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第一巻:春は、あけぼの
不安-思案
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学食で、俺・あみ・ミホの三人で昼食をとっていたら、志方マネージャーが現れた。
あみにも予定外のことだったようで、驚いた様子だ。
「どうしたの?志方さん。今日の集合時間、まだだよね?」
「今夜の収録が長引きそうなので、前倒し進行したいと先方より連絡ありまして。お迎えに行くと連絡したのですが?」
「え?うそ」
バッグからスマホを取り出し、
「ご飯食べてて、気がつかなかった。ごめんなさい!」
学食は騒がしいし、俺たちも話していたので、気がつかななったのだろう。
「いえ、こちらこそ、予定が急に変更になり申し訳ありません。もう出られますか?」
あみの皿は、もう空になっていた。
「うん、大丈夫いけるよ」
「お騒がせしてしまい申し訳ありませんでした」
一礼して、あみを連れていく志方。
「いってらー、あみりん」
ミホが手を振り、俺もつられて振った。
「いってらっしゃい」
あみは、元気よく手を振り返して、
「うん、アイドルしてきます!」
「こんばんは」
「いらっしゃい。って、あみ今日いないわよ?」
「知ってます」
ここは、あみの母親が営む居酒屋だ。
一度、彼女と話しをしてみたかった。
あみのおにいさんの一周忌では話したが、本音を聞けていない気がしているのだ。
なので、あみが仕事で帰りが遅いだろう今日を狙ってきた。
娘が、母親の自分より年上の男と『友達から』とはいえ、つきあっているのだ。
娘がいなければ、言いたいこともあるだろうと思う。
それを聞いて、俺は自分への言い訳に使いたいのかもしれない。
少し時間が早いからか、まだ客は俺だけだった。
「ひとりで来たってことは、娘に後ろめたいことの告白かい?」
「わざわざ、刺されにきませんよ。生ビールでお願いします」
乾杯し、いくつかお勧めを注文したので、その調理をしながら、
「で?今日はどうしたんだい?」
「娘の言い分と、とりあえずの俺の回答は聞かせましたので、おかあさんの本音を聞きたくて来ました」
「とりあえず?それに、まだ、義母と呼ばれる筋合いはないねえ」
そういうのが聞きたいのだ。
「では、なんとお呼びしたら?」
「うーん。ママ?」
「それは逆に、人間関係が複雑に伝わる気がしますけど?」
居酒屋のママで、あみのママをつきあっている俺もママと呼ぶのか?
「めんどうだから、ママ。いいかい?」
「・・・了解です、ママ」
軍隊でのイエス・マム!みたいなものだと思えばいいか。
「それで、何が不安なんだい?」
俺は不安、なんだろうか?
「そう聞くってことは、不安そうに見えますか?」
「ああ。娘に嫌われたらどうしよう。親子って思われたらどうしよう。変態って思われたらどうしよう。だから、母親がどう思ってるか、不安で聞きにきたんだろう?」
俺は不安、なんだろうか?
『友達』と言いつつ、彼女に嫌われたら、世間からの目に、自分の勘違いに、彼女が気がついたら?
「・・・ママは、ご自分より年上の俺のこと、どう思ってるんですか?」
彼女は、鼻で笑って、
「沢田さんは、勘違いしているようだね?」
「え?」
「信じられないとは思うけどさ。これでも、あたしも女子高校生だったことが、あるんだよ。元JK、JK」
いや、それはそうだろう、俺だって男子高校生のときはあった。
「だから、知ってるんだ。何歳だろうが、子供だってわかっていても、その恋は本気だってね」
「・・・はあ」
あみは本気、なのだろうか。
「娘の本気の恋を、母親が応援しなくて、どうするんだい?」
彼女は、娘を信じているから揺らがない。
なら、揺らいでいる俺は、信じていないのだろう。
だから、いつ「やっぱり勘違いでした」と告げられるかを恐れている。
なんで恐れる?
あみの勘違だとわかれば、お互い、それでいいんじゃないのか。
「あの子が、本気か、疑ってるんだろう?」
俺は、素直に頷いた。
いや、だってこんなオッサンに、本気ではない、はずだ。
本人だって、「どうしてかなんて、わかんない!」だったのだから。
「試したいなら簡単。『俺のために別れてくれ』って言えば、何も聞かないで沢田さんの前から消えるよ、あの子は」
ママは笑っているが、その真意は表情からは、よくわからない。
俺は、本気で、そうしたいのか?
どうなるのが、誰もが困らない、平和な解決策なのだろう?
いや、丸く収まれば、いいのか?
俺は、あみに告白されたとき、思わず言っていた。
『もし信じて好きになった後、その勘違いがわかったら、俺はどうしたらいいんだ?』
それは、言い訳だ。
誰かが困れば、誰かに否定されたら、勘違いだったら、俺は、好きになれないのか?
これだけの年齢差だ、好きになったら、いけないのかもしれない。
好きに理由も言い訳もいらない、だったか、俺が自分で言ったらしいが。
「・・・好きなんだから、仕方ない」
俺が、呟いたら、大爆笑された。
「ぷふっ!今更?あの時、あんだけ大声だしておいて。ひー、おかしい」
好きなのだったら、俺の離婚歴など、話さなければいけないこともある。
でも、それを知った彼女は、どう思うのだろう?
それこそ、今更だ。
なんだか、順番がグチャグチャだ。
なにもかもが、グチャグチャだ。
「素直になったみたいだから、あたしも素直に、いいこと教えてあげる。娘を持つ母親って誰もが一度は想像するんだ。娘がチャラいラッパーか売れない芸人つれて『デキた』って挨拶に来る。それに比べたら、沢田さんは年以外は全然マシって思った」
『年以外は全然マシ』が本音か、でも素直に喜んでおこう。
「ありがとうございます」
「うん、だけど、『デキた』りしたら刺す」
常連さんも来客して忙しくなってきたし彼らに、あみとの仲を遠慮ナシにイジられるので、そろそろお暇しようとして、ふと思って聞いた。
「ママ、ここにファンって来たりしないんですか?」
「あー、あの子が『常連さんを大事にしているお店なのできちゃダメ』とか公式に言ってるから、こないよ」
聖地巡礼が禁止され、聖域となっているわけか。
「それでも、始めはカメラやスマホ構えて、外で待っているのいたけど。ガンガンご近所に通報されて、いなくなったね」
近所ぐるみの鉄壁の守りで、城塞都市かここは。
少なくとも、ここに飲みにくる分には一応、安全ということなのだろうか。
まあ、『お友達』だし、ご常連的な年齢だしな俺は。
ポケットのスマホが振動したので、取り出してみる。
「お仕事おわった!帰る!」と来ていたので、「お疲れ様。おやすみ」と返信。
「あみ、仕事終わったみたいですよ」
娘を以前と違う呼び捨てなことに、ミリ単位でママの眉毛が動いた。
言ってる間に即座に「おやすみ!」と返事がきた。
ママもスマホを取り出し、
「男に先に連絡って。ああ言ったものの、目の当たりにすると、母親としては複雑だねえ」
俺は、苦笑しつつ、会計を済ませると、店を出た。
その後、家に帰りついたあみが、俺が店に来たにも係わらず自分を待たずに帰ったのを知り、抗議を連打してきて大変だった。
でも、それにつき合いながら、気がついた。
電話してこないのは、いつ寝てもいい、という彼女なりの気遣いなのだ、と。
あみにも予定外のことだったようで、驚いた様子だ。
「どうしたの?志方さん。今日の集合時間、まだだよね?」
「今夜の収録が長引きそうなので、前倒し進行したいと先方より連絡ありまして。お迎えに行くと連絡したのですが?」
「え?うそ」
バッグからスマホを取り出し、
「ご飯食べてて、気がつかなかった。ごめんなさい!」
学食は騒がしいし、俺たちも話していたので、気がつかななったのだろう。
「いえ、こちらこそ、予定が急に変更になり申し訳ありません。もう出られますか?」
あみの皿は、もう空になっていた。
「うん、大丈夫いけるよ」
「お騒がせしてしまい申し訳ありませんでした」
一礼して、あみを連れていく志方。
「いってらー、あみりん」
ミホが手を振り、俺もつられて振った。
「いってらっしゃい」
あみは、元気よく手を振り返して、
「うん、アイドルしてきます!」
「こんばんは」
「いらっしゃい。って、あみ今日いないわよ?」
「知ってます」
ここは、あみの母親が営む居酒屋だ。
一度、彼女と話しをしてみたかった。
あみのおにいさんの一周忌では話したが、本音を聞けていない気がしているのだ。
なので、あみが仕事で帰りが遅いだろう今日を狙ってきた。
娘が、母親の自分より年上の男と『友達から』とはいえ、つきあっているのだ。
娘がいなければ、言いたいこともあるだろうと思う。
それを聞いて、俺は自分への言い訳に使いたいのかもしれない。
少し時間が早いからか、まだ客は俺だけだった。
「ひとりで来たってことは、娘に後ろめたいことの告白かい?」
「わざわざ、刺されにきませんよ。生ビールでお願いします」
乾杯し、いくつかお勧めを注文したので、その調理をしながら、
「で?今日はどうしたんだい?」
「娘の言い分と、とりあえずの俺の回答は聞かせましたので、おかあさんの本音を聞きたくて来ました」
「とりあえず?それに、まだ、義母と呼ばれる筋合いはないねえ」
そういうのが聞きたいのだ。
「では、なんとお呼びしたら?」
「うーん。ママ?」
「それは逆に、人間関係が複雑に伝わる気がしますけど?」
居酒屋のママで、あみのママをつきあっている俺もママと呼ぶのか?
「めんどうだから、ママ。いいかい?」
「・・・了解です、ママ」
軍隊でのイエス・マム!みたいなものだと思えばいいか。
「それで、何が不安なんだい?」
俺は不安、なんだろうか?
「そう聞くってことは、不安そうに見えますか?」
「ああ。娘に嫌われたらどうしよう。親子って思われたらどうしよう。変態って思われたらどうしよう。だから、母親がどう思ってるか、不安で聞きにきたんだろう?」
俺は不安、なんだろうか?
『友達』と言いつつ、彼女に嫌われたら、世間からの目に、自分の勘違いに、彼女が気がついたら?
「・・・ママは、ご自分より年上の俺のこと、どう思ってるんですか?」
彼女は、鼻で笑って、
「沢田さんは、勘違いしているようだね?」
「え?」
「信じられないとは思うけどさ。これでも、あたしも女子高校生だったことが、あるんだよ。元JK、JK」
いや、それはそうだろう、俺だって男子高校生のときはあった。
「だから、知ってるんだ。何歳だろうが、子供だってわかっていても、その恋は本気だってね」
「・・・はあ」
あみは本気、なのだろうか。
「娘の本気の恋を、母親が応援しなくて、どうするんだい?」
彼女は、娘を信じているから揺らがない。
なら、揺らいでいる俺は、信じていないのだろう。
だから、いつ「やっぱり勘違いでした」と告げられるかを恐れている。
なんで恐れる?
あみの勘違だとわかれば、お互い、それでいいんじゃないのか。
「あの子が、本気か、疑ってるんだろう?」
俺は、素直に頷いた。
いや、だってこんなオッサンに、本気ではない、はずだ。
本人だって、「どうしてかなんて、わかんない!」だったのだから。
「試したいなら簡単。『俺のために別れてくれ』って言えば、何も聞かないで沢田さんの前から消えるよ、あの子は」
ママは笑っているが、その真意は表情からは、よくわからない。
俺は、本気で、そうしたいのか?
どうなるのが、誰もが困らない、平和な解決策なのだろう?
いや、丸く収まれば、いいのか?
俺は、あみに告白されたとき、思わず言っていた。
『もし信じて好きになった後、その勘違いがわかったら、俺はどうしたらいいんだ?』
それは、言い訳だ。
誰かが困れば、誰かに否定されたら、勘違いだったら、俺は、好きになれないのか?
これだけの年齢差だ、好きになったら、いけないのかもしれない。
好きに理由も言い訳もいらない、だったか、俺が自分で言ったらしいが。
「・・・好きなんだから、仕方ない」
俺が、呟いたら、大爆笑された。
「ぷふっ!今更?あの時、あんだけ大声だしておいて。ひー、おかしい」
好きなのだったら、俺の離婚歴など、話さなければいけないこともある。
でも、それを知った彼女は、どう思うのだろう?
それこそ、今更だ。
なんだか、順番がグチャグチャだ。
なにもかもが、グチャグチャだ。
「素直になったみたいだから、あたしも素直に、いいこと教えてあげる。娘を持つ母親って誰もが一度は想像するんだ。娘がチャラいラッパーか売れない芸人つれて『デキた』って挨拶に来る。それに比べたら、沢田さんは年以外は全然マシって思った」
『年以外は全然マシ』が本音か、でも素直に喜んでおこう。
「ありがとうございます」
「うん、だけど、『デキた』りしたら刺す」
常連さんも来客して忙しくなってきたし彼らに、あみとの仲を遠慮ナシにイジられるので、そろそろお暇しようとして、ふと思って聞いた。
「ママ、ここにファンって来たりしないんですか?」
「あー、あの子が『常連さんを大事にしているお店なのできちゃダメ』とか公式に言ってるから、こないよ」
聖地巡礼が禁止され、聖域となっているわけか。
「それでも、始めはカメラやスマホ構えて、外で待っているのいたけど。ガンガンご近所に通報されて、いなくなったね」
近所ぐるみの鉄壁の守りで、城塞都市かここは。
少なくとも、ここに飲みにくる分には一応、安全ということなのだろうか。
まあ、『お友達』だし、ご常連的な年齢だしな俺は。
ポケットのスマホが振動したので、取り出してみる。
「お仕事おわった!帰る!」と来ていたので、「お疲れ様。おやすみ」と返信。
「あみ、仕事終わったみたいですよ」
娘を以前と違う呼び捨てなことに、ミリ単位でママの眉毛が動いた。
言ってる間に即座に「おやすみ!」と返事がきた。
ママもスマホを取り出し、
「男に先に連絡って。ああ言ったものの、目の当たりにすると、母親としては複雑だねえ」
俺は、苦笑しつつ、会計を済ませると、店を出た。
その後、家に帰りついたあみが、俺が店に来たにも係わらず自分を待たずに帰ったのを知り、抗議を連打してきて大変だった。
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