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ハワイ攻防戦
決断
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敵艦隊を発見した日本海軍であるが、その戦力に愕然としていた。
件の二式飛行艇が発した電文によれば”アメリカ軍機動部隊は大型空母を13隻以上、小型空母を10隻以上!”とあったのである。
これだと機動部隊の航空兵力は完全に日本側が圧倒されたことになる。
やはりハワイ沖で飛龍と龍驤を失ったのが居たかった。
もし、この2隻がそのまま戦列に加わっていれば多少はましだったはずだった。
「こうなると、我々は一度迎撃戦に徹した方が良いと考えます」
大西の言葉に山本は頷く。
「流星も戦闘機として運用すればおそらく敵機の攻撃を凌げるに違いない…。それで行くしかないな」
連合艦隊としては戦闘機も攻撃に回したかったところだが、多勢に無勢ということで一旦は安全策を取ることにした。
別に、日本側に先を急ぐ理由は無かったのである。
一方の太平洋艦隊はのっけからかなり不利な状況に陥った。
頼りにしていた戦略爆撃隊はこっぴどくやられてしまい、あまつさえ艦隊は発見されてしまった。
こうなってしまっては四の五の言えず、ニミッツは飛行艇や潜水艦による索敵を増やしたが、日本艦隊を発見することは出来なかった。
やはり、近くに島嶼部を抱える日本側が索敵は有利である。
それに、太平洋艦隊は燃料についても考えなければならない。
サンディエゴから長駆ハワイまで進出してきたたえに燃料の消費は激しく、幾度も燃料補給を受けなければならなかった。
そして、このままとどまっていたとしたらただ徒に燃料を消費するだけである、
本土からはタンカーをいくらでも呼び寄せることが出来るが、それにも凄まじい労力が必要であり、将兵の食事にも気を付けなければならなかった。
太平洋艦隊としては早期決戦を狙っていたのである。
だからこそ、戦略爆撃隊により敵航空基地戦力を減殺した上で、梯子を外された日本軍機動部隊と決戦を挑もうと考えていたわけである。
だが、その目論見は完全に潰えた。
太平洋艦隊は日本軍基地航空隊と機動部隊を同時に相手どらなければならなくなったのである。
「…もはや、ここは腹を括るしかない。第五八任務部隊は明日の明朝を期してハワイを空襲せよ」
ニミッツは遂に決断を下した。
これ以上、洋上に漂ったとしても状況は変わらないためだ。
ニミッツはここで思い切って第五八機動部隊の攻撃機のすべてを基地攻撃に使うこととしたのである。
流石に戦闘機は少し残すが、もはや出し惜しみは無しである。
ここでハワイ航空隊を撃滅できなければ、どのみち敗北するのである。
こうして太平洋艦隊は決戦を開始した。
件の二式飛行艇が発した電文によれば”アメリカ軍機動部隊は大型空母を13隻以上、小型空母を10隻以上!”とあったのである。
これだと機動部隊の航空兵力は完全に日本側が圧倒されたことになる。
やはりハワイ沖で飛龍と龍驤を失ったのが居たかった。
もし、この2隻がそのまま戦列に加わっていれば多少はましだったはずだった。
「こうなると、我々は一度迎撃戦に徹した方が良いと考えます」
大西の言葉に山本は頷く。
「流星も戦闘機として運用すればおそらく敵機の攻撃を凌げるに違いない…。それで行くしかないな」
連合艦隊としては戦闘機も攻撃に回したかったところだが、多勢に無勢ということで一旦は安全策を取ることにした。
別に、日本側に先を急ぐ理由は無かったのである。
一方の太平洋艦隊はのっけからかなり不利な状況に陥った。
頼りにしていた戦略爆撃隊はこっぴどくやられてしまい、あまつさえ艦隊は発見されてしまった。
こうなってしまっては四の五の言えず、ニミッツは飛行艇や潜水艦による索敵を増やしたが、日本艦隊を発見することは出来なかった。
やはり、近くに島嶼部を抱える日本側が索敵は有利である。
それに、太平洋艦隊は燃料についても考えなければならない。
サンディエゴから長駆ハワイまで進出してきたたえに燃料の消費は激しく、幾度も燃料補給を受けなければならなかった。
そして、このままとどまっていたとしたらただ徒に燃料を消費するだけである、
本土からはタンカーをいくらでも呼び寄せることが出来るが、それにも凄まじい労力が必要であり、将兵の食事にも気を付けなければならなかった。
太平洋艦隊としては早期決戦を狙っていたのである。
だからこそ、戦略爆撃隊により敵航空基地戦力を減殺した上で、梯子を外された日本軍機動部隊と決戦を挑もうと考えていたわけである。
だが、その目論見は完全に潰えた。
太平洋艦隊は日本軍基地航空隊と機動部隊を同時に相手どらなければならなくなったのである。
「…もはや、ここは腹を括るしかない。第五八任務部隊は明日の明朝を期してハワイを空襲せよ」
ニミッツは遂に決断を下した。
これ以上、洋上に漂ったとしても状況は変わらないためだ。
ニミッツはここで思い切って第五八機動部隊の攻撃機のすべてを基地攻撃に使うこととしたのである。
流石に戦闘機は少し残すが、もはや出し惜しみは無しである。
ここでハワイ航空隊を撃滅できなければ、どのみち敗北するのである。
こうして太平洋艦隊は決戦を開始した。
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