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第105話 ドルグ帝国の騒動の始まり
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(新星歴4817年12月25日)
窓から優しい光が差し込み始めた。
俺はうっすらと目を開けた。
目の前には俺の愛するネルが、安心しきった表情ですやすやと可愛い寝息を立てていた。
凄まじい美人のネルだが安心して寝ている顔は少し幼く見えめちゃくちゃ可愛い。
俺はネルの柔らかい藍色の髪をサラリと撫で、可愛らしい唇にやさしくキスを落とす。
「ん……」
ネルが可愛らしい声を出し、徐々に美しい瞳が開き始める。
ああ、やばい。
マジ天使だ。
俺はたまらずネルを抱き寄せる。
柔らかく温かい肌の感触に俺は頭に血が上るのを感じた。
「……おはようございます…もう♡…いけない人♡……」
すっかり臨戦態勢になったどこかに気づいたネルは、妖艶にほほ笑んだ。
「ネル…ああ、可愛い俺の大切なネル……」
俺はベッドの中でネルの肌を感じながら、高まっていく感情を押さえられなくなってきた。
俺が欲情丸出しの目を向けると、ネルは恥ずかしそうにコクンと頷く。
いきなり響くドアを叩くノックの音。
「おはようございます。旦那様。奥様。朝食の準備が整いました」
そうだった。
コイツがいるのを忘れていた。
思わず二人見つめあってフリーズ。
俺はため息を吐いてベッドから立ち上がる。
俺のどこかをガン見して真っ赤になるネルがメチャクチャ可愛かったので許してやることにした。
「………アイツ旦那様、奥様って言ったよな……やべえ。超嬉しい」
「……わたくしも嬉しすぎます」
なんだかんだムクのことは嫌いになれない二人だった。
※※※※※
「我が主ノアーナ様。本日のご予定をお伺いしてもよろしいでしょうか」
ムクが作った旨い食事を終え、俺の淹れた紅茶を楽しんでいたらムクが俺に問いかけてきた。
もちろんムクにも紅茶は淹れてやった。
紅茶だけは俺は絶対の自信がある。
「ああ、今日は久しぶりにカイト、ああルードロッド辺境伯と会う予定だ。俺の拠点に近いミユルの町に視察に来るらしい。かなり急だったが是非会いたいと打診されたんだ」
俺は紅茶を飲みのどを湿らす。
「グースワースに拠点を作る時に世話になったから、辺境伯ともたまに情報の共有は行っているんだ………最近どうもドルグ帝国はきな臭い」
「さようでございますか。奥様は同伴されますか?」
「ムク、わたくしはまだノアーナ様の妻ではありません…嬉しいですが、ここ以外はネルで結構です」
顔を赤らめるネル。
グッジョブだムク。
「かしこまりました。では外ではネルとお呼びしても?」
ネルはこくりと頷いた。
俺は難しい顔をムクに向けてしまう。
「ノアーナ様?いかがなされましたか?『ネル』呼び、不服でございますか?」
「……いや、かまわない。ただの嫉妬だ。気にするな」
さらに顔を赤くするネル。
それを見た俺も多分真っ赤だ。
顔が熱い。
「いやはや、本当に仲が良くていらっしゃる。私はそんな主人たちに恵まれ、感謝に耐えません」
ハハハと笑うムク。
コイツ楽しんでいやがるな?
「私めもお供してもよろしいでしょうか?」
「……そうだな。これからはお前が色々とつなぐ役目だ。面通しは必要だろう。そうだムク。お前の能力を確認したい。かまわないか?」
「もちろんでございます」
俺は魔神眼を発動する。
※※※※※
【ムク・ラサッタ】
【種族】ドッペルゲンガー
【性別】男性
【年齢】37歳
【職業】モンク・執事
【保有色】青
【存在値】784/1500
【経験値】78432/78500
【特殊スキル】
【固有スキル】
『擬態』『変態』
【保持スキル】
『物理耐性2/10』『魔法耐性1/10』
『精神耐性5/10』『基礎魔法1/10』
『格闘術5/10』
【状態】特定接触不可
良好・概念束縛(弱)
※※※※※
「ふむ。なかなか強いな。見直した………努力に跡が見える真核だ。非常に好ましい」
ムクは突然涙を流し始め、跪いた。
「ありがたき幸せ。このムク、命果てるまで、ノアーナ様にお仕えいたします」
感動したらしい。
まあ、今考えていることを行うためにはこいつは必要だ。
「これからもよろしくなムク。働きによって色々任せる部分も増えると思うからな」
「精進いたします」
※※※※※
今日ノアーナが訪れるミユルの町は、ドルグ帝国の南端に位置する海に面した町だ。
漁業が盛んで、町の住民の殆どが漁業に携わっていた。
ルイルット海峡産の魚介類は評判がいいのもその理由の一つだろう。
潮の流れが速く棲む魚たちは身がしまり非常にうまい。
この地域を治めるルードロッド辺境伯は頭の回る人物で、物流と産業を分離していたおかげもあり、大きな港はなく静かな景観を保っている。
東隣のガイワット町は大きな港を構築しており、そちらは一年中人が溢れているが。
夏は観光客が訪れるが、冬は北部のディヤルト連峰からの吹き降ろしにより吹雪く日が多く、特に見る物もない。
なぜこのタイミングでルードロッド辺境伯が訪れるのかは謎だが、俺たちは会談場所である迎賓館の玄関前へと転移した。
直接会場へ行けるが一応相手を立てることも必要だ。
「すごい吹雪ですね」
ネルが白い息を吐きながら俺に話しかけてきた。
玄関前に屋根はあるものの、風が巻き込んでおりあまり意味がない。
「ああ、まあすぐに中に入れるさ」
ちょうど扉が開き、ルードロッド辺境伯自らが三人ほどの部下を引き連れて顔を出した。
「これは魔王陛下。どうぞ中へ。寒いですからな」
「ああ、カイト久しぶりだ。入らせてもらう」
基本俺は非常に偉い。
皇帝や国王なぞ目ではない。
世界を創造したことはこの国では伝説として言い伝えられている。
俺たちは早速高級な家具や装飾品で飾られた最高級の部屋へ案内された。
「どうぞおかけください」
俺は頷いて、一番上座へ座る。
ネルも隣に座らせた。
ムクは後ろに控える。
くだらないとは思うがこれが貴族のしきたりらしい。
テーブルをはさみ正面にルードロッド辺境伯が膝をつき口上を述べ始めた。
「本日はお時間をいただき、光栄の至りでございます」
「ああ、かまわない。お前も知っているだろう。堅苦しいのは苦手だ。普段通りでいい」
ルードロッド辺境伯は部下三名に目配せすると、静かに退室していった。
「ありがとうございます魔王陛下。少しややこしいことが起こっていまして。お知恵を授かりたいのです」
「それでは話しにくいだろう。掛けてくれ。話はそれからだ」
俺は面倒くさそうに告げる。
カイトが座ると同時にノックの音が響いた。
どうやらお茶らしい。
執事らしき老齢の男性と若い二人のメイドがお茶の用意をして壁に控える。
「ああ、お前たち。重要な案件だ。呼ぶまで誰も来ないようにしてくれ」
「かしこまりました」
そう言って貴賓室には四人だけとなった。
取り敢えずお茶を飲む。
不味くはないが俺の紅茶にはかなわない。
カイトが話を切り出そうという雰囲気が伝わってきたため俺の方から振ってやった。
立場が下の者からの進言は問題らしい。
「…ややこしい事?どうした?まさか戦争ではないだろうな?!」
おもわずカイトの動きが止まる。
