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第1部
TAKE10 勝負宣告 後編
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◇◇◇
「あぁ!山吹中学の沢田幸人っすよね?聞いたことあります!!」
体育の授業は隣のクラスとも合同で行われるので、亜門はソッコーで尚太を捕まえて話しを聞いた。
バスケのシュート練習を各自でしている中、亜門と尚太はボールだけ持って体育館の隅で話をしていた。
「そんな有名な奴だったか?聞いたことねぇぞ?」
「まぁ波古山さんと斗真さんの伝説のがズバ抜けてましたからね。でもそいつの話はごく最近なんすよ!」
「最近?」
「…というのも、そいつん家はそこそこの良いとこの坊っちゃんでエリート中学にいたんすけど、去年に暴力事件を起こしてその私立中学から山吹中学に転校。そっから今いる連中とつるむようになって、やりたい放題好き放題で、喧嘩もそこそこ強いらしいっす!!」
「去年か…なるほど。」
「波古山さんの全盛期は2年くらい前ですもんね♪」
まるでもう廃れたような言い方をした尚太を少しだけ睨んだ。
「すすすす、すみません!!!!波古山さんは今でも最強っす!!だから…その顔やめて…」
「…いや、いい。まぁ、事実だしな。~ったく、そんな奴ならもっと不良で有名な高校に行けっての。めんどくせぇ…。」
「…で、そいつがどうかしましたか?」
尚太が亜門に首を傾げて聞いた。
亜門は無意味にゆっくりとボールをついて、つい先ほどの昼休みのことを思い出していた。
『俺と勝負しねぇか?波古山亜門。どっちが強いか…』
『…はぁ?』
『噂なんて嘘か本当かわかんないもんばっかってわかったからよ。あんたの強さってのが本物か俺自身が試してやるよ。』
『…』
『それともあれか?デマか?やっぱり。"鬼のトーマ"ってのも本当はいやしねぇの?』
『…斗真はいる。』
『じゃあ死んだってのも本当か?』
『…』
『…事故?殺人?自殺?どれだよ。』
『…死んでねぇよ。』
『は?』
『アイツは今、事情があって名前を変えて今も生きている。…名前は硲 尚太だ。隣のクラスにいる。』
『ッッな…』
『俺と勝負したかったら、まずそいつを倒してから来い。』
そう言って亜門は急いでトイレから出ていき…
…ー
「ちょッッ!!!???なんすか、その嘘!!??なにその『なすりつけ』!ひどいじゃないすか!!??」
「…そういう訳だから。お前のところに沢田が来るかもしんねぇけど…」
「いやいやいやいや!!!!俺、強くないっすよ!?俺ヤバいですよ!!死んじゃいます!」
「でもお前、目立つ金髪だし…なんか強そうだよ。」
「すっげぇ適当じゃないすか!?てかなんすか!?"俺と勝負したかったら、そいつを倒してから来い"って!!」
「なんかラスボスっぽいだろ?」
「ぽいけど!!…あ!!っていうか、波古山さんと同じクラスなら今一緒に体育いるじゃないんですか?俺、バスケで殺されます!!??」
「落ち着け。アイツら体育サボってて、いねぇよ。」
尚太の一喜一憂を見て亜門はますます…
(こいつホントに小動物みてぇ…)
なんて呑気なことを思っていた。
「はぁ…てかそんなことしないで、波古山さんがチャチャっと相手して、やっつければいいじゃないすか?」
「俺はそういうメンドウなの避けるために高校生活やり直したんだよ。一回喧嘩したら、こういう噂は早ぇだろ?」
「あぁわかります。俺らってそういう情報すぐに食い付きますからね。」
「しかもこういうのはもう連鎖だ。」
お前が○○倒したって奴か?
お前って強いらしいな?
こないだよくも○○をやりやがって…
「そういう流れになってキリないのはもう嫌ってほど思い知らされてっから…」
「…だからって俺を売らないでくださいよ。」
「大丈夫だろ?尚太はまだ現役なんだし。」
「現役の前にデビューすらまだなのに…喧嘩。」
体育教師が鳴らす笛で尚太の言葉は聞こえないふりをして集合した。
(…でも確かに尚太を巻き込むのは少しまずいか。)
亜門はひたすら考えた。
どうやったら喧嘩をせずに済むか、どうやったら"普通"という高校生活を過ごせるのか。
それは授業が終わり、尚太と別れ教室に着いてからも答えがなかなか出なかった。
沢田・上村・森川は未だにサボったままで姿を見せない。
「あれ?亜門?なんでジャージのままなの?」
何も知らない小夜が不思議そうに話しかけてきた。
シャツは沢田によって破られたから、亜門は着替えないまま教室に帰ってきた。
そんなひどいものではないが、ボタンが二つほど飛んで亜門のタトゥーが隠しきれなくなったのだ。
小夜に沢田との件を言おうとしたが、言ったところで余計な心配になるだけかと思ってやめた。
何か変なのは小夜も気付いたが、亜門が考え込んでいる様子に小夜はそれ以上聞き出そうとは思わなかった。
「そういや今日の帰りも付き合ってほしいんだ。」
「…帰り?」
「久々に…。あれ。"自分探し"?」
それだけで亜門は用事がわかった。
「今日はどこ行くんだ?」
小夜と友達宣言する前には中学校・小学校・幼稚園と母校を訪れ、遊び慣れた公園にも顔出した。
しかし初日の世華中學校以外は、チラッと見ただけで何か手掛かりがあったわけでも何か思い出せそうな片鱗もなかった。
次はどこへ行こうとしてるのだろうか。
「今日は…世華の高校に行こうと思って。」
「…え?」
「今日は…見るんじゃなくて聞こうと思うの。」
「…高校。」
「以前の私を知っている…以前の友達に会いにいく。」
「お前、いいのか?」
「へ?何が?」
「お前はいざ"大和撫子"に直面しようとすると暗くなんじゃん、いつも。」
「…うん。わりと…不安。でも…」
「…」
「亜門がいるからね。」
「は?」
「今日、安藤さん達とまた一緒に話せたのは亜門がいたおかげだしね!!」
「お前…」
「だから…そう思うと頑張れる。なんか…」
…だからまるで俺は保護者じゃねぇか?
そう言ってやりたかったが、話の腰を折る気もないのでただ黙っていた。
(…世華學園か。)
「だからいつもの場所で待っててね!」
「…あぁ。」
「ついでに明日の買い出しも一緒に行こ!」
そんな約束をした時に遠足が明日であったことを思い出した。
どんなに避けようとしても沢田達とは同じ班なのだから、逃げれないと気付いた。
(だったら尚更……沢田のこと、どうにかしねぇとな。)
そうは思っても沢田達はそれっきりクラスに帰ってこなかった。
HRも沢田達抜きで明日の話を進めた。
放課後になって帰ろうとしたら、すでに小夜はいなかった。
(…っていうか、クラスの奴らに一緒にいるとこ隠す必要なくなったんだから、わざわざ外で待ち合わす必要もなくなったんじゃねぇか?)
今さら気付いたが、小夜はもう学校を出たようである。
仕方ないことなので亜門も待ち合わせ場所へ向かおうとした。
「あ!!波古山さん!!!」
しかし廊下に出たところで尚太に呼び止められた。
クラスの人がチラチラと亜門達を見たが気にしないフリをした。
「なんだよ?」
「実はさっき…ってあれ?なんでジャージのまま着替えてないんすか?」
「まぁ色々。…で何?」
「あ、はい!波古山さんが言ってた"沢田幸人"。俺んとこ来ました!!」
「……え、もう?」
「はい!体育終わったあとの休み時間に。」
「早っ。」
「でも結局、喧嘩もせず何もないまま終わりました!!」
「…どういうこと?」
「え~っとですね…なんか斗真さんの顔知ってたみたいです!」
「…え?」
「なんか『なんだやっぱ嘘かよ。全くの別人じゃねーかよ!』って俺の顔を見るなり去っていきました。」
「なんで俺の顔は知らねーで、斗真の顔は知ってんだ?」
「わ…かんないすけど。だから顔見てすぐ帰っちゃったんすよ!!」
「そうか。」
「なんか…何の手助けも出来ず…すんません。」
「…いや。というより巻き込んで悪かったな…」
「波古山さんに、謝ってもらえるなんて…自分感激です!!」
「……小夜から聞いたけど、お前は俺のことなんだと思ってんだ?」
ブブブブブー…
亜門のポケットからスマホのバイブが鳴った。
ディスプレイを見たら小夜だったので、もう待ちくたびれたのかと亜門は呆れながら出た。
「もしもし。もう行くから待て。」
『…波古山。』
「…!?」
通話越しに聞こえる声は確実に男のものだった。
沢田だ。
『駅近くの高架下の…千草公園わかるか?そこに女もいる。早く来い。』
プッ…ツー…ツー…ツー…
事の状態を何もわかっていない尚太は亜門に向かって呑気に話しかけた。
「どうしました?姐さんから何て…」
「…ベタなものの中でも…」
「…え?」
「一番メンドーな展開がきたあぁー!!くそがあぁー!」
「え?えぇ?なんすか、なんすか?」
その場で頭を抱えてしゃがみこむ亜門に尚太は立ったまま戸惑うしかなかった。
「あぁ!山吹中学の沢田幸人っすよね?聞いたことあります!!」
体育の授業は隣のクラスとも合同で行われるので、亜門はソッコーで尚太を捕まえて話しを聞いた。
バスケのシュート練習を各自でしている中、亜門と尚太はボールだけ持って体育館の隅で話をしていた。
「そんな有名な奴だったか?聞いたことねぇぞ?」
「まぁ波古山さんと斗真さんの伝説のがズバ抜けてましたからね。でもそいつの話はごく最近なんすよ!」
「最近?」
「…というのも、そいつん家はそこそこの良いとこの坊っちゃんでエリート中学にいたんすけど、去年に暴力事件を起こしてその私立中学から山吹中学に転校。そっから今いる連中とつるむようになって、やりたい放題好き放題で、喧嘩もそこそこ強いらしいっす!!」
「去年か…なるほど。」
「波古山さんの全盛期は2年くらい前ですもんね♪」
まるでもう廃れたような言い方をした尚太を少しだけ睨んだ。
「すすすす、すみません!!!!波古山さんは今でも最強っす!!だから…その顔やめて…」
「…いや、いい。まぁ、事実だしな。~ったく、そんな奴ならもっと不良で有名な高校に行けっての。めんどくせぇ…。」
「…で、そいつがどうかしましたか?」
尚太が亜門に首を傾げて聞いた。
亜門は無意味にゆっくりとボールをついて、つい先ほどの昼休みのことを思い出していた。
『俺と勝負しねぇか?波古山亜門。どっちが強いか…』
『…はぁ?』
『噂なんて嘘か本当かわかんないもんばっかってわかったからよ。あんたの強さってのが本物か俺自身が試してやるよ。』
『…』
『それともあれか?デマか?やっぱり。"鬼のトーマ"ってのも本当はいやしねぇの?』
『…斗真はいる。』
『じゃあ死んだってのも本当か?』
『…』
『…事故?殺人?自殺?どれだよ。』
『…死んでねぇよ。』
『は?』
『アイツは今、事情があって名前を変えて今も生きている。…名前は硲 尚太だ。隣のクラスにいる。』
『ッッな…』
『俺と勝負したかったら、まずそいつを倒してから来い。』
そう言って亜門は急いでトイレから出ていき…
…ー
「ちょッッ!!!???なんすか、その嘘!!??なにその『なすりつけ』!ひどいじゃないすか!!??」
「…そういう訳だから。お前のところに沢田が来るかもしんねぇけど…」
「いやいやいやいや!!!!俺、強くないっすよ!?俺ヤバいですよ!!死んじゃいます!」
「でもお前、目立つ金髪だし…なんか強そうだよ。」
「すっげぇ適当じゃないすか!?てかなんすか!?"俺と勝負したかったら、そいつを倒してから来い"って!!」
「なんかラスボスっぽいだろ?」
「ぽいけど!!…あ!!っていうか、波古山さんと同じクラスなら今一緒に体育いるじゃないんですか?俺、バスケで殺されます!!??」
「落ち着け。アイツら体育サボってて、いねぇよ。」
尚太の一喜一憂を見て亜門はますます…
(こいつホントに小動物みてぇ…)
なんて呑気なことを思っていた。
「はぁ…てかそんなことしないで、波古山さんがチャチャっと相手して、やっつければいいじゃないすか?」
「俺はそういうメンドウなの避けるために高校生活やり直したんだよ。一回喧嘩したら、こういう噂は早ぇだろ?」
「あぁわかります。俺らってそういう情報すぐに食い付きますからね。」
「しかもこういうのはもう連鎖だ。」
お前が○○倒したって奴か?
お前って強いらしいな?
こないだよくも○○をやりやがって…
「そういう流れになってキリないのはもう嫌ってほど思い知らされてっから…」
「…だからって俺を売らないでくださいよ。」
「大丈夫だろ?尚太はまだ現役なんだし。」
「現役の前にデビューすらまだなのに…喧嘩。」
体育教師が鳴らす笛で尚太の言葉は聞こえないふりをして集合した。
(…でも確かに尚太を巻き込むのは少しまずいか。)
亜門はひたすら考えた。
どうやったら喧嘩をせずに済むか、どうやったら"普通"という高校生活を過ごせるのか。
それは授業が終わり、尚太と別れ教室に着いてからも答えがなかなか出なかった。
沢田・上村・森川は未だにサボったままで姿を見せない。
「あれ?亜門?なんでジャージのままなの?」
何も知らない小夜が不思議そうに話しかけてきた。
シャツは沢田によって破られたから、亜門は着替えないまま教室に帰ってきた。
そんなひどいものではないが、ボタンが二つほど飛んで亜門のタトゥーが隠しきれなくなったのだ。
小夜に沢田との件を言おうとしたが、言ったところで余計な心配になるだけかと思ってやめた。
何か変なのは小夜も気付いたが、亜門が考え込んでいる様子に小夜はそれ以上聞き出そうとは思わなかった。
「そういや今日の帰りも付き合ってほしいんだ。」
「…帰り?」
「久々に…。あれ。"自分探し"?」
それだけで亜門は用事がわかった。
「今日はどこ行くんだ?」
小夜と友達宣言する前には中学校・小学校・幼稚園と母校を訪れ、遊び慣れた公園にも顔出した。
しかし初日の世華中學校以外は、チラッと見ただけで何か手掛かりがあったわけでも何か思い出せそうな片鱗もなかった。
次はどこへ行こうとしてるのだろうか。
「今日は…世華の高校に行こうと思って。」
「…え?」
「今日は…見るんじゃなくて聞こうと思うの。」
「…高校。」
「以前の私を知っている…以前の友達に会いにいく。」
「お前、いいのか?」
「へ?何が?」
「お前はいざ"大和撫子"に直面しようとすると暗くなんじゃん、いつも。」
「…うん。わりと…不安。でも…」
「…」
「亜門がいるからね。」
「は?」
「今日、安藤さん達とまた一緒に話せたのは亜門がいたおかげだしね!!」
「お前…」
「だから…そう思うと頑張れる。なんか…」
…だからまるで俺は保護者じゃねぇか?
そう言ってやりたかったが、話の腰を折る気もないのでただ黙っていた。
(…世華學園か。)
「だからいつもの場所で待っててね!」
「…あぁ。」
「ついでに明日の買い出しも一緒に行こ!」
そんな約束をした時に遠足が明日であったことを思い出した。
どんなに避けようとしても沢田達とは同じ班なのだから、逃げれないと気付いた。
(だったら尚更……沢田のこと、どうにかしねぇとな。)
そうは思っても沢田達はそれっきりクラスに帰ってこなかった。
HRも沢田達抜きで明日の話を進めた。
放課後になって帰ろうとしたら、すでに小夜はいなかった。
(…っていうか、クラスの奴らに一緒にいるとこ隠す必要なくなったんだから、わざわざ外で待ち合わす必要もなくなったんじゃねぇか?)
今さら気付いたが、小夜はもう学校を出たようである。
仕方ないことなので亜門も待ち合わせ場所へ向かおうとした。
「あ!!波古山さん!!!」
しかし廊下に出たところで尚太に呼び止められた。
クラスの人がチラチラと亜門達を見たが気にしないフリをした。
「なんだよ?」
「実はさっき…ってあれ?なんでジャージのまま着替えてないんすか?」
「まぁ色々。…で何?」
「あ、はい!波古山さんが言ってた"沢田幸人"。俺んとこ来ました!!」
「……え、もう?」
「はい!体育終わったあとの休み時間に。」
「早っ。」
「でも結局、喧嘩もせず何もないまま終わりました!!」
「…どういうこと?」
「え~っとですね…なんか斗真さんの顔知ってたみたいです!」
「…え?」
「なんか『なんだやっぱ嘘かよ。全くの別人じゃねーかよ!』って俺の顔を見るなり去っていきました。」
「なんで俺の顔は知らねーで、斗真の顔は知ってんだ?」
「わ…かんないすけど。だから顔見てすぐ帰っちゃったんすよ!!」
「そうか。」
「なんか…何の手助けも出来ず…すんません。」
「…いや。というより巻き込んで悪かったな…」
「波古山さんに、謝ってもらえるなんて…自分感激です!!」
「……小夜から聞いたけど、お前は俺のことなんだと思ってんだ?」
ブブブブブー…
亜門のポケットからスマホのバイブが鳴った。
ディスプレイを見たら小夜だったので、もう待ちくたびれたのかと亜門は呆れながら出た。
「もしもし。もう行くから待て。」
『…波古山。』
「…!?」
通話越しに聞こえる声は確実に男のものだった。
沢田だ。
『駅近くの高架下の…千草公園わかるか?そこに女もいる。早く来い。』
プッ…ツー…ツー…ツー…
事の状態を何もわかっていない尚太は亜門に向かって呑気に話しかけた。
「どうしました?姐さんから何て…」
「…ベタなものの中でも…」
「…え?」
「一番メンドーな展開がきたあぁー!!くそがあぁー!」
「え?えぇ?なんすか、なんすか?」
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