618 / 700
第三十五章
角つーの!
しおりを挟む
「貴様!? 妻に何をしている!?」
ターカオと呼ばれたエルフ男性はそう叫びつつ、発光石を持ってない方の手を上に向けた。
「待って待って、誤解です! 何もしていません!」
魔法の能力を持っていない俺に、力の流れなどが見える訳ではない。だが彼が魔術で何かしようとしている事、その手に先に火花が迸り何らかのエネルギーが集まっていることは見て取れた。
「ではその手は何だ!?」
「はい!?」
手について聞きたいのはこっちだよ! と思いつつ彼の視線を追う。その先では俺のけしからん右手及び右腕が、裸のエルフ女性の豊満な胸に抱き抱えられていた。
「いや、これは失礼しました。えっと……」
「シンディって呼んで? もう知らない仲じゃないんだから」
そっと腕を引き抜きながら謝罪すると、その女性はニッコリと微笑んで凄い事を言った。その顔は美しく整いつつも、全てを面白がる年頃の少女のような無邪気さがある。ふわふわと流れる金髪と併せて、どこかで見たような雰囲気だ。
「し、知らない仲だと……!?」
「いえいえ間違いです! たぶん、ちょっとした言葉の選択ミスかと」
「あら? 貴方も国語教育に興味が?」
目をつり上げ角を出す――これは嫉妬の慣用表現で物理ではない。ミノタウロスなどが実在する世界では注釈がいる不便な言葉だ――エルフ男性の手の火花が激しさを増し、俺は必死に宥める言葉をかける。一方の女性はのんびりとしたものだ。
「とりあえず、降ります!」
俺はそう宣言してベッドから降り、さっき探した机に半ば腰掛けた。右手はまあまあ落ち着いて、とターカオさんとやらへ降りつつ左手は机の引き出しを探りながら、である。こちらの机には石の他に角がある筈なのだ。
「ほう。妻を盾にしないとは、そこは褒めてやろう」
エルフ男性はそう言いつつスライド移動して角度を帰る。これでますます、何かが放たれても女性が巻き添えになる可能性は減った。
「お気づきになられましたか。まあ、俺には他のがありますので」
俺はそう言って引き出しから角笛を取り出す。そう、正確に言えば探していたのは角ではなく角笛だった。
「何だそれは? ちょっと珍しい魔力が出ているな?」
「召還系の波動だと思うわ」
俺が取り出したマジックアイテムに夫婦――で間違いないだろう。妻とかアナタとか言ってるし――は興味津々といった感じだった。その隙に俺はそれを加えて、ぷう! と息を吹き込む。
「おお! グリフォンライダー召還の角笛か! しかしそこまで出来が良いのは珍しいな!」
「済んだ音色だったわね! ちょっと見せて貰っても良い?」
旦那さんは目を丸くして角笛を見つめ、奥さんの方は更に一歩進んでそれを貸してくれと言ってきた。なんかマイペースな夫婦だな。因みに俺には『音色』とやらは聞こえてないんだが……ちゃんと呼べているのか?
「ええ、どうぞ。移動時や緊急時にはこれで呼べと頂いたのですが、俺は高い所が苦手で実は初めて使うんですよね」
そう言いながらそっと、ベッドの端の方へ角笛を置く。早速ご夫婦はそれに近寄り交互に触れながら何やら講釈を始めた……様だ。
「距離延長の式も入っているな」
「ここから学院までは余裕ね。もっと行くかも」
様だ、と言ったのは奥様の方が身を乗り出した際にシーツが落ち、胸が丸見えになりそうだったのと、旦那さんが近寄って股間の角……ではないけどそれに類するものが見えそうで目を背けたからだ。
それはそうとして、この夫婦は誰だ? あと俺が増援を呼んだのにノンビリしていて良いのか? というかこれって逃げ出すチャンスだったりしない?
