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第一章 新たな問題はハーレムの増員?
第四話 女の子はたくましい(4)
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「ジーちゃん認めちゃいな。あーしもダンジョンOKじゃん!」
もちろん永依の絶叫だ。だがしかしよくよく見ればわかるさ。
たぶん意味もない演技。甘い閣下だけど折れる気はないよね。
誰かの悪意が問題じゃない。世界の情勢とタイミングなんだ。
捕まらなければ犯罪にならない。黒いヤツなりに論理もあるよ。
それを表向きであれ閣下が認めた。事実さえあれば問題ない。
「閣下。きっとお約束の『これで状況は完全に整った!』です」
笑いながら伝えると睨まれたよ。もちろん顔を歪めた閣下に。
それも仕方ない世界の国。それぞれ勝手な判断したからさぁ……
また話は戻り……国籍。住民票もあるはずのないアイさんだ。
入国した時期が気になって質問したんだ。応じる答えも秀逸だ。
「歴史に残された黒船に乗ってきた。密航したから記録もない」
黒船の来航は嘉永六年だと史実で残される。百七十年も昔だ。
合衆国の海軍。東インド艦隊の蒸気船が鎖国の日本に来航した。
江戸幕府が浦賀に上陸ペリーの入国を認めた翌年。日米の和親
条約も締結した。その結果が明治維新。大政奉還で幕末終了だ。
生き証人……イメージの異なる黒装だけど。魔法使いの美女。
そのまま閣下に相談して大統領に状況説明だ。ロシア人として
正式に国籍も取得した。大阪駐在外交官で正規の滞在なんだよ。
ほぼほぼ強制された。そのまま預けられたアイさんだけどね。
なぜかしら美女二人と即効で魂の共鳴したらしい。その当日に
コーキさんの滞在から設備が揃った六階。同居も決定したから。
それが前日だよ。前でゴネまくる姿はもちろん永依だけど……
合衆国の大統領による正式通達が要因だね。海兵隊の特殊部隊。
あっさりNYセントラルパーク。ダンジョンを攻略したんだ。
ココがダンジョンに一番乗りだよ。攻略の事実も変わらない。
自分で攻略したかった永依だ。強制されて入れない状態だった。
合衆国にも抜かされてブチ切れ。ゴネまくる状況なんだけど。
隣のダンジョン。日夜苦心するのはレンジャー部隊長さんだ。
攻略の糸口すら掴めないままなんだよ。戦々恐々している状態。
ダンジョンを確実に攻略できる情報とかスキルなんかもない。
それでも魔法使い。そう呼べるアイさんも仲間に加わったんだ。
ここで閣下を口先三寸いい包める。それからダンジョン突入。
後押しのつもりだよ。状況を整理しながら意識してアドバイス。
ここはオレに任せて先にも……いけない。状況はわからない。
閣下に猛プッシュだ。硬直している閣下に背後から追撃だった。
「わたしからよろしいですか。閣下こちらのアイさんなんですが
……はるか昔ですがダンジョンの存在した星。世界のご出身で」
おもむろに話し始めた女性。もちろん警察官僚になる美里だ。
「魔法や異能ですね。実際使えると耳にしました。ここで我々。
チャンスをもらえるなら世界に先んじる攻略も確約できますが」
さすがの高学歴。知能指数も高い美里から巧みな誘導じゃね。
「……可能ならだった。箔つけの意味で自衛隊を優先させたい」
苦笑してる閣下には反論の余地もなさそう。押されるだけだ。
「ココちゃん一人っきりで倒したんだ。あーしらも負けないよ」
素早さに力強さ。圧倒的な存在であるココ。その味方の永依。
「そろそろ閣下もあきらめましょう。我々の圧倒的勝利ですね」
厳かな言葉が響くのと同時だった。着席した閣下が項垂れる。
「そこまで自信満々にいわれちゃぁしゃあねぇか。先にいけや」
初の階層攻略者であるココ。その主で全中女子最強の永依だ。
名ばかりの参謀である自分と補佐の美里。フォロー役に鈴音だ。
最後の仲間になるのかな。ヴァンパイアで魔法使いアイさん。
「オレたちの闘い。いまここから始まる」……ジョークだけど。
もちろん永依の絶叫だ。だがしかしよくよく見ればわかるさ。
たぶん意味もない演技。甘い閣下だけど折れる気はないよね。
誰かの悪意が問題じゃない。世界の情勢とタイミングなんだ。
捕まらなければ犯罪にならない。黒いヤツなりに論理もあるよ。
それを表向きであれ閣下が認めた。事実さえあれば問題ない。
「閣下。きっとお約束の『これで状況は完全に整った!』です」
笑いながら伝えると睨まれたよ。もちろん顔を歪めた閣下に。
それも仕方ない世界の国。それぞれ勝手な判断したからさぁ……
また話は戻り……国籍。住民票もあるはずのないアイさんだ。
入国した時期が気になって質問したんだ。応じる答えも秀逸だ。
「歴史に残された黒船に乗ってきた。密航したから記録もない」
黒船の来航は嘉永六年だと史実で残される。百七十年も昔だ。
合衆国の海軍。東インド艦隊の蒸気船が鎖国の日本に来航した。
江戸幕府が浦賀に上陸ペリーの入国を認めた翌年。日米の和親
条約も締結した。その結果が明治維新。大政奉還で幕末終了だ。
生き証人……イメージの異なる黒装だけど。魔法使いの美女。
そのまま閣下に相談して大統領に状況説明だ。ロシア人として
正式に国籍も取得した。大阪駐在外交官で正規の滞在なんだよ。
ほぼほぼ強制された。そのまま預けられたアイさんだけどね。
なぜかしら美女二人と即効で魂の共鳴したらしい。その当日に
コーキさんの滞在から設備が揃った六階。同居も決定したから。
それが前日だよ。前でゴネまくる姿はもちろん永依だけど……
合衆国の大統領による正式通達が要因だね。海兵隊の特殊部隊。
あっさりNYセントラルパーク。ダンジョンを攻略したんだ。
ココがダンジョンに一番乗りだよ。攻略の事実も変わらない。
自分で攻略したかった永依だ。強制されて入れない状態だった。
合衆国にも抜かされてブチ切れ。ゴネまくる状況なんだけど。
隣のダンジョン。日夜苦心するのはレンジャー部隊長さんだ。
攻略の糸口すら掴めないままなんだよ。戦々恐々している状態。
ダンジョンを確実に攻略できる情報とかスキルなんかもない。
それでも魔法使い。そう呼べるアイさんも仲間に加わったんだ。
ここで閣下を口先三寸いい包める。それからダンジョン突入。
後押しのつもりだよ。状況を整理しながら意識してアドバイス。
ここはオレに任せて先にも……いけない。状況はわからない。
閣下に猛プッシュだ。硬直している閣下に背後から追撃だった。
「わたしからよろしいですか。閣下こちらのアイさんなんですが
……はるか昔ですがダンジョンの存在した星。世界のご出身で」
おもむろに話し始めた女性。もちろん警察官僚になる美里だ。
「魔法や異能ですね。実際使えると耳にしました。ここで我々。
チャンスをもらえるなら世界に先んじる攻略も確約できますが」
さすがの高学歴。知能指数も高い美里から巧みな誘導じゃね。
「……可能ならだった。箔つけの意味で自衛隊を優先させたい」
苦笑してる閣下には反論の余地もなさそう。押されるだけだ。
「ココちゃん一人っきりで倒したんだ。あーしらも負けないよ」
素早さに力強さ。圧倒的な存在であるココ。その味方の永依。
「そろそろ閣下もあきらめましょう。我々の圧倒的勝利ですね」
厳かな言葉が響くのと同時だった。着席した閣下が項垂れる。
「そこまで自信満々にいわれちゃぁしゃあねぇか。先にいけや」
初の階層攻略者であるココ。その主で全中女子最強の永依だ。
名ばかりの参謀である自分と補佐の美里。フォロー役に鈴音だ。
最後の仲間になるのかな。ヴァンパイアで魔法使いアイさん。
「オレたちの闘い。いまここから始まる」……ジョークだけど。
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