88 / 114
第八章 襲撃
8-6. ラヴレの使命
しおりを挟む
学園全体を覆うほどの大規模な結界を張ったのが、落ちこぼれと称される《奨学生》とは露ほども知らず、学園に残っていた生徒達は、学園長が戻ったと安堵しながらラヴレの偉大さを褒め称えていた。
その混乱に乗じて、ユウリの紅い瞳は誰に見られることもなく、乗り切ることができた。
残ったカウンシルメンバー達は、上級クラスや教師陣を集めて負傷者の対応に当たると共に、西の森の入り口を完全に封鎖した。ラヴレとアントンが、森に残った魔法陣を解除するためだ。
数時間後、大まかな事後処理を終え、皆は学園長室へと集まっていた。
レヴィが全員にお茶を配り終わると、ラヴレが立ち上がる。
「さて」
話を切り出そうとして部屋の中を見回したラヴレは、皆の視線が、隣に立つアントンに注がれているのに気づいた。
「ああ、そうでした」
完全に忘れていたというような緩慢な声音で言うと、ラヴレは目配せをする。不愉快そうに溜息をついて、アントンは一歩前へ出た。
「教会幹部会幹部、教会騎士団団長アントン = ヴォイル。お前達の長、この男とは同期だ」
思いの外仰々しい肩書きに、部屋の空気が緊張する。
彼が色々な調査を請け負っていたのだ、とラヴレに告げられ、ユウリが慌ててお礼を言う。
それに無表情で頷くだけのアントンを見て、ラヴレは普段の調子で笑った。
「まあ、このように愛想のない方なので、彼のことは置き物とでも思ってください」
すごい物言いをするラヴレをアントンがジロリと睨むも、ラヴレは飄々と続ける。
「聞かれて困ることは、ないでしょうし」
ラヴレは僅かに拳を握った。
今となっては、シーヴ——彼の伯母ですら、正確に把握していたのかわからない、ヴォローニ家の使命の理由。
消滅させられるはずだった《始まりの魔女》を転生させた、祖先の思惑に隠れる真相。
出来ることなら語ることなく事態を終結させたかったが、それが叶わぬことだと思い知った。
「あの魔導具は……教会幹部会で流通を管理している、非常に貴重で稀な魔法を使用した魔導具でした。それが使用されたということは、一連の嫌がらせに、教会が関係しているということです」
「えっ!?」
「そして……クタトリアとは、全く別として考えていただかなければならないかもしれません」
一同が息を呑むのが分かる。
無理もない。悪意のある集団が一つではないという事実は、ユウリに迫る危険がより深まったということだ。何度も危ない目に遭い、挙句死にかけもした彼女や、彼女を慕う者たちの心情を思うと、やり切れない。
けれど、ラヴレは幹部会の様子を思い出す。そうして、もう隠しておけないと再認識する。
「ユウリさん」
強張ったラヴレの声に呼ばれて、ユウリは身構えた。
「貴女には、前世の……《始まりの魔女》としての、一切の記憶がないのですか」
「え……はい。シーヴとグンナルに迎えられた時が初めての記憶で、それ以前は全くです」
「そうですか……」
ラヴレは溜息をつく。
どんなに願っても、止めようとしても、やはり歴史は繰り返してしまうのかもしれない。
「ラヴレ、人払いをしなくていいのか」
カウンシルを睨みつけるアントンが、教会でも幹部会しか知らない本当の歴史の全容をラヴレが話そうとしていると察して、提案した。
ラヴレは、困ったように微笑む。
「それは、ユウリさん……《始まりの魔女》が許してくれないでしょう」
一瞬考えるそぶりを見せたユウリが、こくり、と頷くと、カウンシルもラヴレとアントンを真っ直ぐと見据えた。強い結束が感じられて、ラヴレは安堵する。
《始まりの魔女》が心を寄せたのであれば、彼らとて、知る権利があるのだ。
「ユウリさん。伯母の使命を、聞いていましたか」
「はい。私を見つけ、護り育てること。私が自分の力で生きていけるまで、教会から隠すこと」
《始まりの魔法》を使いこなし、完全に魔力の制御ができるまで、と最期まで力を尽くしたシーヴを思い、ラヴレは目を伏せる。
「私の祖先……イェルディス様が伝えた使命には、続きがあります」
「……え?」
シーヴは、ユウリに全てを伝え切れていなかった。
まさかそこまで早く追っ手の手に掛かると思っていなかったのか、もしくは、ラヴレと同じように、語ることなく平穏に過ごすことが最善だと思ったのか。
ラヴレは続ける。
「それは、《始まりの魔女》の、本当の願いを叶えること」
「本当の、願い……?」
困惑した表情のユウリに、ラヴレはヨルンをちらりと見た。
「それを話すには……貴方方に、本当の歴史をお教えしなければなりません」
「本当の、というと、クタトリア帝国が滅亡させられたことと、教会創始者にクタトリアス家がいたと言うことですよね?」
レヴィが、以前聞いたそれを確認するように尋ねるが、ラヴレは首を振る。
「それは……教会が隠した歴史の、ほんの一部なのです」
「ええ!? それじゃあ……」
ユウリとカウンシルが驚愕の声をあげた。ほんの一部、というには、大きすぎる真実なのではないだろうか。しかし、ラヴレの口ぶりでは、それ以上のことが未だ隠されているらしいとわかる。
緊迫した空気に、白銅色の瞳が揺れる。
「ユウリさん。貴女が教会からも狙われ始めたのには、訳があります」
唐突に話題が変わったように思えて、皆キョトンとする。それでも、ラヴレの口調は変わらない。
「それは、貴女が今……忠実に歴史を擬えているからです」
「どういうことですか……?」
ユウリとカウンシルメンバーたちに、戸惑いの表情が浮かぶ。
——ラヴレはそれぞれを見回して、重い口を開いた。
その混乱に乗じて、ユウリの紅い瞳は誰に見られることもなく、乗り切ることができた。
残ったカウンシルメンバー達は、上級クラスや教師陣を集めて負傷者の対応に当たると共に、西の森の入り口を完全に封鎖した。ラヴレとアントンが、森に残った魔法陣を解除するためだ。
数時間後、大まかな事後処理を終え、皆は学園長室へと集まっていた。
レヴィが全員にお茶を配り終わると、ラヴレが立ち上がる。
「さて」
話を切り出そうとして部屋の中を見回したラヴレは、皆の視線が、隣に立つアントンに注がれているのに気づいた。
「ああ、そうでした」
完全に忘れていたというような緩慢な声音で言うと、ラヴレは目配せをする。不愉快そうに溜息をついて、アントンは一歩前へ出た。
「教会幹部会幹部、教会騎士団団長アントン = ヴォイル。お前達の長、この男とは同期だ」
思いの外仰々しい肩書きに、部屋の空気が緊張する。
彼が色々な調査を請け負っていたのだ、とラヴレに告げられ、ユウリが慌ててお礼を言う。
それに無表情で頷くだけのアントンを見て、ラヴレは普段の調子で笑った。
「まあ、このように愛想のない方なので、彼のことは置き物とでも思ってください」
すごい物言いをするラヴレをアントンがジロリと睨むも、ラヴレは飄々と続ける。
「聞かれて困ることは、ないでしょうし」
ラヴレは僅かに拳を握った。
今となっては、シーヴ——彼の伯母ですら、正確に把握していたのかわからない、ヴォローニ家の使命の理由。
消滅させられるはずだった《始まりの魔女》を転生させた、祖先の思惑に隠れる真相。
出来ることなら語ることなく事態を終結させたかったが、それが叶わぬことだと思い知った。
「あの魔導具は……教会幹部会で流通を管理している、非常に貴重で稀な魔法を使用した魔導具でした。それが使用されたということは、一連の嫌がらせに、教会が関係しているということです」
「えっ!?」
「そして……クタトリアとは、全く別として考えていただかなければならないかもしれません」
一同が息を呑むのが分かる。
無理もない。悪意のある集団が一つではないという事実は、ユウリに迫る危険がより深まったということだ。何度も危ない目に遭い、挙句死にかけもした彼女や、彼女を慕う者たちの心情を思うと、やり切れない。
けれど、ラヴレは幹部会の様子を思い出す。そうして、もう隠しておけないと再認識する。
「ユウリさん」
強張ったラヴレの声に呼ばれて、ユウリは身構えた。
「貴女には、前世の……《始まりの魔女》としての、一切の記憶がないのですか」
「え……はい。シーヴとグンナルに迎えられた時が初めての記憶で、それ以前は全くです」
「そうですか……」
ラヴレは溜息をつく。
どんなに願っても、止めようとしても、やはり歴史は繰り返してしまうのかもしれない。
「ラヴレ、人払いをしなくていいのか」
カウンシルを睨みつけるアントンが、教会でも幹部会しか知らない本当の歴史の全容をラヴレが話そうとしていると察して、提案した。
ラヴレは、困ったように微笑む。
「それは、ユウリさん……《始まりの魔女》が許してくれないでしょう」
一瞬考えるそぶりを見せたユウリが、こくり、と頷くと、カウンシルもラヴレとアントンを真っ直ぐと見据えた。強い結束が感じられて、ラヴレは安堵する。
《始まりの魔女》が心を寄せたのであれば、彼らとて、知る権利があるのだ。
「ユウリさん。伯母の使命を、聞いていましたか」
「はい。私を見つけ、護り育てること。私が自分の力で生きていけるまで、教会から隠すこと」
《始まりの魔法》を使いこなし、完全に魔力の制御ができるまで、と最期まで力を尽くしたシーヴを思い、ラヴレは目を伏せる。
「私の祖先……イェルディス様が伝えた使命には、続きがあります」
「……え?」
シーヴは、ユウリに全てを伝え切れていなかった。
まさかそこまで早く追っ手の手に掛かると思っていなかったのか、もしくは、ラヴレと同じように、語ることなく平穏に過ごすことが最善だと思ったのか。
ラヴレは続ける。
「それは、《始まりの魔女》の、本当の願いを叶えること」
「本当の、願い……?」
困惑した表情のユウリに、ラヴレはヨルンをちらりと見た。
「それを話すには……貴方方に、本当の歴史をお教えしなければなりません」
「本当の、というと、クタトリア帝国が滅亡させられたことと、教会創始者にクタトリアス家がいたと言うことですよね?」
レヴィが、以前聞いたそれを確認するように尋ねるが、ラヴレは首を振る。
「それは……教会が隠した歴史の、ほんの一部なのです」
「ええ!? それじゃあ……」
ユウリとカウンシルが驚愕の声をあげた。ほんの一部、というには、大きすぎる真実なのではないだろうか。しかし、ラヴレの口ぶりでは、それ以上のことが未だ隠されているらしいとわかる。
緊迫した空気に、白銅色の瞳が揺れる。
「ユウリさん。貴女が教会からも狙われ始めたのには、訳があります」
唐突に話題が変わったように思えて、皆キョトンとする。それでも、ラヴレの口調は変わらない。
「それは、貴女が今……忠実に歴史を擬えているからです」
「どういうことですか……?」
ユウリとカウンシルメンバーたちに、戸惑いの表情が浮かぶ。
——ラヴレはそれぞれを見回して、重い口を開いた。
0
あなたにおすすめの小説
断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
古堂 素央
恋愛
【完結】
「なんでわたしを突き落とさないのよ」
学園の廊下で、見知らぬ女生徒に声をかけられた公爵令嬢ハナコ。
階段から転げ落ちたことをきっかけに、ハナコは自分が乙女ゲームの世界に生まれ変わったことを知る。しかもハナコは悪役令嬢のポジションで。
しかしなぜかヒロインそっちのけでぐいぐいハナコに迫ってくる攻略対象の王子。その上、王子は前世でハナコがこっぴどく振った瓶底眼鏡の山田そっくりで。
ギロチンエンドか瓶底眼鏡とゴールインするか。選択を迫られる中、他の攻略対象の好感度まで上がっていって!?
悪役令嬢? 断罪ざまぁ? いいえ、冴えない王子と結ばれるくらいなら、ノシつけてヒロインに押しつけます!
黒ヒロインの陰謀を交わしつつ、無事ハナコは王子の魔の手から逃げ切ることはできるのか!?
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる