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47.いつも通りに戻って
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メディカルコロニーに滞在して二日。
つい先ほどライエル男爵も無事にコロニーへと到着した。
ジャック先生もちゃんと約束を守ってくれたようで、パトリシア様は無事回復に向かうそうだ。
それを聞いて俺達も一安心、それじゃあさっさと帰ろう・・・と思っていたのだが、パトリシア様がどうしてもお礼を言いたいという事で面会が許されるようになるまで待機することになってしまった。
そういうのはコロニーに戻ってきたときでいいのにと思いながらも、男爵夫人のお願いを無碍にするわけにもいかないわけで。
どうやって時間を潰そうかと思っていたのだが、思わぬところで思わぬ仕事は転がっているものだ。
「いやー助かる!この間の大規模掃討戦のせいでいつもの業者が来てくれなくて困ってたんだ」
「荷物はこれだけか?」
「うちはこれだけだ」
「うちは?」
「カーゴに余裕があるなら隣のリングにも声をかけてやってほしい。ここは複合コロニーだからリング毎に業者が違うんだけど向こうも同じように困っているはずだ」
頼まれた仕事は医療用廃棄物の運搬。
医療用廃棄物って言ってもしっかりコンテナの中に入れられているので危険はないし、廃棄するのも決まった場所にもっていくだけなので非常に楽。
まさかこんな楽な仕事が転がっているなんて、流石アリスだな。
ひとまず仕事を引き受け、ソルアレスにもどろうと通路を曲がるとアリスが静かに立っていた。
「お待たせ」
「首尾は如何でしたか?」
「コンテナ一つ7万、全部で三つ請け負ってきた。それと隣のリングでも廃棄物が溜まっているらしい」
「ではそちらにも向かいましょう」
「しっかし、よくまぁこんな依頼見つけて来たな」
「通信ログを見ていると困っているような感じでしたので」
「・・・全部のログを見ているのか?」
「そんなまさか、見ようと思えば見れますが私もそこまで暇ではありません。検索ワードに引っ掛かっていたのを見つけただけです」
それはつまり全部見えるってことだよな?
アリスの手にかかれば星間ネットワークを介するメッセージはすべて把握できてしまう、その中で今回は廃棄物処理に困っているようなメッセージを発見、偶然を装って挨拶をしつつ仕事が無いか声を掛けたら大喜びで仕事を回してくれた。
他にも日用品なんかの運搬が滞っているらしいので廃棄が終わったらその足で隣のコロニーへ向かい、そっちの依頼儲ければ往復するだけでもそれなりの儲けになるだろう。
ただ待つだけじゃもったいないからな、せっかくここまで来たんだからしっかり稼がせてもらわないと。
「そういう事にしておこう。頼んでおいた不足物資のリスト、出来てるか?」
「もちろんです。近隣コロニーの相場も調べましたが、ちょうど廃棄先の隣が最安値でしたので予定通りの航路で向かえるでしょう。必要であればカーゴをもっと大きくすることもできますが・・・」
「いや、俺はソルアレスの方が気に入ってるからそのままで。宙賊がいなくなったわけじゃないし、銃座は残しておきたいからな」
「流行りの船は嫌いですか?」
「俺は一つの物に愛着を持つタイプなんでね」
「ふふ、ありがとうございます」
別にアリスをという話じゃなかったんだが・・・まぁ、いいか。
流れ星も素敵だったが荷運びをするには向いていないし、かといってカーゴを大きくしてもそれを上手く運用できる自信はない。
ソルアレスのカーゴすら満杯にしたことないのに、とりあえずその辺の知識と経験を積んでから考えよう。
そんなわけで隣のリングにも移動して廃棄物の依頼を引き受け、カーゴの七割を埋めた所で出港準備へと入る。
満杯にしない理由は・・・まぁ色々だ。
「やっぱりこの椅子が良いな」
「そうですよね、あの形も綺麗でしたけど私もソルアレスの方が好きです」
「イブ様もありがとうございます。皆様準備はよろしいですか?」
「問題ない」
「大丈夫です!」
「こちらソルアレス、メディカルコントロール出航許可願います」
「こちらメディカルコントロール、出航を許可します。良い旅を」
久しぶり?に座ったソルアレスのキャプテンシート、やっぱりここがしっくりくるなぁ。
官制の許可を得て再び宇宙へと出発、目指すは廃棄物を投下するとある場所だ。
場所はメディカルコロニーから1日ほど飛行した先、さっきまでデブリも何もない漆黒の空間だったのにそこに近づくにつれ黒にグレーが混じっていくのが分かる。
「目的宙域へと到着いたしました」
「ここが廃棄場なのか?」
「そうです。ここから30日ほどかけて飛行した先にあるブラックホール、そちらに向けて廃棄物を射出することで後は勝手に吸い込まれて消えてしまいます」
「燃やすよりも吸い込ませるのが確実ってことか」
「そういう事です。特に医療用廃棄物は中に何が入っているかわかりませんので、償却も禁止されています。何も言わず何もせずブラックホールへ送り出す、これが一番なんです」
「この辺のやつは?」
「射出速度が足りず滞留しているのでしょう。一応重力圏ではありますので時間はかかりますがいずれ吸い込まれるかと」
到着したのは大量のデブリ・・・っていうかごみが散乱する宙域。
アリス曰くこの辺に残っているのも1年程でこの先のブラックホールに吸い込まれてしまうんだとか。
それが分かっているので合成器にかけられないような廃棄物がこの辺に捨てられていくらしい。
本来はもっと早く吸い込まれるはずのだが、このゴミにあたって速度が落ちてしまうんだとか。
まぁいずれなくなるのなら何も言うまい。
「で、ここに来たもう一つの理由があるんだろ?」
「理由と言いますか、まぁ面白いものがあればと思っただけです」
「面白い物ですか?」
「他所に出せないような実験装置、失敗作、まぁそういう非合法な物です」
いずれ吸い込まれるからと言ってそんなヤバいものまで捨てるのはどうなんだろうか。
まぁ、こっちも医療用廃棄物とはいえ捨てているわけだし一緒といえば一緒なんだろうけど、一応それを監視するために警備が巡回しているという話なんだけど、大規模掃討戦が影響してしばらくそれが止まっているんだとか。
それを狙って同じことを考えるやつがヤバげな物を捨てに来ている、アリスはそれを探そうとおもっているようだ。
とはいえ一個一個スキャンするのは大変、という事で今回は微弱な電波を発している物だけを探すらしい。
目を閉じて何かを探すアリス、しばらく固まったままだったがふと顔を上げるとゆっくりとソルアレスはデブリの海を静かに進み、カーゴのデカいコンテナを射出した代わりに小さな箱のようなものを収容した。
「お待たせいたしました、それではコロニーへ買付けに参りましょう」
「さっきのやつ、やばい奴じゃないだろうな」
「麻薬などではありませんのでご安心を」
「じゃあ何なんだ?」
「それは・・・まだ秘密です」
いや、どう考えてもやばい奴だろ。
俺は嫌だぞ、前みたいに黒服に追われるのは。
そんな俺の動揺をよそに船は何事もなかったかのように次のコロニーへと飛び始めた。
俺達の仕事は物を運び、安い物を買いつけて必要な場所に高く売る事。
でもたまに、変なものを拾ったりもするらしい。
つい先ほどライエル男爵も無事にコロニーへと到着した。
ジャック先生もちゃんと約束を守ってくれたようで、パトリシア様は無事回復に向かうそうだ。
それを聞いて俺達も一安心、それじゃあさっさと帰ろう・・・と思っていたのだが、パトリシア様がどうしてもお礼を言いたいという事で面会が許されるようになるまで待機することになってしまった。
そういうのはコロニーに戻ってきたときでいいのにと思いながらも、男爵夫人のお願いを無碍にするわけにもいかないわけで。
どうやって時間を潰そうかと思っていたのだが、思わぬところで思わぬ仕事は転がっているものだ。
「いやー助かる!この間の大規模掃討戦のせいでいつもの業者が来てくれなくて困ってたんだ」
「荷物はこれだけか?」
「うちはこれだけだ」
「うちは?」
「カーゴに余裕があるなら隣のリングにも声をかけてやってほしい。ここは複合コロニーだからリング毎に業者が違うんだけど向こうも同じように困っているはずだ」
頼まれた仕事は医療用廃棄物の運搬。
医療用廃棄物って言ってもしっかりコンテナの中に入れられているので危険はないし、廃棄するのも決まった場所にもっていくだけなので非常に楽。
まさかこんな楽な仕事が転がっているなんて、流石アリスだな。
ひとまず仕事を引き受け、ソルアレスにもどろうと通路を曲がるとアリスが静かに立っていた。
「お待たせ」
「首尾は如何でしたか?」
「コンテナ一つ7万、全部で三つ請け負ってきた。それと隣のリングでも廃棄物が溜まっているらしい」
「ではそちらにも向かいましょう」
「しっかし、よくまぁこんな依頼見つけて来たな」
「通信ログを見ていると困っているような感じでしたので」
「・・・全部のログを見ているのか?」
「そんなまさか、見ようと思えば見れますが私もそこまで暇ではありません。検索ワードに引っ掛かっていたのを見つけただけです」
それはつまり全部見えるってことだよな?
アリスの手にかかれば星間ネットワークを介するメッセージはすべて把握できてしまう、その中で今回は廃棄物処理に困っているようなメッセージを発見、偶然を装って挨拶をしつつ仕事が無いか声を掛けたら大喜びで仕事を回してくれた。
他にも日用品なんかの運搬が滞っているらしいので廃棄が終わったらその足で隣のコロニーへ向かい、そっちの依頼儲ければ往復するだけでもそれなりの儲けになるだろう。
ただ待つだけじゃもったいないからな、せっかくここまで来たんだからしっかり稼がせてもらわないと。
「そういう事にしておこう。頼んでおいた不足物資のリスト、出来てるか?」
「もちろんです。近隣コロニーの相場も調べましたが、ちょうど廃棄先の隣が最安値でしたので予定通りの航路で向かえるでしょう。必要であればカーゴをもっと大きくすることもできますが・・・」
「いや、俺はソルアレスの方が気に入ってるからそのままで。宙賊がいなくなったわけじゃないし、銃座は残しておきたいからな」
「流行りの船は嫌いですか?」
「俺は一つの物に愛着を持つタイプなんでね」
「ふふ、ありがとうございます」
別にアリスをという話じゃなかったんだが・・・まぁ、いいか。
流れ星も素敵だったが荷運びをするには向いていないし、かといってカーゴを大きくしてもそれを上手く運用できる自信はない。
ソルアレスのカーゴすら満杯にしたことないのに、とりあえずその辺の知識と経験を積んでから考えよう。
そんなわけで隣のリングにも移動して廃棄物の依頼を引き受け、カーゴの七割を埋めた所で出港準備へと入る。
満杯にしない理由は・・・まぁ色々だ。
「やっぱりこの椅子が良いな」
「そうですよね、あの形も綺麗でしたけど私もソルアレスの方が好きです」
「イブ様もありがとうございます。皆様準備はよろしいですか?」
「問題ない」
「大丈夫です!」
「こちらソルアレス、メディカルコントロール出航許可願います」
「こちらメディカルコントロール、出航を許可します。良い旅を」
久しぶり?に座ったソルアレスのキャプテンシート、やっぱりここがしっくりくるなぁ。
官制の許可を得て再び宇宙へと出発、目指すは廃棄物を投下するとある場所だ。
場所はメディカルコロニーから1日ほど飛行した先、さっきまでデブリも何もない漆黒の空間だったのにそこに近づくにつれ黒にグレーが混じっていくのが分かる。
「目的宙域へと到着いたしました」
「ここが廃棄場なのか?」
「そうです。ここから30日ほどかけて飛行した先にあるブラックホール、そちらに向けて廃棄物を射出することで後は勝手に吸い込まれて消えてしまいます」
「燃やすよりも吸い込ませるのが確実ってことか」
「そういう事です。特に医療用廃棄物は中に何が入っているかわかりませんので、償却も禁止されています。何も言わず何もせずブラックホールへ送り出す、これが一番なんです」
「この辺のやつは?」
「射出速度が足りず滞留しているのでしょう。一応重力圏ではありますので時間はかかりますがいずれ吸い込まれるかと」
到着したのは大量のデブリ・・・っていうかごみが散乱する宙域。
アリス曰くこの辺に残っているのも1年程でこの先のブラックホールに吸い込まれてしまうんだとか。
それが分かっているので合成器にかけられないような廃棄物がこの辺に捨てられていくらしい。
本来はもっと早く吸い込まれるはずのだが、このゴミにあたって速度が落ちてしまうんだとか。
まぁいずれなくなるのなら何も言うまい。
「で、ここに来たもう一つの理由があるんだろ?」
「理由と言いますか、まぁ面白いものがあればと思っただけです」
「面白い物ですか?」
「他所に出せないような実験装置、失敗作、まぁそういう非合法な物です」
いずれ吸い込まれるからと言ってそんなヤバいものまで捨てるのはどうなんだろうか。
まぁ、こっちも医療用廃棄物とはいえ捨てているわけだし一緒といえば一緒なんだろうけど、一応それを監視するために警備が巡回しているという話なんだけど、大規模掃討戦が影響してしばらくそれが止まっているんだとか。
それを狙って同じことを考えるやつがヤバげな物を捨てに来ている、アリスはそれを探そうとおもっているようだ。
とはいえ一個一個スキャンするのは大変、という事で今回は微弱な電波を発している物だけを探すらしい。
目を閉じて何かを探すアリス、しばらく固まったままだったがふと顔を上げるとゆっくりとソルアレスはデブリの海を静かに進み、カーゴのデカいコンテナを射出した代わりに小さな箱のようなものを収容した。
「お待たせいたしました、それではコロニーへ買付けに参りましょう」
「さっきのやつ、やばい奴じゃないだろうな」
「麻薬などではありませんのでご安心を」
「じゃあ何なんだ?」
「それは・・・まだ秘密です」
いや、どう考えてもやばい奴だろ。
俺は嫌だぞ、前みたいに黒服に追われるのは。
そんな俺の動揺をよそに船は何事もなかったかのように次のコロニーへと飛び始めた。
俺達の仕事は物を運び、安い物を買いつけて必要な場所に高く売る事。
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