「俺の定めた戒律は知っているな?戦争は起こせないはずだが」
「もちろん存じております。いえ、実は宮殿で不審なことが起こっておりまして」
「宮殿?皇帝に何かあったのか?」
「魔王陛下、ダリル第二皇子のことはお耳に入ってますか?」
カイトは真剣な表情で俺を見つめた。
「ん?いやすまない。記憶にないが」
「ええ、まあここだけの話、継承権も低く、凡庸かと」
「そのダリルがどうしたんだ?まさか次期皇帝とか言わないよな?」
「いえ、最近侯爵家ご令嬢との婚約を破棄して、一介のメイドと婚約したのです」
俺は思わずため息をつく。
「おいおい、そんな話で俺を呼んだのか?ゴシップには興味ないんだが」
カイトはかぶりをふる。
「いえそれがどうもおかしいのです。以前情報をいただいた、オーブの時のようにダリル殿下を中心に、悍ましい事件が多発しているのです」
俺は思わず立ち上がった。
ネルも心配そうな顔をしている。
「詳しく頼む。俺たちもあれは追っている案件なんだ」
どうやら大きな問題が発生しそうだ。
俺たちは詳しく話を聞くことにした。
窓から優しい光が差し込み始めた。
俺はうっすらと目を開けた。
目の前には俺の愛するネルが、安心しきった表情ですやすやと可愛い寝息を立てていた。
凄まじい美人のネルだが安心して寝ている顔は少し幼く見えめちゃくちゃ可愛い。
俺はネルの柔らかい藍色の髪をサラリと撫で、可愛らしい唇にやさしくキスを落とす。
「ん……」
ネルが可愛らしい声を出し、徐々に美しい瞳が開き始める。
ああ、やばい。
マジ天使だ。
俺はたまらずネルを抱き寄せる。
柔らかく温かい肌の感触に俺は頭に血が上るのを感じた。
「……おはようございます…もう♡…いけない人♡……」
すっかり臨戦態勢になったどこかに気づいたネルは、妖艶にほほ笑んだ。
「ネル…ああ、可愛い俺の大切なネル……」
俺はベッドの中でネルの肌を感じながら、高まっていく感情を押さえられなくなってきた。
俺が欲情丸出しの目を向けると、ネルは恥ずかしそうにコクンと頷く。
いきなり響くドアを叩くノックの音。
「おはようございます。旦那様。奥様。朝食の準備が整いました」
そうだった。
コイツがいるのを忘れていた。
思わず二人見つめあってフリーズ。
俺はため息を吐いてベッドから立ち上がる。
俺のどこかをガン見して真っ赤になるネルがメチャクチャ可愛かったので許してやることにした。
「………アイツ旦那様、奥様って言ったよな……やべえ。超嬉しい」
「……わたくしも嬉しすぎます」
なんだかんだムクのことは嫌いになれない二人だった。
※※※※※
「我が主ノアーナ様。本日のご予定をお伺いしてもよろしいでしょうか」
ムクが作った旨い食事を終え、俺の淹れた紅茶を楽しんでいたらムクが俺に問いかけてきた。
もちろんムクにも紅茶は淹れてやった。
紅茶だけは俺は絶対の自信がある。
「ああ、今日は久しぶりにカイト、ああルードロッド辺境伯と会う予定だ。俺の拠点に近いミユルの町に視察に来るらしい。かなり急だったが是非会いたいと打診されたんだ」
俺は紅茶を飲みのどを湿らす。
「グースワースに拠点を作る時に世話になったから、辺境伯ともたまに情報の共有は行っているんだ………最近どうもドルグ帝国はきな臭い」
「さようでございますか。奥様は同伴されますか?」
「ムク、わたくしはまだノアーナ様の妻ではありません…嬉しいですが、ここ以外はネルで結構です」
顔を赤らめるネル。
グッジョブだムク。
「かしこまりました。では外ではネルとお呼びしても?」
ネルはこくりと頷いた。
俺は難しい顔をムクに向けてしまう。
「ノアーナ様?いかがなされましたか?『ネル』呼び、不服でございますか?」
「……いや、かまわない。ただの嫉妬だ。気にするな」
さらに顔を赤くするネル。
それを見た俺も多分真っ赤だ。
顔が熱い。
「いやはや、本当に仲が良くていらっしゃる。私はそんな主人たちに恵まれ、感謝に耐えません」
ハハハと笑うムク。
コイツ楽しんでいやがるな?
「私めもお供してもよろしいでしょうか?」
「……そうだな。これからはお前が色々とつなぐ役目だ。面通しは必要だろう。そうだムク。お前の能力を確認したい。かまわないか?」
「もちろんでございます」
俺は魔神眼を発動する。
※※※※※
【ムク・ラサッタ】
【種族】ドッペルゲンガー
【性別】男性
【年齢】37歳
【職業】モンク・執事
【保有色】青
【存在値】784/1500
【経験値】78432/78500
【特殊スキル】
【固有スキル】
『擬態』『変態』
【保持スキル】
『物理耐性2/10』『魔法耐性1/10』
『精神耐性5/10』『基礎魔法1/10』
『格闘術5/10』
【状態】特定接触不可
良好・概念束縛(弱)
※※※※※
「ふむ。なかなか強いな。見直した………努力に跡が見える真核だ。非常に好ましい」
ムクは突然涙を流し始め、跪いた。
「ありがたき幸せ。このムク、命果てるまで、ノアーナ様にお仕えいたします」
感動したらしい。
まあ、今考えていることを行うためにはこいつは必要だ。
「これからもよろしくなムク。働きによって色々任せる部分も増えると思うからな」
「精進いたします」
※※※※※
今日ノアーナが訪れるミユルの町は、ドルグ帝国の南端に位置する海に面した町だ。
漁業が盛んで、町の住民の殆どが漁業に携わっていた。
ルイルット海峡産の魚介類は評判がいいのもその理由の一つだろう。
潮の流れが速く棲む魚たちは身がしまり非常にうまい。
この地域を治めるルードロッド辺境伯は頭の回る人物で、物流と産業を分離していたおかげもあり、大きな港はなく静かな景観を保っている。
東隣のガイワット町は大きな港を構築しており、そちらは一年中人が溢れているが。
夏は観光客が訪れるが、冬は北部のディヤルト連峰からの吹き降ろしにより吹雪く日が多く、特に見る物もない。
なぜこのタイミングでルードロッド辺境伯が訪れるのかは謎だが、俺たちは会談場所である迎賓館の玄関前へと転移した。
直接会場へ行けるが一応相手を立てることも必要だ。
「すごい吹雪ですね」
ネルが白い息を吐きながら俺に話しかけてきた。
玄関前に屋根はあるものの、風が巻き込んでおりあまり意味がない。
「ああ、まあすぐに中に入れるさ」
ちょうど扉が開き、ルードロッド辺境伯自らが三人ほどの部下を引き連れて顔を出した。
「これは魔王陛下。どうぞ中へ。寒いですからな」
「ああ、カイト久しぶりだ。入らせてもらう」
基本俺は非常に偉い。
皇帝や国王なぞ目ではない。
世界を創造したことはこの国では伝説として言い伝えられている。
俺たちは早速高級な家具や装飾品で飾られた最高級の部屋へ案内された。
「どうぞおかけください」
俺は頷いて、一番上座へ座る。
ネルも隣に座らせた。
ムクは後ろに控える。
くだらないとは思うがこれが貴族のしきたりらしい。
テーブルをはさみ正面にルードロッド辺境伯が膝をつき口上を述べ始めた。
「本日はお時間をいただき、光栄の至りでございます」
「ああ、かまわない。お前も知っているだろう。堅苦しいのは苦手だ。普段通りでいい」
ルードロッド辺境伯は部下三名に目配せすると、静かに退室していった。
「ありがとうございます魔王陛下。少しややこしいことが起こっていまして。お知恵を授かりたいのです」
「それでは話しにくいだろう。掛けてくれ。話はそれからだ」
俺は面倒くさそうに告げる。
カイトが座ると同時にノックの音が響いた。
どうやらお茶らしい。
執事らしき老齢の男性と若い二人のメイドがお茶の用意をして壁に控える。
「ああ、お前たち。重要な案件だ。呼ぶまで誰も来ないようにしてくれ」
「かしこまりました」
そう言って貴賓室には四人だけとなった。
取り敢えずお茶を飲む。
不味くはないが俺の紅茶にはかなわない。
カイトが話を切り出そうという雰囲気が伝わってきたため俺の方から振ってやった。
立場が下の者からの進言は問題らしい。
「…ややこしい事?どうした?まさか戦争ではないだろうな?!」
おもわずカイトの動きが止まる。
「俺の定めた戒律は知っているな?戦争は起こせないはずだが」
「もちろん存じております。いえ、実は宮殿で不審なことが起こっておりまして」
「宮殿?皇帝に何かあったのか?」
「魔王陛下、ダリル第二皇子のことはお耳に入ってますか?」
カイトは真剣な表情で俺を見つめた。
「ん?いやすまない。記憶にないが」
「ええ、まあここだけの話、継承権も低く、凡庸かと」
「そのダリルがどうしたんだ?まさか次期皇帝とか言わないよな?」
「いえ、最近侯爵家ご令嬢との婚約を破棄して、一介のメイドと婚約したのです」
俺は思わずため息をつく。
「おいおい、そんな話で俺を呼んだのか?ゴシップには興味ないんだが」
カイトはかぶりをふる。
「いえそれがどうもおかしいのです。以前情報をいただいた、オーブの時のようにダリル殿下を中心に、悍ましい事件が多発しているのです」
俺は思わず立ち上がった。
ネルも心配そうな顔をしている。
「詳しく頼む。俺たちもあれは追っている案件なんだ」
どうやら大きな問題が発生しそうだ。
俺たちは詳しく話を聞くことにした。
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