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「何を言っているんだ?カリーノ」
「あの日、シャロル王子の誕生日パーティーの日にレトア卿と取引をしたの」
カリーノは僕の言葉には返事をせずに話を続ける。どうやら、全てを話すつもりらしい。
「取引?」
「ええ。パーティーが始まる前にレトア卿がドレスとアクセサリーを届けに来た時にね」
* * *
「カリーノ殿下、こちら本日のドレスとアクセサリーになります」
「ありがとう。でももしかしたら、今日の夜には発情期がくるかもしれないから、パーティーの出席は見送った方がいいと思うのだけど…」
「何を仰いますか!逆に好都合じゃありませんか?」
「好都合…?」
「はい。カリーノ殿下は番の相手を選べるならばフィリアス卿を希望されますよね?」
「それは…そうね」
「それなら、次の発情期の時にフィリアス卿に噛んで貰えばいいんですよ」
いつもニヤリと笑うレトア卿か綺麗に笑っていて、それがなんとも不気味な気がしたの。
「アーシュは兄様以外、噛むつもりはないわよ。リドールで私に優しく接してエスコートしてても、目線の先にいるのは兄様なのだから」
アーシュの近くにいたら彼の視界には兄様しか入っていないんだって嫌でも分かったわ。
「理性を保っていればそうかもしれないですね。でも発情期のオメガのフェロモンに当てられたら、噛んでしまうと思いますよ。もし、カリーノ殿下が私に協力していただけるなら、これを差し上げます」
そう言って、レトア卿は鍵を私に見せたわ
「それは…」
「はい。殿下のネックガードの鍵です。パーティーで発情期がくれば、フィリアス卿はあなたを安全な場所に避難させるでしょう。そして発情期が終わるまで、あなたに他のアルファを近づけることはないはずです。だって、あなたがリドールの王子以外に噛まれるようなことがあれば、ヴィルム殿下の側室入りは免れませんから。だから、それを逆手に取ればいくらでも噛ませるチャンスはありますよ。どうしますか?」
「欲しいわ。…でも条件は?」
「条件は、あなたの発情期が終わるまでフィリアス卿をこの部屋に留めていただくことだけです」
「ちょっと待って。レトア卿の予想ならアーシュは私の発情期のあいだ、この部屋から離れることはないじゃない?それなのに、その条件はあなたに何のメリットがあるの?」
「ヴィルム殿下の発情期が予定通りであれば、フィリアス卿はこの部屋にいるでしょうね。でも、もし予想外の発情期が来たら、彼はヴィルム殿下の元に駆けつけるはずです」
「兄様の発情期は安定しているはずよ。予定通りなら私の発情期と入れ違いになるわ。私の発情期が終わればリドールからエステートに戻るはずでしょ?それに発情期がきたとしてもアーシュが兄様のネックガードをリドールで外すわけないわ」
「ヴィルム殿下の発情期は今回は早まりカリーノ殿下のものと重なります。それにヴィルム殿下は、フィリアス卿がカリーノ殿下に優しく接することに不安を感じています。カリーノ殿下がフィリアス卿と番になったとなれば経緯を確認する前にヴィルム殿下ならリドールの側室になると即決するはずです。そうしたらフィリアス卿はカリーノ殿下のものですよ。いい話じゃありませんか?」
兄様が近くにいる状況ではアーシュは永遠に手に入らないなって。兄様とアーシュが相思相愛なのは分かっているけど、それでも私はアーシュが好きだったから。
私は感じることがなかったけれど、レトア卿が兄様からアーシュの匂いがするってよく言っていたの。あれだけ匂いがつくなんて、アーシュが兄様を抱いているとしか考えられないって。それなら、兄様は好きな人にもう沢山愛してもらったのだから、私に少し分けてくれたってバチは当たらないんじゃないかって思ったの。
「分かったわ。この話にのる。だから確実に兄様がリドールの側室になるようにしてちょうだい」
兄様がアーシュの手の届かない所にいかなければ、アーシュは兄様を追い続けて私を見てくれないもの
「分かりました。では、これを。フィリアス卿も自分の行動が原因でヴィルム殿下を失うなんて想像してないでしょうから、その時の表情を見るのが今から楽しみです」
レトア卿は私にネックガードの鍵を渡すと、いつも通りのニヤリと笑ったの
「そう。レトア卿はアーシュの悔しがる表情がみたいから私とアーシュを番にしようとしているの?」
「うーん。半分は正解ですかね」
「残り半分は?」
「そうですね…アルファとオメガの関係性は愛情よりも本能の方が勝ると私は考えているんです。だから番も愛しているからなるのではなく、本能のままに欲情して噛み付くだけなのだと証明したい。ただ、それだけです」
レトア卿の意見には賛同できなかったけど、お互いの利害が一致して利用し合うことに抵抗はなかった。それに兄様に対する罪悪感もこの時は微塵もなかったわ
* * *
「こんな感じでレトア卿と協力したの。発情期のフェロモンで部屋が満たされた最終日にアーシュを誘惑するつもりだった。でもシャロル王子がアーシュを訪ねてくるなんて予想外のことが起きて、計画は結局狂って失敗したわ」
「その時に、シャロル王子に噛まれたのか?」
「私を憐れんでくれるの?でも、そんなことのために話した訳じゃないわ。私はアーシュに拒絶されて部屋にシャロル王子と二人きりになったの。王子は理性を飛ばす前に部屋から出ようとしたわ。でも私がそれをさせなかった。ドアを開こうとした王子の手を引いたの。アーシュ以外なら誰と番になっても同じ。それなら、より良い条件がいいと思って、私自ら王子に噛まれることを望んだの」
悪役を演じているような口ぶりでカリーノは言う。本人は決して認めはしないだろうけど、これがカリーノの精一杯の強がりなんだろう。初恋に破れ自暴自棄になった結末。
「カリーノは強いな。でもアーシュは僕が必ず幸せにする。だから、カリーノもリドールで幸せを掴み取ってくれ」
「ふふっ。兄様、それは私じゃなくてアーシュに直接言わなきゃ。それに番になったからって油断できないのは分かっているでしょ?アーシュと兄様はあくまで主君と忠臣の関係。二人の間に王族の血をひくアルファの子が産まれるまでのパートナーでしょ。二人ともいずれは妃や奥方を迎え入れるときがくるのよ。でもね私は兄様のために身を引いたのだから、アーシュの未来の奥方に負けたら許さないわよ」
カリーノが僕の胸を拳で軽く小突いてくる。
「それなら大丈夫だ。もう誰にも横恋慕なんてさせやしない」
僕はカリーノに笑いかけ、式典用のマントを羽織った。
「あの日、シャロル王子の誕生日パーティーの日にレトア卿と取引をしたの」
カリーノは僕の言葉には返事をせずに話を続ける。どうやら、全てを話すつもりらしい。
「取引?」
「ええ。パーティーが始まる前にレトア卿がドレスとアクセサリーを届けに来た時にね」
* * *
「カリーノ殿下、こちら本日のドレスとアクセサリーになります」
「ありがとう。でももしかしたら、今日の夜には発情期がくるかもしれないから、パーティーの出席は見送った方がいいと思うのだけど…」
「何を仰いますか!逆に好都合じゃありませんか?」
「好都合…?」
「はい。カリーノ殿下は番の相手を選べるならばフィリアス卿を希望されますよね?」
「それは…そうね」
「それなら、次の発情期の時にフィリアス卿に噛んで貰えばいいんですよ」
いつもニヤリと笑うレトア卿か綺麗に笑っていて、それがなんとも不気味な気がしたの。
「アーシュは兄様以外、噛むつもりはないわよ。リドールで私に優しく接してエスコートしてても、目線の先にいるのは兄様なのだから」
アーシュの近くにいたら彼の視界には兄様しか入っていないんだって嫌でも分かったわ。
「理性を保っていればそうかもしれないですね。でも発情期のオメガのフェロモンに当てられたら、噛んでしまうと思いますよ。もし、カリーノ殿下が私に協力していただけるなら、これを差し上げます」
そう言って、レトア卿は鍵を私に見せたわ
「それは…」
「はい。殿下のネックガードの鍵です。パーティーで発情期がくれば、フィリアス卿はあなたを安全な場所に避難させるでしょう。そして発情期が終わるまで、あなたに他のアルファを近づけることはないはずです。だって、あなたがリドールの王子以外に噛まれるようなことがあれば、ヴィルム殿下の側室入りは免れませんから。だから、それを逆手に取ればいくらでも噛ませるチャンスはありますよ。どうしますか?」
「欲しいわ。…でも条件は?」
「条件は、あなたの発情期が終わるまでフィリアス卿をこの部屋に留めていただくことだけです」
「ちょっと待って。レトア卿の予想ならアーシュは私の発情期のあいだ、この部屋から離れることはないじゃない?それなのに、その条件はあなたに何のメリットがあるの?」
「ヴィルム殿下の発情期が予定通りであれば、フィリアス卿はこの部屋にいるでしょうね。でも、もし予想外の発情期が来たら、彼はヴィルム殿下の元に駆けつけるはずです」
「兄様の発情期は安定しているはずよ。予定通りなら私の発情期と入れ違いになるわ。私の発情期が終わればリドールからエステートに戻るはずでしょ?それに発情期がきたとしてもアーシュが兄様のネックガードをリドールで外すわけないわ」
「ヴィルム殿下の発情期は今回は早まりカリーノ殿下のものと重なります。それにヴィルム殿下は、フィリアス卿がカリーノ殿下に優しく接することに不安を感じています。カリーノ殿下がフィリアス卿と番になったとなれば経緯を確認する前にヴィルム殿下ならリドールの側室になると即決するはずです。そうしたらフィリアス卿はカリーノ殿下のものですよ。いい話じゃありませんか?」
兄様が近くにいる状況ではアーシュは永遠に手に入らないなって。兄様とアーシュが相思相愛なのは分かっているけど、それでも私はアーシュが好きだったから。
私は感じることがなかったけれど、レトア卿が兄様からアーシュの匂いがするってよく言っていたの。あれだけ匂いがつくなんて、アーシュが兄様を抱いているとしか考えられないって。それなら、兄様は好きな人にもう沢山愛してもらったのだから、私に少し分けてくれたってバチは当たらないんじゃないかって思ったの。
「分かったわ。この話にのる。だから確実に兄様がリドールの側室になるようにしてちょうだい」
兄様がアーシュの手の届かない所にいかなければ、アーシュは兄様を追い続けて私を見てくれないもの
「分かりました。では、これを。フィリアス卿も自分の行動が原因でヴィルム殿下を失うなんて想像してないでしょうから、その時の表情を見るのが今から楽しみです」
レトア卿は私にネックガードの鍵を渡すと、いつも通りのニヤリと笑ったの
「そう。レトア卿はアーシュの悔しがる表情がみたいから私とアーシュを番にしようとしているの?」
「うーん。半分は正解ですかね」
「残り半分は?」
「そうですね…アルファとオメガの関係性は愛情よりも本能の方が勝ると私は考えているんです。だから番も愛しているからなるのではなく、本能のままに欲情して噛み付くだけなのだと証明したい。ただ、それだけです」
レトア卿の意見には賛同できなかったけど、お互いの利害が一致して利用し合うことに抵抗はなかった。それに兄様に対する罪悪感もこの時は微塵もなかったわ
* * *
「こんな感じでレトア卿と協力したの。発情期のフェロモンで部屋が満たされた最終日にアーシュを誘惑するつもりだった。でもシャロル王子がアーシュを訪ねてくるなんて予想外のことが起きて、計画は結局狂って失敗したわ」
「その時に、シャロル王子に噛まれたのか?」
「私を憐れんでくれるの?でも、そんなことのために話した訳じゃないわ。私はアーシュに拒絶されて部屋にシャロル王子と二人きりになったの。王子は理性を飛ばす前に部屋から出ようとしたわ。でも私がそれをさせなかった。ドアを開こうとした王子の手を引いたの。アーシュ以外なら誰と番になっても同じ。それなら、より良い条件がいいと思って、私自ら王子に噛まれることを望んだの」
悪役を演じているような口ぶりでカリーノは言う。本人は決して認めはしないだろうけど、これがカリーノの精一杯の強がりなんだろう。初恋に破れ自暴自棄になった結末。
「カリーノは強いな。でもアーシュは僕が必ず幸せにする。だから、カリーノもリドールで幸せを掴み取ってくれ」
「ふふっ。兄様、それは私じゃなくてアーシュに直接言わなきゃ。それに番になったからって油断できないのは分かっているでしょ?アーシュと兄様はあくまで主君と忠臣の関係。二人の間に王族の血をひくアルファの子が産まれるまでのパートナーでしょ。二人ともいずれは妃や奥方を迎え入れるときがくるのよ。でもね私は兄様のために身を引いたのだから、アーシュの未来の奥方に負けたら許さないわよ」
カリーノが僕の胸を拳で軽く小突いてくる。
「それなら大丈夫だ。もう誰にも横恋慕なんてさせやしない」
僕はカリーノに笑いかけ、式典用のマントを羽織った。
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