26 / 57
第2章
21-1
しおりを挟む
朝日がカーテン越しに差し込み、俺はレイの腕の中で目を覚ます。
昨日の出来事が少しぼんやりと脳裏に浮かぶ。
「……俺もお前を愛している」
そうすると、昨日のレイの低い声が耳元に蘇り、胸の奥が少しだけくすぐったくなる。
「おはよう、カイル」
そんな俺への朝の挨拶を告げる低い声に振り向くと、レイが穏やかに俺を見下ろしていた。
彼の瞳は朝日を受けてキラキラと輝き、柔らかい笑みが浮かんでいる。これが俺の推しだと思うと、やっぱり毎朝のように心臓が暴れる。
「……おはよう、レイ」
言葉を返しながら、俺はふと視線をそらした。
なんだかこの状況に慣れるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
二人での朝食を終えた後、レイと一緒に執務室に向かう。
今日はいつもより少し忙しそうで、机の上には普段以上に書類が積まれていた。
「何か手伝えることないかな?」
俺がそう聞くと、レイは書類を整理しながらちらりと俺を見た。
「お前がそばにいてくれるだけでいい」
「それで満足されても困るんだけどな……」
ため息をつきつつも、俺は机の端に置かれた書類を眺める。
書類の中には、フランベルク領内の新しい道路建設計画や住民からの要望書があった。
どうやら、今日の仕事は「領民からの新たな提案をどう処理するか」らしい。
「領民の小さな意見も吸い上げるなんて、優しい領主だよな」
「当然だ。領民が幸せでなければ、領主が存在する意味はない」
レイが当たり前のように答える。
その姿を見ていると、本当にこの人は理想の推しなんだなと思う。
時間は静かに過ぎていく。俺はレイの仕事をちょこっとだけ取ってやったりもした。
といっても先ほどの意見を要望別に並びなおす程度だが。
昼を過ぎた頃、執事が慌ただしく執務室にやってきた。
「レイ様、アラン様が急遽訪問されました」
「……またか」
レイが短く息を吐く。俺も横で少し肩をすくめた。
「今度は何の用だろうな」
俺がそう呟くと、レイが鋭い目つきで執事に命じた。
「通せ。だが、目を離すな」
「かしこまりました」
執事が退出してから数分後、アランが執務室に現れた。
「兄さん、突然お邪魔して悪いね」
いつもの柔らかい笑みを浮かべているけど、その目にはどこか計算高い光が宿っている。
「……今度は何の用だ?」
レイが冷たい声で問うと、アランはちらりと俺を見やる。
「ちょっと相談があってね。フランベルク領内で、面白い噂を耳にしたんだ」
「噂?」
俺がつい口を挟むと、アランはニヤリと笑った。
「そう、領内の森に“結界”が張られている場所があるって話だよ。兄さん、知っているかい?」
「結界……?」
レイの表情が微かに硬くなった。
「俺の領内に結界など存在しない」
「本当に? どうも妙な話が広まっているらしくてね。俺もその真偽を確かめようと思ったんだが……兄さんに直接聞いたほうが早いと思ってさ」
結界?領内に?馬鹿な。
アランは何を企んでいるんだろうか……。
「その場所とやらの詳細を話せ」
レイが冷静に詰め寄ると、アランは肩をすくめた。
「場所は……領南の端に近いあたりだ。まぁ、噂話程度だと思うけどね。確認してみるのも悪くないと思うよ」
その言葉にレイが眉間に皺を寄せた。
「何を企んでいる?」
「企むだなんて、人聞きが悪いな。僕はただ、兄さんが知らないことが領内で起こっているのかもしれないと思っただけだよ」
アランの微笑みには、いつも以上に得体の知れないものを感じる。
執務室のやり取りを横で聞きながら、俺は漠然とした不安を覚えていた。
領内の結界……それが本当に存在するのかどうかは分からないけど、アランの動きがどこか不気味で落ち着かない。
そもそもフランベルクは俺という鍵が発動する結界がまずあるのだ。
けれど、そういった感覚は受け取れていない。
尤も、俺はこことは次元の違う世界に飛ばされていた影響で、鈍っている可能性もある。
どうなんだろうか……。
「カイル」
レイに名を呼ばれて俺は我に返る。
俺が考えている間にどうやらアランは退出したらしい。
レイが短く息を吐いた。
その顔には明らかに苛立ちが浮かんでいる。
「……アランの言葉、どう思う?」
俺は少し警戒しながら問いかけた。
レイがこんなに感情をあらわにするのは珍しいことだ。
彼は顎に手を当て、少し考える素振りを見せてから低く呟く。
「結界の話が本当なら、由々しき事態だ。だが、それをアランが知っているというのが妙だ」
「どういうこと?」
俺が聞き返すと、レイは俺に視線を向けた。
「お前も知っている通り、結界というのは極めて限られた術者しか扱えない。フランベルク領内でそれを施せる人間は、俺を含めて数えるほどしかいない。ましてや、そんな噂が広まること自体がおかしい」
レイの言葉に、俺の胸の中で不安が膨らむ。
もしアランが何かを掴んでいて、それを利用しようとしているのだとしたら……?
「……もしかして、アランが仕掛けた罠とか?」
俺が考えを口にすると、レイが険しい目をして頷いた。
「可能性は否定できない。奴が動く時は必ず何かしらの狙いがある」
「じゃあ、どうする?確かめに行くのか?」
俺の問いに、レイは一瞬だけ逡巡するように目を伏せた後、決意を固めたように顔を上げた。
「明日、領南へ向かう」
「明日?」
「急を要する話だ。もし噂が本当なら、一刻も早く確認しなければならない」
レイの決断に、俺は思わず息を呑む。
けれど、次の瞬間、レイが俺の肩を掴み、じっと目を覗き込んできた。
「お前は俺と一緒に来るな」
「……え、なんで?」
唐突な言葉に驚く俺に、レイは低い声で告げる。
「危険が伴う可能性が高い。お前を巻き込むわけにはいかない」
「でも、俺だって役に立つかもしれないだろ?それに、レイといた方が安全じゃないか?」
俺が食い下がると、レイの瞳が微かに揺れる。
その奥には、言い難い何かが潜んでいるようだった。
「お前を危険にさらすくらいなら、俺一人で足りる」
レイの言葉に、俺は唇を噛む。
彼の気持ちが分からないわけじゃないけど……それでも。
「……わかったよ」
俺はとりあえず納得したフリをすることにした。
レイには黙っておこう。でも、“鍵”である俺でなければわからないこともあるだろう……俺だってレイの役に立ちたい。
そんなこんなで、心の中では別の計画を立て始めることにした。
昨日の出来事が少しぼんやりと脳裏に浮かぶ。
「……俺もお前を愛している」
そうすると、昨日のレイの低い声が耳元に蘇り、胸の奥が少しだけくすぐったくなる。
「おはよう、カイル」
そんな俺への朝の挨拶を告げる低い声に振り向くと、レイが穏やかに俺を見下ろしていた。
彼の瞳は朝日を受けてキラキラと輝き、柔らかい笑みが浮かんでいる。これが俺の推しだと思うと、やっぱり毎朝のように心臓が暴れる。
「……おはよう、レイ」
言葉を返しながら、俺はふと視線をそらした。
なんだかこの状況に慣れるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
二人での朝食を終えた後、レイと一緒に執務室に向かう。
今日はいつもより少し忙しそうで、机の上には普段以上に書類が積まれていた。
「何か手伝えることないかな?」
俺がそう聞くと、レイは書類を整理しながらちらりと俺を見た。
「お前がそばにいてくれるだけでいい」
「それで満足されても困るんだけどな……」
ため息をつきつつも、俺は机の端に置かれた書類を眺める。
書類の中には、フランベルク領内の新しい道路建設計画や住民からの要望書があった。
どうやら、今日の仕事は「領民からの新たな提案をどう処理するか」らしい。
「領民の小さな意見も吸い上げるなんて、優しい領主だよな」
「当然だ。領民が幸せでなければ、領主が存在する意味はない」
レイが当たり前のように答える。
その姿を見ていると、本当にこの人は理想の推しなんだなと思う。
時間は静かに過ぎていく。俺はレイの仕事をちょこっとだけ取ってやったりもした。
といっても先ほどの意見を要望別に並びなおす程度だが。
昼を過ぎた頃、執事が慌ただしく執務室にやってきた。
「レイ様、アラン様が急遽訪問されました」
「……またか」
レイが短く息を吐く。俺も横で少し肩をすくめた。
「今度は何の用だろうな」
俺がそう呟くと、レイが鋭い目つきで執事に命じた。
「通せ。だが、目を離すな」
「かしこまりました」
執事が退出してから数分後、アランが執務室に現れた。
「兄さん、突然お邪魔して悪いね」
いつもの柔らかい笑みを浮かべているけど、その目にはどこか計算高い光が宿っている。
「……今度は何の用だ?」
レイが冷たい声で問うと、アランはちらりと俺を見やる。
「ちょっと相談があってね。フランベルク領内で、面白い噂を耳にしたんだ」
「噂?」
俺がつい口を挟むと、アランはニヤリと笑った。
「そう、領内の森に“結界”が張られている場所があるって話だよ。兄さん、知っているかい?」
「結界……?」
レイの表情が微かに硬くなった。
「俺の領内に結界など存在しない」
「本当に? どうも妙な話が広まっているらしくてね。俺もその真偽を確かめようと思ったんだが……兄さんに直接聞いたほうが早いと思ってさ」
結界?領内に?馬鹿な。
アランは何を企んでいるんだろうか……。
「その場所とやらの詳細を話せ」
レイが冷静に詰め寄ると、アランは肩をすくめた。
「場所は……領南の端に近いあたりだ。まぁ、噂話程度だと思うけどね。確認してみるのも悪くないと思うよ」
その言葉にレイが眉間に皺を寄せた。
「何を企んでいる?」
「企むだなんて、人聞きが悪いな。僕はただ、兄さんが知らないことが領内で起こっているのかもしれないと思っただけだよ」
アランの微笑みには、いつも以上に得体の知れないものを感じる。
執務室のやり取りを横で聞きながら、俺は漠然とした不安を覚えていた。
領内の結界……それが本当に存在するのかどうかは分からないけど、アランの動きがどこか不気味で落ち着かない。
そもそもフランベルクは俺という鍵が発動する結界がまずあるのだ。
けれど、そういった感覚は受け取れていない。
尤も、俺はこことは次元の違う世界に飛ばされていた影響で、鈍っている可能性もある。
どうなんだろうか……。
「カイル」
レイに名を呼ばれて俺は我に返る。
俺が考えている間にどうやらアランは退出したらしい。
レイが短く息を吐いた。
その顔には明らかに苛立ちが浮かんでいる。
「……アランの言葉、どう思う?」
俺は少し警戒しながら問いかけた。
レイがこんなに感情をあらわにするのは珍しいことだ。
彼は顎に手を当て、少し考える素振りを見せてから低く呟く。
「結界の話が本当なら、由々しき事態だ。だが、それをアランが知っているというのが妙だ」
「どういうこと?」
俺が聞き返すと、レイは俺に視線を向けた。
「お前も知っている通り、結界というのは極めて限られた術者しか扱えない。フランベルク領内でそれを施せる人間は、俺を含めて数えるほどしかいない。ましてや、そんな噂が広まること自体がおかしい」
レイの言葉に、俺の胸の中で不安が膨らむ。
もしアランが何かを掴んでいて、それを利用しようとしているのだとしたら……?
「……もしかして、アランが仕掛けた罠とか?」
俺が考えを口にすると、レイが険しい目をして頷いた。
「可能性は否定できない。奴が動く時は必ず何かしらの狙いがある」
「じゃあ、どうする?確かめに行くのか?」
俺の問いに、レイは一瞬だけ逡巡するように目を伏せた後、決意を固めたように顔を上げた。
「明日、領南へ向かう」
「明日?」
「急を要する話だ。もし噂が本当なら、一刻も早く確認しなければならない」
レイの決断に、俺は思わず息を呑む。
けれど、次の瞬間、レイが俺の肩を掴み、じっと目を覗き込んできた。
「お前は俺と一緒に来るな」
「……え、なんで?」
唐突な言葉に驚く俺に、レイは低い声で告げる。
「危険が伴う可能性が高い。お前を巻き込むわけにはいかない」
「でも、俺だって役に立つかもしれないだろ?それに、レイといた方が安全じゃないか?」
俺が食い下がると、レイの瞳が微かに揺れる。
その奥には、言い難い何かが潜んでいるようだった。
「お前を危険にさらすくらいなら、俺一人で足りる」
レイの言葉に、俺は唇を噛む。
彼の気持ちが分からないわけじゃないけど……それでも。
「……わかったよ」
俺はとりあえず納得したフリをすることにした。
レイには黙っておこう。でも、“鍵”である俺でなければわからないこともあるだろう……俺だってレイの役に立ちたい。
そんなこんなで、心の中では別の計画を立て始めることにした。
172
あなたにおすすめの小説
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
【完結】悪役に転生したので、皇太子を推して生き延びる
ざっしゅ
BL
気づけば、男の婚約者がいる悪役として転生してしまったソウタ。
この小説は、主人公である皇太子ルースが、悪役たちの陰謀によって記憶を失い、最終的に復讐を遂げるという残酷な物語だった。ソウタは、自分の命を守るため、原作の悪役としての行動を改め、記憶を失ったルースを友人として大切にする。
ソウタの献身的な行動は周囲に「ルースへの深い愛」だと噂され、ルース自身もその噂に満更でもない様子を見せ始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる