25 / 57
第2章
20-2
しおりを挟む
レイが手にしていた書類を軽く指で弾きながら、ふと俺を見た。
「カイル、少し頼みたいことがある」
「え、俺に?」
突然の申し出に驚き、俺は読んでいた本から顔を上げた。
するとレイが少しだけ口元を緩めた。
「図書室にある“領内統計資料”を持ってきてほしい。俺が取りに行く時間が惜しい」
「あ、うん、わかった!やっとお使いさせてくれるんだな!」
俺はつい喜びをあらわにして立ち上がった。
いつもレイのそばにいるだけだった俺が、ようやく彼の役に立てる気がして、気持ちが浮ついた。
もうね!書類が目の前をチラチラチラチラするたびに気になって仕方なかったんだよな。
伊達に社畜人生やってないわけで。まあ、そもそも前も手伝っていたというのもある。
「図書室の右奥、黒い革表紙のファイルだ。慌てるなよ」
「合点承知の介!大丈夫!任せとけって!」
「ショウチノスケ…?」
少し不思議そうな顔をしているレイを置いて、俺は胸を張りながら執務室を出た。
※
図書室の扉を開けると、微かな木の香りが鼻をくすぐった。
高い天井まで本が並ぶ棚が立ち並び、静かな空間には暖かな陽光が差し込んでいる。
「えっと、右奥の棚……」
俺はレイに言われた通り、黒い革表紙の書類を探し始めた。
背伸びをしながら手を伸ばしていると、不意に背後から声が響いた。
「何をしているんだい、カイル?」
振り向くと、アランが微笑みながら立っていた。
その顔は柔らかいけれど、視線の奥には何かが潜んでいる気がする。
見た目だけならば、レイにも似た面差しのそれは確かに美形なのだが……。
「書類を取りに来たんですよ。レイの頼みで」
「兄さんの頼み、ね。それにしても、君がこうして働く姿を見るのは新鮮だな」
アランは肩をすくめながら近づいてくる。
褒めているのかからかっているのか、微妙な言い回しだ。
「……別に普通では?夫の手伝いなんて、どこの家でもするものですよね」
俺がそっけなく答えると、アランは目を細めた。
「兄さんだからこそ、だよ。まるで小鳥のように君を守っているじゃないか」
その言葉には、どこか棘がある。
けれど、俺は気にせず手を動かし続けた。
「君がこうして一人でいると、少し驚くよ。兄さんは君をあまりそばから離さないように見えるからね」
「……レイが過保護なのは確かですけどね」
少しだけ笑ってみせると、アランがほんの僅かに口角を上げた。
「それが君にとって幸せなら、別にいいけれど」
「どういう意味です…?」
俺が問い返すと、アランは目線を落としながら低く囁いた。
「兄さんが君を守ると言うのは聞こえはいい。でも、逆に君の自由を奪っているとは思わないかい?」
その言葉に、一瞬胸がざわついた。
「いや、レイは俺を守ってくれてるだけですよ。それで十分です」
俺がきっぱりと答えると、アランは目を伏せて小さく笑った。
「そう……君がそう思っているのなら、それでいいさ」
その声には、妙な響きが混じっていた。
それにしても、とアランは続ける。
「伯母上の妹君が君の母君だっけ?よく似ているね?」
そう言いながら、アランが俺へと手を伸ばした──その時。
「何をしている」
低く落ち着いた声が図書室に響いた。
振り向くと、レイが扉の前に立っていた。
「レイ……あれ?どうしたの?」
「お前が戻らないから、様子を見に来た」
レイの目が一瞬アランに向けられる。
その視線は冷たく、鋭い。
「アラン、またお前か」
「またお前か、とは酷いな。少しカイルと話をしていただけだよ」
アランは軽く笑ってみせるが、レイは一切表情を緩めなかった。
「カイルを利用するつもりなら、今すぐ諦めろ」
「利用なんて人聞きの悪い……ただ、カイルと親しくなりたいと思っただけさ」
アランが穏やかに微笑みながら言うと、レイが一歩前に進み、俺の手を引いた。
「カイル、行くぞ」
「あ、うん……」
俺を守るように抱き寄せながら、レイがアランを振り返る。
「次に同じようなことをしたら、遠慮はしない」
冷たい声に、アランは肩をすくめて笑った。
「さすが兄さんだね。そこまでして守る価値があるんだ、その小鳥君は」
その一言が妙に引っかかる。
けれど、俺はそれを振り返る間もなくレイに連れ出された。
※
執務室に戻るなり、レイは俺の手を引いたままソファに座り、そのまま俺の身体を引き寄せた。
まるで俺を逃がさないと言わんばかりの腕の強さに、思わず顔が熱くなる。
「レ、レイ……?」
俺が困惑しながら声を上げると、レイが低い声で呟いた。
「……やはり、お前を一人で行かせるべきではなかった」
その言葉には、自分自身への苛立ちが滲んでいる。
レイの腕はまだ俺の腰にしっかりと回されたままで、逃がすつもりがないのが伝わってきた。
「いや、何もされてないって。少し話しただけだから」
俺がそう言うも、レイはじっと俺を見つめている。
俺を疑っているというわけではなさそうだが、どうにも複雑そうな瞳の色だ。
うーん…あ、いやもしかしてこれって…。
──レイが嫉妬してる?
