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長らくお待たせしてしまい申し訳ありません!!
のんびりと再開させていただきます。
◇◇◇◇
「ふぅ……。」
ハロルドとの食事を終え帰宅したソフィアは、ベッドに腰掛けると一息ついた。弟のイアンと久しぶりに再会するというハプニングはあったものの、ハロルドとの食事はいつも通り楽しく過ごすことが出来た。
「やっぱり、旦那様からのお願いのことは話せなかったわね。」
ベッドの脇にあるサイドテーブルに飾られた花をつんつんと突くと、花はふわりと揺れた。婚約してからもずっとハロルドからの花のプレゼントは続いている。
「うーん……。」
食事の時間は楽しかったのにも関わらず、ソフィアの心は沈んでいた。
「釣り合っていないのよね。」
見た目の話ではない。互いの想いの差をソフィアは改めて感じてしまっていた。
今日ソフィアが食事に誘った時、ハロルドは驚くほど喜んでいた。婚約者という対等な関係なのに、ソフィアはいつも受け身だったと気付かされた。
「このお花だって……。」
あまり女性らしいものが得意ではないソフィアだが、花は好きなのだ。誰にも言ったことのないソフィアの気持ちをハロルドは何故か気付いて、こうやって花を贈ってくれる。
それにハロルドはいつだってソフィアの気持ちや考えを優先している。二人が行くのはソフィアの好きなミルフィーユのお店ばかりだし、二人の関係だってソフィアの想いを考えたハロルドのおかげで進展しないままだ。
今日会った弟のイアンに対しても、最初に会った時は驚いていたようだが帰る間際にはハロルドは丁寧にイアンに挨拶してくれた。婚約の手続きだって、両家とのやりとりだって全てハロルドが担っている。
いつも「大丈夫だよ。」と優しく笑うハロルドに、ソフィアは甘えたままだった。
「やっぱり、このままじゃいけないわね。」
ソフィアは自分の頬をぱちりと叩くと、勢いよく立ち上がった。
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