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第240話 それぞれの戦場2
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「ふうっ。流石は漆黒を含んだ人が考えることはえげつないですわね」
モンスレアナは目の前に顕現するバハムルト3体を見て思わずつぶやいた。
おそらくアンデッド化をされ、さらにその存在値を上げた、まさしくバハムルト改。
その存在値は50万を超えていた。
「のうモンスよ。あれはちと厄介じゃの。存在値では勝てんぞ?」
セリレがあきれ顔でモンスレアナを見る。
「まったく。とんだ貧乏くじだね。……どうする?1体は私が責任持つけど」
「うにゅ―――ん♡」
ミューズスフィアはすでに真龍化済みだ。
リバちゃんも戦闘態勢は整っていて、神器を使いその存在値は30万を超えていた。
「ふふっ、いつまでも敵の好きにはさせないわ。『絶界顕現』」
かつて4柱だった時のチートスキル、自分の属性をとことん爆上げし、敵の能力を極限まで落とす。
アンデッド化したバハムルトはすでに風属性の恩恵をなくしていた。
みるみる間に落ちていく存在値。
「ふはは、力があふれ出すのう。ふむ、これはいい。モンスよ、どちらが先に倒すか競争じゃ!」
「ええ、負けないわよ?……ミューズ、よろしくて?」
「むう、私の力落ちちゃうじゃん。もう、速攻で倒すからね。私が一番っ!!」
ミューズスフィアとリバちゃんの破壊を伴う呪いのブレスが1体のバハムルトを飲み込む。
戦闘の火ぶたが切って落とされた。
※※※※※
「まあ、本当に性格が悪いわね。……アンデッドのくせに回復するとか……倒しがいがあるわね」
ズタズタに引き裂かれ、すでに虫の息のバハムルトの1体が、まるで逆再生するかのごとくその傷を修復していく。
そしておもむろに放たれる呪いを含む凶悪なブレス。
「っ!?……おまけに行儀も悪いとは……お仕置きですわね」
真の力に目覚め、全ての制限を取り外した今のモンスレアナは存在値こそ10万程度だったが、さすがに200年間ノアーナを想い、その力を増す努力を続けた神。
確かに天才といえばアースノートだが、モンスレアナだって異端だ。
たどり着いた答え。
『理の違う力』をもすでに取得した彼女にもうバハムルト程度のブレスは意味を持たない。
「さあ、終わりにしましょうか。……コードUK―002。神層展開。いでよ、神の怒り、神槍ブリューナラクっ!!」
モンスレアナの手に、20mはある悍ましい極光を纏う禍々しい槍が顕現する。
触れる空気が徐々に滅んでいく。
「うわっ!?こ、こらっ、なんて物出すんだ!?くっ、リバちゃん、セリレ、全力で離脱!!」
「ええ、ナイス判断ですわ。……すべからく滅ぶがいい!!!」
空間が、次元が、まるで叫ぶように削り取られながら消滅していく。
禁呪を超える厳戒武装。
この地の脅威はすべて飲み込まれた。
「ふう、さすがに疲れますわ。……ノアーナ様、約束、守ってくださいね♡」
神槍を消滅させ、にっこりとほほ笑むモンスレアナはまさしく美を体現した女神。
その姿はまさしく絶世の美女だった。
※※※※※
モンテリオン王国に攻めてきた軍勢は、主に元『降魔教団』だったエルフのアンデッドの集団だった。
口々に呪詛を吐き、呪いを蔓延させながらおびただしい数の元信者が暴虐の限りを尽くす。
もちろん住人の避難は完璧に済んでいる。
しかしだからといって町が壊されるのはいただけない。
「くっ、面倒な。……存在値自体はほとんどないけれど……エルロ?だっけ。アイツ絶対性悪だわ」
ルミナラスが目に付くアンデッドを消滅させながら吐き捨てた。
アンデッドの集団はせいぜい存在値が100前後。
まったく脅威ではないのだが……
何しろ数が圧倒的だ。
出来る限り町への被害は減らしたい彼女たちにとって非常に対処しにくいシチュエーションだった。
今ここで戦えるのは神であるアルテミリスとアンドロイドのレンレンちゃん、ルースミールとルミナラスだけ。
圧倒的に手が足りない。
アースノートの軍勢は力が強すぎて街ごと破壊してしまう。
まさかこんな方法で侵攻してくるとは予想外だった。
「っ!?……どうやら追加が来たようです。そちらはアースノートの軍勢に任せましょうか。……魔物、おそらく存在値5000前後が200体ほどですね」
アルテミリスが常時指示を飛ばしているアースノートからの追加情報に反応する。
一斉に転移していくアースノートの軍勢。
魔物の対処はこれで問題はないだろう。
「くっ、最悪町は再建しますかね?……きりがない」
敵の強さは問題ではないものの、何しろ数が異常だ。
あっという間に十重二十重に包囲されてしまう。
「面倒ですね」
「ええ。時間稼ぎ?……それこそ意味が分からないですが……」
「「「「っ!?」」」」
突然動きを止めるアンデッドたち。
そして呪詛を含む讃美歌のような旋律が流れ始めた。
「これは!?……まずい、避難している人たちを扇動するつもりだ」
あのレイスが創立した、世を恨む人々、力ないものたちがたどり着いた侵攻方法。
呪いの伝播だった。
その様子をレンレンちゃんはため息をつきながら、覚悟を決めていく。
使いたくない奥の手を、出さざるを得ない状況に、涙が出てしまう。
自らが驚くほどの高性能だった事を、この時レンレンちゃんは悲しんでいた。
※※※※※
「ねえ、レンレン。ロボットである貴女に秘策を伝えますわ」
決戦前夜、レンレンちゃんは創造主でありマスターでもあるアースノートよりある秘策を与えられていた。
「むう、私アンドロイドなのっ!……で、なに?」
「ふう、聞き分けのない子ね。まあいいわ。……あ―しの予想だときっとモンテリオン王国に侵攻してくるタイプは破壊系ではないと思うのよね」
「……うん」
「おそらく厭らしい方法で来ると思いますの。……守るべき対象を操る、洗脳とか扇動とかね」
何となく嫌な予感のするレンレンちゃん。
かつて信者を集めた『イタイ』ライブを思い浮かべてしまう。
「だから、もしそうなら、あなたが倒してしまいなさいな?……これを」
アースノートはピンク色のブレスレットを取り出しレンレンちゃんに手渡した。
嫌な予感が確信に変わる。
「げっ。……なに?……もしかして、変身しろっていうの!?」
「ふふっ。茜の数倍のパワーですわ。……はあはあはあ♡特化タイプですの♡」
「ううう、やだ。……どうせ恥ずかしいんでしょ?」
「あら?とっても可愛いのよ?……命令ですわ」
無駄に高性能のレンレンちゃん。
羞恥心も人一倍だった。
※※※※※
「あの……アルテミリス様?」
「どうしました?レンレン」
4人は必死に攻撃を続けながら、先の見えない展開に徐々に疲弊していた。
負けることはあり得ないが嫌な旋律により気分が低迷していく。
「うう、恥ずかしいけど……私に任せてくださいますか?」
「っ!?アースノートの計画なのですか」
こくりと頷くレンレンちゃん。
左手首にピンクのブレスレットを装着し、キーとなるワードを声高らかに紡ぎだす。
「無敵のアイドルっ!!レンレンちゃんの出番ねっ!!有象無象の木偶どもっ、真の可愛らしい輝きをその腐った眼に焼き付けなさいっ!!!」
そしてやたらと大げさなポーズをとる。
顔は赤を通り越して真っ白だが……
「くうっ、ラブ&ピースの人造女神、光の少女レンレン、ここに降臨っ!!!」
レンレンちゃんのブレスレットからピンク色の光がまるでバラの花びらのように幾重にも沸き上がる。
そしてひらひら衣装でやけに露出の多い姿のレンレンちゃんが爆誕。
七色の光が迸る。
「いっくよー!!えーい♡ラブは宇宙の真理!!新曲『メタル・ラブ・プリンセス』
私の歌を、聞きやがれー!!!!!!!!!」
※※※※※
流石高性能アンドロイド。
超高速の歌詞を旋律に合わせ一言一句間違えずに歌い上げていく。
その効果は驚愕だった。
アンデッドのはずのエルフたちが涙を流し始め跪いていく。
そしてなぜか沸き上がるコール。
「うおおおっ、レンレン様♡……私たちが愚かでした―――――」
口々に叫びそして消えていくアンデッドたち。
何故か分からないなぞ理論の究極形により、その魂は救われた。
「あああああ、レンレンさまああああ――――――― 」
おそらく数万はいたエルフ族のアンデッドの集団は。
レンレンちゃん渾身の歌が終える頃には、光に包まれまるで幻のように消え去っていた。
「えっと、ルミナラス様?……勝ち?でしょうか……」
「………そうみたい」
「…無茶苦茶ですね。……でも勝ちは勝ちのようです。……レンレン、ご苦労様」
抜け殻の様に顔色をなくした派手派手衣装のレンレンちゃんが膝を抱え体育すわりでうつむいていた。
※※※※※
程なく伝わる魔物殲滅の知らせ。
モンテリオン王国の戦い、完全勝利!!
モンスレアナは目の前に顕現するバハムルト3体を見て思わずつぶやいた。
おそらくアンデッド化をされ、さらにその存在値を上げた、まさしくバハムルト改。
その存在値は50万を超えていた。
「のうモンスよ。あれはちと厄介じゃの。存在値では勝てんぞ?」
セリレがあきれ顔でモンスレアナを見る。
「まったく。とんだ貧乏くじだね。……どうする?1体は私が責任持つけど」
「うにゅ―――ん♡」
ミューズスフィアはすでに真龍化済みだ。
リバちゃんも戦闘態勢は整っていて、神器を使いその存在値は30万を超えていた。
「ふふっ、いつまでも敵の好きにはさせないわ。『絶界顕現』」
かつて4柱だった時のチートスキル、自分の属性をとことん爆上げし、敵の能力を極限まで落とす。
アンデッド化したバハムルトはすでに風属性の恩恵をなくしていた。
みるみる間に落ちていく存在値。
「ふはは、力があふれ出すのう。ふむ、これはいい。モンスよ、どちらが先に倒すか競争じゃ!」
「ええ、負けないわよ?……ミューズ、よろしくて?」
「むう、私の力落ちちゃうじゃん。もう、速攻で倒すからね。私が一番っ!!」
ミューズスフィアとリバちゃんの破壊を伴う呪いのブレスが1体のバハムルトを飲み込む。
戦闘の火ぶたが切って落とされた。
※※※※※
「まあ、本当に性格が悪いわね。……アンデッドのくせに回復するとか……倒しがいがあるわね」
ズタズタに引き裂かれ、すでに虫の息のバハムルトの1体が、まるで逆再生するかのごとくその傷を修復していく。
そしておもむろに放たれる呪いを含む凶悪なブレス。
「っ!?……おまけに行儀も悪いとは……お仕置きですわね」
真の力に目覚め、全ての制限を取り外した今のモンスレアナは存在値こそ10万程度だったが、さすがに200年間ノアーナを想い、その力を増す努力を続けた神。
確かに天才といえばアースノートだが、モンスレアナだって異端だ。
たどり着いた答え。
『理の違う力』をもすでに取得した彼女にもうバハムルト程度のブレスは意味を持たない。
「さあ、終わりにしましょうか。……コードUK―002。神層展開。いでよ、神の怒り、神槍ブリューナラクっ!!」
モンスレアナの手に、20mはある悍ましい極光を纏う禍々しい槍が顕現する。
触れる空気が徐々に滅んでいく。
「うわっ!?こ、こらっ、なんて物出すんだ!?くっ、リバちゃん、セリレ、全力で離脱!!」
「ええ、ナイス判断ですわ。……すべからく滅ぶがいい!!!」
空間が、次元が、まるで叫ぶように削り取られながら消滅していく。
禁呪を超える厳戒武装。
この地の脅威はすべて飲み込まれた。
「ふう、さすがに疲れますわ。……ノアーナ様、約束、守ってくださいね♡」
神槍を消滅させ、にっこりとほほ笑むモンスレアナはまさしく美を体現した女神。
その姿はまさしく絶世の美女だった。
※※※※※
モンテリオン王国に攻めてきた軍勢は、主に元『降魔教団』だったエルフのアンデッドの集団だった。
口々に呪詛を吐き、呪いを蔓延させながらおびただしい数の元信者が暴虐の限りを尽くす。
もちろん住人の避難は完璧に済んでいる。
しかしだからといって町が壊されるのはいただけない。
「くっ、面倒な。……存在値自体はほとんどないけれど……エルロ?だっけ。アイツ絶対性悪だわ」
ルミナラスが目に付くアンデッドを消滅させながら吐き捨てた。
アンデッドの集団はせいぜい存在値が100前後。
まったく脅威ではないのだが……
何しろ数が圧倒的だ。
出来る限り町への被害は減らしたい彼女たちにとって非常に対処しにくいシチュエーションだった。
今ここで戦えるのは神であるアルテミリスとアンドロイドのレンレンちゃん、ルースミールとルミナラスだけ。
圧倒的に手が足りない。
アースノートの軍勢は力が強すぎて街ごと破壊してしまう。
まさかこんな方法で侵攻してくるとは予想外だった。
「っ!?……どうやら追加が来たようです。そちらはアースノートの軍勢に任せましょうか。……魔物、おそらく存在値5000前後が200体ほどですね」
アルテミリスが常時指示を飛ばしているアースノートからの追加情報に反応する。
一斉に転移していくアースノートの軍勢。
魔物の対処はこれで問題はないだろう。
