308 / 474
魔法学園の講師
第501話、歓迎会はお決まりです
しおりを挟む
シェリーと合流し、ルミナと三人で歩いていた。
カフェでお茶でも……と考えていたのだが、いかんせん広い。購買部や飲食店が並ぶエリアもあるみたいなんだけど、来て一日じゃよくわからん。
すると、シェリーが言う。
「注目されるのイヤだし、個室のある喫茶店いこっか。こっちにいいのあるよ」
「お前、わかるのか?」
「うん。昨日案内してもらった。飲食店のあるエリアほんとにすごいよ。そこだけで一つの町みたいになってるんだから」
「へぇ~……ルミナ、大丈夫か?」
「みゃう。さっさといくぞ」
『きゅぅぅ~』
確かパンフレットに、学食という名のレストランやカフェが十二軒あるみたいだ。
シェリーに案内されて向かったのは、大きなカフェ……で、でけぇ。村の浴場くらいの大きさだ。
「ここ、マジックキャッスル・カフェの三号店ね。お兄ちゃん、パンフレットには十二軒じゃなくて十二の飲食店が出店してるって意味らしいよ。マジックキャッスル・カフェだけで敷地内に二十軒はあるんだから」
「え、うそ」
俺はパンフレットをポケットから取り出してみる……あ、ほんとだ。十二軒じゃなくて十二の飲食店が出店って書いてある。
「おいおい……飲食店だけで七十軒以上あるぞ。どうなってんだここ……学園ってか町じゃねぇか」
「ここ、生徒だけで三万人くらいいるみたい。教師も二千人以上いるし」
「……俺、本当に必要なのか? 二千人もいるなら一人くらいいなくても」
「お兄ちゃんが認められたってことでいいじゃん」
「おい、はやく入るぞ。お腹すいた」
『きゅぅぅ~』
「あ、悪い悪い」
シェリーはモフ助を撫でつつ言う。
「ここ、魔法生物も連れていい場所だから安心して」
『もきゅ』
喫茶店に入ると、広いレトロな空間に年代物っぽい椅子テーブルがたくさん並んでいた。大衆食堂みたいな雰囲気だが、クラシックな音楽が流れ、紅茶の香りで満たされている。
シェリーは、店員さんを捕まえて言う。
「三人と一匹、個室で」
「かしこまりました。ご案内します」
案内されたのは二階で、個室専用スペースだ。
部屋に入ると、ゆったりとしたソファにテーブルがあり、コートを掛けるフックや荷物を置く棚まである。窓は大きく、外の景色がよく見えた。
ルミナはモフ助をソファに置いて座る。
俺も白衣を脱ぎ、ルミナの隣に座り、シェリーは対面に座った。
座るなり、シェリーは大きく伸びをして言う。
「はぁ~……疲れたぁ」
「ケーキたべたい。モフ助も」
「まずは注文だな。シェリー、どうする?」
「甘いの食べたい。久しぶりに勉強したし、なんか疲れたぁ」
ベルを鳴らすと店員さんが来る。
ケーキを四つ、紅茶二つにオレンジジュース二つ(一つは深皿に入れてくるように頼んだ)を注文、しばらくすると運ばれてきた。
ルミナはモフ助にケーキを食べさせ、オレンジジュースを飲ませる。ニコニコアザラシは花の蜜と水だけで生きられるが、こういう飲食もできるのだ。
お腹いっぱいになったモフ助は、そのまま寝てしまった。
「シェリー、学園初日はどうだった?」
「質問攻め。それに魔法学科って実技だけじゃなくて座学もいっぱい……久しぶりに机と椅子を前にしたら疲れたわ。質問もあたしのことやリュウ兄のこと、あとお兄ちゃんのことばっかりだし」
「……そういえばお前、病気療養って名目で除隊して田舎で療養ってことになってるんだよな。そのあたりどうなってんだ?」
「病気は完治。軍は辞めて魔法研究に没頭してるって設定にしてある。ビッグバロッグ王国の魔法研究機関に来たジーニアス先生に誘われて短期留学してるってことになってる」
シェリーは紅茶を啜り、砂糖とミルクを入れた。
「そういうお兄ちゃんは? ねぇルミナ、お兄ちゃんどうだった?」
「ちゃんとやってた。ごろごろ……」
ルミナを撫でるとネコミミが揺れて喉が鳴る。
「最初は緊張したけど、けっこう上手くできたと思う。あと質問攻めにもあったな……」
「避けては通れない道ねぇ。あたしは明日も攻められそう」
「お前、さっきの友達は?」
「ああ、友達っていうか……リュウ兄のサイン欲しいとか、ここに連れてきてとか、そんなのばっかりよ。リュウ兄、ファンクラブあるって聞いたことあるけど……まさかマジックキャッスルまでいるなんて」
「ヒュンケル兄曰く、ファンクラブ会員は十万人超えたらしい」
ちなみに、シェリーのファンクラブも十万人超えたそうだ。
今は疲れてるし、言わなくてもいいかな……っと、そんなことより。
「お前、今日は帰れるのか?」
「え、なんで?」
「いや、歓迎会とか……そういうのあるんじゃないのか?」
「ああ、あるけど今日じゃないわ。とりあえず今日は帰って、明日か明後日にやる予定よ。家でシルメリアたちが作ったご飯食べたいわ……」
「ははは。確かにな……」
と、俺は失念していた。
シェリーに歓迎会があるように、俺にも歓迎会があるということを。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
家で着替え、シルメリアさんたち銀猫の作った朝食を食べ、転移魔法で学園の執務室へ。
執務室で授業の内容を確認していると、ドアがノックされた。
「はーい」
「失礼します」
「おじゃま~♪」
入ってきたのは、ジーニアス先生とシエラ様だった。
「アシュトくん、ここではシエラ先生で!」
「あ、はい」
またしても心を読まれた……まぁいい。
「あの、こんな朝から何か用事ですか?」
「ええ。今夜、あなたの歓迎会を開きますので、そのお知らせに」
「歓迎会?……あ、そっか」
昨日、シェリーに言ったことだ。
シェリーに歓迎会があるなら、俺にだってあるよな……忘れてた。
シエラ様は、胸元を大きく開いたシャツから見える谷間を見せつけるようにかがむ。
「ふふ~ん……ジーニアスの紹介した教師がどんな子なのか、教師たちは気になってるみたい。ジーニアス、変態さんだけど頭はいいの。学園内でも人気のある先生だからねぇ」
「ムルシエラゴ。変態とはどういう意味でしょうか?」
「ふふ。パンツを履かない不審者ってこと♪」
「失礼な。人前ではきちんと正装しています」
そういやこの人裸族なんだっけ……きちんとしてるから忘れてた。
ジーニアス先生はこほんと咳をする。
「と、今日は歓迎会ですので。授業が終わったら迎えに来ます」
「あ、はい」
「もちろん、私も参加するからね~♪ ふふ、楽しみぃ」
二人は部屋を出ていった。
歓迎会かぁ……そういえば、どんな先生がいるんだろう。
カフェでお茶でも……と考えていたのだが、いかんせん広い。購買部や飲食店が並ぶエリアもあるみたいなんだけど、来て一日じゃよくわからん。
すると、シェリーが言う。
「注目されるのイヤだし、個室のある喫茶店いこっか。こっちにいいのあるよ」
「お前、わかるのか?」
「うん。昨日案内してもらった。飲食店のあるエリアほんとにすごいよ。そこだけで一つの町みたいになってるんだから」
「へぇ~……ルミナ、大丈夫か?」
「みゃう。さっさといくぞ」
『きゅぅぅ~』
確かパンフレットに、学食という名のレストランやカフェが十二軒あるみたいだ。
シェリーに案内されて向かったのは、大きなカフェ……で、でけぇ。村の浴場くらいの大きさだ。
「ここ、マジックキャッスル・カフェの三号店ね。お兄ちゃん、パンフレットには十二軒じゃなくて十二の飲食店が出店してるって意味らしいよ。マジックキャッスル・カフェだけで敷地内に二十軒はあるんだから」
「え、うそ」
俺はパンフレットをポケットから取り出してみる……あ、ほんとだ。十二軒じゃなくて十二の飲食店が出店って書いてある。
「おいおい……飲食店だけで七十軒以上あるぞ。どうなってんだここ……学園ってか町じゃねぇか」
「ここ、生徒だけで三万人くらいいるみたい。教師も二千人以上いるし」
「……俺、本当に必要なのか? 二千人もいるなら一人くらいいなくても」
「お兄ちゃんが認められたってことでいいじゃん」
「おい、はやく入るぞ。お腹すいた」
『きゅぅぅ~』
「あ、悪い悪い」
シェリーはモフ助を撫でつつ言う。
「ここ、魔法生物も連れていい場所だから安心して」
『もきゅ』
喫茶店に入ると、広いレトロな空間に年代物っぽい椅子テーブルがたくさん並んでいた。大衆食堂みたいな雰囲気だが、クラシックな音楽が流れ、紅茶の香りで満たされている。
シェリーは、店員さんを捕まえて言う。
「三人と一匹、個室で」
「かしこまりました。ご案内します」
案内されたのは二階で、個室専用スペースだ。
部屋に入ると、ゆったりとしたソファにテーブルがあり、コートを掛けるフックや荷物を置く棚まである。窓は大きく、外の景色がよく見えた。
ルミナはモフ助をソファに置いて座る。
俺も白衣を脱ぎ、ルミナの隣に座り、シェリーは対面に座った。
座るなり、シェリーは大きく伸びをして言う。
「はぁ~……疲れたぁ」
「ケーキたべたい。モフ助も」
「まずは注文だな。シェリー、どうする?」
「甘いの食べたい。久しぶりに勉強したし、なんか疲れたぁ」
ベルを鳴らすと店員さんが来る。
ケーキを四つ、紅茶二つにオレンジジュース二つ(一つは深皿に入れてくるように頼んだ)を注文、しばらくすると運ばれてきた。
ルミナはモフ助にケーキを食べさせ、オレンジジュースを飲ませる。ニコニコアザラシは花の蜜と水だけで生きられるが、こういう飲食もできるのだ。
お腹いっぱいになったモフ助は、そのまま寝てしまった。
「シェリー、学園初日はどうだった?」
「質問攻め。それに魔法学科って実技だけじゃなくて座学もいっぱい……久しぶりに机と椅子を前にしたら疲れたわ。質問もあたしのことやリュウ兄のこと、あとお兄ちゃんのことばっかりだし」
「……そういえばお前、病気療養って名目で除隊して田舎で療養ってことになってるんだよな。そのあたりどうなってんだ?」
「病気は完治。軍は辞めて魔法研究に没頭してるって設定にしてある。ビッグバロッグ王国の魔法研究機関に来たジーニアス先生に誘われて短期留学してるってことになってる」
シェリーは紅茶を啜り、砂糖とミルクを入れた。
「そういうお兄ちゃんは? ねぇルミナ、お兄ちゃんどうだった?」
「ちゃんとやってた。ごろごろ……」
ルミナを撫でるとネコミミが揺れて喉が鳴る。
「最初は緊張したけど、けっこう上手くできたと思う。あと質問攻めにもあったな……」
「避けては通れない道ねぇ。あたしは明日も攻められそう」
「お前、さっきの友達は?」
「ああ、友達っていうか……リュウ兄のサイン欲しいとか、ここに連れてきてとか、そんなのばっかりよ。リュウ兄、ファンクラブあるって聞いたことあるけど……まさかマジックキャッスルまでいるなんて」
「ヒュンケル兄曰く、ファンクラブ会員は十万人超えたらしい」
ちなみに、シェリーのファンクラブも十万人超えたそうだ。
今は疲れてるし、言わなくてもいいかな……っと、そんなことより。
「お前、今日は帰れるのか?」
「え、なんで?」
「いや、歓迎会とか……そういうのあるんじゃないのか?」
「ああ、あるけど今日じゃないわ。とりあえず今日は帰って、明日か明後日にやる予定よ。家でシルメリアたちが作ったご飯食べたいわ……」
「ははは。確かにな……」
と、俺は失念していた。
シェリーに歓迎会があるように、俺にも歓迎会があるということを。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
家で着替え、シルメリアさんたち銀猫の作った朝食を食べ、転移魔法で学園の執務室へ。
執務室で授業の内容を確認していると、ドアがノックされた。
「はーい」
「失礼します」
「おじゃま~♪」
入ってきたのは、ジーニアス先生とシエラ様だった。
「アシュトくん、ここではシエラ先生で!」
「あ、はい」
またしても心を読まれた……まぁいい。
「あの、こんな朝から何か用事ですか?」
「ええ。今夜、あなたの歓迎会を開きますので、そのお知らせに」
「歓迎会?……あ、そっか」
昨日、シェリーに言ったことだ。
シェリーに歓迎会があるなら、俺にだってあるよな……忘れてた。
シエラ様は、胸元を大きく開いたシャツから見える谷間を見せつけるようにかがむ。
「ふふ~ん……ジーニアスの紹介した教師がどんな子なのか、教師たちは気になってるみたい。ジーニアス、変態さんだけど頭はいいの。学園内でも人気のある先生だからねぇ」
「ムルシエラゴ。変態とはどういう意味でしょうか?」
「ふふ。パンツを履かない不審者ってこと♪」
「失礼な。人前ではきちんと正装しています」
そういやこの人裸族なんだっけ……きちんとしてるから忘れてた。
ジーニアス先生はこほんと咳をする。
「と、今日は歓迎会ですので。授業が終わったら迎えに来ます」
「あ、はい」
「もちろん、私も参加するからね~♪ ふふ、楽しみぃ」
二人は部屋を出ていった。
歓迎会かぁ……そういえば、どんな先生がいるんだろう。
112
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。