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第2章
39
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石畳の道を馬車がゆっくりと進む。
城壁を超え、視界が開けると、見慣れたはずの王都の街並みが広がっていた。
「……懐かしい」
ふと漏れた言葉に、俺は自分で驚く。
懐かしいはずなのに、どこか違う。
見慣れた家並み、行き交う人々、賑わう市場——すべてが以前と同じはずなのに、自分だけが別の場所にいるような、そんな感覚だった。
「カイル様!」
馬車が街道を抜け、エルステッド家の敷地に入ると、あちこちから人々の声が上がる。
使用人たちが駆け寄り、笑顔で手を振る。
「お帰りなさいませ!」
「無事で何よりです、カイル様!」
「……ただいま」
俺は微笑みながら答える。
温かい歓迎を受けているのに、胸の奥に小さな違和感が残る。
“ここが俺の家だった” はずなのに、今の俺にとって、いちばん落ち着く場所は レイと一緒にいるところ になっている。
「王都にも、随分と長く帰ってなかったな……」
そう呟くと、レイが静かに頷いた。
「そうだな。だが、今はお前の家はフランベルクにもあると、忘れないでほしい」
その言葉に、俺は一瞬驚く。
……レイが、俺の居場所を気にしてくれている。
「……うん」
短く返すと、レイはそれ以上何も言わず、俺の肩に手を置いた。
馬車が門の前で止まると、すでにそこには 両親が待っていた。
父は腕を組み、いつもの落ち着いた佇まいで立っている。
母は柔らかな微笑みを浮かべながらも、その目には鋭い光が宿っていた。
「随分と久しぶりじゃないか」
父が静かに言う。
「顔を見せに帰るのに、何年かかった?」
皮肉ではなく、本当に心配していたのだろう。
「……ごめん、父上」
そう答えると、父は「まったく」と言いながら、しかし目尻を僅かに下げた。
母が一歩前に出ると、俺の顔をじっと見つめる。
「カイル、まあ……あなた、本当に無事?」
その問いかけに、俺は少しだけ肩をすくめた。
「えっと……ちょっと旅が長くてね」
母は小さく首をかしげる。
「旅が長い、ねぇ?」
意味ありげな視線に、俺は少し焦る。
「まあいいわ。詳しいことは後でゆっくり話してもらいましょう……じきにお姉さまもやってくるわ。あなたの顔が見たいのですって」
「義母上が……?」
母はにこりと微笑んだが、目の奥では 「逃がさないわよ?」 と言っている。
父がそれを見て、軽く咳払いをする。
「何も聞くまい。だが、お前の目を見るに、言いたいことは山ほどありそうだな?」
「……厳しいな、父上」
「当然だ。お前は我が息子だ」
その言葉に、俺は一瞬、喉が詰まる。
どれだけ時間が経っても、俺はこの家の息子なのだと、改めて思い知らされた。
その間にレイは静かに一歩後ろに下がる。
「では、俺は王城へ向かいます。また後ほどに。……アランを引き渡してくる」
「……うん、頼んだ」
レイは頷くと、すぐに馬車へと戻っていった。
俺は両親の前で、再び小さく息を吐いた。
「食欲はある? 最近ちゃんと食べてるの?食事を用意させているわ」
母が柔らかく尋ねる。
「うん、まあ、それなりに……」
父がじっと俺を見つめる。
「ならばよし、とはならんぞ」
「え?」
「お前が嘘をつくときは、昔から視線が揺れる」
「……それはまた……知らなかった。よく見てるね」
「当然だ。自分の子だぞ」
俺と父のやり取りに母がふっと笑う。
「あなたは、昔から無理をすると顔に出るわね」
「……そんなこと……」
「ありますとも。ほら、こうして心配させて」
母は俺の手を優しく取った。
「カイル、私たちに何も言わなくてもいいの。だけど、無理をしないでちょうだい」
「……母上」
その言葉が、胸の奥にじんわりと染み込んでいく。
——そうだ。俺はもう、一人じゃない。
レイがいて、家族がいて、守るものが増えている。
「……ありがとう、母上」
そう答えると、母は穏やかに微笑んだ。
※
屋敷の静寂の中、俺は寝台に横になっていた。
馴染みのある部屋、見慣れた天井——のはずなのに、どこか落ち着かない。
もう何年もここにいなかったからか……。
窓の外では、月明かりが庭の噴水を照らしている。
小さな頃、よくここで遊んだっけ——そんな記憶がふと蘇る。
「……はぁ……」
静かに息を吐くと、腹部に鈍い違和感を覚えた。
食事の途中から、なんとなく感じていた不快感が、徐々に強くなってきている。
冷や汗が滲み、喉が乾く。
「……なんだよ、これ……」
手を腹に当て、そっと撫でる。
ズキズキと響くような痛みじゃない。でも、重く、圧迫されるような感覚——。
気のせいかもしれないと思いたかったが、そうではないことが自分でも分かっていた。
「……くそ……」
寝返りを打とうとした瞬間、ふいに扉がノックされた。
「カイル、起きている?」
母の声だった。
「……うん、どうかした?」
扉が静かに開き、ローブ姿の母が入ってくる。
手にはカップを持っていて、微かにハーブの香りが漂った。
「眠れないんじゃないかと思ってね。温かいお茶を持ってきたわ」
母はにこりと微笑む。
そして、俺の顔をじっと見た。
「……本当に無理してない?」
「……別に、大したことはないよ」
「カイル」
母はそっと寝台の端に腰掛け、カップを差し出した。
ハーブティーの湯気がふんわりと立ち上る。
「あなたが“無理してない”って言う時は、大抵無理している時よ」
「……そんなこと……」
「ええ、あるわ」
母は静かに微笑む。
「あなたが幼い頃、熱を出しても、“平気”って言い張っていたわよね。でも、すぐに寝込んだじゃない」
「……そんなことも、あったっけ」
懐かしい話のはずなのに、今の俺には 「昔と変わっていない自分」 を突きつけられるような気がして、胸が苦しくなる。
母はそっと俺の肩を撫でた。
温かく、優しい手。
「何も聞かないわ。でも、覚えておいて」
母の瞳が、月光に照らされて柔らかく光る。
「あなたのことは、いつだって大切に思っているの。何があっても」
「……母上」
俺は視線を落とす。
言葉にできないものが、胸の奥で渦巻く。
母はただ微笑みながら、俺の手を軽く叩いた。
「さあ、お茶を飲んで、休みなさい。レイが帰ってきたら、今夜は客間に案内するわね」
「……ありがとう」
俺はゆっくりとハーブティーを口に含んだ。
温かさが喉を通り、ほんの少しだけ、心も落ち着くような気がした。
母は静かに部屋を出て行く。
その背中を見送った後、俺はもう一度、自分の腹に手を当てた。
「……気のせい……じゃないよな……」
どこか、母も 何かに気づいているような気がする。
だが、それを言わないのは、俺が自分で話すのを待っているのかもしれない。
月明かりの下、俺はそっと目を閉じた。
※
「……ん……」
目を覚ました瞬間、全身が重く感じた。
まるで身体に鉛を仕込まれたような倦怠感。
息をするだけで、胸の奥が妙に圧迫されるような感覚がある。
(……なんだよ、これ……)
昨日よりも悪化している。
今までは「旅の疲れ」で誤魔化せていたが、今日は起き上がるのすら辛い。
「……カイル?」
扉の向こうから、レイの声が聞こえた。
「入るぞ」
扉が開く音とともに、レイの気配が近づく。
俺は薄く目を開けた。
「……おかえり、レイ」
レイはベッドの横に腰掛け、俺をじっと見下ろした。
「顔色が良くないな」
「……そうか?」
「嘘をつくな」
レイの指が、俺の額に触れる。
その手が温かくて、俺は少しだけ目を閉じた。
「熱はないが……」
レイは眉をひそめる。
「昨日よりひどくなっているんじゃないか?」
「……ちょっと、疲れてるだけだよ」
またそう言うと、レイは小さく息を吐いた。
「お前はいつも、それで誤魔化そうとする」
「……そうかもな」
俺は微笑む。
レイはしばらく黙っていたが、やがて手を俺の髪に通した。
「……無理をするな」
その一言が、やけに優しく響く。
「……レイ、俺さ……」
「ん?」
「……お前がそばにいると、安心する」
俺の呟きに、レイは目を細めた。
「当たり前だろう」
そう言って、レイは俺の手を握る。
「カイル」
「ん?」
「アランは王の預かりとなった。ただまだ……」
レイの眉根が寄せられる。
「終わってない?」
「……そうだな……ただ少なくとも、アランをはじめ邸に入り込んだ者も洗い出しは終わった」
「そっか。じゃあ、あともうちょっとだな。こっちで用事が終わったらフランベルクに帰ろう。……三人で」
……三人で、 の言葉に、レイの指が一瞬だけピクリと動いた。
その変化に気づいた俺は、なんとなく顔を覗き込む。
レイはしばらく何も言わなかった。
ただ俺をじっと見つめていた。
そして、ゆっくりと目を伏せると、小さく息をついた。
まるで 込み上げるものを抑え込む みたいに。
「……ああ、帰ろう」
「……うん」
その返事は、いつもの冷静な声のはずなのに。
なぜか、どこか震えているようにも聞こえた。
城壁を超え、視界が開けると、見慣れたはずの王都の街並みが広がっていた。
「……懐かしい」
ふと漏れた言葉に、俺は自分で驚く。
懐かしいはずなのに、どこか違う。
見慣れた家並み、行き交う人々、賑わう市場——すべてが以前と同じはずなのに、自分だけが別の場所にいるような、そんな感覚だった。
「カイル様!」
馬車が街道を抜け、エルステッド家の敷地に入ると、あちこちから人々の声が上がる。
使用人たちが駆け寄り、笑顔で手を振る。
「お帰りなさいませ!」
「無事で何よりです、カイル様!」
「……ただいま」
俺は微笑みながら答える。
温かい歓迎を受けているのに、胸の奥に小さな違和感が残る。
“ここが俺の家だった” はずなのに、今の俺にとって、いちばん落ち着く場所は レイと一緒にいるところ になっている。
「王都にも、随分と長く帰ってなかったな……」
そう呟くと、レイが静かに頷いた。
「そうだな。だが、今はお前の家はフランベルクにもあると、忘れないでほしい」
その言葉に、俺は一瞬驚く。
……レイが、俺の居場所を気にしてくれている。
「……うん」
短く返すと、レイはそれ以上何も言わず、俺の肩に手を置いた。
馬車が門の前で止まると、すでにそこには 両親が待っていた。
父は腕を組み、いつもの落ち着いた佇まいで立っている。
母は柔らかな微笑みを浮かべながらも、その目には鋭い光が宿っていた。
「随分と久しぶりじゃないか」
父が静かに言う。
「顔を見せに帰るのに、何年かかった?」
皮肉ではなく、本当に心配していたのだろう。
「……ごめん、父上」
そう答えると、父は「まったく」と言いながら、しかし目尻を僅かに下げた。
母が一歩前に出ると、俺の顔をじっと見つめる。
「カイル、まあ……あなた、本当に無事?」
その問いかけに、俺は少しだけ肩をすくめた。
「えっと……ちょっと旅が長くてね」
母は小さく首をかしげる。
「旅が長い、ねぇ?」
意味ありげな視線に、俺は少し焦る。
「まあいいわ。詳しいことは後でゆっくり話してもらいましょう……じきにお姉さまもやってくるわ。あなたの顔が見たいのですって」
「義母上が……?」
母はにこりと微笑んだが、目の奥では 「逃がさないわよ?」 と言っている。
父がそれを見て、軽く咳払いをする。
「何も聞くまい。だが、お前の目を見るに、言いたいことは山ほどありそうだな?」
「……厳しいな、父上」
「当然だ。お前は我が息子だ」
その言葉に、俺は一瞬、喉が詰まる。
どれだけ時間が経っても、俺はこの家の息子なのだと、改めて思い知らされた。
その間にレイは静かに一歩後ろに下がる。
「では、俺は王城へ向かいます。また後ほどに。……アランを引き渡してくる」
「……うん、頼んだ」
レイは頷くと、すぐに馬車へと戻っていった。
俺は両親の前で、再び小さく息を吐いた。
「食欲はある? 最近ちゃんと食べてるの?食事を用意させているわ」
母が柔らかく尋ねる。
「うん、まあ、それなりに……」
父がじっと俺を見つめる。
「ならばよし、とはならんぞ」
「え?」
「お前が嘘をつくときは、昔から視線が揺れる」
「……それはまた……知らなかった。よく見てるね」
「当然だ。自分の子だぞ」
俺と父のやり取りに母がふっと笑う。
「あなたは、昔から無理をすると顔に出るわね」
「……そんなこと……」
「ありますとも。ほら、こうして心配させて」
母は俺の手を優しく取った。
「カイル、私たちに何も言わなくてもいいの。だけど、無理をしないでちょうだい」
「……母上」
その言葉が、胸の奥にじんわりと染み込んでいく。
——そうだ。俺はもう、一人じゃない。
レイがいて、家族がいて、守るものが増えている。
「……ありがとう、母上」
そう答えると、母は穏やかに微笑んだ。
※
屋敷の静寂の中、俺は寝台に横になっていた。
馴染みのある部屋、見慣れた天井——のはずなのに、どこか落ち着かない。
もう何年もここにいなかったからか……。
窓の外では、月明かりが庭の噴水を照らしている。
小さな頃、よくここで遊んだっけ——そんな記憶がふと蘇る。
「……はぁ……」
静かに息を吐くと、腹部に鈍い違和感を覚えた。
食事の途中から、なんとなく感じていた不快感が、徐々に強くなってきている。
冷や汗が滲み、喉が乾く。
「……なんだよ、これ……」
手を腹に当て、そっと撫でる。
ズキズキと響くような痛みじゃない。でも、重く、圧迫されるような感覚——。
気のせいかもしれないと思いたかったが、そうではないことが自分でも分かっていた。
「……くそ……」
寝返りを打とうとした瞬間、ふいに扉がノックされた。
「カイル、起きている?」
母の声だった。
「……うん、どうかした?」
扉が静かに開き、ローブ姿の母が入ってくる。
手にはカップを持っていて、微かにハーブの香りが漂った。
「眠れないんじゃないかと思ってね。温かいお茶を持ってきたわ」
母はにこりと微笑む。
そして、俺の顔をじっと見た。
「……本当に無理してない?」
「……別に、大したことはないよ」
「カイル」
母はそっと寝台の端に腰掛け、カップを差し出した。
ハーブティーの湯気がふんわりと立ち上る。
「あなたが“無理してない”って言う時は、大抵無理している時よ」
「……そんなこと……」
「ええ、あるわ」
母は静かに微笑む。
「あなたが幼い頃、熱を出しても、“平気”って言い張っていたわよね。でも、すぐに寝込んだじゃない」
「……そんなことも、あったっけ」
懐かしい話のはずなのに、今の俺には 「昔と変わっていない自分」 を突きつけられるような気がして、胸が苦しくなる。
母はそっと俺の肩を撫でた。
温かく、優しい手。
「何も聞かないわ。でも、覚えておいて」
母の瞳が、月光に照らされて柔らかく光る。
「あなたのことは、いつだって大切に思っているの。何があっても」
「……母上」
俺は視線を落とす。
言葉にできないものが、胸の奥で渦巻く。
母はただ微笑みながら、俺の手を軽く叩いた。
「さあ、お茶を飲んで、休みなさい。レイが帰ってきたら、今夜は客間に案内するわね」
「……ありがとう」
俺はゆっくりとハーブティーを口に含んだ。
温かさが喉を通り、ほんの少しだけ、心も落ち着くような気がした。
母は静かに部屋を出て行く。
その背中を見送った後、俺はもう一度、自分の腹に手を当てた。
「……気のせい……じゃないよな……」
どこか、母も 何かに気づいているような気がする。
だが、それを言わないのは、俺が自分で話すのを待っているのかもしれない。
月明かりの下、俺はそっと目を閉じた。
※
「……ん……」
目を覚ました瞬間、全身が重く感じた。
まるで身体に鉛を仕込まれたような倦怠感。
息をするだけで、胸の奥が妙に圧迫されるような感覚がある。
(……なんだよ、これ……)
昨日よりも悪化している。
今までは「旅の疲れ」で誤魔化せていたが、今日は起き上がるのすら辛い。
「……カイル?」
扉の向こうから、レイの声が聞こえた。
「入るぞ」
扉が開く音とともに、レイの気配が近づく。
俺は薄く目を開けた。
「……おかえり、レイ」
レイはベッドの横に腰掛け、俺をじっと見下ろした。
「顔色が良くないな」
「……そうか?」
「嘘をつくな」
レイの指が、俺の額に触れる。
その手が温かくて、俺は少しだけ目を閉じた。
「熱はないが……」
レイは眉をひそめる。
「昨日よりひどくなっているんじゃないか?」
「……ちょっと、疲れてるだけだよ」
またそう言うと、レイは小さく息を吐いた。
「お前はいつも、それで誤魔化そうとする」
「……そうかもな」
俺は微笑む。
レイはしばらく黙っていたが、やがて手を俺の髪に通した。
「……無理をするな」
その一言が、やけに優しく響く。
「……レイ、俺さ……」
「ん?」
「……お前がそばにいると、安心する」
俺の呟きに、レイは目を細めた。
「当たり前だろう」
そう言って、レイは俺の手を握る。
「カイル」
「ん?」
「アランは王の預かりとなった。ただまだ……」
レイの眉根が寄せられる。
「終わってない?」
「……そうだな……ただ少なくとも、アランをはじめ邸に入り込んだ者も洗い出しは終わった」
「そっか。じゃあ、あともうちょっとだな。こっちで用事が終わったらフランベルクに帰ろう。……三人で」
……三人で、 の言葉に、レイの指が一瞬だけピクリと動いた。
その変化に気づいた俺は、なんとなく顔を覗き込む。
レイはしばらく何も言わなかった。
ただ俺をじっと見つめていた。
そして、ゆっくりと目を伏せると、小さく息をついた。
まるで 込み上げるものを抑え込む みたいに。
「……ああ、帰ろう」
「……うん」
その返事は、いつもの冷静な声のはずなのに。
なぜか、どこか震えているようにも聞こえた。
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