連合艦隊司令長官、井上成美

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ハワイ・インド攻略作戦

ハワイ島攻略

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ハワイ攻略部隊がハワイ近海に到達したのは7月7日だった。
「さすがに最初からオアフ島を攻略するのは難しいだろう。まずはハワイ島を橋頭保として占領し、そこからオアフ島に攻撃を行う。」
小沢は頷く。
「海軍もそれが望ましい。ただ航空隊はオアフ島の航空基地を叩くので戦艦部隊の支援が中心になる。」
こうしてハワイ島への上陸作戦が始まった。


ハワイ島のアメリカ軍の守備隊は約5000人程度であり、そのほぼ全てが日本軍の優勢を知らなかった。
そのため、日本海軍の戦艦3隻がハワイ島へ砲撃を開始した時には海軍の演習だろうと思っていた。
だが砲弾が自分たちの目の前に着弾してその周辺を焼き払うと彼らは混乱状態に陥った。
なので第11軍の先遣隊である一木支隊が上陸に成功しても抵抗はまばらだった。
ただその中にも野砲で一木支隊に対抗しようとする者もいた。
これに対し、一木支隊は駆逐艦に砲撃支援を要請した。
戦艦や重巡の持つ主砲では一木支隊も砲撃に巻き込まれかねなかったからだ。
それに駆逐艦の主砲と言えど10㎝砲であり、一木支隊にとって十分な火力だった。
5隻の駆逐艦からアメリカ軍の野砲陣地へ砲撃が開始され、10分後には野砲陣地が沈黙。
一木支隊は前進を再開し制圧。
守備隊はハワイで最も標高が高いマウナ・ケア山に最終防衛陣地を構築し援軍が来るまでの時間を稼ごうとした。
流石に駆逐艦の主砲では届かず、また戦艦の主砲でも届かなかった。
そのため各艦に搭載されていた99式水上機に爆装を施してマウナ・ケア山へ送り出した。
数は30機と少なかったがもともと士気が低かったアメリカ軍守備隊は爆撃を受けるとあっさり降伏。
ハワイ島は陥落した。


一木支隊がハワイ島を攻略している頃、第1航空艦隊の攻撃隊はオアフ島の飛行場への攻撃を開始していた。
攻撃隊は艦戦112機、艦爆87機、艦攻99機からなり攻撃隊総指揮は淵田だった。
300機近い編隊が迫っているのだからアメリカ軍もすぐに戦闘機隊を発進させた。
それでも全戦闘機を上空に上げることはかなわず、P38戦闘機23機、P39戦闘機27機、P40戦闘機32機が限界だった。
数で勝る零戦隊は30機ほどを攻撃隊の直掩として残し、他の零戦は迎撃隊に襲い勝った。
P40戦闘機に多少は苦戦する第1航空艦隊の練度は世界最高水準であり22機を失うもP38戦闘機21機、P39戦闘機12機、P40戦闘機25機を撃墜した。
また搭乗員の救助も行われ12人が無事生還した。
肝心の攻撃隊はというと対空砲火で4機の艦爆、7機の艦攻が撃墜されながらも飛行場の破壊に成功しまた駐機してあった航空機も多数破壊した。
これによりハワイ諸島の制空権は日本側のものとなった。
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