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1章 トウキョウ編
第10話 奈落の檻
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時は来た、いよいよ今日がアメリアチームに移籍する日だ。
両手で自分の頬をひっぱたく、そして撫でる。
待ちに待ったアメリアチーム移籍の日だ。
「準備OK、ラボに向かうかPD!」
「了解しました」
通達が来るのは今日だが、正式公表はまだしていない。
口で言いふらすのはもう大丈夫だろうか。
念のためにPDに聞いてみた。
「お目付けさん、今日から向こうのチームに行くけど、
大っぴらに他のメンバーに話しても良いでしょ?」
「「ピピピピピ・・・許可が下りました、話しても大丈夫です」」
「オッケエエエエエ、さっそくみんなの元へ行くか!」
軍備計画局 トーマス部署
皆集まっている、ここに来るついでに購買部へ寄っていき、
人事異動祝いとして炭酸ジュースをめいいっぱい買ってきた。
自分で買ってくるのもなんだけど、逆御祝儀という事で
下に残り続ける皆への頑張りたまえ的な物をあげたい。
「こんちはーっ、みんな。これ飲んでー!」
「どうしたんだ急に?」
「こんなにたくさん飲んで良いの?」
「そりゃ、そうだよ。ボクに付き添ってくれたささやかな品物。
今までのお礼さ!」
「今まで・・・って、あんたどこか行くの?」
メンバー達は不思議そうに聞き返す。
もしかして移籍の件を忘れているのか、さらに説明する。
「だから行くんだってば、今日からNo3部署へ引っ越し。
ボクは上層部に移籍するの」
「・・・・・・え!?」
「?」
皆は啞然とする、まるで今知ったかという様な顔ぶりだ。
ボクは小声であの暗号の件を話して問い直す。
「え・・・って、みんなに安全理事局の所に移動するって
メールで話したじゃないか!? 主任は話してなかったんですか?」
「今日から移籍するまで情報禁止だったからね。
手紙でもそれは書かなかったよ」
「いや、あれはてっきり部屋の見学かと思っただけだ。
移籍するなんて知らないよ」
「ええっ、それは向こうのチームに行くって話だよ!
とにかくボクは上に行くの!」
「いつのメール?
ここ数日で、そんな話書いてないわよ」
「な、なんで!?」
彼らはメール内容も知らないと言う。
あの文学的記述すら覚えがないとタブレットを見せて
履歴に載っていなかったのが分かった。
ボクは今まで誰とやりとりをしていたのか?
ならば、メンバー達に訂正して説明しなおさなければならない。
「じゃあ改めて言うけど、ボクはここを離れて
今日からアメリアチームに――」
ウィーン
その時であった。
ドアが開き、数人がイノシシの如く押しかけて入ってきた。
ベルティナ率いる安全理事局だ。
「ヒデキはいるか!?」
「ここにいますけど・・・」
「貴様をスパイの容疑で連行する!」
「!!!???」
彼女に逮捕を言い渡された。
意味不明、移籍が連行なんて何をどうしたら変わるのか。
彼女に向かって大声で問いだす。
「なんでボクが捕まるの!?
今日からアメリアチームに移籍するはずでしょ!」
「貴様、部屋に妙な暗号を書いて伝達目的で情報を流出していたな!?」
「あ・・・・・・」
自室の暗号がとうとうバレてしまった。
しかし、壁の絵はすでに消しておいたはず。
バレていたならあの時に発覚していたはずなのに、どうして今さら。
「あ、あれはただ・・・絵を描きたかっただけで。
たまたま形的にそう観える・・・だけじゃ」
「ほう、ならばこのメールは何だ!?」
「!?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヒデキング:という訳で、ボクは上層の部署へ行く事になった
これも栄えある個人的のため
大いなるライオットギアの創造をしなくては
ならなくなった
ダメだね、大きすぎるからエンジン部が
フレーム内に収まらなくなるよ
アメリア副司令官も中々ブサイクすぎる
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「・・・・・・・・・・・・・・・・・なに、コレ?」
ベルティナはボクにタブレットの画面を刮目させる。
メンバー達とメールのやりとりしていた一文だ。
しかし、記述は明らかにツギハギな単語で書かれている。
かつて意気揚々と書いた内容を改竄されていた。
「「ボクは・・・こんなの書いた覚えなんて」」
「これは重大なる反逆罪だ。
よりにもよって副司令の情報を流すとは・・・覚悟しておくんだな!」
「こんな、こんなのって・・・うぐっ!?」
バイイィィン
同行してきたPDにバインドされる。
金色の輪に縛られ、両腕が動けなくなった。
「・・・・・・」
メンバー達は黙ってこの状況を観ているだけだ。
上の命令は絶対、明日は我が身に止められる者などいない。
