5 / 62
第一章 シャドウ
修行
しおりを挟む
「…………」
「生きてるな。よし、治すぞ」
数分なのか、それとも数日なのか。
シャドウは耐えた。地獄の苦しみを、命を賭けて。
ぼんやりと聞こえるのは師……ハンゾウの声。
「詰まった魔力を全部出した。魔術回路も拡張した。もう魔力が詰まることもねぇだろうよ。感じるか? お前の中に溜まりに溜まった魔力が外に出て、今再び新しい魔力が溜まり始めている……きったねぇドブ沼の水を抜いた後、綺麗な水が溜まるようなもんだ。今は魔術回路も拡張してるし、本来魔力が放出されるはずの『魔穴』も全部開いた。もう詰まることはない……」
意味が理解できない。
ただ、ハンゾウの優しい笑みが見えた。
そして、ハンゾウが魔法……『忍術』を使い、シャドウの治療をしているのもわかった。
ハンゾウは優しく微笑み、倒れているシャドウの頭を撫でた。
「よくやったな、シャドウ」
「…………」
誰かに褒められるなんて、初めてだった。
師の武骨で大きな手は硬い。でも……慈愛に満ちていた。
この日から丸一日、シャドウはぐっすり寝てしまい、起きることはなかった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
シャドウが目を覚ますと、これまでにないくらい体調が良かった。
「……おお」
「気分いいだろ? 魔力ってのは常に体内を循環している。基本的に魔法師は身体が強いんだ。怪我しても治りは早いし、病気の抵抗も強い。お前の場合、魔力の質がめちゃくちゃ高ぇから、調子もめちゃくちゃいいはずだ」
座り込み、鍋をかき混ぜるハンゾウだ。
ハンゾウはお玉で野菜スープをよそい、シャドウに渡す。
「食え。腹減ってんだろ?」
「……ゴクリ。い、いただきます!!」
シャドウは、猛烈に空腹だった。
こんなに空腹なのも人生初。何もかもが新鮮だ。
一杯じゃ足りず、何杯もスープをおかわりし、ようやく腹が膨れるころには、大鍋がすっからかんになっていた。
「かっかっか!! いい食いっぷりだ」
「あ……ご、ごめんなさい」
「気にすんな。さて、少し休んだら早速修行の開始だ。シャドウ、お前に忍術を叩きこんでやる」
「……はい!!」
シャドウは、これまで出したことがないような明るい声で、返事をした。
食休みを終え、いつの間にかハンゾウが用意していた修行着に着替える。
洞窟の前で、ハンゾウと向かい合った。
「お前に仕込むのは忍術、武器術、体術、その他諸々……まあ、ぶっちゃけて言うが『暗殺者』になってもらう」
「あ、アサシンって……俺が?」
「ああ。まあ、今は何も考えず身体を使え。まず最初にやることは……魔力の操作だ」
「魔力操作……」
シャドウは、ハーフィンクス家に長くいた。
なので、姉や妹が魔力操作の練習をしているのを何度も見ていた。
「魔力操作、ってのはわかるか?」
「はい。えっと……魔法師の身体には常に魔力が血のように循環している。その魔力を自分の意志で操作する術……ですよね」
「そうだ。魔力ってのは可能性の塊だ。身体機能を強化して戦う『魔法剣士』や、自分の魔力を他者に送り込んで強化する『付与士』とか、魔力で治療する『治療士』とか、魔力でいろんな物を作る『想像士』……とにかく、魔力は何でもできる」
「すごい……」
「それらのジョブ、全てに共通するのは、魔力操作だ。基礎中の基礎だな」
「それを覚えるのが、第一歩……って、ことですね」
「そーいうこった。説明はこんなもんだ。さて、シャドウ……お前の魔力詰まりは解消した。今なら感じるだろ?」
シャドウは、自分の魔力を感じていた。
意識すればわかる。身体に一枚の膜が張ったような、妙な心地よさを。
「オイラの指を見な」
ハンゾウの指先には、魔力が宿っている。
指先から細長い魔力が伸び、先端が変化していく。
「魔力の精密操作訓練その一……魔力の形状変化、そして硬質化だ」
魔力の先端が、鍵のようになった。
そして、ハンゾウの足元にある木箱を開け、ありふれた鉄の錠を取る。
「この木箱に、扉の錠が百個入ってる。魔力操作で指先に魔力を集中させ、先端をカギに変化させ、硬質化……」
カチャリ、と……魔力だけで鍵が開いた。
「す、すごい」
「お前にはこれをやってもらう。鍵穴に魔力を差し込み、形状を把握し、先端を変化させ、硬質化させ、鍵を開ける……簡単だろ?」
「か、かんたん?」
神業の間違いでは? と、シャドウは言いたかった。
シャドウは試しに鍵を手に取る。
「指先に集中……」
「コツは、魔力を身体の一部と思ってイメージすることだ」
「……イメージ」
すると、シャドウの指先から魔力の糸が伸び、太くなる。
「変化のコツもイメージ。硬化もイメージだ。考えれば、魔力はその通りに動く」
「…………」
鍵穴に魔力の糸を入れ、中を探る……が、それで集中が切れ、魔力が散った。
「あっ」
「まあ、すぐにできるとは思ってない。少しずつやりな」
「は、はい」
この日は結局、鍵を一つも開けることができなかった。
そもそも、南京錠の仕組みを理解しないとできないし、魔力を伸ばすことはできるが、先端だけを器用に変化させたり、硬化させるのがあまりにも難しかった。
南京錠の数は百……これらを、魔力だけで全て開ける。
魔力の精密操作は、あまりにも難易度が高かった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
「今日は、魔力の維持だ。まあ、こいつは簡単だ……ほい」
ブワッ!! と、ハンゾウから魔力があふれ出た。
ギョッとするシャドウ。
「この状態で一日過ごせ。飯食ってる時も、トイレ行ってる時も、寝る時もだ」
「そ、その状態で? よし……!!」
シャドウも魔力を解放する。
力み、身体の内側から外側へ魔力を放出するイメージだ。そうすると、魔力がドバドバと流れていく。
シャドウの魔力量は恐らく世界一。この程度の放出なら……と、思っていたが。
「ぜっ、ぜっ、ぜっ……あ、あれ」
「魔力の放出に身体が付いていかねぇんだな。ま、これも繰り返せばいずれ慣れる」
魔力は余裕……だが、生身の身体が貧弱で、長時間の魔力放出に耐え切れなかった。
◇◇◇◇◇◇
翌日……筋肉痛を堪え、やって来たのは大きな湖だった。
「ここは、オイラが修行用に作った『水たまり』だ」
「み、水たまり? どう見ても湖ですけど……」
「デカい穴掘って水入れただけだ。ここでやる修行は、魔力の放出だ」
「放出……? それ、昨日やったやつですよね」
「あれは放出じゃなく、魔力のスタミナを鍛えるのが目的。こっちは魔力を一撃で大量に放出する訓練だ。ほれ、あそこ見ろ」
湖……ではなく、水たまりの中央に足場があった。
泳いでそこまで移動し、ハンゾウが水たまりに手を触れさせる。
「───破ッ!!」
ハンゾウの手のひらから放たれた魔力が、水中で爆発し一気に爆ぜた。
一瞬だけ、水たまりの底が見えた。
「魔力を放出し、水たまりの底まで見えたらよし……やってみろ」
「は、はい」
「イメージは、体内で練った魔力を、一気に放出するイメージだ」
「イメージ……とにかく、イメージですね」
水に手を触れさせ───一気に放出する。
「はっ!!」
ぱちゃん……と、情けない音が響いた。
魔力の練りが足りず、放出の勢いも足りず、泡が発生しただけ。
「ま、最初だしな」
「……」
この日、ほんの少しの泡だけしか発生させることができなかった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
「今日は体力作りだ。まあ、マラソン、筋トレをしながら、お前に体術、武器術を仕込む」
「体術はともかく、武器術……剣ですか?」
「剣もあるが、メインはこれだ」
ハンゾウが取り出したのは、四つの刃が付いた黒い金属だった。
「手裏剣、投擲武器だ」
「投擲武器、ですか」
「ああ。まず、こいつの訓練だ。百発百中どころじゃねぇ、万発万中レベルで使いこなせ」
「え……」
「もちろん、体術と他の武器術も同時進行で鍛えていく」
「あ、あの……そんおシュリケン、でしたっけ? そんな武器、初めて見ました」
「そりゃ、この世界にはないからな。まあ、本当の忍者も手裏剣なんて使わなかったらしいが……まあ、カッケェしない」
「……はい?」
「き、気にすんな!! とにかく、まずは的当てだ!!」
シャドウの修行は、順調に続いた。
「生きてるな。よし、治すぞ」
数分なのか、それとも数日なのか。
シャドウは耐えた。地獄の苦しみを、命を賭けて。
ぼんやりと聞こえるのは師……ハンゾウの声。
「詰まった魔力を全部出した。魔術回路も拡張した。もう魔力が詰まることもねぇだろうよ。感じるか? お前の中に溜まりに溜まった魔力が外に出て、今再び新しい魔力が溜まり始めている……きったねぇドブ沼の水を抜いた後、綺麗な水が溜まるようなもんだ。今は魔術回路も拡張してるし、本来魔力が放出されるはずの『魔穴』も全部開いた。もう詰まることはない……」
意味が理解できない。
ただ、ハンゾウの優しい笑みが見えた。
そして、ハンゾウが魔法……『忍術』を使い、シャドウの治療をしているのもわかった。
ハンゾウは優しく微笑み、倒れているシャドウの頭を撫でた。
「よくやったな、シャドウ」
「…………」
誰かに褒められるなんて、初めてだった。
師の武骨で大きな手は硬い。でも……慈愛に満ちていた。
この日から丸一日、シャドウはぐっすり寝てしまい、起きることはなかった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
シャドウが目を覚ますと、これまでにないくらい体調が良かった。
「……おお」
「気分いいだろ? 魔力ってのは常に体内を循環している。基本的に魔法師は身体が強いんだ。怪我しても治りは早いし、病気の抵抗も強い。お前の場合、魔力の質がめちゃくちゃ高ぇから、調子もめちゃくちゃいいはずだ」
座り込み、鍋をかき混ぜるハンゾウだ。
ハンゾウはお玉で野菜スープをよそい、シャドウに渡す。
「食え。腹減ってんだろ?」
「……ゴクリ。い、いただきます!!」
シャドウは、猛烈に空腹だった。
こんなに空腹なのも人生初。何もかもが新鮮だ。
一杯じゃ足りず、何杯もスープをおかわりし、ようやく腹が膨れるころには、大鍋がすっからかんになっていた。
「かっかっか!! いい食いっぷりだ」
「あ……ご、ごめんなさい」
「気にすんな。さて、少し休んだら早速修行の開始だ。シャドウ、お前に忍術を叩きこんでやる」
「……はい!!」
シャドウは、これまで出したことがないような明るい声で、返事をした。
食休みを終え、いつの間にかハンゾウが用意していた修行着に着替える。
洞窟の前で、ハンゾウと向かい合った。
「お前に仕込むのは忍術、武器術、体術、その他諸々……まあ、ぶっちゃけて言うが『暗殺者』になってもらう」
「あ、アサシンって……俺が?」
「ああ。まあ、今は何も考えず身体を使え。まず最初にやることは……魔力の操作だ」
「魔力操作……」
シャドウは、ハーフィンクス家に長くいた。
なので、姉や妹が魔力操作の練習をしているのを何度も見ていた。
「魔力操作、ってのはわかるか?」
「はい。えっと……魔法師の身体には常に魔力が血のように循環している。その魔力を自分の意志で操作する術……ですよね」
「そうだ。魔力ってのは可能性の塊だ。身体機能を強化して戦う『魔法剣士』や、自分の魔力を他者に送り込んで強化する『付与士』とか、魔力で治療する『治療士』とか、魔力でいろんな物を作る『想像士』……とにかく、魔力は何でもできる」
「すごい……」
「それらのジョブ、全てに共通するのは、魔力操作だ。基礎中の基礎だな」
「それを覚えるのが、第一歩……って、ことですね」
「そーいうこった。説明はこんなもんだ。さて、シャドウ……お前の魔力詰まりは解消した。今なら感じるだろ?」
シャドウは、自分の魔力を感じていた。
意識すればわかる。身体に一枚の膜が張ったような、妙な心地よさを。
「オイラの指を見な」
ハンゾウの指先には、魔力が宿っている。
指先から細長い魔力が伸び、先端が変化していく。
