山本五十六の逆襲

ypaaaaaaa

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ハワイ攻略作戦

艦隊運動

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大和、武蔵が集中砲火を浴びていたが、410㎜の舷側装甲などがしっかり受け止め、いまだ貫通を許していなかった。
「どうやら敵艦は高速艦と低速艦が混じっているようです。27ノットに増速すれば丁字になるやもしれません」
これに古賀は頷き、全艦艇に27ノットへの増速を命じた。
これまでは敵艦の速力に合わせて27ノットそこらで航行していたのが、いきなり27ノットに増速したのだから、もちろん照準が狂ってしまい、アメリカ艦隊の砲撃は一時中止せざるを得なかった。
その間、日本艦隊は大和型戦艦の最大船速である27ノットで航行し始めた。
「いかん!日本海軍は丁字戦法を狙っている!」
ゴームリーはそう危機感をあらわにして対策を思案した。
「…やむ負えない。高速戦艦群をそのまま突撃させて日本艦隊と同航戦に持ち込む」
これは重大な決断に違いなく、ムーアもこれに賛同した。
インディアナが戦列を落伍したとはいえ、アメリカ艦隊は今だ4隻の高速戦艦を保持していた。
これらをもって日本艦隊と同航戦を行おうというのである。
旗艦コロラド以下、21ノットしか出ない低速戦艦は置いてけぼりを喰らうことになるが、ゴームレーは8隻の戦艦群を日本軍輸送船団を迎撃するハワイ南東50海里に進めることにした。
4隻の高速戦艦に日本艦隊の足止めをさせるのだ。
本来なら、高速戦艦が敵輸送船団を迎撃するべきなのだが、ここで鈍足戦艦をもって優速な日本艦隊と艦隊戦を演じても機動性で翻弄されて一方的に撃破されるのは目に見えていたため、仕方ない決断だった。
また、21ノット程度の速力ならばギリギリではあるものの敵輸送船団を撃破できる可能性が高かった。
ともかく、居間が午前0時30分だから、日の出までの5時間が勝負となる。
もし日の出までに輸送船団を襲撃出来なかったら日本軍の航空戦力になぶり殺しにされてしまうのである。


「敵艦隊、2つに分かれました!」
古賀は少し難しい顔をする。
「案の定と言ったところだが、目の前の4隻の高速戦艦に多数の重巡と戦うためには大和型と長門型の参加は欠かせない。手の空くのは金剛型4隻となるが、彼女たちだけで8隻もの戦艦群を撃破できるのか…」
すると宇垣はすぐに言った。
「我々の目標はあくまで時間稼ぎです。金剛型戦艦には一撃離脱式で敵戦艦に砲撃をしてもらい敵戦艦群の足止めを狙いましょう」
古賀はすぐに納得し宇垣が言ったように艦隊を運用し始めた。
こうして高速戦艦同士の戦いは幕を開けたのである。
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