「ごゆっくりどうぞ……」
疑問は尽きないがとりあえず最後の設問、今こそ逃げ出すタイミングではないか? にチャレンジすべく俺は小声で囁いてそっと歩き出す。ここ最近の俺、逃げてばかりだな? いやそもそもこの異世界で剣呑な状況になった場合、俺には逃げの一手しかないのだが。
「待ってくれ!」
しかし、部屋を出る前に声をかけられた。残念ながら俺は逃げ上手の若なんとかではなく、逃げるのが上達しないサカオタだ。
「なんでしょう?」
「先程、君は『頂いた』と言ってたな? 誰からだ?」
「簡単に『あ・げ・る!』ってできる物ではないわよね?」
夫は真剣に、妻の方はどこかイヤラシく、聞いてきた。ほんの僅かな時間しか接していないがこの夫妻なかなか良いコンビに見える。あとこの両者の性質を併せ持つエルフに心当たりがある気がする。
「えっと、ダリオさんというか契約したエルフ王家というか」
「王家の!? 道理で逸品な訳だ!」
「貴方、姫様と深い仲な訳?」
いや今『契約した』言うたやんけ! まあそれを深い仲と言えばそうだが。
「その、サッカードウのエルフ代表チーム監督として契約した際に、色々とですね」
「「ああーっ」」
ここに至ってようやく、夫婦は俺の正体に気づいたようだった。一方の俺も、少し前から彼らが何者であるか分かっていた。
「もしかして代表監督のショーキチとは君の事か!?」
「なんだかニュースで見た時より地味な顔ね」
「はい、そうです。モブ顔ですみませんね!」
驚くターカオさんと少し残念そうなシンディさんへ、俺は低姿勢で頭を下げる。失礼な事を言われている割に腰が低いのは、なんとなく次に起こる展開が読めたからだ。
「ん? と言うことは貴様……娘と妻の両方に手を出したのかーっ!」
やっぱりそうなるかー!
「だから違いますって!」
「そうよアナタ! 彼、アリスには口で手は私だけよ!」
再び手から火花を放つ旦那さんへ、奥さんが消化なのか火花に油を注いでいるのか分からない言葉をかける。
「ショーキチ殿ー! 無事ですかー!?」
そこへ、屋外から羽音と安否を訊ねる声が聞こえてきた。
「なんと! 何時の間に増援を! 卑怯な!」
「いやさっき目の前で角笛を吹いたでしょうが!」
「きゃあ! 裸で恥ずかしいわ!」
「今更ですか!」
「ショーキチ殿、どこですか!? 仕方ない、天井をぶち破るか!」
「いや待ってまって!」
どうしよう、突っ込みが追いつかない……!
「ええい! 者共、落ち着くぴい!」
そんな混沌の中に、鶴の一声ならぬグリフォンの一声が響いた!
ターカオと呼ばれたエルフ男性はそう叫びつつ、発光石を持ってない方の手を上に向けた。
「待って待って、誤解です! 何もしていません!」
魔法の能力を持っていない俺に、力の流れなどが見える訳ではない。だが彼が魔術で何かしようとしている事、その手に先に火花が迸り何らかのエネルギーが集まっていることは見て取れた。
「ではその手は何だ!?」
「はい!?」
手について聞きたいのはこっちだよ! と思いつつ彼の視線を追う。その先では俺のけしからん右手及び右腕が、裸のエルフ女性の豊満な胸に抱き抱えられていた。
「いや、これは失礼しました。えっと……」
「シンディって呼んで? もう知らない仲じゃないんだから」
そっと腕を引き抜きながら謝罪すると、その女性はニッコリと微笑んで凄い事を言った。その顔は美しく整いつつも、全てを面白がる年頃の少女のような無邪気さがある。ふわふわと流れる金髪と併せて、どこかで見たような雰囲気だ。
「し、知らない仲だと……!?」
「いえいえ間違いです! たぶん、ちょっとした言葉の選択ミスかと」
「あら? 貴方も国語教育に興味が?」
目をつり上げ角を出す――これは嫉妬の慣用表現で物理ではない。ミノタウロスなどが実在する世界では注釈がいる不便な言葉だ――エルフ男性の手の火花が激しさを増し、俺は必死に宥める言葉をかける。一方の女性はのんびりとしたものだ。
「とりあえず、降ります!」
俺はそう宣言してベッドから降り、さっき探した机に半ば腰掛けた。右手はまあまあ落ち着いて、とターカオさんとやらへ降りつつ左手は机の引き出しを探りながら、である。こちらの机には石の他に角がある筈なのだ。
「ほう。妻を盾にしないとは、そこは褒めてやろう」
エルフ男性はそう言いつつスライド移動して角度を帰る。これでますます、何かが放たれても女性が巻き添えになる可能性は減った。
「お気づきになられましたか。まあ、俺には他のがありますので」
俺はそう言って引き出しから角笛を取り出す。そう、正確に言えば探していたのは角ではなく角笛だった。
「何だそれは? ちょっと珍しい魔力が出ているな?」
「召還系の波動だと思うわ」
俺が取り出したマジックアイテムに夫婦――で間違いないだろう。妻とかアナタとか言ってるし――は興味津々といった感じだった。その隙に俺はそれを加えて、ぷう! と息を吹き込む。
「おお! グリフォンライダー召還の角笛か! しかしそこまで出来が良いのは珍しいな!」
「済んだ音色だったわね! ちょっと見せて貰っても良い?」
旦那さんは目を丸くして角笛を見つめ、奥さんの方は更に一歩進んでそれを貸してくれと言ってきた。なんかマイペースな夫婦だな。因みに俺には『音色』とやらは聞こえてないんだが……ちゃんと呼べているのか?
「ええ、どうぞ。移動時や緊急時にはこれで呼べと頂いたのですが、俺は高い所が苦手で実は初めて使うんですよね」
そう言いながらそっと、ベッドの端の方へ角笛を置く。早速ご夫婦はそれに近寄り交互に触れながら何やら講釈を始めた……様だ。
「距離延長の式も入っているな」
「ここから学院までは余裕ね。もっと行くかも」
様だ、と言ったのは奥様の方が身を乗り出した際にシーツが落ち、胸が丸見えになりそうだったのと、旦那さんが近寄って股間の角……ではないけどそれに類するものが見えそうで目を背けたからだ。
それはそうとして、この夫婦は誰だ? あと俺が増援を呼んだのにノンビリしていて良いのか? というかこれって逃げ出すチャンスだったりしない?
「ごゆっくりどうぞ……」
疑問は尽きないがとりあえず最後の設問、今こそ逃げ出すタイミングではないか? にチャレンジすべく俺は小声で囁いてそっと歩き出す。ここ最近の俺、逃げてばかりだな? いやそもそもこの異世界で剣呑な状況になった場合、俺には逃げの一手しかないのだが。
「待ってくれ!」
しかし、部屋を出る前に声をかけられた。残念ながら俺は逃げ上手の若なんとかではなく、逃げるのが上達しないサカオタだ。
「なんでしょう?」
「先程、君は『頂いた』と言ってたな? 誰からだ?」
「簡単に『あ・げ・る!』ってできる物ではないわよね?」
夫は真剣に、妻の方はどこかイヤラシく、聞いてきた。ほんの僅かな時間しか接していないがこの夫妻なかなか良いコンビに見える。あとこの両者の性質を併せ持つエルフに心当たりがある気がする。
「えっと、ダリオさんというか契約したエルフ王家というか」
「王家の!? 道理で逸品な訳だ!」
「貴方、姫様と深い仲な訳?」
いや今『契約した』言うたやんけ! まあそれを深い仲と言えばそうだが。
「その、サッカードウのエルフ代表チーム監督として契約した際に、色々とですね」
「「ああーっ」」
ここに至ってようやく、夫婦は俺の正体に気づいたようだった。一方の俺も、少し前から彼らが何者であるか分かっていた。
「もしかして代表監督のショーキチとは君の事か!?」
「なんだかニュースで見た時より地味な顔ね」
「はい、そうです。モブ顔ですみませんね!」
驚くターカオさんと少し残念そうなシンディさんへ、俺は低姿勢で頭を下げる。失礼な事を言われている割に腰が低いのは、なんとなく次に起こる展開が読めたからだ。
「ん? と言うことは貴様……娘と妻の両方に手を出したのかーっ!」
やっぱりそうなるかー!
「だから違いますって!」
「そうよアナタ! 彼、アリスには口で手は私だけよ!」
再び手から火花を放つ旦那さんへ、奥さんが消化なのか火花に油を注いでいるのか分からない言葉をかける。
「ショーキチ殿ー! 無事ですかー!?」
そこへ、屋外から羽音と安否を訊ねる声が聞こえてきた。
「なんと! 何時の間に増援を! 卑怯な!」
「いやさっき目の前で角笛を吹いたでしょうが!」
「きゃあ! 裸で恥ずかしいわ!」
「今更ですか!」
「ショーキチ殿、どこですか!? 仕方ない、天井をぶち破るか!」
「いや待ってまって!」
どうしよう、突っ込みが追いつかない……!
「ええい! 者共、落ち着くぴい!」
そんな混沌の中に、鶴の一声ならぬグリフォンの一声が響いた!
0
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる