216 / 474
オーベルシュタイン、二度目の冬
第409話、冬の異変
しおりを挟む
父上と母上が村に来て一日。
まずは村の案内をしよう……と、思っていた矢先だった。
早朝。温室はもう閉じたので薬草の世話がないが……シルメリアさんに起こされた。
「んん~……シルメリアさん、温室の世話は終わったからぁ」
「いえ。バルギルド様がいらしています。至急、ご主人様にお伝えしたいことがあるのだと」
「……バルギルドさん?」
こんな早朝にバルギルドさんが来るなんて。
たぶん、緑龍の村が始まって初めてのことだ。なんだろう、急病か何かか。
俺は寝間着のまま、コートだけを羽織って玄関へ。
玄関には、腕組みをしたバルギルドさんがいた……いや、けっこう寒いけど袖なしのシャツ一枚に腰巻だけって相変わらずすごいな。
「朝早くすまん。少し、いや……正直、よくわからん事態が発生した」
「はい?……ふぁぁ」
思わず欠伸してしまう。
バルギルドさんは困ったように顔をしかめた。こんな表情も珍しいな。
「すまんが、一緒に来てくれ」
「は、はぁ……」
見た方が早いということだ。
外に出ると霧が出ていた。それだけじゃない、冷たい空気が肺に入り込み、一気に目が覚める。
身体がブルっと震え、冬が来たのだと実感する。
「さ、さむっ……ば、バルギルドさんは寒く……ないですよね」
「ああ。デーモンオーガは寒暖の感覚が鈍いからな」
「羨ましいです……」
歩くこと数分。早朝のいい散歩になった。
到着したのは牧場だ。
ここはキングシープと雷獣クジャタの牧場で、厩舎があり、近くには竜騎士たちのドラゴン厩舎もある。
なんでこんなところに……?
「あの、ここに何が?」
「……わからんか?」
「え?」
「……見ろ」
バルギルドさんは、牧場を指さした。
相変わらず、とんでもなく広い牧場だ。キングシープやクジャタは図体が大きいので、牧場スペースも基本的に広い。深い霧のせいでよく見えないけど、雪が積もったら雪かきが大変……………………え。
「…………え、な、なんだ? は?」
「…………わかったか?」
「は、はい……あの、これ、どういう」
「わからん。今朝、見回りをしていたら見つけた……」
白い霧のせいでよく見えなかったが、ようやくわかった。
確かに、異常な事態が起きている。
俺は目を擦り、もう一度牧場の中を見た。
『もきゅぅ』
『きゅぅ~』
『もきゅ』
『もっきゅぅぅ~』
牧場の中央付近に、ニコニコアザラシの大群が一塊になって集まっていた。
◇◇◇◇◇◇
こういう時、頼りになるのはシエラ様だ。
唖然として見ていると、シエラ様がふわりと現れた。
「ふふ。どうやらここ、気に入っちゃったようね」
「あ、シエラ様。その……どういうことで?」
「うん。ニコニコアザラシたちは冬になると固まって冬眠するの。ここは安全な場所って思われちゃったみたいね」
「安全って……あ、子供」
『もきゅ』
俺の足元に、ニコニコアザラシの子供がいた。
そと抱きあげると……うん、もふもふしてる。
「大人は冬眠するけど、子供は浅い眠りの繰り返しなの。大人は寝ているのに子供は起きている……だから安全な場所じゃないと、親は冬眠できないのよ」
「確かに、ここは安全ですよね」
「そういうこと♪」
どうやら、牧場はニコニコアザラシの冬眠場に選ばれたらしい。
数を数えると、大人が五十匹、子供が三十匹ほどだ。親はギッチギチに固まって冬眠し、子供は寝ているのもいれば起きてちょこちょこ動いているのもいる。
どこから入り込んだのか調べると、牧場の柵が一部壊れていた。
「バルギルドさん、後でドワーフに頼んで修理してもらうようにお願いしてもらっていいですか? あと、子供が脱走しないように、周囲の柵を点検するようにと」
「わかった。ついでに、クジャタとキングシープに「餌ではない」と言い聞かせておく」
「お、お願いします」
バルギルドさんは頷いて去る。
冬は目前なのに、とんでもない移住者ができてしまった。
『きゅうう』
「よしよし。シエラ様、子供の餌はどうすれば」
「水があればいいわ。主食は花の蜜だけど、冬前にエネルギーを身体に蓄えているはずだから」
「水だけとは……どんな身体してるんだろう」
『もきゅ?』
首を傾げるニコニコアザラシを抱きしめる。なにこいつ可愛い。
うーん……ちょっとだけ家に連れていこうかな。
「ふふ。可愛いもふもふの移住者ね。アシュトくん、仲良くしてあげてね~♪」
「は、はい……」
そういって、シエラ様も去っていった。
◇◇◇◇◇◇
家に帰ると、ちょうど父上と母上が来ていた。どうやら一緒に朝食を取るようだ。
リビングにはエルミナ、ローレライ、クララベル以外揃っているが……やはり注目された。
「お、お兄ちゃん?……それ、どうしたの?」
「あー……実はいろいろあってな」
『もきゅう』
「ニコニコアザラシの子供!! わぁ~かわいぃ~♪」
ミュディがさっそく近寄り、ニコニコアザラシの子供を撫でる。
父上と母上も気になっている……あ、そうだ。
「母上。よろしければどうぞ……モフみがあって癒されますよ」
「え、え? でも、これ……なんなの?」
「ニコニコアザラシの子供です。柔らかくてモフモフして気持ちいいですよ。大人しいですし、抱っこしてると癒されます」
「え、ええと……」
「はい、どうぞ」
半ば強引にニコニコアザラシの子供を渡す。
母上はおっかなびっくり受け取ったが、すぐに顔を綻ばせる。
「か、可愛いですね」
『きゅぅぅ』
「ふふ……よしよし」
『もきゅぅぅ』
「あ、アシュトよ。この生物はどこから来たのだ?」
父上が聞いてきた。
牧場の件もあるし、朝食がてら説明をする。
牧場の一部にニコニコアザラシの大群が住み着いたこと、一冬をここで過ごすことを伝えると、なぜかミュディは大喜びだった。
「やったぁ。ふふ、後で見に行こうっと」
「いいけど……なんでそんなに嬉しいんだ?」
「だって、みんな可愛いじゃない? 冬の癒しになるね」
「そ、そうかな……」
よくわからん。
父上も母上が撫でるニコニコアザラシを見て首をひねってるし。
すると、母上が咳ばらいをする。
「こほん……ミュディさん。この子の仲間の元へ行くのでしたら、私も同行します」
「はい! アリューシア様、一緒に癒されましょう!」
「ええ。もふもふ……」
『もきゅ』
「……わしにはわからん」
「……俺もです」
「……あたしもそう思う。可愛いけど、見に行くほどでもないかも」
父上、俺、シェリーは付いていけなかった……まぁ、母上が行くなら父上も同行するだろうし、なんやかんやで俺もミュディと一緒に行くだろうけどね。
とりあえず、一冬の住人として歓迎しよう。
まずは村の案内をしよう……と、思っていた矢先だった。
早朝。温室はもう閉じたので薬草の世話がないが……シルメリアさんに起こされた。
「んん~……シルメリアさん、温室の世話は終わったからぁ」
「いえ。バルギルド様がいらしています。至急、ご主人様にお伝えしたいことがあるのだと」
「……バルギルドさん?」
こんな早朝にバルギルドさんが来るなんて。
たぶん、緑龍の村が始まって初めてのことだ。なんだろう、急病か何かか。
俺は寝間着のまま、コートだけを羽織って玄関へ。
玄関には、腕組みをしたバルギルドさんがいた……いや、けっこう寒いけど袖なしのシャツ一枚に腰巻だけって相変わらずすごいな。
「朝早くすまん。少し、いや……正直、よくわからん事態が発生した」
「はい?……ふぁぁ」
思わず欠伸してしまう。
バルギルドさんは困ったように顔をしかめた。こんな表情も珍しいな。
「すまんが、一緒に来てくれ」
「は、はぁ……」
見た方が早いということだ。
外に出ると霧が出ていた。それだけじゃない、冷たい空気が肺に入り込み、一気に目が覚める。
身体がブルっと震え、冬が来たのだと実感する。
「さ、さむっ……ば、バルギルドさんは寒く……ないですよね」
「ああ。デーモンオーガは寒暖の感覚が鈍いからな」
「羨ましいです……」
歩くこと数分。早朝のいい散歩になった。
到着したのは牧場だ。
ここはキングシープと雷獣クジャタの牧場で、厩舎があり、近くには竜騎士たちのドラゴン厩舎もある。
なんでこんなところに……?
「あの、ここに何が?」
「……わからんか?」
「え?」
「……見ろ」
バルギルドさんは、牧場を指さした。
相変わらず、とんでもなく広い牧場だ。キングシープやクジャタは図体が大きいので、牧場スペースも基本的に広い。深い霧のせいでよく見えないけど、雪が積もったら雪かきが大変……………………え。
「…………え、な、なんだ? は?」
「…………わかったか?」
「は、はい……あの、これ、どういう」
「わからん。今朝、見回りをしていたら見つけた……」
白い霧のせいでよく見えなかったが、ようやくわかった。
確かに、異常な事態が起きている。
俺は目を擦り、もう一度牧場の中を見た。
『もきゅぅ』
『きゅぅ~』
『もきゅ』
『もっきゅぅぅ~』
牧場の中央付近に、ニコニコアザラシの大群が一塊になって集まっていた。
◇◇◇◇◇◇
こういう時、頼りになるのはシエラ様だ。
唖然として見ていると、シエラ様がふわりと現れた。
「ふふ。どうやらここ、気に入っちゃったようね」
「あ、シエラ様。その……どういうことで?」
「うん。ニコニコアザラシたちは冬になると固まって冬眠するの。ここは安全な場所って思われちゃったみたいね」
「安全って……あ、子供」
『もきゅ』
俺の足元に、ニコニコアザラシの子供がいた。
そと抱きあげると……うん、もふもふしてる。
「大人は冬眠するけど、子供は浅い眠りの繰り返しなの。大人は寝ているのに子供は起きている……だから安全な場所じゃないと、親は冬眠できないのよ」
「確かに、ここは安全ですよね」
「そういうこと♪」
どうやら、牧場はニコニコアザラシの冬眠場に選ばれたらしい。
数を数えると、大人が五十匹、子供が三十匹ほどだ。親はギッチギチに固まって冬眠し、子供は寝ているのもいれば起きてちょこちょこ動いているのもいる。
どこから入り込んだのか調べると、牧場の柵が一部壊れていた。
「バルギルドさん、後でドワーフに頼んで修理してもらうようにお願いしてもらっていいですか? あと、子供が脱走しないように、周囲の柵を点検するようにと」
「わかった。ついでに、クジャタとキングシープに「餌ではない」と言い聞かせておく」
「お、お願いします」
バルギルドさんは頷いて去る。
冬は目前なのに、とんでもない移住者ができてしまった。
『きゅうう』
「よしよし。シエラ様、子供の餌はどうすれば」
「水があればいいわ。主食は花の蜜だけど、冬前にエネルギーを身体に蓄えているはずだから」
「水だけとは……どんな身体してるんだろう」
『もきゅ?』
首を傾げるニコニコアザラシを抱きしめる。なにこいつ可愛い。
うーん……ちょっとだけ家に連れていこうかな。
「ふふ。可愛いもふもふの移住者ね。アシュトくん、仲良くしてあげてね~♪」
「は、はい……」
そういって、シエラ様も去っていった。
◇◇◇◇◇◇
家に帰ると、ちょうど父上と母上が来ていた。どうやら一緒に朝食を取るようだ。
リビングにはエルミナ、ローレライ、クララベル以外揃っているが……やはり注目された。
「お、お兄ちゃん?……それ、どうしたの?」
「あー……実はいろいろあってな」
『もきゅう』
「ニコニコアザラシの子供!! わぁ~かわいぃ~♪」
ミュディがさっそく近寄り、ニコニコアザラシの子供を撫でる。
父上と母上も気になっている……あ、そうだ。
「母上。よろしければどうぞ……モフみがあって癒されますよ」
「え、え? でも、これ……なんなの?」
「ニコニコアザラシの子供です。柔らかくてモフモフして気持ちいいですよ。大人しいですし、抱っこしてると癒されます」
「え、ええと……」
「はい、どうぞ」
半ば強引にニコニコアザラシの子供を渡す。
母上はおっかなびっくり受け取ったが、すぐに顔を綻ばせる。
「か、可愛いですね」
『きゅぅぅ』
「ふふ……よしよし」
『もきゅぅぅ』
「あ、アシュトよ。この生物はどこから来たのだ?」
父上が聞いてきた。
牧場の件もあるし、朝食がてら説明をする。
牧場の一部にニコニコアザラシの大群が住み着いたこと、一冬をここで過ごすことを伝えると、なぜかミュディは大喜びだった。
「やったぁ。ふふ、後で見に行こうっと」
「いいけど……なんでそんなに嬉しいんだ?」
「だって、みんな可愛いじゃない? 冬の癒しになるね」
「そ、そうかな……」
よくわからん。
父上も母上が撫でるニコニコアザラシを見て首をひねってるし。
すると、母上が咳ばらいをする。
「こほん……ミュディさん。この子の仲間の元へ行くのでしたら、私も同行します」
「はい! アリューシア様、一緒に癒されましょう!」
「ええ。もふもふ……」
『もきゅ』
「……わしにはわからん」
「……俺もです」
「……あたしもそう思う。可愛いけど、見に行くほどでもないかも」
父上、俺、シェリーは付いていけなかった……まぁ、母上が行くなら父上も同行するだろうし、なんやかんやで俺もミュディと一緒に行くだろうけどね。
とりあえず、一冬の住人として歓迎しよう。
160
あなたにおすすめの小説
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。