ。その様な行動をすぐに出来れば領民から信頼されて不満を持たれることもない。もしも次の年も不作なら他国でもどこでも良いから、豊作の所から食料を買い取ればいい。領民を大切にすれば困った時は領民が助けてくれる。邪険に扱ってはいけないぞ」

その為に貴族の家には大量の食料が地下倉庫に置いてあるのですね。

「でもお父様とお母様は領民への態度が悪いですよね。気のせいか領民から嫌われてる気がします」

「あの人達は悪いお手本だな。平民を同じ人間だと思ってない。領民が納めてくれたお金を自分達には湯水のように使って、領民の為には使ってない」

「どうするのが理想なんですか?」

「ん~そうだな、例えば伯父さん達は領民達が作物を作りやすくするために道具にお金を使ったり、道の整備に使ったり、子供が生まれた家に祝い金を渡してるな。領民達が実感しやすい物に使ってたりするな」

「そうなんですね。自分達が納めたものが何に使われてるか分かったら抵抗無くお金を納められますね」

お兄様の教え方はとても上手い

その後も色々教えて貰っているとメアリーが帰って来たみたいなので勉強はここで終わり

もしもこの勉強がバレてお父様達に言われたら、誤魔化すのが面倒臭いことになるからしょうがない

領主の勉強は家に家族が居ない時と伯父さんの家に1人で行くか、お兄様と2人で行く時しか勉強が出来ないのであまり進まない。

早くメアリーと王太子様が決定的な不貞行為をすればいいのに、それか王太子様が婚約白紙にしてくれればいいのに

私の事嫌ってるんだから早く行動に移して欲しいですわ。
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