59 / 69
第58話 忘れられても、忘れられない
しおりを挟む
――コンコンッ
「なんじゃー」
「僕だけど、入っていいかな」
「当たり前じゃ、好きにすると良い」
部屋に入るといつもの甘い匂いに妖艶な雰囲気、コヨミはお茶を啜りながらいつもと変わらない様子で座っていた。
「あのさ……」
僕が口を開くと全て分かっていたとでも言わんばかりにコヨミが口を挟む。
「妾は今のままで構わんと言ったはずじゃ、特に外の世界でやりたい事も無いしの」
「でもそれじゃ……」
「それじゃ、なんじゃ?お前は自分の人生を生きて欲しいとでも言うのか?それならこれが妾の人生……いや、狐生?かの。なんの不満も無い良い狐生じゃ」
分かってはいた。コヨミは今の生活を変えたいわけではない。僕が勝手に納得がいかないだけだ。
「なんて顔をしておる。お主、別に今の妾に特別な感情は無いじゃろ?一時の感情に流されているにすぎん。お主はお主の役割を果たせば良かろう」
僕の役割。管理人としてミレーユとアリエルを送り出す……それももう終わりに近づいている。
――しかし納得がいかない理由は……。
「じゃあなんで昔話をしたの?あんな話を聞かされて気にならない方がどうかしてる」
思わず声が強くなる。それでもコヨミは静かに笑って、湯呑みを口元へ運んだ。
「お主に残しておきたかっただけじゃ。妾が何を想ってここに居るのか、それだけは伝えておきたかったのじゃよ」
「残すって……まるで最後みたいに言うなよ」
「最後ではない。ただ、区切りじゃ」
柔らかな声。それが余計に胸を締めつけた。
彼女は笑っているのに、そこには寂しさが滲んでいる。
「アルキよ、妾がお主に寄せる思いは、恋や愛などという安い言葉では括れぬ。その顔、その喋り方……お主を見ているだけで温かい気持ちになれる……それだけで妾は十分じゃよ」
「でも僕は君がこの庭に縛られているのが嫌なんだ」
「妾は縛られておらぬ。自らここを選んだのじゃ」
そう言って微笑むコヨミの姿が、余計に遠く見えた。
その微笑みは、世界の終わりを見届けてきた者のように穏やかで、そしてどこまでも悲しい。
「……コヨミ。庭の管理の力、僕に譲ることはできないの?」
一瞬、空気が変わった。
香の匂いが薄れ、静寂が訪れる。
「できぬことはない。だが、してはならぬことじゃ」
「なんで?」
「どうなるか分からんからじゃ、お主は管理人としてこの世界に来ておる。もし譲渡した後にお主が転生させられてしまったらこの庭は維持できん。つまりお主はもうこの世界に戻って来られないという事になる」
「それでも、君が自由になるなら——」
「馬鹿者!」
初めてコヨミが声を荒げた。
九尾の尾がざわりと広がり、部屋の空気が震える。
「意味が無いのじゃ、お主が居なくなってしまったら何の意味もないのじゃ……」
その言葉に、僕は息を呑んだ。
コヨミが、震えていた。
「……コヨミ」
「妾はお主の記憶の外に居ても構わぬ。お主が笑ってくれればそれでいい。それが妾の願いじゃ。愛よりも深く、執着よりも静かな想いじゃ」
その声が、かすかに震えていた。
涙ではなく、風のように。
それでも確かに、胸に沁みた。
僕は何も言えなかった。ただ、そっと手を伸ばして、彼女の尾に触れた。
その柔らかさと温もりが、言葉よりも多くのことを伝えてくれる気がした。
彼女がどれほど、この場所を想っているか。
けれど、どうすることもできない。
――でも何か……僕の思い違いなら別に良いのだけど……。
「コヨミ、なにか無理してない?」
ふと言葉が口をついて出た、これまでの話で見せたコヨミの表情には悲しみや寂しさがあった。確かに当たり前の事だとは思うけど……。
「む、無理などしとらんわい!」
意表を突かれたのか明らかな動揺、コヨミは平静を装いお茶を一口啜った。
「何をバカな事を、妾が無理じゃと?多少の寂しさはあるが概ね満足じゃと伝えたはずじゃ」
「多少って……本当は、すごく寂しいんじゃないの?」
コヨミの手がぴたりと止まった。
湯呑みの中で波紋が静かに揺れ、部屋の中の空気が少し冷たくなる。
「……妾はな、アルキ。何度もこうして“卒業”を見送ってきたんじゃ」
「……」
「皆そうじゃ。妾と少し仲良くなっては、外へ出ていく。妾はここに残る。それが当然であり、役目じゃと信じておった」
コヨミはゆっくりと視線を落とす。
その尾が静かに床を撫で、弱々しい音を立てた。
「でもな……どれだけ覚悟しても、慣れることなどない。毎回、心が削がれるようなんじゃ」
「……」
「お主が来た時も、最初はまた同じ繰り返しと思っておった。なのに……妾はまた、期待してしもうた」
コヨミは唇を噛みしめる。
狐の瞳が、にじむように揺らいでいた。
「転生を重ねて……お主は妾の事を覚えておらん。分かっておる。前世の男と今のお主は違う人間じゃ。けれど妾は……同じように笑うその顔を見るたび、心が勝手に疼くんじゃよ」
その声は、今にも崩れそうだった。
「……それでも、妾は怖い。役目がなくなったら、妾はどうすればいい?この庭は妾の全てなんじゃ……」
その瞬間、僕の胸が熱くなった。
ようやく――本心が聞けた。
「……コヨミ。だったら、この庭を外に作ればいい」
彼女が顔を上げる。
狐の瞳が大きく見開かれた。
「外に……?」
「そう。この場所と同じような施設を、外の世界にも作ればいい。弱者が安心して暮らせる庭を。コヨミが守ってきたものを、僕らで広げていけばいいんだ」
「……できると思うのか?」
「できるさ。僕らがそのきっかけを作るんだ」
コヨミはしばらく黙り込んだ。
湯呑みの中の茶が冷めていく音が、やけに静かに響く。
「……妾が外に出たら、この庭は消える」
「分かってる」
「お主も転生させられる。戻って来られぬのじゃぞ?」
「それでも構わない」
はっきりと言葉にした。
コヨミの瞳が大きく揺れた。
「……どうして、そんな顔で言えるのじゃ」
「僕はもう、君が知っている“お主”じゃないから」
一瞬、時が止まったようだった。
コヨミの肩が、かすかに震える。
「……分かっておった。気づいておった……けれど……」
言葉が詰まった。
次の瞬間、コヨミの瞳が潤み、次の瞬間、堰を切ったように涙が零れ落ちた。
「嫌じゃ……!そんな風に言うな……!その顔で……そんな風に……!妾の知っておるお主が……おらんのは、分かっておるのに……!」
「……」
「妾は、忘れられることに慣れておらんのじゃ……忘れられるたびに、心が削がれていく……!」
その姿に、胸が締めつけられた。
そっと近づき、コヨミの肩に手を置く。
小さな身体が震えていた。
「でもね、コヨミ。僕は……今の君をいっぱい知ってるよ」
「……な、にを……」
「面倒見が良くて、細かい事に気が付いてくれて、さりげなく元気のない子を励まして。尻尾で撫でる時、優しく力を抜く癖がある。……僕は、そういう君を知ってる」
コヨミが小さく息を呑む。
「たとえ前の僕を知らなくても、今の君をちゃんと見てる。だから……君が外に出ても、僕の中からは消えないよ」
静かに、コヨミは頷いた。彼女は震えた声で口を開く。
「……アルキ。妾はどうすれば良い?」
「今まで通りでいいよ」
「え?」
「ミレーユとアリエルが卒業するまでは、いつもみたいに過ごそう。朝ごはんを食べて、笑って。最後の日が来るその時まで、みんなで一緒に過ごそう。色々考えながらね」
コヨミの尾が、かすかに揺れた。
その揺れは、涙を隠すようにゆっくりと沈んでいった。
「……妾は、そういうお主が一番困る」
「え?」
「妾の心を、また温めてしまう……離れづらくなるじゃろうが……」
笑いながら言ったその声は、まだ震えていた。
「なんじゃー」
「僕だけど、入っていいかな」
「当たり前じゃ、好きにすると良い」
部屋に入るといつもの甘い匂いに妖艶な雰囲気、コヨミはお茶を啜りながらいつもと変わらない様子で座っていた。
「あのさ……」
僕が口を開くと全て分かっていたとでも言わんばかりにコヨミが口を挟む。
「妾は今のままで構わんと言ったはずじゃ、特に外の世界でやりたい事も無いしの」
「でもそれじゃ……」
「それじゃ、なんじゃ?お前は自分の人生を生きて欲しいとでも言うのか?それならこれが妾の人生……いや、狐生?かの。なんの不満も無い良い狐生じゃ」