「くっ、最悪町は再建しますかね?……きりがない」
敵の強さは問題ではないものの、何しろ数が異常だ。
あっという間に十重二十重に包囲されてしまう。
「面倒ですね」
「ええ。時間稼ぎ?……それこそ意味が分からないですが……」
「「「「っ!?」」」」
突然動きを止めるアンデッドたち。
そして呪詛を含む讃美歌のような旋律が流れ始めた。
「これは!?……まずい、避難している人たちを扇動するつもりだ」
あのレイスが創立した、世を恨む人々、力ないものたちがたどり着いた侵攻方法。
呪いの伝播だった。
その様子をレンレンちゃんはため息をつきながら、覚悟を決めていく。
使いたくない奥の手を、出さざるを得ない状況に、涙が出てしまう。
自らが驚くほどの高性能だった事を、この時レンレンちゃんは悲しんでいた。
※※※※※
「ねえ、レンレン。ロボットである貴女に秘策を伝えますわ」
決戦前夜、レンレンちゃんは創造主でありマスターでもあるアースノートよりある秘策を与えられていた。
「むう、私アンドロイドなのっ!……で、なに?」
「ふう、聞き分けのない子ね。まあいいわ。……あ―しの予想だときっとモンテリオン王国に侵攻してくるタイプは破壊系ではないと思うのよね」
「……うん」
「おそらく厭らしい方法で来ると思いますの。……守るべき対象を操る、洗脳とか扇動とかね」
何となく嫌な予感のするレンレンちゃん。
かつて信者を集めた『イタイ』ライブを思い浮かべてしまう。
「だから、もしそうなら、あなたが倒してしまいなさいな?……これを」
アースノートはピンク色のブレスレットを取り出しレンレンちゃんに手渡した。
嫌な予感が確信に変わる。
「げっ。……なに?……もしかして、変身しろっていうの!?」
「ふふっ。茜の数倍のパワーですわ。……はあはあはあ♡特化タイプですの♡」
「ううう、やだ。……どうせ恥ずかしいんでしょ?」
「あら?とっても可愛いのよ?……命令ですわ」
無駄に高性能のレンレンちゃん。
羞恥心も人一倍だった。
※※※※※
「あの……アルテミリス様?」
「どうしました?レンレン」
4人は必死に攻撃を続けながら、先の見えない展開に徐々に疲弊していた。
負けることはあり得ないが嫌な旋律により気分が低迷していく。
「うう、恥ずかしいけど……私に任せてくださいますか?」
「っ!?アースノートの計画なのですか」
こくりと頷くレンレンちゃん。
左手首にピンクのブレスレットを装着し、キーとなるワードを声高らかに紡ぎだす。
「無敵のアイドルっ!!レンレンちゃんの出番ねっ!!有象無象の木偶どもっ、真の可愛らしい輝きをその腐った眼に焼き付けなさいっ!!!」
そしてやたらと大げさなポーズをとる。
顔は赤を通り越して真っ白だが……
「くうっ、ラブ&ピースの人造女神、光の少女レンレン、ここに降臨っ!!!」
レンレンちゃんのブレスレットからピンク色の光がまるでバラの花びらのように幾重にも沸き上がる。
そしてひらひら衣装でやけに露出の多い姿のレンレンちゃんが爆誕。
七色の光が迸る。
「いっくよー!!えーい♡ラブは宇宙の真理!!新曲『メタル・ラブ・プリンセス』
私の歌を、聞きやがれー!!!!!!!!!」
※※※※※
流石高性能アンドロイド。
超高速の歌詞を旋律に合わせ一言一句間違えずに歌い上げていく。
その効果は驚愕だった。
アンデッドのはずのエルフたちが涙を流し始め跪いていく。
そしてなぜか沸き上がるコール。
「うおおおっ、レンレン様♡……私たちが愚かでした―――――」
口々に叫びそして消えていくアンデッドたち。
何故か分からないなぞ理論の究極形により、その魂は救われた。
「あああああ、レンレンさまああああ――――――― 」
おそらく数万はいたエルフ族のアンデッドの集団は。
レンレンちゃん渾身の歌が終える頃には、光に包まれまるで幻のように消え去っていた。
「えっと、ルミナラス様?……勝ち?でしょうか……」
「………そうみたい」
「…無茶苦茶ですね。……でも勝ちは勝ちのようです。……レンレン、ご苦労様」
抜け殻の様に顔色をなくした派手派手衣装のレンレンちゃんが膝を抱え体育すわりでうつむいていた。
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