40 / 63
40.平穏な人生を投げ捨てて
しおりを挟む
選ばれたのは自分の夢でした。
本当は平穏な生活を選びたかったけれどそれを許さない自分がいる。
なぜそっちを選んだのかといえば、あの日妻に言われた言葉がどうしても頭から離れなかったからだ。
『貴方はどうしてそんな代わり映えのない生活を選ぶの?』
過去に何度も言われた言葉、自分としてはそこまで変なことをしているとは思っていなかったけれども変化を求める彼女にとって代わり映えのない生活は苦痛でしかなかったんだろう。
俺はただ平穏な日々を求めていただけなのに、時としてそれは地獄になる。
その結果が離婚であり、俺が一人になった理由でもある。
だからこそ、そういう自分から脱却したかった。
たとえそれがいばらの道だったとしても、自分の夢に近づけるのであれば選ばない理由がない。
更に言えば、自分の選択で人の命が失われるという事実に耐えられなかったってのもある。
もちろん失敗すれば全員海の藻屑、でも成功すれば助かる命がある。
悩んで悩んで悩みぬいてこの答えにたどり着いた俺を見て、アリスはなぜか嬉しそうだった。
「トウマさんらしい答えだと思います」
「もしかしたら死ぬかもしれない、それでもいいのか?」
「私は皆さんに助けられてここに居ます、その恩返しができるのなら例えどんな危険が迫っても必ず皆さんを守ってみせます!」
「イブ様はそう言いますが、私の手にかかればそのような危険なく乗り越えられますよ。これまで失敗したことがありましたか?」
「あるから心配なんだっての。ともかく、依頼を受けると決めた以上最善を尽くすしかない。目標達成のカギは例の大規模掃討戦、あまりいい状態じゃないみたいだがそれをどう乗り越えるかで難易度が一気に変わってくる。少々の戦闘は致し方ないが、くれぐれも大型のバトルシップとかそういうのにバレないような航路を設定してくれ」
「不本意な回答ではありますが出来る限りのことを致しましょう。」
そんなわけで男爵からの特別依頼を引き受けることが決定、改めて応接室に来てもらって結果を報告することにした。
引き受けると聞いた瞬間の二人の顔と来たら、成功したわけでもないのになんでそんなに喜ぶかなぁ。
そんな顔されたらプレッシャー半端ないんだが。
「本当にありがとう、なんてお礼を言えばいいか・・・」
「それは無事にメディカルコロニーに到着してから出お願いします。やると決めた以上こちらも最善を尽くしますが、引き受けるにあたり報酬の話を詰めても構いませんか?」
「そうだな、それが一番重要だ」
「それでは僭越ながら私からお話しさせていただきます。本来、このような特殊な依頼の場合ライエル男爵様の決められたお値段をお伝えいただくものなのですが、一応相場のようなものもありますので参考にしていただければと思っていおります。その金額を聞いて高いと思われた場合ご納得いただくしかありませんが安いと思われた場合はそこにお気持ちを載せていただければ幸いです。まずはじめに緊急の指名依頼ですが・・・」
そんな感じでアリスが緊急時の特別な依頼についておおよその価格を男爵へ提示。
内容としては、緊急依頼・指名料・護衛料・危険地域手当・特別危険手当・宙賊討伐報酬・成功報酬というような感じに分けられそれぞれの基本価格のようなものを提示。
総額はずばり700万ヴェロス、それが高いか安いかは俺にはさっぱりわからないけど今までの人生でこれほどの金額を見たことは正直一度もない。
色々含まれているとはいえ、これほどの価格を要求するような仕事を今からするのか・・・。
「以上となります」
「ふむ、正直なことを言っても構わないか?」
「もちろんでございます」
「安いな」
「え、安い?」
「妻の命がその程度の額で買えるとなれば安いものだ。正直1000万は超えると覚悟していたし、その額以上を要求すされても私は払うつもりだった。たとえこの家の資材を投げ売ってでもそれが叶うのであれば支払おう。本当にこの額でいいのか?」
「先ほども申しましたように、もしお安いと思われるのであれば成功報酬として上乗せいただければ幸いです。私共も命懸け、とはいえ距離が距離ですから相場としてはこのような形になってしまうんです」
遠距離になればなるほど価格は上がっていくものの、近場の護衛依頼はそこまで高くはならない。
危険手当だなんだとつけてもこの値段、確かに命の値段を考えると安いよなぁ。
1000万ないとシップショップすら買えないし、10億貯めようと言っている俺達にとっては微々たる戸まではいわないけれど1%にも満たない額だったりもする。
世知辛いというかなんというか・・・複雑な気分だ。
「わかった、成功した暁にはそれ相応の報酬を支払うと約束しよう」
「もし金銭以外に欲しいものがあるのならば遠慮なく仰ってくださいね」
「ではお言葉に甘えまして一つだけ、我儘を申し上げてよろしいでしょうか」
「なんだ、申してみよ」
待ってましたと言わんばかりにパトリシア様の言葉にアリスが喰いつき、俺の方をちらりと見る。
話を切り出せるのは今しかない。
「噂で聞いた話で恐縮ですがライエル男爵様は辺境にも顔が効くとか、何か伝手をお持ちなのですか?」
「私の生家が辺境を治めているのです、いずれライエルにも治めてもらいたいのですが私がこの病気にかかり戻ることも出来なくなってしまいました」
「それがどうかしたのか?」
「笑い話だと思って聞いていただければと思います。実は・・・」
普通の人が聞けば馬鹿らしいと笑われてしまうような夢物語、だが男爵夫妻は笑うことなく真剣な面持ちで俺の話を聞いてくれた。
35にもなったオッサンの他愛もない話だが、今からでも決して遅くはない筈だ。
「なるほど、すぐに答えは出せないが出来る限りの事はしよう。しかし、そんなに惑星に住みたいものなのか?」
「私も最初は考えてもいませんでしたが、コロニーに生まれコロニーに育った中で本物の地面を踏んだことがないのはもったいないと思った次第です。縁あって手に入れたものもありますし、大人が見る夢にしては現実離れしている自覚はあります」
「いえ、素晴らしいと思います。私自身は惑星に降り立ったことはありませんが、聞いた話ではとても素晴らしい景色が見られるとか。テラフォーミングの難しさもありますが辺境にはまだまだ未発見の惑星もありますから、きっと素晴らしい星を見つけられることでしょう」
「では報酬は以上でよろしいでしょうか」
「あぁ、どうか妻を、パトリシアをよろしく頼む」
「よろしくお願い致します」
そんなわけでパトリシア様の護衛任務を正式に受諾、戦況を考え一日でも早く出発した方が良いというアリスの助言もあり急ぎ出発準備を整えることになった。
預けていた物資は相場の二割増しで無事に販売され、代わりに空っぽのカーゴへ大量の物資の他パトリシア様の荷物を積み込む。
ぶっちゃけこんなに必要なのかと思う所はあるけれど、大事な依頼主なのでそこは触れないでおこう。
そんなわけで翌日には準備が完了、いよいよ出発の時が来た。
「それでは行って参ります」
「次に会うときはお前の元気な笑顔を見られると信じている」
「大丈夫です、皆様と一緒ですから」
「妻をよろしく頼む」
「全力を尽くします」
「と、マスターは申しておりますがそこまで不安にならなくても大丈夫です。コロニーへの到着予定はおよそ10日後、のんびりと吉報をお待ちください」
「そうさせてもらおう」
アリスはそういうけれど、これからの10日間はかなりの危険が伴うたびになる。
なんせ最初からあれだからなぁ、ものすごく優秀な割に初歩的なところでポカをしたりするだけに別の意味で不安になってしまう。
ま、それでもやれることをやるだけだ。
男爵をはじめ大勢の人々に見送られながら、ソルアレスは漆黒の宇宙へと舵をきるのだった。
本当は平穏な生活を選びたかったけれどそれを許さない自分がいる。
なぜそっちを選んだのかといえば、あの日妻に言われた言葉がどうしても頭から離れなかったからだ。
『貴方はどうしてそんな代わり映えのない生活を選ぶの?』
過去に何度も言われた言葉、自分としてはそこまで変なことをしているとは思っていなかったけれども変化を求める彼女にとって代わり映えのない生活は苦痛でしかなかったんだろう。
俺はただ平穏な日々を求めていただけなのに、時としてそれは地獄になる。
その結果が離婚であり、俺が一人になった理由でもある。
だからこそ、そういう自分から脱却したかった。
たとえそれがいばらの道だったとしても、自分の夢に近づけるのであれば選ばない理由がない。
更に言えば、自分の選択で人の命が失われるという事実に耐えられなかったってのもある。
もちろん失敗すれば全員海の藻屑、でも成功すれば助かる命がある。
悩んで悩んで悩みぬいてこの答えにたどり着いた俺を見て、アリスはなぜか嬉しそうだった。
「トウマさんらしい答えだと思います」
「もしかしたら死ぬかもしれない、それでもいいのか?」
「私は皆さんに助けられてここに居ます、その恩返しができるのなら例えどんな危険が迫っても必ず皆さんを守ってみせます!」
「イブ様はそう言いますが、私の手にかかればそのような危険なく乗り越えられますよ。これまで失敗したことがありましたか?」
「あるから心配なんだっての。ともかく、依頼を受けると決めた以上最善を尽くすしかない。目標達成のカギは例の大規模掃討戦、あまりいい状態じゃないみたいだがそれをどう乗り越えるかで難易度が一気に変わってくる。少々の戦闘は致し方ないが、くれぐれも大型のバトルシップとかそういうのにバレないような航路を設定してくれ」
「不本意な回答ではありますが出来る限りのことを致しましょう。」
そんなわけで男爵からの特別依頼を引き受けることが決定、改めて応接室に来てもらって結果を報告することにした。
引き受けると聞いた瞬間の二人の顔と来たら、成功したわけでもないのになんでそんなに喜ぶかなぁ。
そんな顔されたらプレッシャー半端ないんだが。
「本当にありがとう、なんてお礼を言えばいいか・・・」
「それは無事にメディカルコロニーに到着してから出お願いします。やると決めた以上こちらも最善を尽くしますが、引き受けるにあたり報酬の話を詰めても構いませんか?」
「そうだな、それが一番重要だ」
「それでは僭越ながら私からお話しさせていただきます。本来、このような特殊な依頼の場合ライエル男爵様の決められたお値段をお伝えいただくものなのですが、一応相場のようなものもありますので参考にしていただければと思っていおります。その金額を聞いて高いと思われた場合ご納得いただくしかありませんが安いと思われた場合はそこにお気持ちを載せていただければ幸いです。まずはじめに緊急の指名依頼ですが・・・」
そんな感じでアリスが緊急時の特別な依頼についておおよその価格を男爵へ提示。
内容としては、緊急依頼・指名料・護衛料・危険地域手当・特別危険手当・宙賊討伐報酬・成功報酬というような感じに分けられそれぞれの基本価格のようなものを提示。
総額はずばり700万ヴェロス、それが高いか安いかは俺にはさっぱりわからないけど今までの人生でこれほどの金額を見たことは正直一度もない。
色々含まれているとはいえ、これほどの価格を要求するような仕事を今からするのか・・・。
「以上となります」
「ふむ、正直なことを言っても構わないか?」
「もちろんでございます」
「安いな」
「え、安い?」
「妻の命がその程度の額で買えるとなれば安いものだ。正直1000万は超えると覚悟していたし、その額以上を要求すされても私は払うつもりだった。たとえこの家の資材を投げ売ってでもそれが叶うのであれば支払おう。本当にこの額でいいのか?」
「先ほども申しましたように、もしお安いと思われるのであれば成功報酬として上乗せいただければ幸いです。私共も命懸け、とはいえ距離が距離ですから相場としてはこのような形になってしまうんです」
遠距離になればなるほど価格は上がっていくものの、近場の護衛依頼はそこまで高くはならない。
危険手当だなんだとつけてもこの値段、確かに命の値段を考えると安いよなぁ。
1000万ないとシップショップすら買えないし、10億貯めようと言っている俺達にとっては微々たる戸まではいわないけれど1%にも満たない額だったりもする。
世知辛いというかなんというか・・・複雑な気分だ。
「わかった、成功した暁にはそれ相応の報酬を支払うと約束しよう」
「もし金銭以外に欲しいものがあるのならば遠慮なく仰ってくださいね」
「ではお言葉に甘えまして一つだけ、我儘を申し上げてよろしいでしょうか」
「なんだ、申してみよ」
待ってましたと言わんばかりにパトリシア様の言葉にアリスが喰いつき、俺の方をちらりと見る。
話を切り出せるのは今しかない。
「噂で聞いた話で恐縮ですがライエル男爵様は辺境にも顔が効くとか、何か伝手をお持ちなのですか?」
「私の生家が辺境を治めているのです、いずれライエルにも治めてもらいたいのですが私がこの病気にかかり戻ることも出来なくなってしまいました」
「それがどうかしたのか?」
「笑い話だと思って聞いていただければと思います。実は・・・」
普通の人が聞けば馬鹿らしいと笑われてしまうような夢物語、だが男爵夫妻は笑うことなく真剣な面持ちで俺の話を聞いてくれた。
35にもなったオッサンの他愛もない話だが、今からでも決して遅くはない筈だ。
「なるほど、すぐに答えは出せないが出来る限りの事はしよう。しかし、そんなに惑星に住みたいものなのか?」
「私も最初は考えてもいませんでしたが、コロニーに生まれコロニーに育った中で本物の地面を踏んだことがないのはもったいないと思った次第です。縁あって手に入れたものもありますし、大人が見る夢にしては現実離れしている自覚はあります」
「いえ、素晴らしいと思います。私自身は惑星に降り立ったことはありませんが、聞いた話ではとても素晴らしい景色が見られるとか。テラフォーミングの難しさもありますが辺境にはまだまだ未発見の惑星もありますから、きっと素晴らしい星を見つけられることでしょう」
「では報酬は以上でよろしいでしょうか」
「あぁ、どうか妻を、パトリシアをよろしく頼む」
「よろしくお願い致します」
そんなわけでパトリシア様の護衛任務を正式に受諾、戦況を考え一日でも早く出発した方が良いというアリスの助言もあり急ぎ出発準備を整えることになった。
預けていた物資は相場の二割増しで無事に販売され、代わりに空っぽのカーゴへ大量の物資の他パトリシア様の荷物を積み込む。
ぶっちゃけこんなに必要なのかと思う所はあるけれど、大事な依頼主なのでそこは触れないでおこう。
そんなわけで翌日には準備が完了、いよいよ出発の時が来た。
「それでは行って参ります」
「次に会うときはお前の元気な笑顔を見られると信じている」
「大丈夫です、皆様と一緒ですから」
「妻をよろしく頼む」
「全力を尽くします」
「と、マスターは申しておりますがそこまで不安にならなくても大丈夫です。コロニーへの到着予定はおよそ10日後、のんびりと吉報をお待ちください」
「そうさせてもらおう」
アリスはそういうけれど、これからの10日間はかなりの危険が伴うたびになる。
なんせ最初からあれだからなぁ、ものすごく優秀な割に初歩的なところでポカをしたりするだけに別の意味で不安になってしまう。
ま、それでもやれることをやるだけだ。
男爵をはじめ大勢の人々に見送られながら、ソルアレスは漆黒の宇宙へと舵をきるのだった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる