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1章 九州編
第1話 ブリーダー
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「取ってこーい!」
「ワン」
自分がプラスチックの円盤を投げると、犬が走り出して落下点で
くわえて持ってくる。別に遊んでいるのではなく、軍事訓練。
追跡のフットワークとして慣れさせていた。
「よし、OKだ!」
犬を撫でる、いつも正確な行動をとってくれるので実に頼もしく可愛い。
柴犬という犬種で、自分専属として担当を任されているが。
ここは全てその種類ではなく、様々なタイプがいるのが特徴だ。
今は1人で練習させているが、まだ数人の犬兵団が待機している。
ここへ仲間のメンバーが話しかけてきた。
「マサキ、オルンの調子はどう?」
「上々だな、元気すぎるほどだ」
自分は九州のクマモトCNにある犬兵団の一員だ。
小動物を連れているから前線で活躍できるほどの戦闘力はないが、
味方の捜索や救出、敵兵の索敵などの小回りの効く役割をする。
最近は専らそれしかしていないくらいの日々をおくっているので、
いざという時のために訓練をキチンとこなしていたが、
実行するべき任務が積み始めていった。
「ミキ、今週はまだラボリが3つ残ってるぞ。
どれから始めるつもりなんだ?」
「工作班の救助を先にするって、あの人達はまだ見つかっていないようね。
ここからも出動するって司令が言ってた」
「ああ、でも、連続要請は勘弁してほしい。
犬には大きな負担をかけたくないんだ」
「ここは広いから見つけにくいし、
分隊でそれぞれこなしていくしかないわね」
以上の話の通り、課題である任務が残されていた。
数人の技術者達が九州各地から消息を絶ってしまったのだ。
痕跡探しでおあつらえ向きの犬兵団に後追いを任されていたが、
アブダクトされた証拠もなく長時間に及ぶ捜索が難行。
各CNに点在している犬兵団数は一般兵より多くなく、
日夜含めても交代で行うしかなかった。
「おかげで、昨日は4時間しか寝てないけどな。
僕達よりも犬の方が時差に合わせるのが大変じゃないのか?」
「寝てない自慢もいいけど、倒れないでよ!
あんたはここの副隊長だって事、忘れないでよね」
「な・・・なにかあったら・・・後は頼む、隊長」
「馬鹿、自重しろって言ってるのよ!」
自分は冗談交じりに言う。
しかし、ミキの言う通りで無茶はできなかった。
半年前に副隊長に任命されてから無謀な行動はできない。
問題は敵が侵入して襲いにきたという単純なケースが見えずに、
今回の件も不可解な部分が多いから慎重さが必要だ。
エリアをより細かく調査しろとミキ達とも別行動。
さらに自分1人のみで、もう少し経ったら出動する。
「僕も5時間後には拠点を出る、それまでここは頼むぞ」
「了解よ、気をつけてね!」
ここ九州地方ではオオイタ、サガ、ナガサキ、フクオカ、ミヤザキ、
カゴシマ、クマモト、オキナワと8つのCNで構成されている
最南、最西に位置するエリアだ。
枠組みでは90年前とかなり早くから同盟を済ましており、
鉄壁という程にここの大陸の守りを固めていた。
ヒストペディアではA.D10年同盟と書かれている。
そこから今までに色々とあったらしいけど。
「でも、お前を認めない所もあるにはあるんだしなぁ・・・」
「くぅ~ん」
担当犬のオルンを撫でつつ、行き先にウンザリしがち。
少し気鬱な気持ちで現地に向かっている。
今回はカゴシマCNの拠点にある周辺で捜索する任務だが、
そこの司令官に問題があった。それは“犬嫌い”だという事だ。
カゴシマCN拠点 入口
「好かん、わしゃあ好かんぞおおおおおお!!」
(また始まった・・・)
ここに来る度にお決まりの台詞が飛んでくる。
予想通り、カゴシマ司令官は犬兵抜きで行けと言い出した。
カゴシマ兵のシゲ隊長がなだめようと説得している。
「この子達のおかげで捜索の手間が省けているんですよ。
イイダ司令、そこをなんとか譲歩してほしいので・・・」
「ならァん、人兵に任せるのだ!」
話によると犬嫌いになった理由は“噛まれたから”らしい。
変にちょっかいでもだして、そんな目にあったのだろう。
一応、この人は九州で最も偉い人。総司令官だけど、100歳くらいで
こだわり、知略が凝り固まっているみたい。
毎回こんなパターンなので、自分は1つ提案をした。
「それならば、お願いしたい事があります。
隣のミヤザキCNに再配置するよう指令を出してもらえますか?」
「なぬ? ミヤザキに!?」
ミヤザキCNの司令官はイイダの嫁である。
どういう訳か、両陣営は夫婦で管理していた。
彼女にこの件を頼めば、また後でイイダは嫁に文句を言われるはずなので、
断れなくなると予測したのだ。最近はこのパターンが周囲の人にとって
説得の常套手段になっているのは気付かれていないようだ。
結果は以下のようになる。
「うぐっ、良いだろう。ここで引き受ける・・・」
「ありがとうございます!」
「ワンッ!」
「ぎゃああ!!」
乗水エリア 駐屯地
場面を一瞬で切り替えてからというもの、カゴシマ兵と追合流。
一通り事情を聞いてアブダクトされた技術者達の跡をたどろうと
施設の物品の臭いをオルンにかがせた。
「クンクン」
「反応あり?」
「クイッ」
「ん、何かしら感じたようだ」
こっちゃ来いと、何かを感知して西に向かって歩き始めた。
人がどこかしら移動するという事は匂いもしばらくの間残るという。
数日間、雨も降ってなく歩きで九州から出られるはずがない。
考えられるとすればビークルで、偵察兵の目をくぐって乗って
出て行った可能性があるのは信じられないが、
事前報告では全く外出した形跡すら見当たらなかったという。
一応の反応通りに南西部にある海の方へ歩いていく。
2時間後 礒海岸
一同は海沿いの手前で止まった。
海といっても内側の内海、ここの中央には柘榴島とよばれる島がある。
「柘榴島のどこかに隠されているのか!?」
「・・・のようです。オルンは陸地をほとんど向いていません」
柘榴島とはカゴシマの中にある所で同盟CNの中継地点として
利用している島である。普段は囲われた島で敵性CNも来ない。
防衛機能もなく、船や資材置き場しか使用されてないから
行方不明にしては位置的にありえないと思う。
もしかして、そこを経由する様に侵入されてアブダクトしたのか。
シゲ隊長も使用予定にはないと言った。
「変だな、今日は誰も使ってないはず。
ラボリ予定は入ってるか?」
「ここ1週間で来たのはサガ、ナガサキ、フクオカの連中だけだったよな。
敵影反応はなかったぞ?」
現地担当の者ですら覚えがないと言う。
しかし、オルンの鼻先は変わらずに進行方向へ向いていた。
「とりあえず、調べてみましょうか」
一同は陸路は危険とボートビークルに乗り込み、柘榴島へ上陸する。
辺りはとても静かで、さざ波が聴こえるだけだ。
シゲ隊長の言う通り誰も利用していないが、物色された後がある。
続行すると、オルンが唸り声をだす。
「グルルルル」
「「反応ありました!」」
「「構えてろ!」」
位置はコンテナの方からだった。
やはり、何者かが侵入しに潜伏しているのか。
一度オルンを後ろに下がらせて静かに注視すると、
1人の男が叫び声をあげた。
「おわっ、こっち来んなあああああ!」
ズドン
「コンタクト!」
いきなり、内部から銃弾が飛び始めてきた。
誰にも当たっていないが、危険性が一気に上がり警戒態勢。
カゴシマ兵の隊長が即座に指示をだす。
「散開して迂回しろ!」
「了解!」
「ショック!」
カチャッ
自分もオルンに指示をだした。
胴部横から装着させていたスタンナイフをくわえて取り出し、
敵に気づかれないよう迂回しながら走っていく。
口先を放電しながら飛びかかる。
ビリビリビリ
「ブロオオグオガゴオモホホブェ!?」
1人鎮圧、犬兵には仕込み装備がいくつかある。
スタンナイフもその1つで、バッテリー仕込みの電圧を触れさせる武器。
殺傷力はないが敵を気絶させる程の電力をもつ。
しかも、犬だけに小型の物体として地面をはい回るので、
相手の目線を下に向けさせやすい。
「続きます!」
「シゲさん、援護を頼みます!」
「障害物に気を付けて散開、包囲しろ!」
基本、犬兵団は重機が渡り歩く大規模戦闘には向いていないが、
小回りの効く小規模戦闘なら有利である。
タンクやライオットギア戦では歯が立たないものの、
当たり判定の小さい犬兵なら素早く障害物をくぐり抜けて行動できるのだ。
状況は相手2人のみ、難なく捕縛して事を終えた。
「クリア、敵影なし!」
「どこから来たんだ?」
「ふもとに洞窟があるぞ、あそこじゃね?」
「そこに彼らが・・・」
カゴシマ兵は他に隠れそうな場所があると示す。
自分とメンバー達が潜伏すると思われる洞穴に突入する。
そこにさらわれた技術者達がいるかもしれない。
狭い範囲で奇襲を受けないよう、ゆっくりと足を進めていった。
「ワン」
自分がプラスチックの円盤を投げると、犬が走り出して落下点で
くわえて持ってくる。別に遊んでいるのではなく、軍事訓練。
追跡のフットワークとして慣れさせていた。
「よし、OKだ!」
犬を撫でる、いつも正確な行動をとってくれるので実に頼もしく可愛い。
柴犬という犬種で、自分専属として担当を任されているが。
ここは全てその種類ではなく、様々なタイプがいるのが特徴だ。
今は1人で練習させているが、まだ数人の犬兵団が待機している。
ここへ仲間のメンバーが話しかけてきた。
「マサキ、オルンの調子はどう?」
「上々だな、元気すぎるほどだ」
自分は九州のクマモトCNにある犬兵団の一員だ。
小動物を連れているから前線で活躍できるほどの戦闘力はないが、
味方の捜索や救出、敵兵の索敵などの小回りの効く役割をする。
最近は専らそれしかしていないくらいの日々をおくっているので、
いざという時のために訓練をキチンとこなしていたが、
実行するべき任務が積み始めていった。
「ミキ、今週はまだラボリが3つ残ってるぞ。
どれから始めるつもりなんだ?」
「工作班の救助を先にするって、あの人達はまだ見つかっていないようね。
ここからも出動するって司令が言ってた」
「ああ、でも、連続要請は勘弁してほしい。
犬には大きな負担をかけたくないんだ」
「ここは広いから見つけにくいし、
分隊でそれぞれこなしていくしかないわね」
以上の話の通り、課題である任務が残されていた。
数人の技術者達が九州各地から消息を絶ってしまったのだ。
痕跡探しでおあつらえ向きの犬兵団に後追いを任されていたが、
アブダクトされた証拠もなく長時間に及ぶ捜索が難行。
各CNに点在している犬兵団数は一般兵より多くなく、
日夜含めても交代で行うしかなかった。
「おかげで、昨日は4時間しか寝てないけどな。
僕達よりも犬の方が時差に合わせるのが大変じゃないのか?」
「寝てない自慢もいいけど、倒れないでよ!
あんたはここの副隊長だって事、忘れないでよね」
「な・・・なにかあったら・・・後は頼む、隊長」
「馬鹿、自重しろって言ってるのよ!」
自分は冗談交じりに言う。
しかし、ミキの言う通りで無茶はできなかった。
半年前に副隊長に任命されてから無謀な行動はできない。
問題は敵が侵入して襲いにきたという単純なケースが見えずに、
今回の件も不可解な部分が多いから慎重さが必要だ。
エリアをより細かく調査しろとミキ達とも別行動。
さらに自分1人のみで、もう少し経ったら出動する。
「僕も5時間後には拠点を出る、それまでここは頼むぞ」
「了解よ、気をつけてね!」
ここ九州地方ではオオイタ、サガ、ナガサキ、フクオカ、ミヤザキ、
カゴシマ、クマモト、オキナワと8つのCNで構成されている
最南、最西に位置するエリアだ。
枠組みでは90年前とかなり早くから同盟を済ましており、
鉄壁という程にここの大陸の守りを固めていた。
ヒストペディアではA.D10年同盟と書かれている。
そこから今までに色々とあったらしいけど。
「でも、お前を認めない所もあるにはあるんだしなぁ・・・」
「くぅ~ん」
担当犬のオルンを撫でつつ、行き先にウンザリしがち。
少し気鬱な気持ちで現地に向かっている。
今回はカゴシマCNの拠点にある周辺で捜索する任務だが、
そこの司令官に問題があった。それは“犬嫌い”だという事だ。
カゴシマCN拠点 入口
「好かん、わしゃあ好かんぞおおおおおお!!」
(また始まった・・・)
ここに来る度にお決まりの台詞が飛んでくる。
予想通り、カゴシマ司令官は犬兵抜きで行けと言い出した。
カゴシマ兵のシゲ隊長がなだめようと説得している。
「この子達のおかげで捜索の手間が省けているんですよ。
イイダ司令、そこをなんとか譲歩してほしいので・・・」
「ならァん、人兵に任せるのだ!」
話によると犬嫌いになった理由は“噛まれたから”らしい。
変にちょっかいでもだして、そんな目にあったのだろう。
一応、この人は九州で最も偉い人。総司令官だけど、100歳くらいで
こだわり、知略が凝り固まっているみたい。
毎回こんなパターンなので、自分は1つ提案をした。
「それならば、お願いしたい事があります。
隣のミヤザキCNに再配置するよう指令を出してもらえますか?」
「なぬ? ミヤザキに!?」
ミヤザキCNの司令官はイイダの嫁である。
どういう訳か、両陣営は夫婦で管理していた。
彼女にこの件を頼めば、また後でイイダは嫁に文句を言われるはずなので、
断れなくなると予測したのだ。最近はこのパターンが周囲の人にとって
説得の常套手段になっているのは気付かれていないようだ。
結果は以下のようになる。
「うぐっ、良いだろう。ここで引き受ける・・・」
「ありがとうございます!」
「ワンッ!」
「ぎゃああ!!」
乗水エリア 駐屯地
場面を一瞬で切り替えてからというもの、カゴシマ兵と追合流。
一通り事情を聞いてアブダクトされた技術者達の跡をたどろうと
施設の物品の臭いをオルンにかがせた。
「クンクン」
「反応あり?」
「クイッ」
「ん、何かしら感じたようだ」
こっちゃ来いと、何かを感知して西に向かって歩き始めた。
人がどこかしら移動するという事は匂いもしばらくの間残るという。
数日間、雨も降ってなく歩きで九州から出られるはずがない。
考えられるとすればビークルで、偵察兵の目をくぐって乗って
出て行った可能性があるのは信じられないが、
事前報告では全く外出した形跡すら見当たらなかったという。
一応の反応通りに南西部にある海の方へ歩いていく。
2時間後 礒海岸
一同は海沿いの手前で止まった。
海といっても内側の内海、ここの中央には柘榴島とよばれる島がある。
「柘榴島のどこかに隠されているのか!?」
「・・・のようです。オルンは陸地をほとんど向いていません」
柘榴島とはカゴシマの中にある所で同盟CNの中継地点として
利用している島である。普段は囲われた島で敵性CNも来ない。
防衛機能もなく、船や資材置き場しか使用されてないから
行方不明にしては位置的にありえないと思う。
もしかして、そこを経由する様に侵入されてアブダクトしたのか。
シゲ隊長も使用予定にはないと言った。
「変だな、今日は誰も使ってないはず。
ラボリ予定は入ってるか?」
「ここ1週間で来たのはサガ、ナガサキ、フクオカの連中だけだったよな。
敵影反応はなかったぞ?」
現地担当の者ですら覚えがないと言う。
しかし、オルンの鼻先は変わらずに進行方向へ向いていた。
「とりあえず、調べてみましょうか」
一同は陸路は危険とボートビークルに乗り込み、柘榴島へ上陸する。
辺りはとても静かで、さざ波が聴こえるだけだ。
シゲ隊長の言う通り誰も利用していないが、物色された後がある。
続行すると、オルンが唸り声をだす。
「グルルルル」
「「反応ありました!」」
「「構えてろ!」」
位置はコンテナの方からだった。
やはり、何者かが侵入しに潜伏しているのか。
一度オルンを後ろに下がらせて静かに注視すると、
1人の男が叫び声をあげた。
「おわっ、こっち来んなあああああ!」
ズドン
「コンタクト!」
いきなり、内部から銃弾が飛び始めてきた。
誰にも当たっていないが、危険性が一気に上がり警戒態勢。
カゴシマ兵の隊長が即座に指示をだす。
「散開して迂回しろ!」
「了解!」
「ショック!」
カチャッ
自分もオルンに指示をだした。
胴部横から装着させていたスタンナイフをくわえて取り出し、
敵に気づかれないよう迂回しながら走っていく。
口先を放電しながら飛びかかる。
ビリビリビリ
「ブロオオグオガゴオモホホブェ!?」
1人鎮圧、犬兵には仕込み装備がいくつかある。
スタンナイフもその1つで、バッテリー仕込みの電圧を触れさせる武器。
殺傷力はないが敵を気絶させる程の電力をもつ。
しかも、犬だけに小型の物体として地面をはい回るので、
相手の目線を下に向けさせやすい。
「続きます!」
「シゲさん、援護を頼みます!」
「障害物に気を付けて散開、包囲しろ!」
基本、犬兵団は重機が渡り歩く大規模戦闘には向いていないが、
小回りの効く小規模戦闘なら有利である。
タンクやライオットギア戦では歯が立たないものの、
当たり判定の小さい犬兵なら素早く障害物をくぐり抜けて行動できるのだ。
状況は相手2人のみ、難なく捕縛して事を終えた。
「クリア、敵影なし!」
「どこから来たんだ?」
「ふもとに洞窟があるぞ、あそこじゃね?」
「そこに彼らが・・・」
カゴシマ兵は他に隠れそうな場所があると示す。
自分とメンバー達が潜伏すると思われる洞穴に突入する。
そこにさらわれた技術者達がいるかもしれない。
狭い範囲で奇襲を受けないよう、ゆっくりと足を進めていった。
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