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12エド兄様
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運動を始めて半月後―――
「ふう。今日の運動はこれで終わりね」
私はなんと今はちょっとだが、走れるようになっていた!
始めの方は、ストレッチにウォーキングをするだけで、すぐに限界が来てしまっていたが、きっちり運動のノルマをこなし、少しずつ運動量を増やしていき、ランニングという初期の頃では考えられないことが出来るようになってきたのだ!
ローゼ先生は、これをすごい早さで成長しているとよく褒めてくれていた。
メアリーは私と2人きりのとき、大号泣していた。
今日、私は屋敷から見えにくい庭の死角でランニングをしていた。
ここには花がたくさん植えてあって、見るのも楽しい素敵な、お気に入りの場所だ。
そしてノルマをこなし、部屋に帰ろうとしていたときだった。
「リュリュ。こんにちは」
美形――エドワードは木の影から姿をあらわした。
「!?―――げぇ…なんでここに……あっ、ゴホン。お兄様、それでどうしてここに?」
危ない危ない正直な心の声が漏れて聞かれるところだッ「リュリュ?げぇってなあに?」
ビクゥッ―――ふう。私は何も言ってない。よしok!
「それでお兄様、どうしてここにいらっしゃられるのですか?」
私はあわてて話題をそらす。
「んー?話題をそらされた気がするけどまあいいか。勉強の息抜きだよ。最近難しい課題と少々面倒くさい課題がたくさん出されててね。ここにきて花を見ると心が落ち着くんだ。そういうリュリュはここでなにしてたの?」
「えーっと、ひっ秘密です!」
これは、ちゃんと達成するまで言わないと決めていることだから、秘密で押しとおすしかない!と考え、エドワードになにを言われても口を割らないように身構えていたら、
「ふうん。そっか、ならいいよ」
とあっさり引き下がっていった。
しつこく聞かれるのかも……と思っていた私は、予想外の行動にすこし驚いた。
が、笑顔をつくり「ありがとうございます」と詳しく聞いてこなかったことに礼を言い、しばらく私が読んだ本やエドワードの面白い体験談などを話していたが、その時間にも終わりが来る。
「!――ごめんリュリュ、そろそろ時間だ。楽しかったよ、また今度一緒にお茶会でもしよ?」
「はい。楽しみにしていますわ」
そうしてエドワードは私に手を振り館の勉強部屋に帰ろうとしたのだが、
「あっそうだ!リュリュさ、僕のことエド兄様って呼んでくれていたのに、今日は違うんだね」
ドキィ―!
私はドバっと冷や汗をかく。
もしかして、いつもとは違う呼び方で呼んで、エドワードに怪しまれてしまったの!?
まずいまずい……そう焦っていた私だったが、
「えーっと、今日、おにぃ……エド兄様と話すのが久しぶりで、緊張してしまって……あ!私もやることがアッタンダ―。ではさようなら!」
と言い、逃げるようにしてその場から――エドワードの前から立ち去った私だった。
「ふう。今日の運動はこれで終わりね」
私はなんと今はちょっとだが、走れるようになっていた!
始めの方は、ストレッチにウォーキングをするだけで、すぐに限界が来てしまっていたが、きっちり運動のノルマをこなし、少しずつ運動量を増やしていき、ランニングという初期の頃では考えられないことが出来るようになってきたのだ!
ローゼ先生は、これをすごい早さで成長しているとよく褒めてくれていた。
メアリーは私と2人きりのとき、大号泣していた。
今日、私は屋敷から見えにくい庭の死角でランニングをしていた。
ここには花がたくさん植えてあって、見るのも楽しい素敵な、お気に入りの場所だ。
そしてノルマをこなし、部屋に帰ろうとしていたときだった。
「リュリュ。こんにちは」
美形――エドワードは木の影から姿をあらわした。
「!?―――げぇ…なんでここに……あっ、ゴホン。お兄様、それでどうしてここに?」
危ない危ない正直な心の声が漏れて聞かれるところだッ「リュリュ?げぇってなあに?」
ビクゥッ―――ふう。私は何も言ってない。よしok!
「それでお兄様、どうしてここにいらっしゃられるのですか?」
私はあわてて話題をそらす。
「んー?話題をそらされた気がするけどまあいいか。勉強の息抜きだよ。最近難しい課題と少々面倒くさい課題がたくさん出されててね。ここにきて花を見ると心が落ち着くんだ。そういうリュリュはここでなにしてたの?」
「えーっと、ひっ秘密です!」
これは、ちゃんと達成するまで言わないと決めていることだから、秘密で押しとおすしかない!と考え、エドワードになにを言われても口を割らないように身構えていたら、
「ふうん。そっか、ならいいよ」
とあっさり引き下がっていった。
しつこく聞かれるのかも……と思っていた私は、予想外の行動にすこし驚いた。
が、笑顔をつくり「ありがとうございます」と詳しく聞いてこなかったことに礼を言い、しばらく私が読んだ本やエドワードの面白い体験談などを話していたが、その時間にも終わりが来る。
「!――ごめんリュリュ、そろそろ時間だ。楽しかったよ、また今度一緒にお茶会でもしよ?」
「はい。楽しみにしていますわ」
そうしてエドワードは私に手を振り館の勉強部屋に帰ろうとしたのだが、
「あっそうだ!リュリュさ、僕のことエド兄様って呼んでくれていたのに、今日は違うんだね」
ドキィ―!
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まずいまずい……そう焦っていた私だったが、
「えーっと、今日、おにぃ……エド兄様と話すのが久しぶりで、緊張してしまって……あ!私もやることがアッタンダ―。ではさようなら!」
と言い、逃げるようにしてその場から――エドワードの前から立ち去った私だった。
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