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第十五章
魅惑のオプション
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突然だが『正しいセンシャの作法』というモノは存在するのだろうか? 俺は目の前で繰り広げられる光景を見ながら、そんな疑問を抱いていた。
「いいよ! キレてるキレてる!」
「デカすぎて自分の筋肉で過重オーバーになりそうだな!」
観客達がそんな声をかける前で、ビキニ姿のオーク女子――確か派手なタックルをかましてダリオさんを負傷交代へ追いやったDFだ――が舞台上で筋肉を誇示するポージングを行っていた。
「あの子がやってるって事は、ペイトーンは終わったみたいね」
「そうね、ちょっと遅かったみたいね。リーシャ、キリが良い所で楽屋へ行ってらっしゃい」
「うん。あ、でもついてきて欲しいな」
俺は平然と会話をしているリーシャさんとナリンさんに驚きながらも、ショーから目を離せないでいた。
「(アレみてそんな会話してるって事は……普通の風景なのか!?)」
ステージの上には汚れた荷馬車がポツンと置かれており、その前で引き続き例のオーク女子が音楽に併せて身体を捻ったり力を込めたりしている。馬車は一台、選手も一名だ。背後に流れる昔の洋楽っぽい曲――本当にどう伝わって誰が演奏してんだか――は同じだが、数台の馬車を寄ってたかって全員で洗いまくっていたミノタウロス代表のセンシャとは随分と違う様式だ。
「あれは何を持っているんですか?」
聞きたい事は山ほどあったが、俺はとりあえず筋肉娘が右手に持っている手のひらよりやや大きな、スポンジのようなモノを指さして言った。
「あ、アレは『ゲキオーチクン』という木の実を乾燥させた物でして……」
「ヤーーーーー!」
「「おおーっ!」」
ナリンさんの解説の最中に曲がクライマックスを迎え、オークさんが後ろを向き力を込めてゲキオーチクンとやらを握り込んだ。当然それは潰れて中から白い液体と泡が滴り落ち、ようやく出番がきた荷馬車を濡らす。
「えっ? 今の部分に盛り上がる所あった!? あ、すみませんナリンさん、続きをお願いします」
「はい。乾燥させた物で、色んな場所やモノを洗うのに使われます。エルフの自然魔法がかけられているので、洗剤をつけずとも水だけで汚れが落ちる素晴らしい名品なんですよ!」
エルフとしてのプライドがくすぐられるのか、残りの説明をしてくれたナリンさんの顔と声は誇らしげだった。でもそのゲキオーチクン、握りつぶされてますけどね? あとそれから落ちた泡をちょっとかけただけで、馬車は全然、洗われてませんけどね!
「じゃあ行こうかな。監督はどうする?」
「あ……俺は見てて良いっすか?」
そろそろペイトーン選手に会いに行くか……と立ち上がったリーシャさんに問われ、俺は思わず本音が出た。
「了解、じゃあ行くね」
「終わったらまたここに戻りますね」
「あ、はい。お願いします」
リーシャさんとペイトーン選手の強敵と書いて友と呼ぶ! なシーンも見たかったが、それ以上に目の前のセンシャから目が離せなかった。
「クラマさん……すみません……」
内心では散々バカにしてきたが実際に観ると、オークが馬車を洗う或いは洗わない風景というのは非常に面白い。俺はクラマさんに謝罪しつつ、また新たな馬車と選手が現れるのを心待ちにしていた……。
「あー流石に胸焼けしたぞ……」
「わたしも……」
「俺も……」
小一時間後。屋台村で合流した俺たちは、設けられた休憩用のテーブルでぐったりとしていた。
「あん? ショーキチも何か食べたのか?」
「いや、センシャを都合、5連続で観てさ……」
俺は食べ過ぎで辛そうなステフとユイノさんを見ながら説明をする。最初こそ物珍しかった筋肉祭りだったが、なんやかんやで3頭目くらいで飽きていたのだ。
「ラビンさん、良い候補はいましたか?」
「ええ! みなさん料理が上手で、気立てモウ良い子ばかりです!」
ラビンさんはナリンさんの問いに答えつつ、詳細に書かれたレポートを手渡す。
「イチオシはそこの『ネバネバ丼』です! モウ烈に推せます!」
ナリンさんの手元を覗き込む俺に分かるよう、ラビンさんは該当個所を指さす。
「なになに……『スタミナがつく海草や魚卵をふんだんに盛りつけたライスボウル。ネバネバした食感ではあるが味はアッサリ。疲れが溜まるシーズン半ばにオススメ』か」
あー地球で言うところの山芋やオクラをかけた海鮮丼みたいなものかな? 確かに夏場のスタミナ料理として優秀そうだ。
「因みにコックさんはあちらのとってモウ可愛いマトプレイさんです」
マトプレイ? 鳥みたいな名前だな? そう言うラビンさんが指さす方向を見るとそちらには例のネバネバ丼を出す屋台があり、調理台の前に綺麗な女性が一人、立っていた。
ワカメのように黒く艶やかな長髪、ブルーの瞳、細く整った顔立ち。布面積の狭いメイド服からは海色の青い肌が露出しており、その滑らかなラインの体表は……何故だかしっとりと濡れていた。
「えっと、ステフ? 彼女は?」
「あん? あーアレはマリリン族とのハーフだな」
「マリリン族?」
「お前等の認識で言うと人魚だ」
あ、なるほど。それであんな感じで、出す料理も海鮮丼っぽいんだ。
「へー。そんなのもいるんだ。初耳」
「そこはまあ、例によってだな。サッカードウを……」
「サッカードウをしない種族だから紹介しなかった、でしょ」
俺が言葉を継ぐとステフは気怠そうに頷いた。そうだな、海の種族だから地上でやるサッカードウには不向きで、だから当然、視察や解説には出て来ないよな。
「いや待てよ……。それとオークのハーフとは言え、地上でコックさんとか出来るもんなのか?」
「良く見てみ? 肌が濡れてるだろ? 彼女ら身体からローションみたいな体液を出して保湿できんだよ」
ろろろローション!? はい、マトプレイさん消えたー!
「えー、うん。残念ながらマトプレイさんは脱落です」
「えええっ!? 監督、お話もせずモウ不合格にしちゃうんですか!?」
ラビンさんが目を丸くして驚く。気持ちは分かる。分かるが、どう説明したものか……。
「あーいやその、やっぱマリリン族さんに地上勤務は難しいかな? と」
「でもウチの近くにはシソッ湖があるわよ?」
「それにオーク代表でちゃんと働いてらっしゃるみたいですし……」
リーシャさんナリンさんも思わず意見を口にする。俺はそんな彼女たちを説得する言葉が咄嗟に出ずに固まってしまった……。
「いいよ! キレてるキレてる!」
「デカすぎて自分の筋肉で過重オーバーになりそうだな!」
観客達がそんな声をかける前で、ビキニ姿のオーク女子――確か派手なタックルをかましてダリオさんを負傷交代へ追いやったDFだ――が舞台上で筋肉を誇示するポージングを行っていた。
「あの子がやってるって事は、ペイトーンは終わったみたいね」
「そうね、ちょっと遅かったみたいね。リーシャ、キリが良い所で楽屋へ行ってらっしゃい」
「うん。あ、でもついてきて欲しいな」
俺は平然と会話をしているリーシャさんとナリンさんに驚きながらも、ショーから目を離せないでいた。
「(アレみてそんな会話してるって事は……普通の風景なのか!?)」
ステージの上には汚れた荷馬車がポツンと置かれており、その前で引き続き例のオーク女子が音楽に併せて身体を捻ったり力を込めたりしている。馬車は一台、選手も一名だ。背後に流れる昔の洋楽っぽい曲――本当にどう伝わって誰が演奏してんだか――は同じだが、数台の馬車を寄ってたかって全員で洗いまくっていたミノタウロス代表のセンシャとは随分と違う様式だ。
「あれは何を持っているんですか?」
聞きたい事は山ほどあったが、俺はとりあえず筋肉娘が右手に持っている手のひらよりやや大きな、スポンジのようなモノを指さして言った。
「あ、アレは『ゲキオーチクン』という木の実を乾燥させた物でして……」
「ヤーーーーー!」
「「おおーっ!」」
ナリンさんの解説の最中に曲がクライマックスを迎え、オークさんが後ろを向き力を込めてゲキオーチクンとやらを握り込んだ。当然それは潰れて中から白い液体と泡が滴り落ち、ようやく出番がきた荷馬車を濡らす。
「えっ? 今の部分に盛り上がる所あった!? あ、すみませんナリンさん、続きをお願いします」
「はい。乾燥させた物で、色んな場所やモノを洗うのに使われます。エルフの自然魔法がかけられているので、洗剤をつけずとも水だけで汚れが落ちる素晴らしい名品なんですよ!」
エルフとしてのプライドがくすぐられるのか、残りの説明をしてくれたナリンさんの顔と声は誇らしげだった。でもそのゲキオーチクン、握りつぶされてますけどね? あとそれから落ちた泡をちょっとかけただけで、馬車は全然、洗われてませんけどね!
「じゃあ行こうかな。監督はどうする?」
「あ……俺は見てて良いっすか?」
そろそろペイトーン選手に会いに行くか……と立ち上がったリーシャさんに問われ、俺は思わず本音が出た。
「了解、じゃあ行くね」
「終わったらまたここに戻りますね」
「あ、はい。お願いします」
リーシャさんとペイトーン選手の強敵と書いて友と呼ぶ! なシーンも見たかったが、それ以上に目の前のセンシャから目が離せなかった。
「クラマさん……すみません……」
内心では散々バカにしてきたが実際に観ると、オークが馬車を洗う或いは洗わない風景というのは非常に面白い。俺はクラマさんに謝罪しつつ、また新たな馬車と選手が現れるのを心待ちにしていた……。
「あー流石に胸焼けしたぞ……」
「わたしも……」
「俺も……」
小一時間後。屋台村で合流した俺たちは、設けられた休憩用のテーブルでぐったりとしていた。
「あん? ショーキチも何か食べたのか?」
「いや、センシャを都合、5連続で観てさ……」
俺は食べ過ぎで辛そうなステフとユイノさんを見ながら説明をする。最初こそ物珍しかった筋肉祭りだったが、なんやかんやで3頭目くらいで飽きていたのだ。
「ラビンさん、良い候補はいましたか?」
「ええ! みなさん料理が上手で、気立てモウ良い子ばかりです!」
ラビンさんはナリンさんの問いに答えつつ、詳細に書かれたレポートを手渡す。
「イチオシはそこの『ネバネバ丼』です! モウ烈に推せます!」
ナリンさんの手元を覗き込む俺に分かるよう、ラビンさんは該当個所を指さす。
「なになに……『スタミナがつく海草や魚卵をふんだんに盛りつけたライスボウル。ネバネバした食感ではあるが味はアッサリ。疲れが溜まるシーズン半ばにオススメ』か」
あー地球で言うところの山芋やオクラをかけた海鮮丼みたいなものかな? 確かに夏場のスタミナ料理として優秀そうだ。
「因みにコックさんはあちらのとってモウ可愛いマトプレイさんです」
マトプレイ? 鳥みたいな名前だな? そう言うラビンさんが指さす方向を見るとそちらには例のネバネバ丼を出す屋台があり、調理台の前に綺麗な女性が一人、立っていた。
ワカメのように黒く艶やかな長髪、ブルーの瞳、細く整った顔立ち。布面積の狭いメイド服からは海色の青い肌が露出しており、その滑らかなラインの体表は……何故だかしっとりと濡れていた。
「えっと、ステフ? 彼女は?」
「あん? あーアレはマリリン族とのハーフだな」
「マリリン族?」
「お前等の認識で言うと人魚だ」
あ、なるほど。それであんな感じで、出す料理も海鮮丼っぽいんだ。
「へー。そんなのもいるんだ。初耳」
「そこはまあ、例によってだな。サッカードウを……」
「サッカードウをしない種族だから紹介しなかった、でしょ」
俺が言葉を継ぐとステフは気怠そうに頷いた。そうだな、海の種族だから地上でやるサッカードウには不向きで、だから当然、視察や解説には出て来ないよな。
「いや待てよ……。それとオークのハーフとは言え、地上でコックさんとか出来るもんなのか?」
「良く見てみ? 肌が濡れてるだろ? 彼女ら身体からローションみたいな体液を出して保湿できんだよ」
ろろろローション!? はい、マトプレイさん消えたー!
「えー、うん。残念ながらマトプレイさんは脱落です」
「えええっ!? 監督、お話もせずモウ不合格にしちゃうんですか!?」
ラビンさんが目を丸くして驚く。気持ちは分かる。分かるが、どう説明したものか……。
「あーいやその、やっぱマリリン族さんに地上勤務は難しいかな? と」
「でもウチの近くにはシソッ湖があるわよ?」
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