52 / 54
ーーにて
しおりを挟む
遅くなってしまったのですが、お気に入り登録500ありがとうございます╰(*´︶`*)╯♡
「はあ、なかなか上手く行かないものだ」
ここは〇〇のーー。いつもはただの少しお高いバーなのだが、その日はそこを貸し切り、地下で集会をしていた。今は〃ボス〃が来るまで待っている時間で会話が飛び交っていた。
「ちゃんとやってよ、あの件の依頼人はお怒りだよ」
背が150㎝ほどの小柄な、驚いた顔の仮面をしている人物は言った。
その日、バーにいた数名は皆仮面をつけ、フードで自分の髪を隠していて異様な雰囲気を醸し出していた。
「うるさい。こっちも真剣にやっているのだぞ?お前らがー」
驚いた仮面の人物の発言に文句を言う長身の怒りの仮面をつけた人物。
「あーはいはい。そーゆーのいらないよ、その仮面みたいに怒るなって」
長くなると思ったのか怒りの仮面の人物の言葉を途中でやめさせた。
「はぁ、そっちはどうなんだ。ニコ」
近くにいた笑顔の仮面をつけている人物、ニコに話を振った。
「相変わらず可愛らしいわ、あの子。依頼を達成出来たら死体だけでいいからもらえないかしら」
「はぁ、無理だろう」
泣いている仮面の人物は冷静に言った。
「もう!できたら、の話よ」
冷静な言葉にこれだから冗談の通じないやつは……。とぶつくさ文句を言い始めた。
そこに、恐怖の仮面と嫌悪の仮面の人物が現れた。
「まだボスは来てないの?」
「ああ、もうそろそろいらっしゃるだろう」
「今日は何の話?わざわざ有休をとったのだけど」
「俺もだ」
笑顔の仮面の人物と泣いた仮面の人物は言う。
「さぁ?誰も何も知らされていないようだぞ」
「ふぅん」
そんなことを話していると、
「待たせたな」
突然、表情のない仮面をつけた人物がそこに現れた。
「「「ボス、いらっしゃいませ」」」
先ほどまで椅子に腰かけたり、ソファーに寝転がっていたりとだらけていた6名は即座に立ち上がり、腰を折っていった。
「かしこまらなくて良い、楽にしろ」
その一言で皆はまた椅子に座ったが、どこか緊張しているようだった。
「それで、今日はどのような用件で?」
怒りの仮面の人物が代表して無表情の仮面の人物に聞いた。
「今日は、今ゆっくり進めていたあの件を早くしろと催促があった。だからあの件の状況を一回整理しよかと思って幹部を収集した」
「ああ、あの件ですか。依頼人から催促を受けてもうやっちゃおうと思ってあの時に仕掛けさせたのですが、上手くいかなかったです」
「ボクの部下の部下で平気だと思っていたのだけど、無理だったよ」
「私も、行けると思っていたのですがね」
次々と幹部たちは言い訳を口にする。
「言い訳はその辺にしておけ。あの件の依頼人はターゲットが18になるまででいいと言っている。あと10年くらいだが、早く終わるに越したことはないだろう」
「はーい」
「それでは、私は忙しいから帰る。皆はあの件をまとめ、驚きの仮面の人物がまとめた資料をつくり、私に持って来い」
無表情の仮面の人物はそう言い残すと風が巻き起こり一瞬にして姿を消した。
無表情の仮面の人物がいなくなった瞬間、オドロキはブーブーと言い始めた。
「え~~!!??ボク資料作り苦手だよ」
「お前があの時しくじってなければこのようなことにはなっていなかったのだから、これくらいで済ませてもらっただけましだろう」
泣いた仮面の人物がそういうと、怒りの仮面の人物はそうだぞと言い、場を仕切りだした。
「では、あの件のターゲット、リューナ・クワソンについて改めてまとめていく」
「彼女には幼いころ遅延性の死んだ後でもバレにくい毒を盛った」
「だけど、それは何故かなくなっている――」
昼間からから外が真っ暗闇となるまでの長時間、六人は今後のことを話し合った。
「はあ、なかなか上手く行かないものだ」
ここは〇〇のーー。いつもはただの少しお高いバーなのだが、その日はそこを貸し切り、地下で集会をしていた。今は〃ボス〃が来るまで待っている時間で会話が飛び交っていた。
「ちゃんとやってよ、あの件の依頼人はお怒りだよ」
背が150㎝ほどの小柄な、驚いた顔の仮面をしている人物は言った。
その日、バーにいた数名は皆仮面をつけ、フードで自分の髪を隠していて異様な雰囲気を醸し出していた。
「うるさい。こっちも真剣にやっているのだぞ?お前らがー」
驚いた仮面の人物の発言に文句を言う長身の怒りの仮面をつけた人物。
「あーはいはい。そーゆーのいらないよ、その仮面みたいに怒るなって」
長くなると思ったのか怒りの仮面の人物の言葉を途中でやめさせた。
「はぁ、そっちはどうなんだ。ニコ」
近くにいた笑顔の仮面をつけている人物、ニコに話を振った。
「相変わらず可愛らしいわ、あの子。依頼を達成出来たら死体だけでいいからもらえないかしら」
「はぁ、無理だろう」
泣いている仮面の人物は冷静に言った。
「もう!できたら、の話よ」
冷静な言葉にこれだから冗談の通じないやつは……。とぶつくさ文句を言い始めた。
そこに、恐怖の仮面と嫌悪の仮面の人物が現れた。
「まだボスは来てないの?」
「ああ、もうそろそろいらっしゃるだろう」
「今日は何の話?わざわざ有休をとったのだけど」
「俺もだ」
笑顔の仮面の人物と泣いた仮面の人物は言う。
「さぁ?誰も何も知らされていないようだぞ」
「ふぅん」
そんなことを話していると、
「待たせたな」
突然、表情のない仮面をつけた人物がそこに現れた。
「「「ボス、いらっしゃいませ」」」
先ほどまで椅子に腰かけたり、ソファーに寝転がっていたりとだらけていた6名は即座に立ち上がり、腰を折っていった。
「かしこまらなくて良い、楽にしろ」
その一言で皆はまた椅子に座ったが、どこか緊張しているようだった。
「それで、今日はどのような用件で?」
怒りの仮面の人物が代表して無表情の仮面の人物に聞いた。
「今日は、今ゆっくり進めていたあの件を早くしろと催促があった。だからあの件の状況を一回整理しよかと思って幹部を収集した」
「ああ、あの件ですか。依頼人から催促を受けてもうやっちゃおうと思ってあの時に仕掛けさせたのですが、上手くいかなかったです」
「ボクの部下の部下で平気だと思っていたのだけど、無理だったよ」
「私も、行けると思っていたのですがね」
次々と幹部たちは言い訳を口にする。
「言い訳はその辺にしておけ。あの件の依頼人はターゲットが18になるまででいいと言っている。あと10年くらいだが、早く終わるに越したことはないだろう」
「はーい」
「それでは、私は忙しいから帰る。皆はあの件をまとめ、驚きの仮面の人物がまとめた資料をつくり、私に持って来い」
無表情の仮面の人物はそう言い残すと風が巻き起こり一瞬にして姿を消した。
無表情の仮面の人物がいなくなった瞬間、オドロキはブーブーと言い始めた。
「え~~!!??ボク資料作り苦手だよ」
「お前があの時しくじってなければこのようなことにはなっていなかったのだから、これくらいで済ませてもらっただけましだろう」
泣いた仮面の人物がそういうと、怒りの仮面の人物はそうだぞと言い、場を仕切りだした。
「では、あの件のターゲット、リューナ・クワソンについて改めてまとめていく」
「彼女には幼いころ遅延性の死んだ後でもバレにくい毒を盛った」
「だけど、それは何故かなくなっている――」
昼間からから外が真っ暗闇となるまでの長時間、六人は今後のことを話し合った。
148
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢だけど、私としては推しが見れたら十分なんですが?
榎夜
恋愛
私は『花の王子様』という乙女ゲームに転生した
しかも、悪役令嬢に。
いや、私の推しってさ、隠しキャラなのよね。
だから勝手にイチャついてて欲しいんだけど......
※題名変えました。なんか話と合ってないよねってずっと思ってて
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
あなたの重すぎる愛は私が受け止めます
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のクリスティーヌは、ある日自分が、前世で大好きだった漫画のヒロインに転生している事に気が付く。
だが、彼女が転生したヒロインは、前世で大好きだった悪役令息、アルフレッドを死に追いやった大嫌いなキャラクターだったのだ。自分の顔を見るだけで、殺意が湧くほど憎らしい。
でも…
“私は前世で大好きだったアルフレッド様が心から愛した相手。という事は、これからは私が愛するアルフレッド様を全力で愛し抜けばいいのでは?
そうよ、私がアルフレッド様を幸せにすればいいのよ!
私を悪役ヒロイン、クリスティーヌに転生させてくれてありがとう!私、絶対にアルフレッド様を幸せにして見せるわ!“
そう心に誓ったクリスティーヌだったが、現実はそう甘くはなくて…
前世の記憶を取り戻したクリスティーヌが、アルフレッドからの重い愛を全力で受け入れつつ、彼を守るため奮闘するお話しです。
ご都合主義全開ですが、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
他サイトでも同時連載しています。
悪役令嬢はSランク冒険者の弟子になりヒロインから逃げ切りたい
鍋
恋愛
王太子の婚約者として、常に控えめに振る舞ってきたロッテルマリア。
尽くしていたにも関わらず、悪役令嬢として婚約者破棄、国外追放の憂き目に合う。
でも、実は転生者であるロッテルマリアはチートな魔法を武器に、ギルドに登録して旅に出掛けた。
新米冒険者として日々奮闘中。
のんびり冒険をしていたいのに、ヒロインは私を逃がしてくれない。
自身の目的のためにロッテルマリアを狙ってくる。
王太子はあげるから、私をほっといて~
(旧)悪役令嬢は年下Sランク冒険者の弟子になるを手直ししました。
26話で完結
後日談も書いてます。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
ヒロイン気質がゼロなので攻略はお断りします! ~塩対応しているのに何で好感度が上がるんですか?!~
浅海 景
恋愛
幼い頃に誘拐されたことがきっかけで、サーシャは自分の前世を思い出す。その知識によりこの世界が乙女ゲームの舞台で、自分がヒロイン役である可能性に思い至ってしまう。貴族のしきたりなんて面倒くさいし、侍女として働くほうがよっぽど楽しいと思うサーシャは平穏な未来を手にいれるため、攻略対象たちと距離を取ろうとするのだが、彼らは何故かサーシャに興味を持ち関わろうとしてくるのだ。
「これってゲームの強制力?!」
周囲の人間関係をハッピーエンドに収めつつ、普通の生活を手に入れようとするヒロイン気質ゼロのサーシャが奮闘する物語。
※2024.8.4 おまけ②とおまけ③を追加しました。
【完結】その令嬢は号泣しただけ~泣き虫令嬢に悪役は無理でした~
春風由実
恋愛
お城の庭園で大泣きしてしまった十二歳の私。
かつての記憶を取り戻し、自分が物語の序盤で早々に退場する悪しき公爵令嬢であることを思い出します。
私は目立たず密やかに穏やかに、そして出来るだけ長く生きたいのです。
それにこんなに泣き虫だから、王太子殿下の婚約者だなんて重たい役目は無理、無理、無理。
だから早々に逃げ出そうと決めていたのに。
どうして目の前にこの方が座っているのでしょうか?
※本編十七話、番外編四話の短いお話です。
※こちらはさっと完結します。(2022.11.8完結)
※カクヨムにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる