10 / 57
9
しおりを挟む
レイが部屋を出て行った後、部屋の中には静寂だけが残った。
けれど、その静けさが逆に落ち着かなかった。
「……狙われてる、か」
俺はベッドに腰掛け、レイに渡した金属片の冷たい感触を思い出す。
呪刻符――レイはそう言っていた。呪いの道具。
だとすれば、誰が、何のために?
「俺が……この『カイル』が邪魔だから?」
もし、カイルとしての存在が何か重要な意味を持つなら――
……俺、入れ替わってるけどさ……。カイルはこんな大事なポジションだったのか?
「わからん……」
俺はベッドで丸まっているリリウムに触れる。
「なあ、お前はどう思う?」
声をかけてみたが、リリウムはすやすやと眠ったままだった。
俺がここで目覚めて二日……情報が少なすぎてどうしようもない。
そもそもの話、このカイルの素性すら俺は詳しくは知らない。
「奥様、失礼いたします」
溜息を吐いたと同時に再び扉がノックされ、エミリーが部屋に入ってきた。
彼女の顔には少し疲労の色が見えるが、いつものように柔らかな笑みを浮かべている。
「旦那様が屋敷内の安全を確認されました。ですが、本日はお部屋でお過ごしいただくよう、ご指示を受けております」
「そっか……」
俺が納得したように頷くと、エミリーは小さく微笑んだ。
「旦那様は、奥様の安全を何よりも優先されておりますから」
その言葉に、胸の奥が少しだけ温かくなる。
俺のことを守る――そう誓ってくれたレイの顔が浮かぶ。
「……ねえ、エミリー」
ふと、俺は彼女に尋ねた。
「馬車の事故……やっぱり、俺――カイルが狙われてたのかな?」
エミリーは一瞬だけ動きを止めた。
だがすぐに穏やかな表情に戻り、静かに口を開く。
「……あの事故の原因が不自然であることは確かです。それに――」
彼女は一度、廊下を振り返り、扉がきちんと閉まっていることを確認した。
その仕草に、俺は息を呑む。
「ここだけの話、旦那様が心配されているのは、屋敷内に内通者がいる可能性です」
「内通者……?」
声が思わず裏返る。
「そうです。誰かが、外部の者と繋がり、奥様――いえ、旦那様の周囲に危害を加えようとしていると……」
俺の背筋がぞわりと凍る。
「レイの周囲……」
呟きながら、俺ははっとした。
俺がここに来る前の「カイル」が、もし何か特別な立場にあったのだとしたら――
そして、それをよく思わない誰かがいるのだとしたら。
「だから、レイがあんなに俺を守ろうとしているのか……?」
レイは俺のため――いや、カイルのためにここまで必死になってくれている。
だけど、その「カイル」は俺じゃないんだよな……。心苦しさは半端ない。
……俺じゃなくてカイル本人がここにいたら、レイはもっと安心できただろうに。
結局、その日は部屋の中で過ごした。
甲斐甲斐しくエミリーが世話をしてくれて、申し訳ないやら有難いやら……。
リリウムがたまに起きては俺の癒しとなってくれる。
気が付けば外はすっかり闇に包まれていた。
屋敷中が厳重に警備されていると聞いたが、逆にその静けさが不気味に感じる。
「はぁ……寝られない」
ベッドに横になっても、頭の中がぐるぐると回り続ける。
侵入者、呪刻符、事故……そして、レイの「誓い」。
「……守るって、あんな真剣に言われたら……」
布団を抱え込んで顔を埋める。何度思い返しても、レイの言葉が頭から離れない。
――俺の命に代えても、お前を守る。
彼は、本当に真っ直ぐなんだ。俺なんかを、こんなにも大事にしてくれるなんて……。
成り代わりの社畜で本当に申し訳ないわ……。
その時、不意に扉の向こうからノックが聞こえた。
「……カイル、起きているか?」
「レイ……?」
ガチャッと扉が開き、レイが静かに入ってくる。
手にはランプが握られていて、その明かりが彼の顔を薄っすらと照らしている。
夜の静寂と微かな灯りが、いつもよりもレイを神秘的に見えた。かっこよ……。
スチル‼それスチルに残したい!スクリーンショット機能はどこだ……!いや、ねぇよ!