分かってはいた。コヨミは今の生活を変えたいわけではない。僕が勝手に納得がいかないだけだ。
「なんて顔をしておる。お主、別に今の妾に特別な感情は無いじゃろ?一時の感情に流されているにすぎん。お主はお主の役割を果たせば良かろう」
僕の役割。管理人としてミレーユとアリエルを送り出す……それももう終わりに近づいている。
――しかし納得がいかない理由は……。
「じゃあなんで昔話をしたの?あんな話を聞かされて気にならない方がどうかしてる」
思わず声が強くなる。それでもコヨミは静かに笑って、湯呑みを口元へ運んだ。
「お主に残しておきたかっただけじゃ。妾が何を想ってここに居るのか、それだけは伝えておきたかったのじゃよ」
「残すって……まるで最後みたいに言うなよ」
「最後ではない。ただ、区切りじゃ」
柔らかな声。それが余計に胸を締めつけた。
彼女は笑っているのに、そこには寂しさが滲んでいる。
「アルキよ、妾がお主に寄せる思いは、恋や愛などという安い言葉では括れぬ。その顔、その喋り方……お主を見ているだけで温かい気持ちになれる……それだけで妾は十分じゃよ」
「でも僕は君がこの庭に縛られているのが嫌なんだ」
「妾は縛られておらぬ。自らここを選んだのじゃ」
そう言って微笑むコヨミの姿が、余計に遠く見えた。
その微笑みは、世界の終わりを見届けてきた者のように穏やかで、そしてどこまでも悲しい。
「……コヨミ。庭の管理の力、僕に譲ることはできないの?」
一瞬、空気が変わった。
香の匂いが薄れ、静寂が訪れる。
「できぬことはない。だが、してはならぬことじゃ」
「なんで?」
「どうなるか分からんからじゃ、お主は管理人としてこの世界に来ておる。もし譲渡した後にお主が転生させられてしまったらこの庭は維持できん。つまりお主はもうこの世界に戻って来られないという事になる」
「それでも、君が自由になるなら——」
「馬鹿者!」
初めてコヨミが声を荒げた。
九尾の尾がざわりと広がり、部屋の空気が震える。
「意味が無いのじゃ、お主が居なくなってしまったら何の意味もないのじゃ……」
その言葉に、僕は息を呑んだ。
コヨミが、震えていた。
「……コヨミ」
「妾はお主の記憶の外に居ても構わぬ。お主が笑ってくれればそれでいい。それが妾の願いじゃ。愛よりも深く、執着よりも静かな想いじゃ」
その声が、かすかに震えていた。
涙ではなく、風のように。
それでも確かに、胸に沁みた。
僕は何も言えなかった。ただ、そっと手を伸ばして、彼女の尾に触れた。
その柔らかさと温もりが、言葉よりも多くのことを伝えてくれる気がした。
彼女がどれほど、この場所を想っているか。
けれど、どうすることもできない。
――でも何か……僕の思い違いなら別に良いのだけど……。
「コヨミ、なにか無理してない?」
ふと言葉が口をついて出た、これまでの話で見せたコヨミの表情には悲しみや寂しさがあった。確かに当たり前の事だとは思うけど……。
「む、無理などしとらんわい!」
意表を突かれたのか明らかな動揺、コヨミは平静を装いお茶を一口啜った。
「何をバカな事を、妾が無理じゃと?多少の寂しさはあるが概ね満足じゃと伝えたはずじゃ」
「多少って……本当は、すごく寂しいんじゃないの?」
コヨミの手がぴたりと止まった。
湯呑みの中で波紋が静かに揺れ、部屋の中の空気が少し冷たくなる。
「……妾はな、アルキ。何度もこうして“卒業”を見送ってきたんじゃ」
「……」
「皆そうじゃ。妾と少し仲良くなっては、外へ出ていく。妾はここに残る。それが当然であり、役目じゃと信じておった」
コヨミはゆっくりと視線を落とす。
その尾が静かに床を撫で、弱々しい音を立てた。
「でもな……どれだけ覚悟しても、慣れることなどない。毎回、心が削がれるようなんじゃ」
「……」
「お主が来た時も、最初はまた同じ繰り返しと思っておった。なのに……妾はまた、期待してしもうた」
コヨミは唇を噛みしめる。
狐の瞳が、にじむように揺らいでいた。
「転生を重ねて……お主は妾の事を覚えておらん。分かっておる。前世の男と今のお主は違う人間じゃ。けれど妾は……同じように笑うその顔を見るたび、心が勝手に疼くんじゃよ」
その声は、今にも崩れそうだった。
「……それでも、妾は怖い。役目がなくなったら、妾はどうすればいい?この庭は妾の全てなんじゃ……」
その瞬間、僕の胸が熱くなった。
ようやく――本心が聞けた。
「……コヨミ。だったら、この庭を外に作ればいい」
彼女が顔を上げる。
狐の瞳が大きく見開かれた。
「外に……?」
「そう。この場所と同じような施設を、外の世界にも作ればいい。弱者が安心して暮らせる庭を。コヨミが守ってきたものを、僕らで広げていけばいいんだ」
「……できると思うのか?」
「できるさ。僕らがそのきっかけを作るんだ」
コヨミはしばらく黙り込んだ。
湯呑みの中の茶が冷めていく音が、やけに静かに響く。
「……妾が外に出たら、この庭は消える」
「分かってる」
「お主も転生させられる。戻って来られぬのじゃぞ?」
「それでも構わない」
はっきりと言葉にした。
コヨミの瞳が大きく揺れた。
「……どうして、そんな顔で言えるのじゃ」
「僕はもう、君が知っている“お主”じゃないから」
一瞬、時が止まったようだった。
コヨミの肩が、かすかに震える。
「……分かっておった。気づいておった……けれど……」
言葉が詰まった。
次の瞬間、コヨミの瞳が潤み、次の瞬間、堰を切ったように涙が零れ落ちた。
「嫌じゃ……!そんな風に言うな……!その顔で……そんな風に……!妾の知っておるお主が……おらんのは、分かっておるのに……!」
「……」
「妾は、忘れられることに慣れておらんのじゃ……忘れられるたびに、心が削がれていく……!」
その姿に、胸が締めつけられた。
そっと近づき、コヨミの肩に手を置く。
小さな身体が震えていた。
「でもね、コヨミ。僕は……今の君をいっぱい知ってるよ」
「……な、にを……」
「面倒見が良くて、細かい事に気が付いてくれて、さりげなく元気のない子を励まして。尻尾で撫でる時、優しく力を抜く癖がある。……僕は、そういう君を知ってる」
コヨミが小さく息を呑む。
「たとえ前の僕を知らなくても、今の君をちゃんと見てる。だから……君が外に出ても、僕の中からは消えないよ」
静かに、コヨミは頷いた。彼女は震えた声で口を開く。
「……アルキ。妾はどうすれば良い?」
「今まで通りでいいよ」
「え?」
「ミレーユとアリエルが卒業するまでは、いつもみたいに過ごそう。朝ごはんを食べて、笑って。最後の日が来るその時まで、みんなで一緒に過ごそう。色々考えながらね」
コヨミの尾が、かすかに揺れた。
その揺れは、涙を隠すようにゆっくりと沈んでいった。
「……妾は、そういうお主が一番困る」
「え?」
「妾の心を、また温めてしまう……離れづらくなるじゃろうが……」
笑いながら言ったその声は、まだ震えていた。
11
あなたにおすすめの小説
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
見習い動物看護師最強ビーストテイマーになる
盛平
ファンタジー
新米動物看護師の飯野あかりは、車にひかれそうになった猫を助けて死んでしまう。異世界に転生したあかりは、動物とお話ができる力を授かった。動物とお話ができる力で霊獣やドラゴンを助けてお友達になり、冒険の旅に出た。ハンサムだけど弱虫な勇者アスランと、カッコいいけどうさん臭い魔法使いグリフも仲間に加わり旅を続ける。小説家になろうさまにもあげています。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~
黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」
女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。
この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。
『勇者道化師ベルキッド、追放される』
『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる