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第50話 魔王軍の奇襲
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EXダンジョン前の屋敷に帰宅。
辺りはすっかり闇に堕ち、梟系モンスターの鳴き声が木霊していた。
「おかりなさーい」
「ただいま、フェルス。あれ、メディケさんは?」
「先生は医者の仕事ですよぉ~」
なるほど、あれでも闇医者だ。要請があれば現地へ向かい、人々を治療しているらしい。俺もお世話になったしな。
「そっか。ちょっと二人が疲労困憊でね、面倒を見てくれないか……俺ひとりじゃ大変だから」
「分かりました。おや、本当にお疲れの様ですね」
獣人オークに二度も襲われるし、オークションの熱気にもやられた。さすがに疲れもするわな。
フェルスに二人を託した。
俺は飯や風呂を済ませ――自室へ。
「……」
寝ようとするが、二階の窓から森の方を覗く。
そこには暗闇。
ただ木々が風に揺れているような、そんな何の変哲もない風景。……きっと気のせいだ。何も起こりはしない。
――そう思いたかった。
「……魔物の臭いだ」
勇者である俺には分かった。ここまで強烈なのは久しぶりだ。……このネムスの森に、EXダンジョンに攻めて来ているのか。
この感じだと、早朝には大群が押し寄せてくる気がしていた。まさか、サフィラス伯爵が動き出したのか?
俺は嫌な予感がして、隣の部屋へ。
そこにはフルクが寝ている。
「……フルク、お疲れのところ済まない。話を聞いてくれ」
「……ん? アウルムさんですか。いいですよ」
扉を開け、中へ。
部屋の中には寝間着姿のフルクがいた。
し、新鮮だ……こんなパジャマなフルクは初めて見た。可愛い。……って、そうじゃない。
「俺を信用してくれるか」
「もちろんです。アウルムさんは特に信じています……。他に頼れる人もいないですし……アウルムさんが居なくなったら、わたし……一人じゃ生きていけないです」
「良かった。フルク、聞いてくれ……明日、魔王軍が攻めてくる気がするんだ。これは俺の勇者ての勘でね。けど、自信はあんまりない。そこで……聖女の力『神託』で訊いて欲しいんだ」
「魔王軍が……そんな。でも、信じます。アウルムさんの仰る事は本当だと思います。だって、貴方は勇者様なんですから。分かりました、神託を発動してみます」
フルクは瞼をゆっくり閉じ、瞑想に入る。それから、たった数秒足らずで何かを理解したようだ。
「どうだ?」
「……神託が下りました。アウルムさんの言う通りです。早朝に三万規模のモンスターの群れが奇襲してきます。恐らく魔王軍かと」
「やっぱりなのか。三万規模……まずいな。まだこの領地にまともな防衛設備はないぞ……防衛するにはキツすぎる」
とにかく、みんなに話さなければ。
◆
リビングにみんなを招集し、事情を話した。マルガもフェルスも状況をなんとなく飲み込めたようだが、まだ懐疑的でもありそうだった。
「本当だとすれば大変です。でも、どうしましょう……三万はいくらなんでも対処のしようがないです」
困ったとマルガは溜息をつく。
一方のフェルスも頭を抱えていた。
「に、逃げるしかないんじゃないですかぁ……」
「いや、150人の冒険者が済むベースキャンプと村を置き去りにできないよ。だけど、良い方法が……」
夜明けまでは、まだ時間はある。
あるが全員を避難させる時間があるかどうか。
ベースキャンプはともかく、パルウァエ村とカリブルヌス村がある。そこには人口1000人くらいが暮らしているから……こりゃ大変だぞ。
どうしたものかと長考に入る。
「……」
なにか戦略は……戦法はないものか。
俺とフルク達で戦っても……取りこぼす可能性は大。村は奇襲を受ける。なら、ベースキャンプにいる150人の冒険者に協力を煽いで……けど、彼らは魔王軍に太刀打ちできるほどの装備がない。
だめだ、やっぱり逃げるしか――
諦めかけたその時。
カシャンっと音がして……部屋の隅でフルクがアイテム整理しているのが見えた。
「フルク、なにしてんだ」
「ほ、ほら……アイテムボックス一杯で……EXダンジョンの第二エリアで武器とかアイテムの在庫が沢山じゃないですか。少しでも整理しておかないと大変で……ご、ごめんなさい。勝手に」
悪い事をしちゃったと涙目になるフルクを、俺は抱きしめた。
「ありがとう、フルク」
「……わたし、その」
やっぱり、フルクは奇跡を起こす。
「それだよ、それ」
「え……」
「みんな聞いてくれ」
全員を集め、俺は作戦を説明した。
「EXダンジョンで手に入れた『S~SSS級武具』をベースキャンプにいる150人の冒険者に配り、装備させる! これで魔王軍三万規模に立ち向かう。こっちはSSS級装備を持った150人だ。更に、村の人には『S~SS級武具』を充てる。SSS級武具には限りがあるからな。でもこれで勝てるさ」
「す、凄いです、アウルムさん!! そんな手があったなんて!!」
「さすが主様。天才ですねッ」
「おぉ、勇者様の発想は大胆ですねぇ~。武具の輸送ならお任せ下さい!」
女子三人から絶賛され、俺は気持ちが高揚した。――って、舞い上がっている時間はないぞ。
「フェルス、さっそくまずはキャンプにいる150人に武具を送ってくれ。大量だからな、お前の力が必要だ。俺も向かう。
フルクとマルガは村へ行って知らせてくれ」
作戦開始……!
辺りはすっかり闇に堕ち、梟系モンスターの鳴き声が木霊していた。
「おかりなさーい」
「ただいま、フェルス。あれ、メディケさんは?」
「先生は医者の仕事ですよぉ~」
なるほど、あれでも闇医者だ。要請があれば現地へ向かい、人々を治療しているらしい。俺もお世話になったしな。
「そっか。ちょっと二人が疲労困憊でね、面倒を見てくれないか……俺ひとりじゃ大変だから」
「分かりました。おや、本当にお疲れの様ですね」
獣人オークに二度も襲われるし、オークションの熱気にもやられた。さすがに疲れもするわな。
フェルスに二人を託した。
俺は飯や風呂を済ませ――自室へ。
「……」
寝ようとするが、二階の窓から森の方を覗く。
そこには暗闇。
ただ木々が風に揺れているような、そんな何の変哲もない風景。……きっと気のせいだ。何も起こりはしない。
――そう思いたかった。
「……魔物の臭いだ」
勇者である俺には分かった。ここまで強烈なのは久しぶりだ。……このネムスの森に、EXダンジョンに攻めて来ているのか。
この感じだと、早朝には大群が押し寄せてくる気がしていた。まさか、サフィラス伯爵が動き出したのか?
俺は嫌な予感がして、隣の部屋へ。
そこにはフルクが寝ている。
「……フルク、お疲れのところ済まない。話を聞いてくれ」
「……ん? アウルムさんですか。いいですよ」
扉を開け、中へ。
部屋の中には寝間着姿のフルクがいた。
し、新鮮だ……こんなパジャマなフルクは初めて見た。可愛い。……って、そうじゃない。
「俺を信用してくれるか」
「もちろんです。アウルムさんは特に信じています……。他に頼れる人もいないですし……アウルムさんが居なくなったら、わたし……一人じゃ生きていけないです」
「良かった。フルク、聞いてくれ……明日、魔王軍が攻めてくる気がするんだ。これは俺の勇者ての勘でね。けど、自信はあんまりない。そこで……聖女の力『神託』で訊いて欲しいんだ」
「魔王軍が……そんな。でも、信じます。アウルムさんの仰る事は本当だと思います。だって、貴方は勇者様なんですから。分かりました、神託を発動してみます」
フルクは瞼をゆっくり閉じ、瞑想に入る。それから、たった数秒足らずで何かを理解したようだ。
「どうだ?」
「……神託が下りました。アウルムさんの言う通りです。早朝に三万規模のモンスターの群れが奇襲してきます。恐らく魔王軍かと」
「やっぱりなのか。三万規模……まずいな。まだこの領地にまともな防衛設備はないぞ……防衛するにはキツすぎる」
とにかく、みんなに話さなければ。
◆
リビングにみんなを招集し、事情を話した。マルガもフェルスも状況をなんとなく飲み込めたようだが、まだ懐疑的でもありそうだった。
「本当だとすれば大変です。でも、どうしましょう……三万はいくらなんでも対処のしようがないです」
困ったとマルガは溜息をつく。
一方のフェルスも頭を抱えていた。
「に、逃げるしかないんじゃないですかぁ……」
「いや、150人の冒険者が済むベースキャンプと村を置き去りにできないよ。だけど、良い方法が……」
夜明けまでは、まだ時間はある。
あるが全員を避難させる時間があるかどうか。
ベースキャンプはともかく、パルウァエ村とカリブルヌス村がある。そこには人口1000人くらいが暮らしているから……こりゃ大変だぞ。
どうしたものかと長考に入る。
「……」
なにか戦略は……戦法はないものか。
俺とフルク達で戦っても……取りこぼす可能性は大。村は奇襲を受ける。なら、ベースキャンプにいる150人の冒険者に協力を煽いで……けど、彼らは魔王軍に太刀打ちできるほどの装備がない。
だめだ、やっぱり逃げるしか――
諦めかけたその時。
カシャンっと音がして……部屋の隅でフルクがアイテム整理しているのが見えた。
「フルク、なにしてんだ」
「ほ、ほら……アイテムボックス一杯で……EXダンジョンの第二エリアで武器とかアイテムの在庫が沢山じゃないですか。少しでも整理しておかないと大変で……ご、ごめんなさい。勝手に」
悪い事をしちゃったと涙目になるフルクを、俺は抱きしめた。
「ありがとう、フルク」
「……わたし、その」
やっぱり、フルクは奇跡を起こす。
「それだよ、それ」
「え……」
「みんな聞いてくれ」
全員を集め、俺は作戦を説明した。
「EXダンジョンで手に入れた『S~SSS級武具』をベースキャンプにいる150人の冒険者に配り、装備させる! これで魔王軍三万規模に立ち向かう。こっちはSSS級装備を持った150人だ。更に、村の人には『S~SS級武具』を充てる。SSS級武具には限りがあるからな。でもこれで勝てるさ」
「す、凄いです、アウルムさん!! そんな手があったなんて!!」
「さすが主様。天才ですねッ」
「おぉ、勇者様の発想は大胆ですねぇ~。武具の輸送ならお任せ下さい!」
女子三人から絶賛され、俺は気持ちが高揚した。――って、舞い上がっている時間はないぞ。
「フェルス、さっそくまずはキャンプにいる150人に武具を送ってくれ。大量だからな、お前の力が必要だ。俺も向かう。
フルクとマルガは村へ行って知らせてくれ」
作戦開始……!
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