山本五十六の逆襲

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米豪遮断作戦

作戦発動

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連合艦隊がついに第二次MO作戦とも言えるポートモレスビー占領作戦を発動した2日後、アメリカ軍も攻勢作戦を発動した。
場所はガダルカナル。
この島には日本軍が飛行場設営を行っていたが、ここの占領するとラバウルへの直接攻撃が可能となるのである。
実は、日米は双方の攻勢作戦をまるで知らなかったのである。
日本軍の暗号は再び変更されアメリカ軍の解読作業は振出しに戻った。
かといって日本軍がアメリカ軍の暗号を解読できるわけもなかった。
一応、トラックなどに大艦隊が集結しつつあるという報告が上がっていたが、これに太平洋艦隊は”中部太平洋が狙われるのでは…?”という疑念を捨てきれず、南太平洋の防備はおろそかだった。
ともかく、南方において日米の攻勢作戦が絡み合う奇妙な状況が醸成されたのだった。


トラックからポートモレスビーとポートモレスビーからガダルカナル島では後者の方が距離が短い。
そのため、先に戦闘が発生したのはガダルカナル島であった。
だが、ガダルカナル攻略部隊は思わぬ事態に見舞われることになる。
ガダルカナル島の飛行場はすでに完成しており、ポートモレスビー攻略作戦に際し九七式飛行艇や九六式陸攻などを用いて大規模な索敵を行っていた。
その索敵に攻略部隊は引っ掛かってしまったのである。
もし、ガダルカナル島攻略作戦が期日通りに行われていればこのような事態にはならなかったはずだが、ジョンストン島空襲がここに来て効いてきたのだ。
だが、アメリカ軍は日本軍が飛行場を完成させているのは承知の上であり、ちゃんと護衛空母を3隻連れてきていた。
ボーグ、カード、コパヒーである。
3隻を合計すると84機もの艦載機を有する。
これを用いればガダルカナル島の飛行場は破壊できるのだ。
ただ、発見されたのはガダルカナル島からいまだ300海里離れている地点であった。
元々、機動的な攻撃が前提のガダルカナル島攻略作戦はいきなり困難に直面した。
それでも、南太平洋艦隊司令部は攻勢計画を停止する気は無く、逆に主力空母を投入することとした。
現在の南太平洋にはエンタープライズ、ホーネット、サラトガ、ワスプの4隻の空母があった。
これらの艦載機数は348機もの艦載機数を誇るのである。
護衛空母艦隊と共にガダルカナル島を攻撃すれば鎧袖一触なのは明らかであった。
「ガダルカナルを獲っておかないとポートモレスビーが危うくなるぞ…」
南太平洋艦隊司令長官のゴームレー中将は日本の攻略部隊がすでに動き出していることも知らずにそう考えていたのである。
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