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210.無事に脱出できました
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迫りくるアンデッドの群れをアレンさんの的確な指示とリルの踏ん張りにより上手く押しとどめることに成功、その隙をついてダンジョンの奥へと向かった俺達だったが仮説通りほとんど魔物と出会うことはなかった。
全く出会わなかったわけではないけれど、明らかにアンデッドを呼び出す量が少なかったように思える。
そういう部分でも魔物の出現量が決まっているという仮説はあながち間違いではなかったんだろう。
「見えました!」
「よし、後は下に降りるだけ・・・だよな?」
「どんなダンジョンでも四階層には転送装置がありますから。過去に潜った未走破ダンジョンでも同じでしたしここもそのはず・・・です。」
「歯切れが悪いなぁ。」
「なんせここまでイレギュラーが続くダンジョンは初めてなもので。」
E級の筈なのに各階層に二種類の魔物は出て来るし、ダンジョン内の構造や環境はコロコロ変化するし、ありえない組合せの魔物は出て来るしでイレギュラーしか起きていないのがこのダンジョン。
他の未走破ダンジョンではこんなことなかったというけれど、もしかしたら潜るタイミングが違うだけで案外こんな感じだったのかもしれない。
もっとも、それを証明することはできないけれどとりあえず今は上に戻ることだけを考えよう。
もしなかったら・・・なんてことは考えない、そこに転送装置はある。
そう強く念じて階段を下りた俺達を待っていたのは・・・。
「「あった!」」
いつもの通り四階層の横に置かれていたマルチコピー機ならぬ転送装置。
急ぎ駆け寄って手を当てると『ブン』と重い音を立てて動き出すのが分かった。
はぁ、これで地上に戻れる。
戻れるよな?
「これを使ったら七階層に転移するとかないよな?」
「新明様、思っていてもこのタイミングでそれを口に出すのは反則ですよ。」
「すまん。」
「私たちは地上に買えるんです、良いですね?」
「ういっす。」
アレンさんが転送装置に手を置くと僅かにそれが白く光り、目の前にいた彼の姿が光の粒になって消えてしまった。
ここまではいつもの感じ、次は俺の番だ。
下手にフラグっぽい物を立ててしまったので若干不安ではあるけれど地上に戻ると信じて手をかざし目を閉じる。
僅かな浮遊感の後、肺に入ってくる空気の違いにゆっくり目を開けると満天の星空と共にアレンさんの横顔があった。
「アレン!」
そんなアレンさんが突然視界から消え、ドスン!という音が聞こえてくる。
どうやらカレンさんがラグビー選手のような見事なタックルを決めてアレンさんを倒したらしい。
「姉様もご無事でしたか。」
「本当に心配したんだから!あぁよかった、本当に良かった。」
普段の冷静な感じは一切なく、まるで迷子の子供が親に抱き着いているような錯覚すら覚える。
李姉弟は弟の方がシスコンだったけど、こっちは姉がブラコンだったようだ。
「やぁ新明君、君なら無事に脱出できると思っていたよ。」
「まさかこっちが下り階段になっているとは思いませんでしたが何とかなりました。」
「色々と話を聞きたいところだけど疲れているだろう?向こうにキャンプを設置しているからひとまず移動しよう。カレン、そろそろアレンを離したらどうだい?」
「嫌です!」
アレンさんの腰にしがみついたまま駄々っ子のように頭を振るカレンさん。
うーむ、今までのクールなイメージが完全に崩壊してしまった。
いや、別に俺が勝手に思い描いていた姿だから崩壊したところでって感じではあるんだけど、人は見かけによらないものだなぁ。
「姉様、僕は無事ですからみんなと向こうに行きましょう。僕も疲れました。」
「やだ。」
「こういう姉様も悪くないですけど、いつもの冷静な姉様の方が好きですよ。」
「・・・わかったわ。」
アレンさんの言葉にしぶしぶという感じで顔を離したカレンさんだったが、立ち上がると同時にいつものクールな表情へと戻った。
が、化粧の獲れた目元と少しだけ垂れた鼻水がなんとも情けない感じではある。
とりあえず俺達は無事に戻ってこれた、その事実をかみしめながら少し離れたベースキャンプへと移動する。
「はぁぁぁ、つかれたぁぁぁ。」
用意された椅子に深く腰掛けると同時に一気に疲労が押し寄せてくるのが分かった。
もう立ち上がりたくない、っていうか立ち上がらないぞ。
そんな強い意志を感じさせる俺に月城さんがわざわざ飲み物を持ってきてくれた。