妙に俺を引き寄せる腕の強さ、無意識に固く結ばれた眉、そして、俺の動きを封じるような態度。
これはアランへの嫉妬からくるものではないだろうか?
「……なあ、レイ」
俺は静かに名前を呼ぶ。
するとレイがわずかに目を細め、視線を俺に落とした。
「なんだ?」
「お前、もしかして嫉妬してる?」
その言葉に、レイの動きが止まる。
図星だったようで、わずかに唇を引き結ぶのが見えた。
「……嫉妬ではない。俺はただ──」
「え、そうかなぁ…俺にはそう見えるけど」
俺は笑いをこらえながら、そっとレイの頬に手を伸ばした。
そのまま、ふわりと抱きしめるように腕を回す。
「……馬鹿だなぁ、レイ」
耳元で静かに囁くと、レイが軽く目を見開いた。
「俺がどれだけ“レイ推し”か、知らなすぎるんだよ」
俺は苦笑しながら、ぎゅっとレイを抱きしめた。
驚いているのか、それとも何かを言い返そうとしているのか、レイの身体が微かに硬直しているのが分かる。
「俺はお前以外の誰かに靡くなんてこと、絶対にないよ」
何せなぁ…世界を超えてもハマって推したのは間違いなくレイで。
それ以前だって俺は小さいころからレイが好きだったわけだし。
今だってそうだ。いや、今なんて以前からの気持ちにプラスで上乗せなわけで。
今更ひょっこりと出てきたやつに乗り換える気何てサラサラない。
「……カイル……」
低く名前を呼ばれた瞬間、レイの腕がさらに強く俺を抱き寄せた。
その温かさと力強さに、思わず微笑みが漏れる。
「……お前がそう言うなら信じる」
「最初から信じてよ」
俺が呆れたように言うと、レイが微かに視線をそらした。
……ん? なんか、耳がほんのり赤くなってないか?
「もしかして、照れてる?」
俺が意地悪く聞いてみると、レイが軽く咳払いをして、あっさり流してきた。
「そんなことはない」
「いやいや、照れてる顔してたぞ、今!」
「黙れ」
腕に力を込めて俺を抱き寄せる仕草が、微妙に不器用なのがまた可愛くて、思わず笑ってしまう。
「お前のこととなると、つい冷静でいられなくなる」
「そういうとこ、不器用だな……でも、なんだ、ほらそういうとこも」
好きなんだよ、と小さくレイに聞こえるようにだけ俺は呟いた。
レイの独占欲が面倒な時もあるけど(特に仕事をさせてくれないときな!)、こうして気持ちをまっすぐ伝えてくれるのは、悪くない。
俺のつぶやきにレイが微かに目を見開いた後、俺の頭を優しく撫でた。
「……俺もお前を愛している」
不意に触れた唇が額に降り、今度は鼻先、そして唇へと降りてくる。
俺はその温もりに目を閉じた。
胸の中でレイへの愛おしさがどんどん溢れていくのを感じた。
「カイル、少し頼みたいことがある」
「え、俺に?」
突然の申し出に驚き、俺は読んでいた本から顔を上げた。
するとレイが少しだけ口元を緩めた。
「図書室にある“領内統計資料”を持ってきてほしい。俺が取りに行く時間が惜しい」
「あ、うん、わかった!やっとお使いさせてくれるんだな!」
俺はつい喜びをあらわにして立ち上がった。
いつもレイのそばにいるだけだった俺が、ようやく彼の役に立てる気がして、気持ちが浮ついた。
もうね!書類が目の前をチラチラチラチラするたびに気になって仕方なかったんだよな。
伊達に社畜人生やってないわけで。まあ、そもそも前も手伝っていたというのもある。
「図書室の右奥、黒い革表紙のファイルだ。慌てるなよ」
「合点承知の介!大丈夫!任せとけって!」
「ショウチノスケ…?」
少し不思議そうな顔をしているレイを置いて、俺は胸を張りながら執務室を出た。
※
図書室の扉を開けると、微かな木の香りが鼻をくすぐった。
高い天井まで本が並ぶ棚が立ち並び、静かな空間には暖かな陽光が差し込んでいる。
「えっと、右奥の棚……」
俺はレイに言われた通り、黒い革表紙の書類を探し始めた。
背伸びをしながら手を伸ばしていると、不意に背後から声が響いた。
「何をしているんだい、カイル?」
振り向くと、アランが微笑みながら立っていた。
その顔は柔らかいけれど、視線の奥には何かが潜んでいる気がする。
見た目だけならば、レイにも似た面差しのそれは確かに美形なのだが……。
「書類を取りに来たんですよ。レイの頼みで」
「兄さんの頼み、ね。それにしても、君がこうして働く姿を見るのは新鮮だな」
アランは肩をすくめながら近づいてくる。
褒めているのかからかっているのか、微妙な言い回しだ。
「……別に普通では?夫の手伝いなんて、どこの家でもするものですよね」
俺がそっけなく答えると、アランは目を細めた。
「兄さんだからこそ、だよ。まるで小鳥のように君を守っているじゃないか」
その言葉には、どこか棘がある。
けれど、俺は気にせず手を動かし続けた。
「君がこうして一人でいると、少し驚くよ。兄さんは君をあまりそばから離さないように見えるからね」
「……レイが過保護なのは確かですけどね」
少しだけ笑ってみせると、アランがほんの僅かに口角を上げた。
「それが君にとって幸せなら、別にいいけれど」
「どういう意味です…?」
俺が問い返すと、アランは目線を落としながら低く囁いた。
「兄さんが君を守ると言うのは聞こえはいい。でも、逆に君の自由を奪っているとは思わないかい?」
その言葉に、一瞬胸がざわついた。
「いや、レイは俺を守ってくれてるだけですよ。それで十分です」
俺がきっぱりと答えると、アランは目を伏せて小さく笑った。
「そう……君がそう思っているのなら、それでいいさ」
その声には、妙な響きが混じっていた。
それにしても、とアランは続ける。
「伯母上の妹君が君の母君だっけ?よく似ているね?」
そう言いながら、アランが俺へと手を伸ばした──その時。
「何をしている」
低く落ち着いた声が図書室に響いた。
振り向くと、レイが扉の前に立っていた。
「レイ……あれ?どうしたの?」
「お前が戻らないから、様子を見に来た」
レイの目が一瞬アランに向けられる。
その視線は冷たく、鋭い。
「アラン、またお前か」
「またお前か、とは酷いな。少しカイルと話をしていただけだよ」
アランは軽く笑ってみせるが、レイは一切表情を緩めなかった。
「カイルを利用するつもりなら、今すぐ諦めろ」
「利用なんて人聞きの悪い……ただ、カイルと親しくなりたいと思っただけさ」
アランが穏やかに微笑みながら言うと、レイが一歩前に進み、俺の手を引いた。
「カイル、行くぞ」
「あ、うん……」
俺を守るように抱き寄せながら、レイがアランを振り返る。
「次に同じようなことをしたら、遠慮はしない」
冷たい声に、アランは肩をすくめて笑った。
「さすが兄さんだね。そこまでして守る価値があるんだ、その小鳥君は」
その一言が妙に引っかかる。
けれど、俺はそれを振り返る間もなくレイに連れ出された。
※
執務室に戻るなり、レイは俺の手を引いたままソファに座り、そのまま俺の身体を引き寄せた。
まるで俺を逃がさないと言わんばかりの腕の強さに、思わず顔が熱くなる。
「レ、レイ……?」
俺が困惑しながら声を上げると、レイが低い声で呟いた。
「……やはり、お前を一人で行かせるべきではなかった」
その言葉には、自分自身への苛立ちが滲んでいる。
レイの腕はまだ俺の腰にしっかりと回されたままで、逃がすつもりがないのが伝わってきた。
「いや、何もされてないって。少し話しただけだから」
俺がそう言うも、レイはじっと俺を見つめている。
俺を疑っているというわけではなさそうだが、どうにも複雑そうな瞳の色だ。
うーん…あ、いやもしかしてこれって…。
──レイが嫉妬してる?
妙に俺を引き寄せる腕の強さ、無意識に固く結ばれた眉、そして、俺の動きを封じるような態度。
これはアランへの嫉妬からくるものではないだろうか?
「……なあ、レイ」
俺は静かに名前を呼ぶ。
するとレイがわずかに目を細め、視線を俺に落とした。
「なんだ?」
「お前、もしかして嫉妬してる?」
その言葉に、レイの動きが止まる。
図星だったようで、わずかに唇を引き結ぶのが見えた。
「……嫉妬ではない。俺はただ──」
「え、そうかなぁ…俺にはそう見えるけど」
俺は笑いをこらえながら、そっとレイの頬に手を伸ばした。
そのまま、ふわりと抱きしめるように腕を回す。
「……馬鹿だなぁ、レイ」
耳元で静かに囁くと、レイが軽く目を見開いた。
「俺がどれだけ“レイ推し”か、知らなすぎるんだよ」
俺は苦笑しながら、ぎゅっとレイを抱きしめた。
驚いているのか、それとも何かを言い返そうとしているのか、レイの身体が微かに硬直しているのが分かる。
「俺はお前以外の誰かに靡くなんてこと、絶対にないよ」
何せなぁ…世界を超えてもハマって推したのは間違いなくレイで。
それ以前だって俺は小さいころからレイが好きだったわけだし。
今だってそうだ。いや、今なんて以前からの気持ちにプラスで上乗せなわけで。
今更ひょっこりと出てきたやつに乗り換える気何てサラサラない。
「……カイル……」
低く名前を呼ばれた瞬間、レイの腕がさらに強く俺を抱き寄せた。
その温かさと力強さに、思わず微笑みが漏れる。
「……お前がそう言うなら信じる」
「最初から信じてよ」
俺が呆れたように言うと、レイが微かに視線をそらした。
……ん? なんか、耳がほんのり赤くなってないか?
「もしかして、照れてる?」
俺が意地悪く聞いてみると、レイが軽く咳払いをして、あっさり流してきた。
「そんなことはない」
「いやいや、照れてる顔してたぞ、今!」
「黙れ」
腕に力を込めて俺を抱き寄せる仕草が、微妙に不器用なのがまた可愛くて、思わず笑ってしまう。
「お前のこととなると、つい冷静でいられなくなる」
「そういうとこ、不器用だな……でも、なんだ、ほらそういうとこも」
好きなんだよ、と小さくレイに聞こえるようにだけ俺は呟いた。
レイの独占欲が面倒な時もあるけど(特に仕事をさせてくれないときな!)、こうして気持ちをまっすぐ伝えてくれるのは、悪くない。
俺のつぶやきにレイが微かに目を見開いた後、俺の頭を優しく撫でた。
「……俺もお前を愛している」
不意に触れた唇が額に降り、今度は鼻先、そして唇へと降りてくる。
俺はその温もりに目を閉じた。
胸の中でレイへの愛おしさがどんどん溢れていくのを感じた。
193
あなたにおすすめの小説
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
【完結】悪役に転生したので、皇太子を推して生き延びる
ざっしゅ
BL
気づけば、男の婚約者がいる悪役として転生してしまったソウタ。
この小説は、主人公である皇太子ルースが、悪役たちの陰謀によって記憶を失い、最終的に復讐を遂げるという残酷な物語だった。ソウタは、自分の命を守るため、原作の悪役としての行動を改め、記憶を失ったルースを友人として大切にする。
ソウタの献身的な行動は周囲に「ルースへの深い愛」だと噂され、ルース自身もその噂に満更でもない様子を見せ始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる