都会から自然の懐へ

ハリマオ65

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20話:花見、紅葉と投資

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 直ぐに春子さんに電話して状況を聞くと、海が、大きな波が、見えて怖かったが、マンションが、海辺の高台にあったせいで、津波の被害を受けなかったと報告を受け、ひと安心した。その後、電力不足のための計画停電が、実施され、憂鬱な日々を過ごした。

 そのため、行楽に行く気分になれず、家の中で過ごしていた。しかし、8月9日、早朝、注視していたNASDAQが、売り優勢だとわかり、成り行きで3万株、買い注文出すと1560円で3万株、4680万円で買え、残高が、10680万円となった。その後、2011年は、必要以外、外出せず過ごした。

 その後、2012年を迎えた。この年、埴輪夫妻が、新年のあいさつにお土産を持って春子さんの自宅に出かけた。東日本大震災の時には、食器が落ちて割れたり、本棚の本が落ちて散乱して片付けるの大変だったわと話した。さらに高層階なので横揺れ長く続き、船酔いになったと語った。

 すると、昼食に八宝菜をつくってくれ、おいしくいただいて今年もよろしくと挨拶して早めに失礼し横浜駅で降りて、高島屋を回って、奥さんが、おしゃれなスカーフなどを購入して東京へ帰って来た。その後、春には、上野や目黒川沿いの満開の桜を見て、写真も撮ってきた。

 4月29日には、横浜公園、山下公園、海の見える丘公園に出かけて、白、赤、ピンク、黄色の満開のチューリップを見て多くの写真を取って、昼食は、中華街で食べて、帰って来た。夏は暑くて、家の中でエアコンの下で涼んで生活した。

 秋は、10月下旬、以前、訪ねた、清里近くの東沢大橋展望台へ行って、真っ赤に色づいた紅葉を写真に撮った。この辺りは、八ヶ岳と黄金色、黄色、紅色、緑の木々のコントラストが、特に素晴らしく、展望台から紅葉している山まで遠いので、大パノラマとしてすごい迫力である。

 帰りは、中央高速の山梨県内パーキングエリアで、熱い「ほうとう」をふーふー言いながら、食べると、自然に汗が吹きて来て、体が温まった。そうして、東京に戻った。12月には、横浜へ行き、山下公園の脇の銀杏の木が、黄色くなり埴輪夫妻が、そのステキな並木道を散歩した。

 その後、海の見える丘公園まで丘を上がり、降りてくると、お昼になり、ホテルニューグランドの庭園見えるカフェで、優雅な昼食をゆっくり食べ、珈琲とデザートをいただいてきた。こうして2012年が終わり、2013年を迎えた。

 2013年1月16日、アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設をイスラム武装勢力が襲撃、日本人を含む多数が人質にされた。アルジェリア軍が17日、施設内に突入、武装ヘリコプターも投入して犯行グループの32人を殺害したが、人質も巻き添えになり、外国人39人が死亡。

 日本人の犠牲者はプラント建設大手「日揮」の10人で、国籍別では最も多かった。事件は北アフリカの国際テロ組織、イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)から離脱したベルモフタール司令官率いる過激派「覆面旅団」が実行した。背景にはアルジェリア政府と過激派の長年の対立が続いていた。

 2013年4月、東京電力福島第1原発では、放射能汚染水の貯蔵タンクで水漏れが相次ぎ、海への流出も判明した。汚染水問題が深刻化する中、東京五輪招致で安倍晋三首相は「状況はコントロールされている」と明言。政府が対策の前面に立つことになった。

 原子炉で溶けた核燃料を冷やした水は、汚染水となって増え続けている。貯蔵用の地下貯水槽では、遮水シートから汚染水が漏出。継ぎ目をボルトで締めた簡易型タンクからも漏れ、原子炉建屋に近い海側の井戸では地下水から高濃度の放射性物質が検出された。

 2013年6月には、以前購入したNASDAQ100が、6月6~12日にかけて、3970円で1万株売り、6月16~25日に3950円で2万株の合計3万株を売り切った。これにより税引き後利益が、10350万円となり残高が、21000万円となった。

 埴輪夫妻の預貯金合計が、25000万円を超えたので、住みにくい東京を離れて首都圏から近く、涼しい高原で、海、山が、近い場所を探そうと考えた。そこで、7月に東名高速沿い探し始めた。最初に富士市から、始めたが、平らな土地が少なく、想像以上に密集していた。
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