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第2部
TAKE35 過去編②後編〜本音と新たな出会い〜
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父親に目の前で明らかに斗真の悪口を言われた。
でも言い返せない。
大事な友達をそんな風にいう父親だと斗真に知られたのが恥ずかしい。
でも何も出来ずに立っているだけの自分がもっと恥ずかしい。
『亜門がそうしたいのなら…』
斗真は薄めた目で亜門を見た。
亜門はもう顔を俯かせるしかなかった。
(もう…おしまいだ。斗真とは…お別れだ。)
口の中を無意識に噛んだ。
血の味がする。
秀明はうっすらと笑った。
『君も友達が他にたくさんいるんだろ?一人や二人なんてことはないだろ?君達は世界が違うんだ。』
『…確かにそうですね。』
心が冷えて、重い。
『亜門は俺と違って…俺の特別です!!キラキラしてます!!憧れの"かりすま"です!!』
亜門の心臓が息を吹き返す。
『…はあ?』
秀明は眉間に皺を寄せた。
『だから一人や二人じゃありません!!俺は困ります!!』
斗真はいつものように笑ってみせた。
『亜門がいねぇとつまんないです!!』
亜門は心が震えて、目からは涙がこぼれた。
知らなかった。
これが"悲しい"なのだ。
そして"嬉しい"でもある。
拳も強く握ったけど、涙は止まらなかった。
止めどないその姿に秀明は訝しげに見た。
『亜門…お前、』
『あなたが俺に興味ないのは…知ってます。』
泣きながら亜門は秀明から目を逸らさなかった。
『テストも満足な成績も出せてないし…あなたが気にしてるのは……世間だ。』
『…』
『俺自身のことはどうでもいい。それはもういいんです…俺もだいぶ前から、あなたのそれには…もうしょうがないと……思ってましたから…』
そこで息継ぎをする。
やっと言える本音をこんな泣きながらだとか、情けない。
でも悲しくて仕方ない。
『俺に興味ないなら、それでいいから…今さら俺のこと…勉強以外で…父親面して口出ししないでください…』
『…』
『俺の友達に…そんな口…利かないでください。』
腕で涙を拭い、斗真の手を取り、書斎を出た。
亜門の泣く姿に茫然としていた斗真は、玄関を出たところでようやく我に返ったようで亜門に声をかけた。
『亜門!?お前…』
『いいんだ…俺は……ずっと父親の前で自分を誤魔化して、潰して、無にしてきたんだ。俺…知らなかった…ずっと父親に怒りを持ってたなんて……ずっと…』
悲しかったなんて。
斗真は亜門をジッと見てから、問いかけた。
『……お前はいいのか?俺なんかと友達で…』
『お前さっき……特別で、キラキラで、憧れとかよく恥ずかしいこと言えたよな…』
『…言ったっけ?』
『……あれ全部…俺の台詞だよ。』
目を細めて笑った亜門に斗真は黙って肩を小突いた。
『へへっ。ばーか。』
亜門は斗真と一緒の学校に行こうと思った。
つまんない毎日を終わらせることが簡単に出来る気がしたのだ。
そして自分で進んで、自分の体で体感したいと思った。
夏休みの強化合宿。
合宿の最終日には模擬試験が行われた。
それを参考に受験校も勉強方法も合わせていく。
しかしそこで亜門は…
『全教科全問無記入…』
後日、家に届いた模擬結果に秀明は亜門を睨んでいた。
亜門も見つめ返した。
リビングで睨み合う二人の間に母親と右京がその様子を見守っていた。
『亜門…これがお前の"答え"だと受け取っていいのだな?』
『…はい。』
『つまり試験は受けない…そういうことだな?』
『…』
『それがどういう意味か…わかってやってるのか?』
『…』
亜門の母は『あなた…』と仲裁しようと呼びかけたが、遅かった。
『出ていきなさい。』
『…え?』
『するべきことを放棄するなら、それでいい。自由にしなさい。好きにしなさい。ただ…』
秀明はゆっくり立ち上がって亜門を見下ろした。
『波古山家長男として恥ずかしいから、もうこの家の敷居を跨ぐな。わかったか?』
亜門は秀明に飛び掛かった。
『あなたッッ!!』
『兄ちゃん!!』
母と右京の声が聞こえたが、構わなかった。
父の腰にぶつかり、襟を掴んで、足をかけて父を地面に倒した。
襟を離さない亜門も一緒に倒れ込み、秀明の上にまたがった。
秀明の服の上にパタパタと涙が落ちていく。
『知ってたよ…あんたの興味は俺の成績と将来の肩書きだって…それがなくなったら、あんたにとって俺が意味ないってことも…』
『亜門…親に向かって何て口の聞き方だ?』
秀明は亜門の腕を掴んで体を起こした。
『こんな無作法な態度も…"誰かさん"の影響か?』
『黙れ!!!!』
亜門は秀明の胸を叩く。
『俺の友達を…そんな風に言うな!!』
『…くだらない。』
亜門はそれ以上何か言える言葉も頭もない子供で…大人の一言に太刀打ちせず、ゆっくりと秀明から離れた。
その日から亜門は父親と顔を合わせようともせず、受験勉強もしなかった。
『お父さんもね、あなたを心配しての厳しさなのよ。今でもまだ間に合うわ!!今からでもお父さんに謝って、世華中學校を受験して…』
夏が過ぎて秋になって、たまに母からそういうフォローが入る程度だった。
『母さん…俺の好きなことって何か知ってる?』
『……え?』
『俺…缶けりが割りと得意なんだ…。』
『缶けり?』
『合気道も好きだったけど、喧嘩も結構強いんだぜ。』
『喧嘩だなんて…亜門…』
『勉強は好きになれなかった。俺、友達もっとほしかった。』
『でもね、今は辛くてもいつか大きくなったら…』
『母さんも俺の未来にしか…興味ないんだよ。』
『な!?違うのよ!!私はいつだって亜門を…』
『ごめん…俺、お父さんに謝らない。受験もしない。斗真と同じ公立の学校に行くから…』
このままでは亜門と秀明の関係が悪化していくだけだ。
少しお互いに頭を冷やす必要がある。
亜門にも少し新しい環境が必要かもしれない。
しばらくしてから、そんな提案をされた。
母の口から出た話の記憶は曖昧だ。
しかし父からの言葉は覚えている。
『公立の中学へ通うお前が我が家に入ってくるのを誰かに見られるのは敵わんからな…だからこの家に帰ってくるな。』
『あなたッッ!!!!』
両親の軽い言い合いを聞きながら、亜門は呟いた。
『好きにすればいい。』
そうして小学校を卒業と同時に亜門は家族と離れて暮らすことが決まった。
我が家で過ごす最後の日、右京が亜門に飛びついた。
『嘘だろ!?兄ちゃんッッ!?なんで出ていくんだよ!!』
『…右京。』
『逃げんなよ!!卑怯者!!家も勉強も俺も全部置いて逃げる気か!?』
亜門はもう一刻も早く、父親から離れることしか頭になかった。
『右京……またな。』
その言葉を最後に亜門は荷物を持って家を出た。
◇◇◇◇
『なんつーか…すげぇことになったな…。』
斗真は亜門の荷物を運ぶのを手伝いながら、亜門の引き取り先へと一緒に歩いていった。
斗真は力なく笑った。
『俺のせい…かな。』
『ちげーよ!!お前関係ねぇ。これは俺と親父の問題だ。』
亜門は少し俯いて、自嘲した。
『いずれはこうなってたよ。』
『……そっか。』
気を遣ったのか、斗真はすぐに切り替えて、亜門に笑顔を見せた。
『まっ!!この春から亜門とおんなじ中学だからよ!!楽しみだな!!』
斗真は亜門の首に片腕で抱き付いた。
『おぉ!!そうだな!!これからは今までと違って毎日遊べるぞ!!』
『ところでこれから亜門が住むとこってどんなとこ?』
『…母さんが手配してくれたところ。母さんの弟の家だってさ。』
『へぇー。じゃあ従兄弟とかとも一緒に住むのか?』
『いや…独身らしい。俺も会ったことないし…』
亜門はポケットから母から預かった手紙を見た。
前半は母からの何故か謝罪の言葉といつでも帰ってきていいという矛盾した言葉が連なっている。
(面倒臭くなって俺をほっぽりだしたくせに…)
そして手紙の最後の紙には亜門の叔父の家の地図が書いてあった。
その地図を見ながら辿り着いた場所は…
『亜門…途中で道間違えたんじゃね?』
『や…地図は合ってる…はず。』
『でも、これどっから見ても会社っぽいぞ…。』
亜門と斗真は3階建てのビルの前に立って、そのまま動かずビルを見上げた。
『あー…』
突然掛けられた声に亜門も斗真もビクッとした。
『姉貴の息子ってのが来るって…今日だっけ?』
ゆっくり後ろを振り向くとくわえタバコにコンビニの袋、空いてる手はポケットに入れ、二人を見下ろす男がいた。
よれたTシャツにジーパン。
この男がおそらく亜門の叔父だと思われる。
思っていたよりも若い。
『…で、どっちがその息子?それとも二人だっけ?』
『あ…俺です。亜門といいます。』
『ふーん…良い面構えしてんじゃん。で…こいつ誰?』
男は親指で斗真を指す。
『あ!!自分は亜門の友達の斗真っす!!』
『ふーん…』
男は亜門と斗真の頭にそれぞれ手を置いた。
そして荒っぽく撫でた。
『まぁー…なんつーか、よろしく。』
叔父は『まぁ、入れよ。』と二人をビルの中へと促す。
叔父とのぬるーい初対面を済ませた亜門は斗真と顔を見合わせてから、ビルの中へ入っていった。
亜門の中学校生活と叔父との二人暮らしが始まる。
でも言い返せない。
大事な友達をそんな風にいう父親だと斗真に知られたのが恥ずかしい。
でも何も出来ずに立っているだけの自分がもっと恥ずかしい。
『亜門がそうしたいのなら…』
斗真は薄めた目で亜門を見た。
亜門はもう顔を俯かせるしかなかった。
(もう…おしまいだ。斗真とは…お別れだ。)
口の中を無意識に噛んだ。
血の味がする。
秀明はうっすらと笑った。
『君も友達が他にたくさんいるんだろ?一人や二人なんてことはないだろ?君達は世界が違うんだ。』
『…確かにそうですね。』
心が冷えて、重い。
『亜門は俺と違って…俺の特別です!!キラキラしてます!!憧れの"かりすま"です!!』
亜門の心臓が息を吹き返す。
『…はあ?』
秀明は眉間に皺を寄せた。
『だから一人や二人じゃありません!!俺は困ります!!』
斗真はいつものように笑ってみせた。
『亜門がいねぇとつまんないです!!』
亜門は心が震えて、目からは涙がこぼれた。
知らなかった。
これが"悲しい"なのだ。
そして"嬉しい"でもある。
拳も強く握ったけど、涙は止まらなかった。
止めどないその姿に秀明は訝しげに見た。
『亜門…お前、』
『あなたが俺に興味ないのは…知ってます。』
泣きながら亜門は秀明から目を逸らさなかった。
『テストも満足な成績も出せてないし…あなたが気にしてるのは……世間だ。』
『…』
『俺自身のことはどうでもいい。それはもういいんです…俺もだいぶ前から、あなたのそれには…もうしょうがないと……思ってましたから…』
そこで息継ぎをする。
やっと言える本音をこんな泣きながらだとか、情けない。
でも悲しくて仕方ない。
『俺に興味ないなら、それでいいから…今さら俺のこと…勉強以外で…父親面して口出ししないでください…』
『…』
『俺の友達に…そんな口…利かないでください。』
腕で涙を拭い、斗真の手を取り、書斎を出た。
亜門の泣く姿に茫然としていた斗真は、玄関を出たところでようやく我に返ったようで亜門に声をかけた。
『亜門!?お前…』
『いいんだ…俺は……ずっと父親の前で自分を誤魔化して、潰して、無にしてきたんだ。俺…知らなかった…ずっと父親に怒りを持ってたなんて……ずっと…』
悲しかったなんて。
斗真は亜門をジッと見てから、問いかけた。
『……お前はいいのか?俺なんかと友達で…』
『お前さっき……特別で、キラキラで、憧れとかよく恥ずかしいこと言えたよな…』
『…言ったっけ?』
『……あれ全部…俺の台詞だよ。』
目を細めて笑った亜門に斗真は黙って肩を小突いた。
『へへっ。ばーか。』
亜門は斗真と一緒の学校に行こうと思った。
つまんない毎日を終わらせることが簡単に出来る気がしたのだ。
そして自分で進んで、自分の体で体感したいと思った。
夏休みの強化合宿。
合宿の最終日には模擬試験が行われた。
それを参考に受験校も勉強方法も合わせていく。
しかしそこで亜門は…
『全教科全問無記入…』
後日、家に届いた模擬結果に秀明は亜門を睨んでいた。
亜門も見つめ返した。
リビングで睨み合う二人の間に母親と右京がその様子を見守っていた。
『亜門…これがお前の"答え"だと受け取っていいのだな?』
『…はい。』
『つまり試験は受けない…そういうことだな?』
『…』
『それがどういう意味か…わかってやってるのか?』
『…』
亜門の母は『あなた…』と仲裁しようと呼びかけたが、遅かった。
『出ていきなさい。』
『…え?』
『するべきことを放棄するなら、それでいい。自由にしなさい。好きにしなさい。ただ…』
秀明はゆっくり立ち上がって亜門を見下ろした。
『波古山家長男として恥ずかしいから、もうこの家の敷居を跨ぐな。わかったか?』
亜門は秀明に飛び掛かった。
『あなたッッ!!』
『兄ちゃん!!』
母と右京の声が聞こえたが、構わなかった。
父の腰にぶつかり、襟を掴んで、足をかけて父を地面に倒した。
襟を離さない亜門も一緒に倒れ込み、秀明の上にまたがった。
秀明の服の上にパタパタと涙が落ちていく。
『知ってたよ…あんたの興味は俺の成績と将来の肩書きだって…それがなくなったら、あんたにとって俺が意味ないってことも…』
『亜門…親に向かって何て口の聞き方だ?』
秀明は亜門の腕を掴んで体を起こした。
『こんな無作法な態度も…"誰かさん"の影響か?』
『黙れ!!!!』
亜門は秀明の胸を叩く。
『俺の友達を…そんな風に言うな!!』
『…くだらない。』
亜門はそれ以上何か言える言葉も頭もない子供で…大人の一言に太刀打ちせず、ゆっくりと秀明から離れた。
その日から亜門は父親と顔を合わせようともせず、受験勉強もしなかった。
『お父さんもね、あなたを心配しての厳しさなのよ。今でもまだ間に合うわ!!今からでもお父さんに謝って、世華中學校を受験して…』
夏が過ぎて秋になって、たまに母からそういうフォローが入る程度だった。
『母さん…俺の好きなことって何か知ってる?』
『……え?』
『俺…缶けりが割りと得意なんだ…。』
『缶けり?』
『合気道も好きだったけど、喧嘩も結構強いんだぜ。』
『喧嘩だなんて…亜門…』
『勉強は好きになれなかった。俺、友達もっとほしかった。』
『でもね、今は辛くてもいつか大きくなったら…』
『母さんも俺の未来にしか…興味ないんだよ。』
『な!?違うのよ!!私はいつだって亜門を…』
『ごめん…俺、お父さんに謝らない。受験もしない。斗真と同じ公立の学校に行くから…』
このままでは亜門と秀明の関係が悪化していくだけだ。
少しお互いに頭を冷やす必要がある。
亜門にも少し新しい環境が必要かもしれない。
しばらくしてから、そんな提案をされた。
母の口から出た話の記憶は曖昧だ。
しかし父からの言葉は覚えている。
『公立の中学へ通うお前が我が家に入ってくるのを誰かに見られるのは敵わんからな…だからこの家に帰ってくるな。』
『あなたッッ!!!!』
両親の軽い言い合いを聞きながら、亜門は呟いた。
『好きにすればいい。』
そうして小学校を卒業と同時に亜門は家族と離れて暮らすことが決まった。
我が家で過ごす最後の日、右京が亜門に飛びついた。
『嘘だろ!?兄ちゃんッッ!?なんで出ていくんだよ!!』
『…右京。』
『逃げんなよ!!卑怯者!!家も勉強も俺も全部置いて逃げる気か!?』
亜門はもう一刻も早く、父親から離れることしか頭になかった。
『右京……またな。』
その言葉を最後に亜門は荷物を持って家を出た。
◇◇◇◇
『なんつーか…すげぇことになったな…。』
斗真は亜門の荷物を運ぶのを手伝いながら、亜門の引き取り先へと一緒に歩いていった。
斗真は力なく笑った。
『俺のせい…かな。』
『ちげーよ!!お前関係ねぇ。これは俺と親父の問題だ。』
亜門は少し俯いて、自嘲した。
『いずれはこうなってたよ。』
『……そっか。』
気を遣ったのか、斗真はすぐに切り替えて、亜門に笑顔を見せた。
『まっ!!この春から亜門とおんなじ中学だからよ!!楽しみだな!!』
斗真は亜門の首に片腕で抱き付いた。
『おぉ!!そうだな!!これからは今までと違って毎日遊べるぞ!!』
『ところでこれから亜門が住むとこってどんなとこ?』
『…母さんが手配してくれたところ。母さんの弟の家だってさ。』
『へぇー。じゃあ従兄弟とかとも一緒に住むのか?』
『いや…独身らしい。俺も会ったことないし…』
亜門はポケットから母から預かった手紙を見た。
前半は母からの何故か謝罪の言葉といつでも帰ってきていいという矛盾した言葉が連なっている。
(面倒臭くなって俺をほっぽりだしたくせに…)
そして手紙の最後の紙には亜門の叔父の家の地図が書いてあった。
その地図を見ながら辿り着いた場所は…
『亜門…途中で道間違えたんじゃね?』
『や…地図は合ってる…はず。』
『でも、これどっから見ても会社っぽいぞ…。』
亜門と斗真は3階建てのビルの前に立って、そのまま動かずビルを見上げた。
『あー…』
突然掛けられた声に亜門も斗真もビクッとした。
『姉貴の息子ってのが来るって…今日だっけ?』
ゆっくり後ろを振り向くとくわえタバコにコンビニの袋、空いてる手はポケットに入れ、二人を見下ろす男がいた。
よれたTシャツにジーパン。
この男がおそらく亜門の叔父だと思われる。
思っていたよりも若い。
『…で、どっちがその息子?それとも二人だっけ?』
『あ…俺です。亜門といいます。』
『ふーん…良い面構えしてんじゃん。で…こいつ誰?』
男は親指で斗真を指す。
『あ!!自分は亜門の友達の斗真っす!!』
『ふーん…』
男は亜門と斗真の頭にそれぞれ手を置いた。
そして荒っぽく撫でた。
『まぁー…なんつーか、よろしく。』
叔父は『まぁ、入れよ。』と二人をビルの中へと促す。
叔父とのぬるーい初対面を済ませた亜門は斗真と顔を見合わせてから、ビルの中へ入っていった。
亜門の中学校生活と叔父との二人暮らしが始まる。
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