ボクはベルティナPD達に引きずられて連行される。
「やめて、やめてえええええぇぇぇぇ!」
10分後 上層階直通エレベーター内
いつものエレベーターに乗せられていた。
だが、今度は上でなく下に向かっている。
延々と続く長い長い底に降りていくのは分かっているが、
行き先は知るだけでも2通り。
まさかまさかと、ボクは震えながら彼女に聞く。
「「ボクをどこに連れて行くんですか?」」
「前に話しただろう? そこだ」
「まさか・・・あそこに!?」
最下層、ラボリ放棄者が連れて行かれるという牢獄の世界。
ベルティナはボクに地下世界概要を見せる。
「「な・・・」」
そこは地上と全然違う檻の集まりだった。
縦横たった3~4mの直方体の鉄格子が密集する場所は
物置以下の生活感もへったくれもなさそうなエリア。
ヒストペディアで載っていた動物を飼っている様な状態で、
そこへ連れていかれるのである。
「「どうして・・・トウキョウに・・・こんな穴みたいなとこが?」」
「統制論理機関からだ、上層部への反逆行為には
それ相応の罰が与えられる。観念するんだな」
統制論理機関、全部門を管轄するトウキョウCNの頂点。
ほんの些細な文字書きだけで、天地をひっくり返される様な
展開を迎えるなんて不可解すぎだ。
反逆行為は安全理事局を突き抜けて中心部にまでとどくなんて
まったく理解できない。
こんなところでNoの恐ろしさを味わうハメになってしまう。
エレベーターがゆっくりと停止する。
とうとう最下層にたどり着いてしまった。
薄暗く光もままならない程に暗い。
間違いなくここは一切の自由が無い世界。
ベルティナPDに掴まれて歩かされる。
「ボクはなにも悪いことはしてない!
反逆する気なんてサラサラないいいいい!!」
「収監しろ」
ガシャン
「ううっ、ひぐっ」
檻に入れられた、中にはトイレとベッド以外何もない。
常に付き添っていたPDは彼女達と共に立ち去っていく。
辺りには同じ様に閉じ込められている収監者がいる。
奇声を上げる者、突っ立って動かない者。人生を諦めた者ばかり。
震えが止まらない、涙と鼻水も止まらない。
まさに絶望、人生の転換がこんな結果になろうとは
先日昨日まで予測すらしていなかった。こんな終わり方は嫌だ、
ボクは精一杯の叫び声をあげる。
「出して・・・出してよおおおおおおおおおぉぉぉ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
観られる、それは人の弱点の1つでもあります。
人口の多さに比例しつつ、視界の弱点は増えていき
行い次第で没落のきっかけも増えていくものです。
密告は観えない凶器と言っても良いでしょう。
これでトウキョウ編は終わりです。次編へ続きます!
両手で自分の頬をひっぱたく、そして撫でる。
待ちに待ったアメリアチーム移籍の日だ。
「準備OK、ラボに向かうかPD!」
「了解しました」
通達が来るのは今日だが、正式公表はまだしていない。
口で言いふらすのはもう大丈夫だろうか。
念のためにPDに聞いてみた。
「お目付けさん、今日から向こうのチームに行くけど、
大っぴらに他のメンバーに話しても良いでしょ?」
「「ピピピピピ・・・許可が下りました、話しても大丈夫です」」
「オッケエエエエエ、さっそくみんなの元へ行くか!」
軍備計画局 トーマス部署
皆集まっている、ここに来るついでに購買部へ寄っていき、
人事異動祝いとして炭酸ジュースをめいいっぱい買ってきた。
自分で買ってくるのもなんだけど、逆御祝儀という事で
下に残り続ける皆への頑張りたまえ的な物をあげたい。
「こんちはーっ、みんな。これ飲んでー!」
「どうしたんだ急に?」
「こんなにたくさん飲んで良いの?」
「そりゃ、そうだよ。ボクに付き添ってくれたささやかな品物。
今までのお礼さ!」
「今まで・・・って、あんたどこか行くの?」
メンバー達は不思議そうに聞き返す。
もしかして移籍の件を忘れているのか、さらに説明する。
「だから行くんだってば、今日からNo3部署へ引っ越し。
ボクは上層部に移籍するの」
「・・・・・・え!?」
「?」
皆は啞然とする、まるで今知ったかという様な顔ぶりだ。
ボクは小声であの暗号の件を話して問い直す。
「え・・・って、みんなに安全理事局の所に移動するって
メールで話したじゃないか!? 主任は話してなかったんですか?」
「今日から移籍するまで情報禁止だったからね。
手紙でもそれは書かなかったよ」
「いや、あれはてっきり部屋の見学かと思っただけだ。
移籍するなんて知らないよ」
「ええっ、それは向こうのチームに行くって話だよ!
とにかくボクは上に行くの!」
「いつのメール?
ここ数日で、そんな話書いてないわよ」
「な、なんで!?」
彼らはメール内容も知らないと言う。
あの文学的記述すら覚えがないとタブレットを見せて
履歴に載っていなかったのが分かった。
ボクは今まで誰とやりとりをしていたのか?
ならば、メンバー達に訂正して説明しなおさなければならない。
「じゃあ改めて言うけど、ボクはここを離れて
今日からアメリアチームに――」
ウィーン
その時であった。
ドアが開き、数人がイノシシの如く押しかけて入ってきた。
ベルティナ率いる安全理事局だ。
「ヒデキはいるか!?」
「ここにいますけど・・・」
「貴様をスパイの容疑で連行する!」
「!!!???」
彼女に逮捕を言い渡された。
意味不明、移籍が連行なんて何をどうしたら変わるのか。
彼女に向かって大声で問いだす。
「なんでボクが捕まるの!?
今日からアメリアチームに移籍するはずでしょ!」
「貴様、部屋に妙な暗号を書いて伝達目的で情報を流出していたな!?」
「あ・・・・・・」
自室の暗号がとうとうバレてしまった。
しかし、壁の絵はすでに消しておいたはず。
バレていたならあの時に発覚していたはずなのに、どうして今さら。
「あ、あれはただ・・・絵を描きたかっただけで。
たまたま形的にそう観える・・・だけじゃ」
「ほう、ならばこのメールは何だ!?」
「!?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヒデキング:という訳で、ボクは上層の部署へ行く事になった
これも栄えある個人的のため
大いなるライオットギアの創造をしなくては
ならなくなった
ダメだね、大きすぎるからエンジン部が
フレーム内に収まらなくなるよ
アメリア副司令官も中々ブサイクすぎる
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「・・・・・・・・・・・・・・・・・なに、コレ?」
ベルティナはボクにタブレットの画面を刮目させる。
メンバー達とメールのやりとりしていた一文だ。
しかし、記述は明らかにツギハギな単語で書かれている。
かつて意気揚々と書いた内容を改竄されていた。
「「ボクは・・・こんなの書いた覚えなんて」」
「これは重大なる反逆罪だ。
よりにもよって副司令の情報を流すとは・・・覚悟しておくんだな!」
「こんな、こんなのって・・・うぐっ!?」
バイイィィン
同行してきたPDにバインドされる。
金色の輪に縛られ、両腕が動けなくなった。
「・・・・・・」
メンバー達は黙ってこの状況を観ているだけだ。
上の命令は絶対、明日は我が身に止められる者などいない。
ボクはベルティナPD達に引きずられて連行される。
「やめて、やめてえええええぇぇぇぇ!」
10分後 上層階直通エレベーター内
いつものエレベーターに乗せられていた。
だが、今度は上でなく下に向かっている。
延々と続く長い長い底に降りていくのは分かっているが、
行き先は知るだけでも2通り。
まさかまさかと、ボクは震えながら彼女に聞く。
「「ボクをどこに連れて行くんですか?」」
「前に話しただろう? そこだ」
「まさか・・・あそこに!?」
最下層、ラボリ放棄者が連れて行かれるという牢獄の世界。
ベルティナはボクに地下世界概要を見せる。
「「な・・・」」
そこは地上と全然違う檻の集まりだった。
縦横たった3~4mの直方体の鉄格子が密集する場所は
物置以下の生活感もへったくれもなさそうなエリア。
ヒストペディアで載っていた動物を飼っている様な状態で、
そこへ連れていかれるのである。
「「どうして・・・トウキョウに・・・こんな穴みたいなとこが?」」
「統制論理機関からだ、上層部への反逆行為には
それ相応の罰が与えられる。観念するんだな」
統制論理機関、全部門を管轄するトウキョウCNの頂点。
ほんの些細な文字書きだけで、天地をひっくり返される様な
展開を迎えるなんて不可解すぎだ。
反逆行為は安全理事局を突き抜けて中心部にまでとどくなんて
まったく理解できない。
こんなところでNoの恐ろしさを味わうハメになってしまう。
エレベーターがゆっくりと停止する。
とうとう最下層にたどり着いてしまった。
薄暗く光もままならない程に暗い。
間違いなくここは一切の自由が無い世界。
ベルティナPDに掴まれて歩かされる。
「ボクはなにも悪いことはしてない!
反逆する気なんてサラサラないいいいい!!」
「収監しろ」
ガシャン
「ううっ、ひぐっ」
檻に入れられた、中にはトイレとベッド以外何もない。
常に付き添っていたPDは彼女達と共に立ち去っていく。
辺りには同じ様に閉じ込められている収監者がいる。
奇声を上げる者、突っ立って動かない者。人生を諦めた者ばかり。
震えが止まらない、涙と鼻水も止まらない。
まさに絶望、人生の転換がこんな結果になろうとは
先日昨日まで予測すらしていなかった。こんな終わり方は嫌だ、
ボクは精一杯の叫び声をあげる。
「出して・・・出してよおおおおおおおおおぉぉぉ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
観られる、それは人の弱点の1つでもあります。
人口の多さに比例しつつ、視界の弱点は増えていき
行い次第で没落のきっかけも増えていくものです。
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