山本五十六の逆襲

ypaaaaaaa

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再編成

久方ぶりの勝利

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ジョンストン島空襲は日米双方に多大な影響を与えた。
まず、日本側であるがミッドウェーから続く”嫌な雰囲気”が霧散し、各方面が2か月ぶりの勝利に手放しで喜んだ。
また、今回は無線封止が行われていたため、案の定米空母は出てこなかった。
ここから、”暗号が解読されている可能性が高い”と考えた山本は軍令部に対して暗号の更新を要請。
軍令部は最初こそこれに難色を示したものの、彼らも久方ぶりの勝利に酔っており結局は暗号更新を承諾したのである。
続いてアメリカ側である。
アメリカ、特に海軍はまさに青天の霹靂であった。
つい2か月前にミッドウェーで日本軍の機動部隊を叩き潰し、一安心というところに此度のジョンストン島空襲である。
アメリカ海軍は日本軍機動部隊はいまだ健在であるとまざまざと見せつけられたばかりか、中部太平洋への防衛兵力増強も行わねばならなかった。
いや、それだけではなく、日本軍機動部隊がこのままの勢いで”ハワイまでやってくる”可能性があるとした太平洋艦隊司令部は安全が確認される1か月の間だけではあるが、南太平洋に派遣していた空母をハワイまで戻した。
その関係上、計画されていた南太平洋での攻勢作戦も1か月延期された。
消極的に思えるかもだが、アメリカ軍に焦る理由などない。
国力で日本を圧倒しているのだから、時間をかけてゆっくりと進撃してもいずれ戦争には勝てるのだ。


1942年8月15日。
トラックに居た山口は第一航空艦隊の旗艦を一時的に翔鶴に変更した。
日向の改装工事はまだ中途であり、ここトラックでその改装が行われる。
本格的な海軍工廠が無いトラックで改装が行われる時点でお察しだが、この改装もそこまで大層なものではない。
端的に言うと、中央に配置されている2基の主砲を取り外してそこに高角砲群を設置するのである。
これで、29ノットまでの増速が見込めるばかりか機動部隊の旗艦としてふさわしい強力な対空火力を手に入れることが出来る。
改装完了は3週間ごとされた。
「何事も無ければいいのだが…」
山口の不安はもっともだが、アメリカ軍が攻勢作戦を1か月延期したのに救われる形となった。
また、第一航空艦隊の戦力も増強された。
飛龍であった、
ミッドウェーで大きな被害を受けた飛龍であったが、3カ月の療養の末に完全復活を果たした。
これには山口も喜び、たまらず飛龍の艦内まで押しかけたが飛龍の乗組員もミッドウェーの時から変わっておらず、山口の事を暖かくもてなした。
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