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3章 東西都市国家大戦編
パラドックスマン2
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トウキョウ技術者の言う事は確かに最強CNと謳われるような
裏を捉えた最高峰CNの言葉に突き刺さった。
今回の製造目的は出来る限りの機械停止を想定したもの。
自ら進んで人壊ししろなんて言えるはずがない。
そういえば、向こうは何故こっちを支配しようとしないのか気になっていた。
「よく分かんねえけど、トウキョウはそんな強さをもってんのに
こっちの地方を全部壊そうと思ってないんだな?」
「先に言ったように、過去の大交戦で一度大きなロストを生んだからね。
そして、CNの長もあえて敵性を残し続けている。
国という維持を武力だけでやっていける程、シンプルじゃないと」
メンバーの皆からも一度A.D50年の話は聞いていた。
昔はもっと人口が多く、今より倍にいたらしい。
俺やアキラのいたフクシマも技術で関東を抑えてきた。
もちろん、そこだけで向こうを防いでこれたわけじゃなく、
東北一帯の構えがあったからこそどうにかやってくれたはず。
攻撃、威力をかませばそれなりの反撃が返ってくる。
そんな事くらい俺でも分かる、つまり波の力で人を分からせろと
種火が再発しないように命を奪う以外の手を使えというわけだ。
(機械系には有効か・・・俺のポジションは)
自らの役目が少しだけ見えてきた気がするロックの内情に
新たな立ち位置を考えさせられた。隊長として役に立つ意志と
部下への対応、共に見直されるきっかけになったのだろう。
言葉と目の前の現実で只事じゃないのはすぐ分かる。
無償でもらった物は余りある責任も一緒に背負わされて、
まるめ込まれたように武器との扱いを教え込まされる。
そういったやりとりで男との話は終わった。
アオモリCN拠点 研究室
一方、トモキは故郷のアオモリCNへと戻っていた。
同僚とR-BOXの改良に勤しみ、独自の技術に精を出している。
「はふふ、はふーっ。ロックオン感知レベルをさらに上げたさああああ!」
「そうだな、追尾性能ももっと向上を図るべし!
我がアオモリに栄光の知をおおおおおおお!!」
同盟で輸入してきた豊富な資源を使ってまた研究に費やす、
あくまでも本業がこれで外よりも中にいる時間を多く使う。
辺りに部品が散らばるまで、兵器改良に夢中になる。
狭い室内に数人で金属塊を加工するのはこだわりの性。
地元産業から成る回路作成は発言の通り縮む電位より積み重ねられ、
兵器改良の施しはしばらく終わる事はなかった。
裏を捉えた最高峰CNの言葉に突き刺さった。
今回の製造目的は出来る限りの機械停止を想定したもの。
自ら進んで人壊ししろなんて言えるはずがない。
そういえば、向こうは何故こっちを支配しようとしないのか気になっていた。
「よく分かんねえけど、トウキョウはそんな強さをもってんのに
こっちの地方を全部壊そうと思ってないんだな?」
「先に言ったように、過去の大交戦で一度大きなロストを生んだからね。
そして、CNの長もあえて敵性を残し続けている。
国という維持を武力だけでやっていける程、シンプルじゃないと」
メンバーの皆からも一度A.D50年の話は聞いていた。
昔はもっと人口が多く、今より倍にいたらしい。
俺やアキラのいたフクシマも技術で関東を抑えてきた。
もちろん、そこだけで向こうを防いでこれたわけじゃなく、
東北一帯の構えがあったからこそどうにかやってくれたはず。
攻撃、威力をかませばそれなりの反撃が返ってくる。
そんな事くらい俺でも分かる、つまり波の力で人を分からせろと
種火が再発しないように命を奪う以外の手を使えというわけだ。
(機械系には有効か・・・俺のポジションは)
自らの役目が少しだけ見えてきた気がするロックの内情に
新たな立ち位置を考えさせられた。隊長として役に立つ意志と
部下への対応、共に見直されるきっかけになったのだろう。
言葉と目の前の現実で只事じゃないのはすぐ分かる。
無償でもらった物は余りある責任も一緒に背負わされて、
まるめ込まれたように武器との扱いを教え込まされる。
そういったやりとりで男との話は終わった。
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一方、トモキは故郷のアオモリCNへと戻っていた。
同僚とR-BOXの改良に勤しみ、独自の技術に精を出している。
「はふふ、はふーっ。ロックオン感知レベルをさらに上げたさああああ!」
「そうだな、追尾性能ももっと向上を図るべし!
我がアオモリに栄光の知をおおおおおおお!!」
同盟で輸入してきた豊富な資源を使ってまた研究に費やす、
あくまでも本業がこれで外よりも中にいる時間を多く使う。
辺りに部品が散らばるまで、兵器改良に夢中になる。
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地元産業から成る回路作成は発言の通り縮む電位より積み重ねられ、
兵器改良の施しはしばらく終わる事はなかった。
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