……やばい、無駄にオタク魂が騒ぐ。
「えっと、どうしたの?」
冷静を装いながらも俺が問いかけると、レイはベッドの傍らまで歩み寄り、ランプをサイドテーブルの上に置いた。
「……お前の顔が見たくなった」
「は?」
思わず素っ頓狂な声が出る。顔が見たくなった……って、どういうことだ?
「お前の安全を確認しなければ、落ち着いて眠れそうにない」
ああ!そういう……!
「……そんな、心配性な……」
俺の心臓が妙に高鳴るのを感じる。
レイはベッドの傍に腰を下ろし、俺の顔をじっと見つめる。その視線はいつも以上に優しさを含んでいる気がした。
うおあああ……推しのこんな顔、もう反則だ。
「お前は、大丈夫か?」
「えっ?」
そう言われて、レイの指が俺の手にそっと触れた。
確かに、手のひらが少し汗ばんでいるのが分かる。はははは、無駄に興奮しているからな!今な!
「今日は、怖かっただろう」
レイはそう言いながら、俺の手を自分の両手で包み込んだ。その手は温かくて、心地良い。
「……うん、まぁ……少し」
嘘だ。すみません。ちょっと色々と忘れて騒いでました。心の中がソーラン節でした。
落ち着け落ち着け……。
「……お前がこうして無事でいてくれるなら、それでいい」
レイの声は優しく、そしてどこか切ない響きを持っていた。
俺はその言葉に少しだけ胸が詰まる。俺が俺じゃないことへの罪悪感を思い出す。
「……レイ」
気づけば、俺は彼の名前を呼んでいた。
「なんだ?」
「その……ありがとう。レイがいてくれるから、俺は……大丈夫だと思う」
それだけ言うのがやっとだった。
彼は微笑むとゆっくりと手を離し、今度は俺の頬に触れた。
「……お前が俺のことを信じてくれるなら、それでいい」
そう言って、レイの顔が近づいてくる――。
「ま、待って、ちょっと!」
焦って声を上げるが、遅かった。
レイの唇が、俺の額にそっと触れる。
「……これで安心して眠れるだろう」
「っ……!」
顔が一瞬で熱くなるのが分かる。
額に触れたレイの唇は柔らかくて、温かくて――触れたのは一瞬だったのに、心臓が爆発しそうだ。まあ、もっと濃厚なのもしちゃったけどね!
「なんで……」
俺が顔を真っ赤にしながら呟くと、レイは微かに笑った。
「お前が愛おしいからだ」
レイの声はどこまでも静かで、それでいて熱を孕んでいる。
「俺にとって、お前がどう思っていようと関係ない」
「え……?」
「お前が俺の伴侶である事実は、何も変わらない……愛おしいことも」
――その顔は反則なんだわ……!
何も言い返せなくなった俺を見つめながら、レイは立ち上がった。
「今夜はもう休め。何かあれば、すぐに俺を呼べ」
「……うん」
俺が小さく頷くと、レイはランプを持ち上げ、扉の方へと向かう。
最後にもう一度振り返り、
「……本当は、お前を抱きしめたまま眠りたいが……」
静かに言いながらレイは目を伏せる。ランプの明かりが彼の頬を仄かに照らした。
「今のお前には負担がかかるだろうから、やめておく。無理をさせたくないからな」
そう言って部屋を出て行ったレイの背中が扉の向こうに消えると、俺は崩れるようにベッドに倒れ込んだ。
俺の動きで睡眠を邪魔されたリリウムが、恨みがましそうにこちらを眺めたがそれどころじゃない。ごめん、リリウム。
「……無理、死ぬ……今死ぬ……」
枕に顔を埋めながら、俺は赤くなった顔を必死に冷まそうとする。
これが推し――いや、レイ=エヴァンスだ。
真剣に、こんな俺のことを守ろうとしてくれて――そして、こんなにも優しい。
カイルだけどね!いや、知ってる分かってる!感情を向けられているのはカイルだけど!
「……なんなんだよ、もう……」
額に残る微かな感触に、胸が高鳴って止まらなかった。
けれど、その静けさが逆に落ち着かなかった。
「……狙われてる、か」
俺はベッドに腰掛け、レイに渡した金属片の冷たい感触を思い出す。
呪刻符――レイはそう言っていた。呪いの道具。
だとすれば、誰が、何のために?
