445 / 474
日常編㉒
第639話、ミュディの休日
しおりを挟む
「え? ミュディ、明日休みなの?」
ある日の夜。シェリーがミュディとドラゴンチェスをしながら、明日の予定を聞いたところ、ミュディから「明日はお休みなの」と返って来た。
ミュディは、『飛龍』の駒を動かして言う。
「うん。本当はお仕事だったけど、製糸場に『ホワイトアント』が出ちゃって……放っておくと、建物が倒壊しちゃうかもしれないから、ネズミのニックくんたちに退治してもらうんだって。だからお休み」
ホワイトアント。
建物に侵入し、柱や板をかじる厄介者だ。過去に、ホワイトアントに狙われた家屋が、たった数日で柱を喰われて倒壊した、なんて話もある。
ホワイトアントは群れで建物を襲う。
真っ白な、米粒サイズのアリで、数は数千から数万……とても、ヒトでは対処できない数だ。
シェリーは聞く。
「ホワイトアントね……ネズミたちに任せて大丈夫なの?」
ネズミのニックと、その仲間たち。
村の害虫駆除を一手に担うハンター……といえば聞こえはいいが、アシュトの薬物実験に協力した代わりに、村で生活するようになったネズミたちだ。
ミュディは盤上を見て考えこむ。
「ニックくんたち、『久しぶりの御馳走だ』って言ってたよ。なんでも、ホワイトアントは、人間でいうチコレートみたいなおやつなんだって」
「そ、そうなんだ……チコレートねぇ。ほい」
「あ」
シェリーが『地龍』の駒を動かし、ミュディの敗北が決定した。
◇◇◇◇◇
そんなわけで翌日。
ミュディは、一人で村を散歩していた。
「んー……暇、かなぁ」
アシュトたちは仕事。
いきなりの休みなので予定はない。製糸場の従業員たちも休みだが、みんなそれぞれの休日を満喫している。
なんとなく、村外れにある川沿いの東屋に座り、のんびりと読書をする。
「…………」
川のせせらぎ、風の音、緑の匂い。
いつもは、デザインを書いた羊皮紙を眺めたりしている時間だ。
急な休みになり時間を持て余していたが、たまにはのんびり読書もいい。
すると、ミュディの背後に。
「おい、かくまえ!!」
「きゃっ!? し、シオンちゃん?」
黒猫族のシオンが現れた。
急いでいたのか、汗を流して息を切らしている。
シオンはミュディの座る椅子の下に隠れた。すると、シルメリアが来た。
「ミュディ様……シオンを見かけませんでしたか?」
「え、えっと……どうしたの?」
「あの子、おやつに焼いていたサツマイモを一人で食べてしまって……」
「あ、ああ……」
それは酷い。
どうしようか悩んでいると、シルメリアは「では、失礼します」と言い行ってしまった。
シルメリアがいなくなると、シオンがひょっこり現れる。
「ふぅぅ、助かった」
「シオンちゃん。焼き芋、一人で食べちゃったの?」
「仕方ないだろ。おなか減ってたんだ」
「……もう。ダメだよ? シルメリアさんが焼いてたってことは、ミュアちゃんやルミナちゃんのおやつでもあったんだから」
「む」
「ね? ちゃんと、謝りに行こう。私も付き合うから」
「むむ……」
シオンのネコミミがピコピコ動き、尻尾も揺れる。
迷っているようだ。
「シオンちゃん」
「むむぅ……わ、わかったよ」
「うん。じゃあ、一緒に行こうか……と、その前に」
「?」
「ちょっと、製糸場に行こうか」
ミュディは立ち上がり、シオンと一緒に歩きだした。
◇◇◇◇◇
屋敷に戻ると、シルメリアが本気で怒っているようだった。
「シオン。素直に出て来たことは評価しましょう……」
「みゃ、みゃ……」
「し、シルメリアさん。あの、ちょっとだけ待ってくれない? これ……」
ミュディは、ポケットからクッキーの袋を取り出した。
製糸場にあるミュディの部屋からもってきたのだ。
疲れた時用の糖分として、お菓子がいっぱい置いてある。
「これは?」
「その、シオンちゃんも反省しているので、許してあげて欲しい……かな?」
「…………」
ミュディの差しだしたクッキーを受取り、シオンを見る。
シオンは、ネコミミがペタッとなり、尻尾も項垂れている。しかも、ミュディの背に隠れてしまい、ビクビクしているようだった……シルメリアが怖いのに、怒られるとわかっているのに、つまみ喰いはやめられないシオン。
シルメリアは、ため息を吐いた。
「わかりました。今回は許しましょう……その代わり、今日は私と一緒に、ミュアたちのお菓子を作りましょう」
「みゃ……アタシ、お菓子なんて作ったことないぞ」
「お手伝い、です。悪いことをしたなら、償いなさい」
「…………わかった」
シオンはミュディから離れ、シルメリアの元へ。
「ミュディ、ありがと」
「うん」
二人は行ってしまい、ミュディは一人になってしまった。
「あー……私もお手伝いするって、言えばよかったかなぁ」
◇◇◇◇◇
部屋に戻り、ミュディは『リンリン・ベル』を手に取る。
通話部分の花を取り、相手を念じると───繋がった。
『はいよ、ヒュンケルだ』
「ヒュンケルさん、こんにちは」
『お、珍しいな。ミュディか』
相手はヒュンケル。
ミュディの姉ルナマリアの幼馴染であり、ミュディにとって兄のような人だ。
「ヒュンケルさん、お姉様は元気かなぁ?」
『ああ。元気だぜ。騎士に復帰して、毎日楽しくやってるよ』
「ふふ、そっかぁ……」
『あのなぁ……アシュトといいお前といい、オレを窓口にするのやめろよ……直接連絡すりゃいいじゃねぇか』
「だって、お姉様、いつも忙しくて連絡しても繋がらないんだもん。アシュトも言ってたよ? ヒュンケルさん、連絡すると必ず出る、って」
『まぁ、そうだけどよ……』
どこか困ったような声。
『ま、いいか。ところでミュディ、今度はいつ来る?』
「そうだなぁ……アシュトもシェリーちゃんも忙しいし……」
『三年に一度の『ビッグバロッグ祭』がもう少しで始まる。せっかくだ、遊びに来いよ』
「あ、もうそんな時期なんだ……」
ビッグバロッグ祭。
ビッグバロッグ王国の建国祭とは違う、三年に一度のお祭りだ。
建国祭は国の祭りだが、ビッグバロッグ祭は平民の、商人たちが主催となって行う祭りである。世界各国から、いろんな商人が露店を出店しに来る。
『アシュトに伝えてくれ。祭り、見に来いってな』
「うん。わかった」
『それと、ルナマリアには、今夜連絡するように伝えておく』
「えへへ、ありがと」
『おう。じゃ、またな』
通信を終え、ミュディは『ビッグバロッグ祭』のことを思い出すのだった。
◇◇◇◇◇
その日の夜。
ミュディは、夕食の席でさっそく話してみた。
「ビッグバロッグ祭かぁ……そういや久しぶりだな」
アシュトが懐かしむように言う。
ローレライとクララベルも知っているのか言う。
「そういえば、古書店なんかも出店してたわね」
「珍しいお菓子のお店もあるって聞いたかも!」
そしてエルミナ。
「はいはい!! お酒ある?」
「予想通り過ぎるな。もちろんあるぞ」
「やったぁ!! アシュト、私行きたいっ!!」
「んー……今なら、転移魔法もあるし、みんなで行くのもいいかもなぁ」
アシュトがそう言うと、エルミナが大喜びした。
シェリーが言う。
「でもでも、リュウ兄とか騎士団は、城下町の警護とかに回るんだよね。ビッグバロッグ祭って商人のお祭りだから商人協会だっけ? そんな名前のところから騎士団に警備の依頼が入るんだった気がする」
「なら、一緒には遊べないか……まぁ、さすがに少しくらいは時間が取れるんじゃないか?」
「だといいけど」
「大丈夫だって。よし、じゃあみんな、予定を立てて、みんなでビッグバロッグ祭に行こうか」
「「「「「賛成!!」」」」」
こうして、ビッグバロッグ王国商人たちの祭り、『ビッグバロッグ祭』に行くことになった。
ある日の夜。シェリーがミュディとドラゴンチェスをしながら、明日の予定を聞いたところ、ミュディから「明日はお休みなの」と返って来た。
ミュディは、『飛龍』の駒を動かして言う。
「うん。本当はお仕事だったけど、製糸場に『ホワイトアント』が出ちゃって……放っておくと、建物が倒壊しちゃうかもしれないから、ネズミのニックくんたちに退治してもらうんだって。だからお休み」
ホワイトアント。
建物に侵入し、柱や板をかじる厄介者だ。過去に、ホワイトアントに狙われた家屋が、たった数日で柱を喰われて倒壊した、なんて話もある。
ホワイトアントは群れで建物を襲う。
真っ白な、米粒サイズのアリで、数は数千から数万……とても、ヒトでは対処できない数だ。
シェリーは聞く。
「ホワイトアントね……ネズミたちに任せて大丈夫なの?」
ネズミのニックと、その仲間たち。
村の害虫駆除を一手に担うハンター……といえば聞こえはいいが、アシュトの薬物実験に協力した代わりに、村で生活するようになったネズミたちだ。
ミュディは盤上を見て考えこむ。
「ニックくんたち、『久しぶりの御馳走だ』って言ってたよ。なんでも、ホワイトアントは、人間でいうチコレートみたいなおやつなんだって」
「そ、そうなんだ……チコレートねぇ。ほい」
「あ」
シェリーが『地龍』の駒を動かし、ミュディの敗北が決定した。
◇◇◇◇◇
そんなわけで翌日。
ミュディは、一人で村を散歩していた。
「んー……暇、かなぁ」
アシュトたちは仕事。
いきなりの休みなので予定はない。製糸場の従業員たちも休みだが、みんなそれぞれの休日を満喫している。
なんとなく、村外れにある川沿いの東屋に座り、のんびりと読書をする。
「…………」
川のせせらぎ、風の音、緑の匂い。
いつもは、デザインを書いた羊皮紙を眺めたりしている時間だ。
急な休みになり時間を持て余していたが、たまにはのんびり読書もいい。
すると、ミュディの背後に。
「おい、かくまえ!!」
「きゃっ!? し、シオンちゃん?」
黒猫族のシオンが現れた。
急いでいたのか、汗を流して息を切らしている。
シオンはミュディの座る椅子の下に隠れた。すると、シルメリアが来た。
「ミュディ様……シオンを見かけませんでしたか?」
「え、えっと……どうしたの?」
「あの子、おやつに焼いていたサツマイモを一人で食べてしまって……」
「あ、ああ……」
それは酷い。
どうしようか悩んでいると、シルメリアは「では、失礼します」と言い行ってしまった。
シルメリアがいなくなると、シオンがひょっこり現れる。
「ふぅぅ、助かった」
「シオンちゃん。焼き芋、一人で食べちゃったの?」
「仕方ないだろ。おなか減ってたんだ」
「……もう。ダメだよ? シルメリアさんが焼いてたってことは、ミュアちゃんやルミナちゃんのおやつでもあったんだから」
「む」
「ね? ちゃんと、謝りに行こう。私も付き合うから」
「むむ……」
シオンのネコミミがピコピコ動き、尻尾も揺れる。
迷っているようだ。
「シオンちゃん」
「むむぅ……わ、わかったよ」
「うん。じゃあ、一緒に行こうか……と、その前に」
「?」
「ちょっと、製糸場に行こうか」
ミュディは立ち上がり、シオンと一緒に歩きだした。
◇◇◇◇◇
屋敷に戻ると、シルメリアが本気で怒っているようだった。
「シオン。素直に出て来たことは評価しましょう……」
「みゃ、みゃ……」
「し、シルメリアさん。あの、ちょっとだけ待ってくれない? これ……」
ミュディは、ポケットからクッキーの袋を取り出した。
製糸場にあるミュディの部屋からもってきたのだ。
疲れた時用の糖分として、お菓子がいっぱい置いてある。
「これは?」
「その、シオンちゃんも反省しているので、許してあげて欲しい……かな?」
「…………」
ミュディの差しだしたクッキーを受取り、シオンを見る。
シオンは、ネコミミがペタッとなり、尻尾も項垂れている。しかも、ミュディの背に隠れてしまい、ビクビクしているようだった……シルメリアが怖いのに、怒られるとわかっているのに、つまみ喰いはやめられないシオン。
シルメリアは、ため息を吐いた。
「わかりました。今回は許しましょう……その代わり、今日は私と一緒に、ミュアたちのお菓子を作りましょう」
「みゃ……アタシ、お菓子なんて作ったことないぞ」
「お手伝い、です。悪いことをしたなら、償いなさい」
「…………わかった」
シオンはミュディから離れ、シルメリアの元へ。
「ミュディ、ありがと」
「うん」
二人は行ってしまい、ミュディは一人になってしまった。
「あー……私もお手伝いするって、言えばよかったかなぁ」
◇◇◇◇◇
部屋に戻り、ミュディは『リンリン・ベル』を手に取る。
通話部分の花を取り、相手を念じると───繋がった。
『はいよ、ヒュンケルだ』
「ヒュンケルさん、こんにちは」
『お、珍しいな。ミュディか』
相手はヒュンケル。
ミュディの姉ルナマリアの幼馴染であり、ミュディにとって兄のような人だ。
「ヒュンケルさん、お姉様は元気かなぁ?」
『ああ。元気だぜ。騎士に復帰して、毎日楽しくやってるよ』
「ふふ、そっかぁ……」
『あのなぁ……アシュトといいお前といい、オレを窓口にするのやめろよ……直接連絡すりゃいいじゃねぇか』
「だって、お姉様、いつも忙しくて連絡しても繋がらないんだもん。アシュトも言ってたよ? ヒュンケルさん、連絡すると必ず出る、って」
『まぁ、そうだけどよ……』
どこか困ったような声。
『ま、いいか。ところでミュディ、今度はいつ来る?』
「そうだなぁ……アシュトもシェリーちゃんも忙しいし……」
『三年に一度の『ビッグバロッグ祭』がもう少しで始まる。せっかくだ、遊びに来いよ』
「あ、もうそんな時期なんだ……」
ビッグバロッグ祭。
ビッグバロッグ王国の建国祭とは違う、三年に一度のお祭りだ。
建国祭は国の祭りだが、ビッグバロッグ祭は平民の、商人たちが主催となって行う祭りである。世界各国から、いろんな商人が露店を出店しに来る。
『アシュトに伝えてくれ。祭り、見に来いってな』
「うん。わかった」
『それと、ルナマリアには、今夜連絡するように伝えておく』
「えへへ、ありがと」
『おう。じゃ、またな』
通信を終え、ミュディは『ビッグバロッグ祭』のことを思い出すのだった。
◇◇◇◇◇
その日の夜。
ミュディは、夕食の席でさっそく話してみた。
「ビッグバロッグ祭かぁ……そういや久しぶりだな」
アシュトが懐かしむように言う。
ローレライとクララベルも知っているのか言う。
「そういえば、古書店なんかも出店してたわね」
「珍しいお菓子のお店もあるって聞いたかも!」
そしてエルミナ。
「はいはい!! お酒ある?」
「予想通り過ぎるな。もちろんあるぞ」
「やったぁ!! アシュト、私行きたいっ!!」
「んー……今なら、転移魔法もあるし、みんなで行くのもいいかもなぁ」
アシュトがそう言うと、エルミナが大喜びした。
シェリーが言う。
「でもでも、リュウ兄とか騎士団は、城下町の警護とかに回るんだよね。ビッグバロッグ祭って商人のお祭りだから商人協会だっけ? そんな名前のところから騎士団に警備の依頼が入るんだった気がする」
「なら、一緒には遊べないか……まぁ、さすがに少しくらいは時間が取れるんじゃないか?」
「だといいけど」
「大丈夫だって。よし、じゃあみんな、予定を立てて、みんなでビッグバロッグ祭に行こうか」
「「「「「賛成!!」」」」」
こうして、ビッグバロッグ王国商人たちの祭り、『ビッグバロッグ祭』に行くことになった。
106
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。