67 / 260
第67話 汚された『観覧の儀』
しおりを挟む
ウッドモノルードの特設武舞台の周りには、人々が溢れかえり興奮に包まれていた。
あまりにも参加希望者が多く、伸びに伸びた『観覧の儀』がついに行われるためだ。
本来儀式は、参加に伴う『宣誓の儀』適齢期の女性を紹介する『観覧の儀』そして勝者が決まると『顔式の儀』という流れになっており、初日に顔見世をするのが通例だった。
しかしあまりの希望者の多さに混乱することを恐れ、決勝を前に行うと通告していた。
深く考えずに行った通告は、結果としてウッドモノルードを非常に潤す。
宿泊施設は満員状態、食事処や店は大盛況、とにかく儲かった。
かつてない状況に、本来森の賢者と謳われるほど物欲にこだわりのないハイエルフたちも浮足立ち、また訪れている民衆も、なにか浮かれているというか、タガが外れかけているような状況になっていた。
武舞台の裏側にある待機場所で、そんな様子を冷めた目でネリファルースは見ていた。
※※※※※
「モミジ、ダニーから念話でアルカーハイン大陸にあるエルフの里で大きなお祭りがおこなわれていると連絡が入った。行ってみるか?」
ギルドの依頼で薬草採取をしている茜にノアーナが問いかけた。
太陽が照り付ける中、ジワリと汗ばみ少し休憩したいと思っていたタイミングだった。
「うー。腰が…えっ?なんて?」
「はははっ、なんかおばあちゃんみたいだな」
「酷ーい!屈んでいたからしょうがないじゃん…いじわる」
「まあ、こんなに可愛いおばあちゃんなら大歓迎だけどな」
「っ!…もう…スケコマシ…」
酷い事言われた。
つかなんでそんな言葉知ってるのだろう?
…解せぬ。
取り敢えず水の入ったコップを出現させて、茜に渡す。
「エルフの里でお祭りらしい。一緒に行きたいと思う」
こくっこくっと喉を鳴らしながら茜は水を飲み干す。
「ぷはー。ありがとうノル。うん私も行ってみたい…一つ聞いていい?」
「なんだ?」
「今のやつとか、紅茶とか、突然出してくれるけど……どういう理屈なの?魔法…じゃないよね?魔力の動き感じないし」
「ああ、こいつは『聖言』という魔術の一種だよ。汎用性の高いものだ。あまり戦闘向きではないがな。うーん、あまり使い手がいないからな…いや今まで見たことないな」
腕を組み過去に思いをはせてみる。
「…まあ、素養がないと習得はできないから。組み込んでいないと…あっ」
「どうしたの?」
「ああ、いや…前に俺運命の人捜してるって言ったよな」
「っ!…………………うん…」
「ああっ、落ち込まないでくれ。お前たちのことが大事なのは変わらないから。…多分その人も使えるはずだ。俺が組み込んだ…因果がおかしくなっていなければな…そうだ…思い出した…」
突然考え始め、遠くを見るようにつぶやく光喜の姿に、何か言いようのない不安を抱える茜だった。
※※※※※
興奮に包まれざわついているところに、民族楽器が奏でる音楽が流れ始める。
そしてハイエルフの長老が、ゆっくりと武舞台の中央へ歩いて出てきた。
一瞬静まる観衆。
その後ろからは儀式用にあつらわれた、薄い緑色のケープのような物をはおり、金色の髪飾りと美しい装飾の施された祭典用の短剣を携え、白を基調とした腰から大きく広がる斜めに二重レースで繊細に装飾された白地のドレスを纏い、上半身はぴったりとしたシルクのような上等の布で織られた光沢のある服を纏った、かつて誰も見たことのない様な妖艶さと清廉さが同居する美しい女性が歩いてきた。
どよめきが走る。
ネリファルースは強調された胸部に集まる下卑た視線に嫌悪感を膨らませていった。
だがこれも里の為。
うんざりしながらも中央へ進み口上を述べる。
「…勇気ある名もなき英雄の魂よ。此度の雄姿は神々が認める大義となるでしょう。我が夫となるふさわしき魂がここに顕現なされることを」
祝詞を紡ぎ、祭典用の短剣を目の前で数度振るしぐさを行い、深く頭を下げる。
「うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「きゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
突如包まれる大歓声。
ジワリと最前列が膨らんだ。
長老が一歩前へ出て声を上げる。
「静まれよ!これにて……うわああ??!」
長老の言葉で『観覧の儀』は終了するはずだった。
だが…
突如武舞台に押し寄せる群衆。
それぞれが口々に醜い欲望の声を上げながら。
「いい女だな―――〇×〇×―――――」
「おっ〇い、はあはあはあおっぱ〇いいいい―――――」
「何よ気取っちゃって―――――――――むかつくううう―――――――」
「lrわhmfxま;じょ、ざwp―――――――――」
「!!!。。。!!・―――――――」
「色目使ってんじゃねーよ!ぶーすー…!!!!」
「はあはあ、めちゃくちゃにしてやるううう―――」
「殺す〇す殺す―――――殺して食べたい―――――!!!!」
余りの悍ましい暗い感情の爆発にネリファルースは一瞬、蹲ってしまった。
突然腕をつかまれ引きずり倒される。
「っ!?…くっ…」
何十人もの悍ましいむき出しの暗い欲望の想いがネリファルースの動きを阻害する。
ネリファルースは非常に強い。
だが、ここまでの悪意にさらされたことはなかった。
沸き上がる底知れない恐怖が全身を包み、撥ね退けることができずにいた。
やがてドレスははぎとられ、ケープも失い、悍ましい多くの男の手がネリファルースを汚そうと、迫ってきていた。
体中に激しい痛みが襲い掛かる。
あちらこちら力づくでつかまれ、引き裂かれ、左足はナイフのようなもので切られた。
覆いかぶさってくる獣のような欲にまみれた男を何とか振りほどいても、後から後から体中をつかまれる。
そのたびに絶望が蓄積していくようで、心が消えていくようで。
「ああ……こんな………」
ネリファルースは絶望の中、涙を流しながら、ここで終わってしまうのではと諦めてしまった。
ふとよぎる少女の頃から繰り返し見ていた不思議な夢が脳裏をかすめた。
それは不思議な夢だった。
温かい光に包まれた心から安心する場所
顔の見えない男性が優しく私の名を呼んでいる
とても心が満たされ、涙が自然に出てくる
二人は心が一緒だったみたい
大きな心が二つに分かれ
一つが私一つがあの人
子供のような笑顔でわらいあう心から温かい夢
目が覚めると嬉しいのに涙が止まらない夢…
「静!!!!」
刹那、ネリファルース以外の時が止まった。
あまりにも参加希望者が多く、伸びに伸びた『観覧の儀』がついに行われるためだ。
本来儀式は、参加に伴う『宣誓の儀』適齢期の女性を紹介する『観覧の儀』そして勝者が決まると『顔式の儀』という流れになっており、初日に顔見世をするのが通例だった。
しかしあまりの希望者の多さに混乱することを恐れ、決勝を前に行うと通告していた。
深く考えずに行った通告は、結果としてウッドモノルードを非常に潤す。
宿泊施設は満員状態、食事処や店は大盛況、とにかく儲かった。
かつてない状況に、本来森の賢者と謳われるほど物欲にこだわりのないハイエルフたちも浮足立ち、また訪れている民衆も、なにか浮かれているというか、タガが外れかけているような状況になっていた。
武舞台の裏側にある待機場所で、そんな様子を冷めた目でネリファルースは見ていた。
※※※※※
「モミジ、ダニーから念話でアルカーハイン大陸にあるエルフの里で大きなお祭りがおこなわれていると連絡が入った。行ってみるか?」
ギルドの依頼で薬草採取をしている茜にノアーナが問いかけた。
太陽が照り付ける中、ジワリと汗ばみ少し休憩したいと思っていたタイミングだった。
「うー。腰が…えっ?なんて?」
「はははっ、なんかおばあちゃんみたいだな」
「酷ーい!屈んでいたからしょうがないじゃん…いじわる」
「まあ、こんなに可愛いおばあちゃんなら大歓迎だけどな」
「っ!…もう…スケコマシ…」
酷い事言われた。
つかなんでそんな言葉知ってるのだろう?
…解せぬ。
取り敢えず水の入ったコップを出現させて、茜に渡す。
「エルフの里でお祭りらしい。一緒に行きたいと思う」
こくっこくっと喉を鳴らしながら茜は水を飲み干す。
「ぷはー。ありがとうノル。うん私も行ってみたい…一つ聞いていい?」
「なんだ?」
「今のやつとか、紅茶とか、突然出してくれるけど……どういう理屈なの?魔法…じゃないよね?魔力の動き感じないし」
「ああ、こいつは『聖言』という魔術の一種だよ。汎用性の高いものだ。あまり戦闘向きではないがな。うーん、あまり使い手がいないからな…いや今まで見たことないな」
腕を組み過去に思いをはせてみる。
「…まあ、素養がないと習得はできないから。組み込んでいないと…あっ」
「どうしたの?」
「ああ、いや…前に俺運命の人捜してるって言ったよな」
「っ!…………………うん…」
「ああっ、落ち込まないでくれ。お前たちのことが大事なのは変わらないから。…多分その人も使えるはずだ。俺が組み込んだ…因果がおかしくなっていなければな…そうだ…思い出した…」
突然考え始め、遠くを見るようにつぶやく光喜の姿に、何か言いようのない不安を抱える茜だった。
※※※※※
興奮に包まれざわついているところに、民族楽器が奏でる音楽が流れ始める。
そしてハイエルフの長老が、ゆっくりと武舞台の中央へ歩いて出てきた。
一瞬静まる観衆。
その後ろからは儀式用にあつらわれた、薄い緑色のケープのような物をはおり、金色の髪飾りと美しい装飾の施された祭典用の短剣を携え、白を基調とした腰から大きく広がる斜めに二重レースで繊細に装飾された白地のドレスを纏い、上半身はぴったりとしたシルクのような上等の布で織られた光沢のある服を纏った、かつて誰も見たことのない様な妖艶さと清廉さが同居する美しい女性が歩いてきた。
どよめきが走る。
ネリファルースは強調された胸部に集まる下卑た視線に嫌悪感を膨らませていった。
だがこれも里の為。
うんざりしながらも中央へ進み口上を述べる。
「…勇気ある名もなき英雄の魂よ。此度の雄姿は神々が認める大義となるでしょう。我が夫となるふさわしき魂がここに顕現なされることを」
祝詞を紡ぎ、祭典用の短剣を目の前で数度振るしぐさを行い、深く頭を下げる。
「うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「きゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
突如包まれる大歓声。
ジワリと最前列が膨らんだ。
長老が一歩前へ出て声を上げる。
「静まれよ!これにて……うわああ??!」
長老の言葉で『観覧の儀』は終了するはずだった。
だが…
突如武舞台に押し寄せる群衆。
それぞれが口々に醜い欲望の声を上げながら。
「いい女だな―――〇×〇×―――――」
「おっ〇い、はあはあはあおっぱ〇いいいい―――――」
「何よ気取っちゃって―――――――――むかつくううう―――――――」
「lrわhmfxま;じょ、ざwp―――――――――」
「!!!。。。!!・―――――――」
「色目使ってんじゃねーよ!ぶーすー…!!!!」
「はあはあ、めちゃくちゃにしてやるううう―――」
「殺す〇す殺す―――――殺して食べたい―――――!!!!」
余りの悍ましい暗い感情の爆発にネリファルースは一瞬、蹲ってしまった。
突然腕をつかまれ引きずり倒される。
「っ!?…くっ…」
何十人もの悍ましいむき出しの暗い欲望の想いがネリファルースの動きを阻害する。
ネリファルースは非常に強い。
だが、ここまでの悪意にさらされたことはなかった。
沸き上がる底知れない恐怖が全身を包み、撥ね退けることができずにいた。
やがてドレスははぎとられ、ケープも失い、悍ましい多くの男の手がネリファルースを汚そうと、迫ってきていた。
体中に激しい痛みが襲い掛かる。
あちらこちら力づくでつかまれ、引き裂かれ、左足はナイフのようなもので切られた。
覆いかぶさってくる獣のような欲にまみれた男を何とか振りほどいても、後から後から体中をつかまれる。
そのたびに絶望が蓄積していくようで、心が消えていくようで。
「ああ……こんな………」
ネリファルースは絶望の中、涙を流しながら、ここで終わってしまうのではと諦めてしまった。
ふとよぎる少女の頃から繰り返し見ていた不思議な夢が脳裏をかすめた。
それは不思議な夢だった。
温かい光に包まれた心から安心する場所
顔の見えない男性が優しく私の名を呼んでいる
とても心が満たされ、涙が自然に出てくる
二人は心が一緒だったみたい
大きな心が二つに分かれ
一つが私一つがあの人
子供のような笑顔でわらいあう心から温かい夢
目が覚めると嬉しいのに涙が止まらない夢…
「静!!!!」
刹那、ネリファルース以外の時が止まった。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。
遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。
「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。
「異世界転生に興味はありますか?」
こうして遊太は異世界転生を選択する。
異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。
「最弱なんだから努力は必要だよな!」
こうして雄太は修行を開始するのだが……
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる