山本五十六の逆襲

ypaaaaaaa

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ハワイ攻防戦

第二次攻撃隊

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二の矢の準備は着々と進みつつあった。
両艦隊とも相手艦隊との接触を保っており、先制攻撃如何は攻撃隊の準備速度に依存することになる。
それで言うと、先に攻撃隊を収容し離脱した空母が1隻だけの日本側に軍配が上がる。
だが、その差は40分と言ったところで攻撃を受けるのは必至だった。
「一航艦の様子はどうだ」
山本は大西に確認する。
「山口がしっかり復旧作業を行っており、既に魁鳳と迅鳳は戦闘力を回復。紀伊に関しても10分後に回復予定です」
これに山本は大きく頷く。
「では、このまま一航艦を先行させるということで異存ないな?」
伊勢の艦橋内でその意見に反論する者は居なかった。


一方、太平洋艦隊司令部は重大な決断を下していた。
「上陸部隊は後退を開始せよ!」
もはや、海上での戦闘は日本側優位に傾きつつありハワイへの上陸は難しいものとなっていた。
だが、いまだ可能性は残っていたためにニミッツは一旦、後方に上陸部隊を下げたのである。
それにしても、日本海軍の精強さにはニミッツも舌を巻いていた。
(我々もF6Fを新型に更新してこの戦いに臨んだはずだが、日本軍も同じように新型機を出してきた…。もし、戦闘機が1943年8月の頃と同じだったならば戦いは違っていただろうに)
まさにその通りであり、新型機である陣風改、そして疾風が居なければ日本軍はアメリカ軍相手に陣風と三式戦で戦うことになる。
両機とも優秀な機体に違いないが、やはりF6Fの新型を相手にするには力不足だった。
結局は誉エンジンによって日本陸海軍は救われた形になる。
もし、誉が規定通りの性能を残していなければハワイ上空の制空権は完全にアメリカ側の物だっただろうし、第一航空艦隊は全滅していたに違いなかった。
最大の功労者は誰かと問われれば、1942年6月により航空本部長に就任していた小沢であろう。
小沢は誉エンジンを金星エンジンと同径の1218㎜に拡大していた。
そのおかげでエンジン設計に余裕が出来、こうして陣風改や疾風が生まれることが出来たのである。


午後12時30分。
ついに日本海軍は攻撃隊準備を完了し、第二次攻撃隊を発艦させた。
攻撃隊は今回は1つにまとまっている。
艦戦297機、艦攻(雷装)297機、艦攻(爆装)216機の計810機。
かなり艦載機を消耗しており、これが出撃させることの出来る最大の攻撃隊であった。
艦隊直掩には216機の陣風改が残っている。
陣風改も度重なる戦闘でかなり消耗していた。
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