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三十九話 上洛 越後の龍(その二)
しおりを挟む秀吉と勝家のいざこざが起こるたびに、進軍の足が止まる。
そしてその都度、利家が右往左往と勝家と秀吉の間を調整役で飛び歩いていた。
前田利家という人物は、柴田勝家の与力であるとともに、羽柴秀吉とは、秀吉が織田家に仕官した足軽にもあたらない小物当時からの友人でもあった。
したがって、そんな犬猿の仲の二人の調整役には、その場にいた者のなかでは、うってつけの人物であったといえた。
しかし、そんな利家でも、調整仕切れない出来事が発生した。
秀吉が何の前触れもなく、離陣してしまったのである。
「柴田様。は、羽柴様が、離陣なさり長浜にお戻りになられてしまいました」
「な、なにぃ!!…………ふふん、‥‥そうか、‥‥ふふ。まぁ、よい。ほぉうっておけ」
一瞬、怒りの表情を露わに見せた勝家ではあったが、秀吉の離陣は、勝家にとっては勿怪の幸い。
離陣という行為が咎められるとすれば、秀吉の方で、勝家にすれば悩みの種が自ら去っていってくれた幸運であったのである。
それからの勝家は、七尾城に近づくまでは、すこぶるご機嫌であった。
近衛前久とは、伊蔵の配下からの知らせ通り、堺の街で、無事面会を果たす事が出来た重治であった。
「うーん‥‥、すまぬのぉ。……今の朝廷には……、まろの力では、どうすることも出来ぬでおじゃる」
「……なんとか、なんとかなりませんか!?」
重治は、やんわりと断りをいれる前久に、必要に食い下がった。
「……、保証は、出来はしませへん‥‥、それでも、やれるだけは、やってみましょ」
必死に食い下がる重治に、根負けしたのか、前久は、朝廷に働きかける約束をしてくれたのである。
都に戻った重治は、前久のもたらす吉報をいつかいつかと、首を長くして待ち続けた。
残された時間は、僅かに、一日と半分。
いらいらと待ち続ける重治は、最悪、刻限までに天皇からの勅命がもらえない場合、自らが体をはってでも、織田家と上杉家との戦闘を食い止めるという覚悟を固めていた。
そんな最悪さえ想定せざるを得ないほど、追い込まれた重治に、二十一日夕刻、最終刻限ぎりぎりになって、待望の前久からの使いが、本能寺に出向いてきたのである。
七尾城に、あと少しと迫った織田軍内に衝撃が走った。
偵察に出た斥候のもたらした情報によると、七尾城を包囲しているはずの上杉軍の姿が見当たらないというのである。
「ま、まさか、落城したと申すのか‥‥」
総大将である勝家は、斥候からの報告を受け、すぐさま、この戦いに加わっている諸将を集め軍議を開いた。
「では、七尾はすでに上杉に……」
「それしか考えられまい‥‥」
「…………」
「…………」
斥候の状況判断としては、まず間違いなく落城。
上杉勢は、すでに七尾城に入城してしまっているというものであった。
集められた諸将の口からは、予想外の出来事に驚きの声があがるだけで、これからの事についての意見がまったく出てこなかった。
「……退却いたす」
「えっ、なんと申された!?」
「まことで御座いまするか!?」
「勝家殿。一戦、致さねば、我らの面目が保てませぬ」
勝家の『退却』の一言に、それまで沈黙を保っていた諸将からは、反対の声が一斉にあがった。
「……ふうぅ。いや、我らは、援軍に参っただけ、攻城戦をするために来たのではない」
「‥‥し、しかし、おめおめ、引き上げたのでは、何のために、ここま来たのか‥‥」
「ふうぅ‥‥、しかしのぉ……」
もし、相手が、上杉勢、謙信でさえなければ、誰が反対をしようとも猛将と言われた柴田勝家、簡単に退却などという言葉は出さなかったはずである。
そう、相手が重治が敬愛している、もう一人の人物。謙信という事が、勝家にとっての最大の悩みなのである。
