真・八八艦隊

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新・八八艦隊建設

④計画

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④計画は以下のようになった。


④計画

建造艦
空母:30000トン級装甲空母4隻(1隻辺り1億円、4隻で4億円)
駆逐艦:秋月型16隻(1隻辺り1200万円、16隻で1億9200万円)
潜水艦:海大型潜水艦12隻(1隻辺り1000万円、12隻で1億2000万円)

改装艦
戦艦:長門、陸奥(1隻辺り1000万円、2隻で2000万円)、伊勢、日向(1隻辺り3000万円、2隻で6000万円)
潜水母艦:剣崎、大鯨(1隻辺り700万円、2隻で1400万円)

航空隊整備:6億円
諸事開発費:1億円

合計15億600万円


航空隊整備に6億円もの大金をかけるが、これは③計画分も含まれているためそこまで常識外の事では無かった。
④計画は1939年9月から行われることになっている。
また、海軍はこれとは別に優秀商船に補助金を供出。
有事の際はこれらを全て空母に改装する手はずだった。
この予算は④計画外である。


④計画が策定された頃、山本は航空本部長と兼任して海軍次官に就任。
上司の米内光政と共に日独伊三国同盟締結の阻止や徹底した英米協調路線などを行っていた中、④計画成案の報を聞いて口角を俄かに釣り上げた。
(4隻の空母が出そろうのはおそらく1942年になってからだろうが、これで理想の機動部隊を建設出来る!)
山本は八八艦隊での8隻の戦艦を空母の護衛に格下げるする気であった。
これは軍令部の猛反発に遭うのは必至だが、山本の海軍内での権力は次第に大きくなりつつある。
もはや時間をかければ山本の理想は実現できる。
山本は密かに艦隊編成案を腹心の大西と共に練り上げ始めていたのである。
だが、彼にはやるべきことがあった。
新型艦上機の開発である。
航空本部長も兼任している山本にとって新型艦上機の開発は急務だったが、予算がかなり増えた影響でエンジン強化等にも資金が回るようになった。
(これならばまさに世界最強の航空隊を生み出せるかもしれない!)
既に日本海軍は全金属単葉機の九六式艦上戦闘機や九七式艦上攻撃機などを生み出しており、世界に先駆けて艦載機の近代化を図っていた。
ただ、いずれ欧米列強が追いついてくるのはもはや明白であり日本に休んでいる暇は無かった。
(伸びしろがあるのは金星エンジンに火星エンジン、あとは中島の栄を18気筒化したエンジンだ。これらを早急にものにしなければならない!)
山本はそう思い立ち、この3エンジンを重点開発エンジンに指定したのである。
だが、山本は③計画時にも火星エンジンと金星エンジンにはかなりに期待を示し資金を供出していた。
このまいた種が芽を出すのはすぐそこまで迫っていたのである。
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