「俺が……この『カイル』が邪魔だから?」
もし、カイルとしての存在が何か重要な意味を持つなら――
……俺、入れ替わってるけどさ……。カイルはこんな大事なポジションだったのか?
「わからん……」
俺はベッドで丸まっているリリウムに触れる。
「なあ、お前はどう思う?」
声をかけてみたが、リリウムはすやすやと眠ったままだった。
俺がここで目覚めて二日……情報が少なすぎてどうしようもない。
そもそもの話、このカイルの素性すら俺は詳しくは知らない。
「奥様、失礼いたします」
溜息を吐いたと同時に再び扉がノックされ、エミリーが部屋に入ってきた。
彼女の顔には少し疲労の色が見えるが、いつものように柔らかな笑みを浮かべている。
「旦那様が屋敷内の安全を確認されました。ですが、本日はお部屋でお過ごしいただくよう、ご指示を受けております」
「そっか……」
俺が納得したように頷くと、エミリーは小さく微笑んだ。
「旦那様は、奥様の安全を何よりも優先されておりますから」
その言葉に、胸の奥が少しだけ温かくなる。
俺のことを守る――そう誓ってくれたレイの顔が浮かぶ。
「……ねえ、エミリー」
ふと、俺は彼女に尋ねた。
「馬車の事故……やっぱり、俺――カイルが狙われてたのかな?」
エミリーは一瞬だけ動きを止めた。
だがすぐに穏やかな表情に戻り、静かに口を開く。
「……あの事故の原因が不自然であることは確かです。それに――」
彼女は一度、廊下を振り返り、扉がきちんと閉まっていることを確認した。
その仕草に、俺は息を呑む。
「ここだけの話、旦那様が心配されているのは、屋敷内に内通者がいる可能性です」
「内通者……?」
声が思わず裏返る。
「そうです。誰かが、外部の者と繋がり、奥様――いえ、旦那様の周囲に危害を加えようとしていると……」
俺の背筋がぞわりと凍る。
「レイの周囲……」
呟きながら、俺ははっとした。
俺がここに来る前の「カイル」が、もし何か特別な立場にあったのだとしたら――
そして、それをよく思わない誰かがいるのだとしたら。
「だから、レイがあんなに俺を守ろうとしているのか……?」
レイは俺のため――いや、カイルのためにここまで必死になってくれている。
だけど、その「カイル」は俺じゃないんだよな……。心苦しさは半端ない。
……俺じゃなくてカイル本人がここにいたら、レイはもっと安心できただろうに。
結局、その日は部屋の中で過ごした。
甲斐甲斐しくエミリーが世話をしてくれて、申し訳ないやら有難いやら……。
リリウムがたまに起きては俺の癒しとなってくれる。
気が付けば外はすっかり闇に包まれていた。
屋敷中が厳重に警備されていると聞いたが、逆にその静けさが不気味に感じる。
「はぁ……寝られない」
ベッドに横になっても、頭の中がぐるぐると回り続ける。
侵入者、呪刻符、事故……そして、レイの「誓い」。
「……守るって、あんな真剣に言われたら……」
布団を抱え込んで顔を埋める。何度思い返しても、レイの言葉が頭から離れない。
――俺の命に代えても、お前を守る。
彼は、本当に真っ直ぐなんだ。俺なんかを、こんなにも大事にしてくれるなんて……。
成り代わりの社畜で本当に申し訳ないわ……。
その時、不意に扉の向こうからノックが聞こえた。
「……カイル、起きているか?」
「レイ……?」
ガチャッと扉が開き、レイが静かに入ってくる。
手にはランプが握られていて、その明かりが彼の顔を薄っすらと照らしている。
夜の静寂と微かな灯りが、いつもよりもレイを神秘的に見えた。かっこよ……。
スチル‼それスチルに残したい!スクリーンショット機能はどこだ……!いや、ねぇよ!
……やばい、無駄にオタク魂が騒ぐ。
「えっと、どうしたの?」
冷静を装いながらも俺が問いかけると、レイはベッドの傍らまで歩み寄り、ランプをサイドテーブルの上に置いた。
「……お前の顔が見たくなった」
「は?」
思わず素っ頓狂な声が出る。顔が見たくなった……って、どういうことだ?
「お前の安全を確認しなければ、落ち着いて眠れそうにない」
ああ!そういう……!
「……そんな、心配性な……」
俺の心臓が妙に高鳴るのを感じる。
レイはベッドの傍に腰を下ろし、俺の顔をじっと見つめる。その視線はいつも以上に優しさを含んでいる気がした。
うおあああ……推しのこんな顔、もう反則だ。
「お前は、大丈夫か?」
「えっ?」
そう言われて、レイの指が俺の手にそっと触れた。
確かに、手のひらが少し汗ばんでいるのが分かる。はははは、無駄に興奮しているからな!今な!
「今日は、怖かっただろう」
レイはそう言いながら、俺の手を自分の両手で包み込んだ。その手は温かくて、心地良い。
「……うん、まぁ……少し」
嘘だ。すみません。ちょっと色々と忘れて騒いでました。心の中がソーラン節でした。
落ち着け落ち着け……。
「……お前がこうして無事でいてくれるなら、それでいい」
レイの声は優しく、そしてどこか切ない響きを持っていた。
俺はその言葉に少しだけ胸が詰まる。俺が俺じゃないことへの罪悪感を思い出す。
「……レイ」
気づけば、俺は彼の名前を呼んでいた。
「なんだ?」
「その……ありがとう。レイがいてくれるから、俺は……大丈夫だと思う」
それだけ言うのがやっとだった。
彼は微笑むとゆっくりと手を離し、今度は俺の頬に触れた。
「……お前が俺のことを信じてくれるなら、それでいい」
そう言って、レイの顔が近づいてくる――。
「ま、待って、ちょっと!」
焦って声を上げるが、遅かった。
レイの唇が、俺の額にそっと触れる。
「……これで安心して眠れるだろう」
「っ……!」
顔が一瞬で熱くなるのが分かる。
額に触れたレイの唇は柔らかくて、温かくて――触れたのは一瞬だったのに、心臓が爆発しそうだ。まあ、もっと濃厚なのもしちゃったけどね!
「なんで……」
俺が顔を真っ赤にしながら呟くと、レイは微かに笑った。
「お前が愛おしいからだ」
レイの声はどこまでも静かで、それでいて熱を孕んでいる。
「俺にとって、お前がどう思っていようと関係ない」
「え……?」
「お前が俺の伴侶である事実は、何も変わらない……愛おしいことも」
――その顔は反則なんだわ……!
何も言い返せなくなった俺を見つめながら、レイは立ち上がった。
「今夜はもう休め。何かあれば、すぐに俺を呼べ」
「……うん」
俺が小さく頷くと、レイはランプを持ち上げ、扉の方へと向かう。
最後にもう一度振り返り、
「……本当は、お前を抱きしめたまま眠りたいが……」
静かに言いながらレイは目を伏せる。ランプの明かりが彼の頬を仄かに照らした。
「今のお前には負担がかかるだろうから、やめておく。無理をさせたくないからな」
そう言って部屋を出て行ったレイの背中が扉の向こうに消えると、俺は崩れるようにベッドに倒れ込んだ。
俺の動きで睡眠を邪魔されたリリウムが、恨みがましそうにこちらを眺めたがそれどころじゃない。ごめん、リリウム。
「……無理、死ぬ……今死ぬ……」
枕に顔を埋めながら、俺は赤くなった顔を必死に冷まそうとする。
これが推し――いや、レイ=エヴァンスだ。
真剣に、こんな俺のことを守ろうとしてくれて――そして、こんなにも優しい。
カイルだけどね!いや、知ってる分かってる!感情を向けられているのはカイルだけど!
「……なんなんだよ、もう……」
額に残る微かな感触に、胸が高鳴って止まらなかった。
443
あなたにおすすめの小説
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
【完結】悪役に転生したので、皇太子を推して生き延びる
ざっしゅ
BL
気づけば、男の婚約者がいる悪役として転生してしまったソウタ。
この小説は、主人公である皇太子ルースが、悪役たちの陰謀によって記憶を失い、最終的に復讐を遂げるという残酷な物語だった。ソウタは、自分の命を守るため、原作の悪役としての行動を改め、記憶を失ったルースを友人として大切にする。
ソウタの献身的な行動は周囲に「ルースへの深い愛」だと噂され、ルース自身もその噂に満更でもない様子を見せ始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる