山本五十六の逆襲

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第二次MI作戦

南方戦線膠着

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ガダルカナル島は1942年11月12日に日本軍によって奪還された。
既にソロモン海域での制海権並びに制空権を喪失していた連合軍は増援や補給などを送ることが出来ず、逆日本軍は潤沢な物資や航空支援の元、ガダルカナル島に展開していた連合軍を攻撃した。
もはや戦況は明らかであり、連合軍は次々と降伏。
結局は1万人に及ぶ捕虜を日本は得たのである。
ガダルカナル島での戦いが終結したことを機に、南方での戦いは膠着を見せることになる。


1942年12月8日。
開戦から丸1年が経ったこの日、桂島泊地に第一航空艦隊が帰還した。
艦載機の補充や乗組員の休養などが目的である。
ポートモレスビーを砲撃した大和、武蔵、長門、陸奥は一足早く内地に帰還しており、それぞれ改装工事に入っていた。
長門、陸奥は艦体を延長して速力を28ノットまで引き上げる大改装に着手しており、大和、武蔵は対空火器の増設などを行っていた。
すべては来るべき次期作戦、第二次MI作戦の為である。


連合艦隊司令部の最大の目標はハワイの占領に他ならなかったが、これを着実に遂行するためにやっておかねばならないことがあった。
それは、ミッドウェー島の占領である。
ハワイを攻略している間に背後を衝かれては危険極まるという判断の元だ。
アメリカ海軍の機動部隊は先のソロモン海海戦で壊滅させたため、ミッドウェーを守っているのはその基地航空隊と守備隊だけだった。
これほどの好機は無かったが、日本海軍はミッドウェーに”嫌な記憶”があるためかなり慎重になっていた。
大和型と長門型を改装しているのおその一環である。
6月のミッドウェー海戦では大和や長門は出港したものの、機動部隊の遥か後方で潜水艦と小競り合いを起こしただけで海戦にはほとんど参加できていなかった。
山本はこれを問題視し、4隻の戦艦を機動部隊の護衛に回すことにした。
当然金剛型4隻も護衛に参加するため、旗艦の日向も含めると第一航空艦隊は戦艦9隻をその指揮下に入れることになる。
これは日本海軍の全戦力に等しかったが、日本海軍がどれだけミッドウェーを重視しているのかわかるものだった。
「ミッドウェーは2月中にやる」
山本はすでに連合艦隊司令部にその旨を伝えており、司令部は作戦立案で大忙しとなっていた。
また、第一航空艦隊も補充された新米搭乗員の訓練を行う必要があり多忙を極めていた。
それでも、誰もが”戦争の趨勢が日本に傾きつつある!”として奮起していたのである。
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