異世界転生した私は甘味のものがないことを知り前世の記憶をフル活用したら、甘味長者になっていた~悪役令嬢なんて知りません(嘘)~

詩河とんぼ

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13ディナー

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「お嬢様。今日はいよいよご家族の皆様とのお食事の日ですね」

 あのエドワード遭遇事件から3ヶ月後、私は初期の頃では考えられないような距離を走ることが出来るようになっていた!それは……約500m!すごいでしょう!歩くのでは約700mというでびっくりの距離だ。
 そして私はついに今日、リューナの家族にこのことを打ち明けようと考えていた。
 すごい成長したからだ!ということで私はディナーの時に打ち明けるため、メアリーに暫く前から皆の予定を合わせてもらい、マナーを軽く確認し万全の状態でディナーに挑む。

 そして―――
 
 私はドキドキしながらダイニングルーム会場に入り、リューナの家族を待つ。
 数分後、

「リュリュ―!来たわよー!!」

 とメナードさんがやってきて私を見るなり一目散にこちらへ駆け寄ってき、抱き着いてきた。

「お……お母様……く、苦し…」

「あっごめんなさいリュリュ!」

 バッと私から離れるメナードさん。すると、

「リュリュもそろって……家族みんなでディナーなんて久しぶりだなぁ!」

「僕も……嬉しい」

「大事な話って何かなぁ?」

 とジョージとジョセフ、エドワードが一緒にやってきた。
 そして、またまた数分後……

「悪い。少し遅れた」

 とイケメン――フェルナンドさんがやってきてディナーを開始した。

 次々と美味しそうなご飯が運ばれてきて、思わずよだれがたれそうになり、お腹もグーとなってしまいそうになる。
 が、それをグッと我慢して、ご飯にありつく。
 うん――ま!やばこれー!とか思ってもりもり食べていた私にフェルナンドさんが話を切り出す。

「リュリュ、それで……話とはなんのことだ?」

 はっ――!それを聞いて私は正気に戻る。そして今口の中に入っていたものをゴクンと飲み込み、話し出す。

「実は、私の体のことでして……実は走れるようになったのです!しかも約500mも!歩くのも大体700mくらいは!」

 それを聞いて、

「まあ!リュリュすごいわ!」

「前はすこーし歩いただけで倒れてたのになー」

「リュリュ……天才だね!」

「リュリュ!頑張ったのだね!」

「さすがだな……リュリュ」
 
 とリューナの家族たちから驚きと賞賛を伝えられる。
 その後は褒められながら、
 
「リュリュ!ねえどうやってやったの!?」

「……いつからやってたの?」

 といった質問に答えながら、ディナーを楽しんだ私だった。
 
 
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