「改めてお疲れ様、疲れているところ悪いけど三階層はどんな感じだったんだい?」
「三階層はコボレートネクロマンサーとリッチが出てきました。」
「え、ネクロマンサーとリッチ?最悪の食い合わせじゃないか。」
「最悪なんてもんじゃないですよ。倒すそばから復活するし、地面から追加は出てくるしで生きた心地がしませんでしたね。」
「そんな状況ではありましたが、例の魔物の総数理論を実証することにも成功しております。実際最初に遭遇したネクロマンサーとリッチによってかなりのアンデッドが召喚されましたので、あえてそれを倒さずに残すことで四階層への階段までにほとんど魔物と出会うことはありませんでした。遭遇はしましたが魔物を過剰に召喚する様子もないことから召喚総数に限界があったと考えられます。」
説明下手の俺の代わりにアレンさんが譲許を説明してくれたので俺は何も言わずそれを聞いておくだけで済んだ。
月城さん達はあの後すぐに上への階段を見つけ早々に地上へ引き返したらしい。
カレンさんのあの状況を考えると長居するわけにもいかなかっただろうし、それしか出来ないもんなぁ。
一応救助班的なものを出すことも考えたそうだけど、二次被害が出る可能性があったのと俺達は絶対に戻ってくると信じてくれていたようでそれが投入されることはなかった。
しかし未走破ダンジョンがこんなにも危険だとは、こんなことなら安易に引き受けるんじゃなかったと若干後悔している部分はある。
「なるほどね、今の話から考えると今潜るのは時期尚早って感じかな。」
「そうなります。もう少し時間が経てばダンジョン内も落ち着くと思われますのでそのタイミングで再び潜るのはどうでしょうか。」
「うーん、下手に放置して氾濫されても困るけど間引くだけなら大丈夫か。わかった今回はここで一度引き返して新たに調査チームを編成しよう。今回の件を踏まえて最小人員ではなく最大人員で取り組むべきだ。」
「ということは今回はここで終了なのか?」
「そうだね、新明君には大変申し訳ないけど後は僕たちがしっかり調査するから任せてもらえないかな。その代わり走破したのと同じぐらいの報酬は支払わせてもらうから安心してほしい。それに、もしあの時あの場に君がいなあったらアレンは生きて戻ってこれなかった。それだけでも報酬をもらうに値する功績だといえるよ。本当にありがとう。」
「新明様ありがとうございました。」
「アレンを助けていただき本当にありがとうございます、新明様。」
深々と頭を下げる三人に思わずくすぐったい感覚を覚える。
俺はただやるべきことをやっただけ、収奪スキルを公表できない以上下手に同行して大変な思いをするのもあれだし、貰うものを貰ってさっさと帰るのが一番か。
未走破ダンジョン、本当のダンジョンとは何かを改めて見せつけられた感じだが既存のダンジョンがいかに安定しているかがよくわかった。
未走破ダンジョン走破という名誉は凄いことかもしれないけれど、俺はおとなしく既存のダンジョンを走破して実績を積んでいこう。
こうして大々的に始まった蒼天の剣との共同調査は静かに幕を下ろしたのだった。
全く出会わなかったわけではないけれど、明らかにアンデッドを呼び出す量が少なかったように思える。
そういう部分でも魔物の出現量が決まっているという仮説はあながち間違いではなかったんだろう。
「見えました!」
「よし、後は下に降りるだけ・・・だよな?」
「どんなダンジョンでも四階層には転送装置がありますから。過去に潜った未走破ダンジョンでも同じでしたしここもそのはず・・・です。」
「歯切れが悪いなぁ。」
「なんせここまでイレギュラーが続くダンジョンは初めてなもので。」
E級の筈なのに各階層に二種類の魔物は出て来るし、ダンジョン内の構造や環境はコロコロ変化するし、ありえない組合せの魔物は出て来るしでイレギュラーしか起きていないのがこのダンジョン。
他の未走破ダンジョンではこんなことなかったというけれど、もしかしたら潜るタイミングが違うだけで案外こんな感じだったのかもしれない。
もっとも、それを証明することはできないけれどとりあえず今は上に戻ることだけを考えよう。
もしなかったら・・・なんてことは考えない、そこに転送装置はある。
そう強く念じて階段を下りた俺達を待っていたのは・・・。
「「あった!」」
いつもの通り四階層の横に置かれていたマルチコピー機ならぬ転送装置。
急ぎ駆け寄って手を当てると『ブン』と重い音を立てて動き出すのが分かった。
はぁ、これで地上に戻れる。
戻れるよな?
「これを使ったら七階層に転移するとかないよな?」
「新明様、思っていてもこのタイミングでそれを口に出すのは反則ですよ。」
「すまん。」
「私たちは地上に買えるんです、良いですね?」
「ういっす。」
アレンさんが転送装置に手を置くと僅かにそれが白く光り、目の前にいた彼の姿が光の粒になって消えてしまった。
ここまではいつもの感じ、次は俺の番だ。
下手にフラグっぽい物を立ててしまったので若干不安ではあるけれど地上に戻ると信じて手をかざし目を閉じる。
僅かな浮遊感の後、肺に入ってくる空気の違いにゆっくり目を開けると満天の星空と共にアレンさんの横顔があった。
「アレン!」
そんなアレンさんが突然視界から消え、ドスン!という音が聞こえてくる。
どうやらカレンさんがラグビー選手のような見事なタックルを決めてアレンさんを倒したらしい。
「姉様もご無事でしたか。」
「本当に心配したんだから!あぁよかった、本当に良かった。」
普段の冷静な感じは一切なく、まるで迷子の子供が親に抱き着いているような錯覚すら覚える。
李姉弟は弟の方がシスコンだったけど、こっちは姉がブラコンだったようだ。
「やぁ新明君、君なら無事に脱出できると思っていたよ。」
「まさかこっちが下り階段になっているとは思いませんでしたが何とかなりました。」
「色々と話を聞きたいところだけど疲れているだろう?向こうにキャンプを設置しているからひとまず移動しよう。カレン、そろそろアレンを離したらどうだい?」
「嫌です!」
アレンさんの腰にしがみついたまま駄々っ子のように頭を振るカレンさん。
うーむ、今までのクールなイメージが完全に崩壊してしまった。
いや、別に俺が勝手に思い描いていた姿だから崩壊したところでって感じではあるんだけど、人は見かけによらないものだなぁ。
「姉様、僕は無事ですからみんなと向こうに行きましょう。僕も疲れました。」
「やだ。」
「こういう姉様も悪くないですけど、いつもの冷静な姉様の方が好きですよ。」
「・・・わかったわ。」
アレンさんの言葉にしぶしぶという感じで顔を離したカレンさんだったが、立ち上がると同時にいつものクールな表情へと戻った。
が、化粧の獲れた目元と少しだけ垂れた鼻水がなんとも情けない感じではある。
とりあえず俺達は無事に戻ってこれた、その事実をかみしめながら少し離れたベースキャンプへと移動する。
「はぁぁぁ、つかれたぁぁぁ。」
用意された椅子に深く腰掛けると同時に一気に疲労が押し寄せてくるのが分かった。
もう立ち上がりたくない、っていうか立ち上がらないぞ。
そんな強い意志を感じさせる俺に月城さんがわざわざ飲み物を持ってきてくれた。
「改めてお疲れ様、疲れているところ悪いけど三階層はどんな感じだったんだい?」
「三階層はコボレートネクロマンサーとリッチが出てきました。」
「え、ネクロマンサーとリッチ?最悪の食い合わせじゃないか。」
「最悪なんてもんじゃないですよ。倒すそばから復活するし、地面から追加は出てくるしで生きた心地がしませんでしたね。」
「そんな状況ではありましたが、例の魔物の総数理論を実証することにも成功しております。実際最初に遭遇したネクロマンサーとリッチによってかなりのアンデッドが召喚されましたので、あえてそれを倒さずに残すことで四階層への階段までにほとんど魔物と出会うことはありませんでした。遭遇はしましたが魔物を過剰に召喚する様子もないことから召喚総数に限界があったと考えられます。」
説明下手の俺の代わりにアレンさんが譲許を説明してくれたので俺は何も言わずそれを聞いておくだけで済んだ。
月城さん達はあの後すぐに上への階段を見つけ早々に地上へ引き返したらしい。
カレンさんのあの状況を考えると長居するわけにもいかなかっただろうし、それしか出来ないもんなぁ。
一応救助班的なものを出すことも考えたそうだけど、二次被害が出る可能性があったのと俺達は絶対に戻ってくると信じてくれていたようでそれが投入されることはなかった。
しかし未走破ダンジョンがこんなにも危険だとは、こんなことなら安易に引き受けるんじゃなかったと若干後悔している部分はある。
「なるほどね、今の話から考えると今潜るのは時期尚早って感じかな。」
「そうなります。もう少し時間が経てばダンジョン内も落ち着くと思われますのでそのタイミングで再び潜るのはどうでしょうか。」
「うーん、下手に放置して氾濫されても困るけど間引くだけなら大丈夫か。わかった今回はここで一度引き返して新たに調査チームを編成しよう。今回の件を踏まえて最小人員ではなく最大人員で取り組むべきだ。」
「ということは今回はここで終了なのか?」
「そうだね、新明君には大変申し訳ないけど後は僕たちがしっかり調査するから任せてもらえないかな。その代わり走破したのと同じぐらいの報酬は支払わせてもらうから安心してほしい。それに、もしあの時あの場に君がいなあったらアレンは生きて戻ってこれなかった。それだけでも報酬をもらうに値する功績だといえるよ。本当にありがとう。」
「新明様ありがとうございました。」
「アレンを助けていただき本当にありがとうございます、新明様。」
深々と頭を下げる三人に思わずくすぐったい感覚を覚える。
俺はただやるべきことをやっただけ、収奪スキルを公表できない以上下手に同行して大変な思いをするのもあれだし、貰うものを貰ってさっさと帰るのが一番か。
未走破ダンジョン、本当のダンジョンとは何かを改めて見せつけられた感じだが既存のダンジョンがいかに安定しているかがよくわかった。
未走破ダンジョン走破という名誉は凄いことかもしれないけれど、俺はおとなしく既存のダンジョンを走破して実績を積んでいこう。
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