織田軍が、七尾城に接近している報告を受けた参謀の景勝は、籠城を視野に入れながらも、いつでも迎撃に出陣出来るように準備を急がせていた。
「ご報告致します。織田軍の進軍が止まりました。」
「なんだと!?」
景勝にとっては、織田軍の進軍が止まるなど、まったく予想だにもしていない事であった。
「どういうことじゃ?……兼続。織田軍の大将は、誰じゃ!?」
「どうも、柴田勝家が、総大将を務めているもようです」
「……なるほど、‥‥勝家か……」
それっきり景勝は、口を閉ざした。
「…………」
「いかが致しましょうか!?」
「……………」
直江兼続が少し間を置いてから、景勝に尋ねた。
しかし景勝は、何も応えず、代わりにすぐそばにいる謙信の方を見やった。
景勝の視線を察した謙信は、独り言のようにポツリポツリと語り出した。
「……勝家も‥‥また、同じ……」
「?????」
「……ふふっ、一度、……一度は、酒を酌み交わしたいもんじゃ……」
そう言ったあと、景勝へと目配せすると、それまでのように再び、無言の人へと帰った。
その様子を見た景勝は、謙信に代わり、兼続を睨みつけ、はっきりと命令を下した。
「兼続、いつでも出陣出来るように、準備を急がせろ!!」
「はぁっ」
謙信もまた、重治と勝家の強い繋がりを知っていた。
出来うることなら戦いは避けたい。
さりとて、朝廷からの要請で上洛を開始した以上、いずれはぶつからなければならない相手でもある。
重治の死を信じ生存を知らない謙信の選択肢は、一つしかなかったのであった。
重治は、暗くなった街を近衛屋敷へと急いだ。
使い番の話しによれば、前久公は、すこぶる機嫌はよく、勅命の交渉結果に期待出来るようであった。
重治は、伊蔵だけを伴い、残る才蔵たちには旅立ちの支度を頼み、宿坊の本能寺を使い番の後に続き出た。
使い番の歩みの遅さにイライラしながらも、重治の期待は、どんどん膨らんでいった。
朝廷を介せずに、勅命が簡単に手に入るわけがないことなど、重治は、重々承知している。
だからこそ、一縷の望みを前久に託した。
いや、一時は、朝廷のトップに立ったことのある前久にだからこそ託せたのである。
「おおぉ、おぉう、重治はん。よくぞ、参られた」
出迎えた前久の機嫌は、使い番の言っていた通りの上機嫌であった。
「……前久さま、‥‥で勅命のほうは!?」
焦る重治は、会ってすぐ単刀直入に、勅命の話しを前久にぶつけた。
「…………」
少し不機嫌な表情を重治に見せた後、前久は、重治の前から立ち上がると、背に位置する床の間に置かれた書簡箱を恭しく取り上げた。
書簡箱を持った前久公は、再び、重治の前にゆっくりと座った。
床の間に置かれてあったその書簡箱は、本格的な漆塗りの物で、派手さはないが、どこか静かな中にも優雅さをみせる、そんな何とも言い難い光沢の輝きを見せていた。
何とか鑑定団にでも出せば、きっと『いい、仕事してますねぇ』と、言われるだろうと、そんなくだらない場面を想像し、重治は、こみ上げる笑いを必死で押さえ込んだ。
前久公は、その書簡箱をそれまでよりも、さらに恭しく、重治の前に差し出した。
「‥‥あいかわらず、重治はんは、せっかちでおじゃるなぁ」
前久公は、先ほど一瞬、見せた不機嫌な表情とはうって変わり、にこやかに、さりとて重々しい雰囲気を保ちつつ重治にそう言った。
「申し訳ありません。……もう、時間がないのです。この埋め合わせは、のちに、‥‥あとで必ず致しますから」
前久から差し出された書簡箱に頭を下げた重治は、ゆっくりと蓋を持ち上げた。
書簡箱の中には、書かれてすぐに閉じられたのであろう。うっすらと墨のあとがにじみ出ている書簡が一通、存在していた。
「間違いなく、主上のお書きになられた勅命である。これならば、謙信めも面目を保てるでおじゃるよ」
「前久様。この御恩、必ず……」
重治の言葉を前久は、軽く手を上げる事で遮った。
「礼はよい。時が迫っておるのであろう。さぁ、さぁ、早く、行くでおじゃる‥‥」
前久は、それだけ重治に言うと、自ら先に立ち上がり、平伏する重治を急かせた。
織田軍の陣内での軍議は、いっこうに結論が出ないでいた。
総大将、勝家の片腕と言われた武闘派の佐々成政、佐久間盛政らの反対にたいして、勝家は反対を押し切るだけの退却理由を持ち得なかった。
そんな苦慮を強いられた勝家に、天の助けとなる知らせが、急使によって届けられた。
「お知らせ致します。松永久秀、謀反の疑いあり。お館様は、途中、引き返し、久秀の信貴山城へと、お向かいなられました」
「な、なんだとぉ!!」
それまで意見の食い違いから、険悪な空気の流れていた場が、敵意が一気に一つの方角に向いた。
「急いで、戻るぞ!!」
勝家が、大声で叫んだ。
流石に、この勝家の命令に反対する者は、ただ一人もいなかった。
ようやく畿内の統一が目前にきて、都に近い信貴山城での久秀の謀反は、織田家にとってのアキレス腱となりかねない出来事であった。
七尾城を目前にしていた織田軍は、総大将、勝家の命令で、全軍が退却を始めた。
織田軍の攻撃に備え、緊張の空気が張り詰めていた七尾城でも、そんな織田軍の退却が確認されていた。
「お館様、出撃の準備、完了致しました!」
「……うむ」
報告にきた兼続に、謙信は、どこか虚ろな瞳を向け頷いた。
「お館様、どうかなさりましたか?」
「…………」
謙信のその気になる異様な様子は、上洛を始める以前、春日山城においても度々目にする機会が、兼続にはあった。
「……出撃は、出撃は……今暫く、敵の動きをみたうえで、判断いたす」
「はっ‥‥。では、出撃準備のまま、待機させまする」
兼続は、どこかいつもとは明らかに違う謙信を不信に思いながらも、忠実に命令を行使するためその場を離れた。
「‥‥ふぅ。しげはる‥‥」
退却を始めた織田軍に、今攻め込めば、勝利する事は間違いない。
しかし謙信には、どうしても、行動に移す事が思い切れない理由。重治との思い出、約束があった。
「……お館様。御命令、いただけませぬか……」
「‥‥‥‥かげかつ……」
謙信が振り向いたその場所には、義息子、景勝の姿がそこにあった。
柴田勝家が戦いを躊躇したように、全くの同じ思いから出撃をためらう謙信がいた。
そんな思いを景勝は、全て承知したうえで、謙信に決断を迫った。
今、ここで戦いを避けたところで、上洛を果たそうとする以上、必ず織田軍と戦うことが待っている。
そんなためらう謙信を促す事の出来るのは、義息子である景勝、ただ一人だけであった。
謙信は、じっと、ただ黙って景勝を見つめた。
見つめられた景勝は、何も語らない。
謙信の元を訪れた時に発した最初の言葉以外、何も語らなかった。
二人の間に静かに時が流れた。
「……出撃、いたす。」
目を閉じたまま、謙信は、静かに景勝に告げた。
重治は、明朝一番、鶏が鳴くよりまえに、都を発っていた。
すでに予定していたリミットを越え、戦いを止めれるかどうかは、絶望的になりつつあった。
真っ暗な、明かり一つない夜道を重治は急いだ。
夜があける前に、少しでも距離を稼ぎたかった。
明るくなれば、馬にも乗れる。
馬をひいた重治と新平、それに伊蔵らは、戦いの場所になる加賀の国、手取り川を目指して、歩みを早めた。
時退却を始めた織田軍、総大将、勝家のイライラは頂点に達しようとしていた。
長く伸びた三万人の兵士は、一斉に回れ右で退却を始められるものではない。
通常、退却には追撃を防ぐために、しんがり部隊を残し、重臣の部隊が先行して退却を始める。
当然、それまで進軍中、前方にいた重臣部隊が先に退却を始めるとなると混乱を生じることとなる。
それがあまつさえ、三万もの大軍となればなおのこと、言わずも知れたことであった。
戦場で、敵に後ろを見せる事がどれほど危険なことか、戦国武将である者ならば知らないものなどいはしない。
「何を もたもたしておる。早くせんかぁ!!」
混乱した部隊を見つめながらも、七尾城の上杉勢の動きが気にかかり、勝家は、繰り返し繰り返し、叫び声を張り上げていた。
なんとか、順調な退却を始めた織田軍は、九月の二十三日、ようやく、加賀の国、手取り川へとさしかかっていた。
手取り川は、一昨日に大量に降った雨で水かさを増し、進軍時に通過した川とは、まったく違う顔を見せていた。
織田軍の渡河作業は、日の落ちるギリギリまで、手を休めることもなく延々と続けられていた。
大半の部隊の渡河をすませ、ようやく、一安心かと思われた時であった。
夕暮れ日没迫る中、東に見える丘陵地に、赤く夕日に甲冑を輝かせた軍団が現れたのである。
「早くしろぉー!」
「俺がさきだぁ!邪魔をいたすなぁ!!」
「何をやってる、俺を先に渡らせろ!」
「俺がさきだぁ、俺に渡らせろ!」
それまで、順調に見えた織田軍の渡河は、上杉勢の接近で、秩序のない暴徒化とした兵士が、暴走。
織田軍は大混乱となり、全く収集の出来ない状態へと陥っていった。
この時、手取り川を渡れずに、まだ一万人に近い兵士が、敵、上杉勢を目前に取り残されていた。
一度は、仲間のために命を捨てる覚悟をしていたしんがり部隊でさえ、敵を目前にしては、平常心でいることなど出来はしない。
まして、背にある川を渡り切りさえすれば命が助かるとなれば、最早、しんがりとして命を捨てる覚悟の迎撃に出ようなどと思うものは、一人も現れない。
小高い丘の上から、統制がとれずに混乱をきたした織田勢の部隊を見つめる謙信の思惑は、外れたと言ってもよかった。
謙信もまた、名だたる戦国武将の一人であった。
謙信は戦場に立って、織田勢が七尾から退却を始めた時、自分の中にあった躊躇いが、緩和されていく事を感じていた。
『出来る事ならば、織田勢との戦いは避けたい』
これが、謙信の中にある偽らざる思いである。
退却する織田軍に追撃を出す機会を遅らせたのも、織田軍が手取り川さえ渡河していれば、戦いを一時、先延ばし出来ると言う思いが込められていた。
しかし、織田軍の動きは謙信の想像より遥かに遅く、しかも間の悪いことこの上なく、手取り川の増水さえ重なっていた。
今、目前に無防備な決して負ける事の有り得ない状況下で、謙信は、上杉軍の総大将、当主とし織田軍をただ見逃す訳にはいかなかったのである。
「皆の者、かかれえぃ!!」
心の中の葛藤を抑えつけ、軍配を川を目前に混乱した織田軍部隊に向け、当主としての務めを謙信は行った。
「うぅおぅー、うぅおぅー!!」
謙信の命令と共に、その場に激しい陣太鼓が鳴り響き、小高い丘の上の上杉軍は、一斉に織田勢目掛け襲いかかった。
この戦いで、織田軍の主だった武将で、死亡、負傷したものは一人もいない。
上杉勢が、背後に現れた時には、すでに渡河を済ませた織田家重臣たちは、夜に備えての陣営を築いている最中であった。
手取り川の戦いは、とても戦いとは言えないほどのものであら、織田勢の一方的な自滅で、呆気ないほどの幕切れとなる。
夕暮れ迫る時間帯であった事。渡河してまでの深追いをしなかったと言った理由から、日没までの僅か半時(半刻、約現在の一時間)で、織田勢二千人の死、負傷者。一千人余りの溺死者をだして上杉勢の圧勝で、この戦いは終了する。
重治は、手取り川に向かう必死で跳ばす馬上から、恐怖の形相で逃げ出してきた多くの雑兵とすれ違う事で、戦いに間に合わなかった事を知った。
それでもなお重治には、やらなければならない重要な事があった。
重治は、上下にリズム良く揺れ動く、尋常なる勢いで走る馬上で、懐に納めた大切な書状を衣服の上から押さえつけた。
書状を押さえながら決意を新たにした重治は、更に馬に鞭をいれ、馬を加速させた。目的地の手取り川まで、あと僅かの所であった。
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