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第1部
TAKE18 どう思う?前編
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◇◇◇◇
小夜の家で勉強会をしようという提案。
亜門はなんだかんだで言い訳をして避けた。
バイトがあるとか、やりたい勉強の範囲を家に忘れたとか言って亜門は小夜の家に行かないようにした。
(たしかに橘に売られた喧嘩は買ったが…結果出る前にまた会うのはめんどくせぇ。)
しかし小夜に革城家の勉強会を提案されてから2日後。
朝、小夜からスマホを渡された。
差し出されたスマホを亜門はジッと見た。
「小夜……何?」
「何って…私のスマホ。」
「見たらわかる…俺にどうしろと?」
「見てみて」
小夜に言われて亜門はジッと見てみた。
画面はすでにメッセージ画面を映していた。
―――
橘さん
ぜひ家へお越し下さいと波古山様にお伝え願えます。
―――
「…」
「…」
「…」
「…えへへ」
「…」
亜門は嬉しそうな小夜の笑顔に妙なムカつきを覚え、小夜の鼻をつまんで引っ張ってやった。
「へへ…ッッ~ぬぅー!!!!いはひいはひ(痛い痛い)!!!!」
「なんでテスト前から俺がお呼ばれされんだよ!?」
「そのまへにはなひえ(その前に離して)!!!」
亜門が小夜から手を離すと、小夜はすかさず自分の鼻を手で撫でた。
「伸びるかと思った…」
「鼻高くなってよかったな。…で、なんだよ。このメッセージ」
「うちで勉強会したいから、亜門呼んでもいい?って橘さんに言ったら…」
「…」
「その返事。」
「…」
それだけ聞いたら歓迎されているような返事だが、無機質なこの文面は何か裏があるようにもとれる。
亜門はもう一度メールを見て小夜の言葉を反芻させて、気付いた。
「…お前ん家、行っていいの?」
「…え?なんで?」
「"家"のことは周りに秘密ってことになってんじゃなかったか?」
「え、言ったよ!!」
「…は?」
「橘さんに。亜門には家も私もバレちゃったって。」
亜門は項垂れた。
(……それだ…。)
社長令嬢や記憶喪失に関する釘刺しかもしれない。
なんで橘に素直に言ったのか、亜門にとって小夜はやはりトラブルメーカーに感じた。
「わかった。今日行くよ。"勉強会"に。」
これ以上、話がこじれる前にもう直接会った方が早いと亜門は決意した。
…ー
「ただいま帰りました。」
「…おじゃまします。」
大豪邸の門を通りぬけ、小夜と亜門は革城家に入った。
心なしか小夜もぎこちない帰宅だ。
「「小夜お嬢様、お帰りなさいませ。」」
しかし数名のお手伝いさんに囲まれた帰宅は確かに馴染みにくいかもしれない。
そして予想と反して、親の姿は見えなかった。
そして橘も。
「こちらは学友の波古山くんです。」
小夜の紹介に合わせて、亜門は頭を下げ、「こちらつまらないものですが…」と誰かにというわけでなくプリンを差し出した。
しかし手前のお手伝いさんが紙袋をちゃんと受け取ってくれた。
「き…今日はテスト勉強をしますので、部屋に上がりますね。橘さんにお伝え願います。」
そうした一連の流れで小夜は本当にお嬢様なんだなと、亜門は実感した。
二階に上がる小夜に続いていって、部屋に入った。
入って扉が閉まった途端、小夜は笑い出した。
「は?何…いきなり笑って…」
「あははは!!だって!!『つまらないものですが』って!!亜門!!ホントにあんな場面…初めて見た!!」
「おま…」
「あは、ははははは!!」
亜門は小さく息を吐いた。
小夜が固かったのは緊張ではなく、笑いを堪えていたらしかったのだとわかったからだ。
「わかったから落ち着け。てか、橘がいないなら勉強すんぞ。」
「ん?橘さんがいたら何するの?」
「まぁ色々…。」
「ふーん?…じゃあ始めよっか!!」
広い小夜の部屋の中心に置かれているテーブルに二人は座った。
途端にノックがされた。
「どうぞ。」と小夜の言葉に促されて開かれたそこには、橘の顔があった。
亜門は「げっ…」と小さく言葉にした。
「本日はお越しいただきありがとうございます。先日は失礼しました。」
メールではどちらかわからなかったが、それが建前の言葉だと亜門はわかった。
(だって奴の目が笑ってねぇ…)
腫れは引いたが、まだ青く残したままの目で亜門も「どうも。」と建前の挨拶を返した。
小夜が二人を交互に見る中、亜門と橘は見つめ合い黙った。
それを先に切ったのは橘だった。
「小夜お嬢様から聞きました。今回の中間テストの条件……承諾していただいたと。」
「…あぁ。」
「ありがとうございます。では、結果を楽しみにしてます。」
「あ!!橘さん!!亜門からプリンもらいました!!」
「はい。受け取ったと話は聞きました。後でお茶をお運びしますね。あと私は入り口付近にいますので…」
橘はそこで区切り、チラッと亜門を見ては小夜に視線を戻した。
「何かあれば、すぐにお申し付けください。何かあれば」
「なんもねぇよ!!!!」
亜門の反論に橘は涼しい顔して一礼をした。
「では失礼します。」
「無視かよ!!おい!!」
橘はそこから亜門を一度も見ずに部屋を出ていった。
亜門は苛立ちを超えて、笑い声を洩らした。
「はは…ははは。こんなにムカつく野郎は…久々だぜ…ははは…」
「…え!?亜門、怒ってるの!?」
小夜が不安そうに亜門を見続けたので、問題集を広げる手を止めて小夜を見た。
「……大丈夫だ。橘のこと殴ったりしねぇよ。」
「…うん。」
「まぁちょっと前なら、やっちまってたかもしんねぇけど…」
「う!?お!?だ…その…」
「だからやんねぇって。ちゃんと売られた土俵で戦うよ。」
亜門は手で回してたシャーペンを止め、ノックする消しゴムの方で小夜のおでこを突いた。
「鬼ごっこの勝者サマの言い付けですから…な。」
亜門は問題集に目を戻し勉強を始めた。
「うん!!わからないところあったら言ってね!!」
小夜も一緒に勉強を始める音がした。
(俺もすげぇ変わったもんだな…ホントにちょっと前ならすぐに殴って済ませてたな…)
小夜と初めて会った時でも亜門は喧嘩を売ってきた奴を殴っていた。
ペンを回して小夜をチラッと見た。
(それが今ではテスト勉強って…)
自分で望んだはずの今までの生活の変化に亜門は戸惑いを覚えた。
手を動かすが、止まる。
(やっぱり勉強って…俺は好きになれねぇ。)
しばらくして亜門はシャーペンをテーブルに転がした。
亜門は立ち上がった。
「…亜門?」
「…トイレ借りるぞ。」
「あぁ、トイレは左に出て…」
その時、扉が開く音がした。
「御手洗いなら私がご案内しましょう。」
紅茶とプリンを乗せたおぼんを手に持つ橘が立っていた。
「小夜お嬢様、こちらに置いておきますね。波古山様、どうぞご案内いたします。」
扉を開けてニッコリと亜門を待った。
その笑顔に裏があると亜門は気付きつつも、橘に促されるまま部屋を出た。
小夜の家で勉強会をしようという提案。
亜門はなんだかんだで言い訳をして避けた。
バイトがあるとか、やりたい勉強の範囲を家に忘れたとか言って亜門は小夜の家に行かないようにした。
(たしかに橘に売られた喧嘩は買ったが…結果出る前にまた会うのはめんどくせぇ。)
しかし小夜に革城家の勉強会を提案されてから2日後。
朝、小夜からスマホを渡された。
差し出されたスマホを亜門はジッと見た。
「小夜……何?」
「何って…私のスマホ。」
「見たらわかる…俺にどうしろと?」
「見てみて」
小夜に言われて亜門はジッと見てみた。
画面はすでにメッセージ画面を映していた。
―――
橘さん
ぜひ家へお越し下さいと波古山様にお伝え願えます。
―――
「…」
「…」
「…」
「…えへへ」
「…」
亜門は嬉しそうな小夜の笑顔に妙なムカつきを覚え、小夜の鼻をつまんで引っ張ってやった。
「へへ…ッッ~ぬぅー!!!!いはひいはひ(痛い痛い)!!!!」
「なんでテスト前から俺がお呼ばれされんだよ!?」
「そのまへにはなひえ(その前に離して)!!!」
亜門が小夜から手を離すと、小夜はすかさず自分の鼻を手で撫でた。
「伸びるかと思った…」
「鼻高くなってよかったな。…で、なんだよ。このメッセージ」
「うちで勉強会したいから、亜門呼んでもいい?って橘さんに言ったら…」
「…」
「その返事。」
「…」
それだけ聞いたら歓迎されているような返事だが、無機質なこの文面は何か裏があるようにもとれる。
亜門はもう一度メールを見て小夜の言葉を反芻させて、気付いた。
「…お前ん家、行っていいの?」
「…え?なんで?」
「"家"のことは周りに秘密ってことになってんじゃなかったか?」
「え、言ったよ!!」
「…は?」
「橘さんに。亜門には家も私もバレちゃったって。」
亜門は項垂れた。
(……それだ…。)
社長令嬢や記憶喪失に関する釘刺しかもしれない。
なんで橘に素直に言ったのか、亜門にとって小夜はやはりトラブルメーカーに感じた。
「わかった。今日行くよ。"勉強会"に。」
これ以上、話がこじれる前にもう直接会った方が早いと亜門は決意した。
…ー
「ただいま帰りました。」
「…おじゃまします。」
大豪邸の門を通りぬけ、小夜と亜門は革城家に入った。
心なしか小夜もぎこちない帰宅だ。
「「小夜お嬢様、お帰りなさいませ。」」
しかし数名のお手伝いさんに囲まれた帰宅は確かに馴染みにくいかもしれない。
そして予想と反して、親の姿は見えなかった。
そして橘も。
「こちらは学友の波古山くんです。」
小夜の紹介に合わせて、亜門は頭を下げ、「こちらつまらないものですが…」と誰かにというわけでなくプリンを差し出した。
しかし手前のお手伝いさんが紙袋をちゃんと受け取ってくれた。
「き…今日はテスト勉強をしますので、部屋に上がりますね。橘さんにお伝え願います。」
そうした一連の流れで小夜は本当にお嬢様なんだなと、亜門は実感した。
二階に上がる小夜に続いていって、部屋に入った。
入って扉が閉まった途端、小夜は笑い出した。
「は?何…いきなり笑って…」
「あははは!!だって!!『つまらないものですが』って!!亜門!!ホントにあんな場面…初めて見た!!」
「おま…」
「あは、ははははは!!」
亜門は小さく息を吐いた。
小夜が固かったのは緊張ではなく、笑いを堪えていたらしかったのだとわかったからだ。
「わかったから落ち着け。てか、橘がいないなら勉強すんぞ。」
「ん?橘さんがいたら何するの?」
「まぁ色々…。」
「ふーん?…じゃあ始めよっか!!」
広い小夜の部屋の中心に置かれているテーブルに二人は座った。
途端にノックがされた。
「どうぞ。」と小夜の言葉に促されて開かれたそこには、橘の顔があった。
亜門は「げっ…」と小さく言葉にした。
「本日はお越しいただきありがとうございます。先日は失礼しました。」
メールではどちらかわからなかったが、それが建前の言葉だと亜門はわかった。
(だって奴の目が笑ってねぇ…)
腫れは引いたが、まだ青く残したままの目で亜門も「どうも。」と建前の挨拶を返した。
小夜が二人を交互に見る中、亜門と橘は見つめ合い黙った。
それを先に切ったのは橘だった。
「小夜お嬢様から聞きました。今回の中間テストの条件……承諾していただいたと。」
「…あぁ。」
「ありがとうございます。では、結果を楽しみにしてます。」
「あ!!橘さん!!亜門からプリンもらいました!!」
「はい。受け取ったと話は聞きました。後でお茶をお運びしますね。あと私は入り口付近にいますので…」
橘はそこで区切り、チラッと亜門を見ては小夜に視線を戻した。
「何かあれば、すぐにお申し付けください。何かあれば」
「なんもねぇよ!!!!」
亜門の反論に橘は涼しい顔して一礼をした。
「では失礼します。」
「無視かよ!!おい!!」
橘はそこから亜門を一度も見ずに部屋を出ていった。
亜門は苛立ちを超えて、笑い声を洩らした。
「はは…ははは。こんなにムカつく野郎は…久々だぜ…ははは…」
「…え!?亜門、怒ってるの!?」
小夜が不安そうに亜門を見続けたので、問題集を広げる手を止めて小夜を見た。
「……大丈夫だ。橘のこと殴ったりしねぇよ。」
「…うん。」
「まぁちょっと前なら、やっちまってたかもしんねぇけど…」
「う!?お!?だ…その…」
「だからやんねぇって。ちゃんと売られた土俵で戦うよ。」
亜門は手で回してたシャーペンを止め、ノックする消しゴムの方で小夜のおでこを突いた。
「鬼ごっこの勝者サマの言い付けですから…な。」
亜門は問題集に目を戻し勉強を始めた。
「うん!!わからないところあったら言ってね!!」
小夜も一緒に勉強を始める音がした。
(俺もすげぇ変わったもんだな…ホントにちょっと前ならすぐに殴って済ませてたな…)
小夜と初めて会った時でも亜門は喧嘩を売ってきた奴を殴っていた。
ペンを回して小夜をチラッと見た。
(それが今ではテスト勉強って…)
自分で望んだはずの今までの生活の変化に亜門は戸惑いを覚えた。
手を動かすが、止まる。
(やっぱり勉強って…俺は好きになれねぇ。)
しばらくして亜門はシャーペンをテーブルに転がした。
亜門は立ち上がった。
「…亜門?」
「…トイレ借りるぞ。」
「あぁ、トイレは左に出て…」
その時、扉が開く音がした。
「御手洗いなら私がご案内しましょう。」
紅茶とプリンを乗せたおぼんを手に持つ橘が立っていた。
「小夜お嬢様、こちらに置いておきますね。波古山様、どうぞご案内いたします。」
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