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しおりを挟む王太子様はメアリーの勢いに引いたのか少し距離を取ろうとしている
「俺は婚約破棄をするつもりはない。メアリーが婚約者では俺が王太子から外されるかもしれない」
はぁ!?
なに言ってるの?
馬鹿なの?
無責任にも程があるでしょ
「なら何でメアリーに手を出したんですか?未婚女性に手を出したらこうなることは分かっていたことですよね?それに貴方は私の事を嫌いですよね?メアリーの事は好きなんですわよね?軽い気持ちで手を出したんですか?」
「メアリーの事は好きだ。でもメアリーは馬鹿だから王妃に相応しくない。だからメアリーは俺の愛妾にするつもりだ、お前は王妃になれるんだから構わないだろ」
「ジョージ様何を言ってるの!?愛妾何て嫌です!!メアリーを王妃にしてください。メアリーの事好きって言ってくれたじゃないですか!!」
下らない自分の事しか考えてないじゃない
「馬鹿にしないでくれます?私は妹と旦那を共有するつもりはありません。例え政略結婚でも恋愛感情は持てなくても親愛を持てる方と結婚したいんですよ。王太子様と私の間にはそれは一切無いですわよね?もしも私との婚約を継続するなら条件があります。メアリーと別れて今後一切の関わりを無くしてもらいます。メアリーから関わって来ても無視をしてもらいます。それぐらいしないとメアリーも諦めきれないでしょうから、そして私に今までの事を謝罪して今後は歩み寄ると約束してもらいます。王太子様にそれが出来ますか?」
さすがにここまで言えば諦めるわよね
「すまなかった。歩み寄ることを約束する」
「でしたら教会で契約をしてください。もしも約束が破られたら王太子様には去勢をしてもらいます」
教会での契約は約束を破ったら顔に不規則な模様が出てくるのですぐに分かる
バレないようにすればいいと思っていたであろう王太子様は絶句をしていた
「俺は次期王だぞ。去勢なんか出来ない。」
「約束を守ればいいことです。それに王太子様にはご兄弟が居るので去勢しても問題ありません。まぁその場合次期王になるのは難しいでしょうがどうしますか?私と婚約破棄をするかそのまま婚約を継続するか。私はどちらでも構いませんよ」
「婚約破棄をする」
やった~!!これで私は自由だ
王太子様の気が変わらないうちに王様に言いに行かないと
「お父様今から王様に会いに行きましょう。大事な話なので時間を空けてくれるはずです。婚約者はメアリーにかえて、私は公爵家の跡取りになります。メアリー明日から勉強大変になるでしょうけど頑張ってくださいね。今までみたいに逃げることは出来ませんよ。王太子様が王になれるかどうかはメアリーにかかってますならね。王太子様の為なら頑張れるでしょ?」
「メアリーはジョージ様と結婚できるの?ジョージ様の為ならメアリー頑張れるわ」
王妃教育に耐えられるといいけど、私には関係ないわね。
王太子様を溺愛している王妃様も王太子様自身が婚約者を替えたいって言ったら反対しないわよね。
メアリーには厳しくあたるかもしないけど
お父様が王様に3時間後に大切な話があるから時間を空けて欲しいと手紙を書き、使用人に届けさせた。
1時間もしないで許可する手紙が届けられ、お父様と私とメアリーと王太子様と伯父さんで王宮に向かった
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