「魔力の精密操作訓練その一……魔力の形状変化、そして硬質化だ」
魔力の先端が、鍵のようになった。
そして、ハンゾウの足元にある木箱を開け、ありふれた鉄の錠を取る。
「この木箱に、扉の錠が百個入ってる。魔力操作で指先に魔力を集中させ、先端をカギに変化させ、硬質化……」
カチャリ、と……魔力だけで鍵が開いた。
「す、すごい」
「お前にはこれをやってもらう。鍵穴に魔力を差し込み、形状を把握し、先端を変化させ、硬質化させ、鍵を開ける……簡単だろ?」
「か、かんたん?」
神業の間違いでは? と、シャドウは言いたかった。
シャドウは試しに鍵を手に取る。
「指先に集中……」
「コツは、魔力を身体の一部と思ってイメージすることだ」
「……イメージ」
すると、シャドウの指先から魔力の糸が伸び、太くなる。
「変化のコツもイメージ。硬化もイメージだ。考えれば、魔力はその通りに動く」
「…………」
鍵穴に魔力の糸を入れ、中を探る……が、それで集中が切れ、魔力が散った。
「あっ」
「まあ、すぐにできるとは思ってない。少しずつやりな」
「は、はい」
この日は結局、鍵を一つも開けることができなかった。
そもそも、南京錠の仕組みを理解しないとできないし、魔力を伸ばすことはできるが、先端だけを器用に変化させたり、硬化させるのがあまりにも難しかった。
南京錠の数は百……これらを、魔力だけで全て開ける。
魔力の精密操作は、あまりにも難易度が高かった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
「今日は、魔力の維持だ。まあ、こいつは簡単だ……ほい」
ブワッ!! と、ハンゾウから魔力があふれ出た。
ギョッとするシャドウ。
「この状態で一日過ごせ。飯食ってる時も、トイレ行ってる時も、寝る時もだ」
「そ、その状態で? よし……!!」
シャドウも魔力を解放する。
力み、身体の内側から外側へ魔力を放出するイメージだ。そうすると、魔力がドバドバと流れていく。
シャドウの魔力量は恐らく世界一。この程度の放出なら……と、思っていたが。
「ぜっ、ぜっ、ぜっ……あ、あれ」
「魔力の放出に身体が付いていかねぇんだな。ま、これも繰り返せばいずれ慣れる」
魔力は余裕……だが、生身の身体が貧弱で、長時間の魔力放出に耐え切れなかった。
◇◇◇◇◇◇
翌日……筋肉痛を堪え、やって来たのは大きな湖だった。
「ここは、オイラが修行用に作った『水たまり』だ」
「み、水たまり? どう見ても湖ですけど……」
「デカい穴掘って水入れただけだ。ここでやる修行は、魔力の放出だ」
「放出……? それ、昨日やったやつですよね」
「あれは放出じゃなく、魔力のスタミナを鍛えるのが目的。こっちは魔力を一撃で大量に放出する訓練だ。ほれ、あそこ見ろ」
湖……ではなく、水たまりの中央に足場があった。
泳いでそこまで移動し、ハンゾウが水たまりに手を触れさせる。
「───破ッ!!」
ハンゾウの手のひらから放たれた魔力が、水中で爆発し一気に爆ぜた。
一瞬だけ、水たまりの底が見えた。
「魔力を放出し、水たまりの底まで見えたらよし……やってみろ」
「は、はい」
「イメージは、体内で練った魔力を、一気に放出するイメージだ」
「イメージ……とにかく、イメージですね」
水に手を触れさせ───一気に放出する。
「はっ!!」
ぱちゃん……と、情けない音が響いた。
魔力の練りが足りず、放出の勢いも足りず、泡が発生しただけ。
「ま、最初だしな」
「……」
この日、ほんの少しの泡だけしか発生させることができなかった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
「今日は体力作りだ。まあ、マラソン、筋トレをしながら、お前に体術、武器術を仕込む」
「体術はともかく、武器術……剣ですか?」
「剣もあるが、メインはこれだ」
ハンゾウが取り出したのは、四つの刃が付いた黒い金属だった。
「手裏剣、投擲武器だ」
「投擲武器、ですか」
「ああ。まず、こいつの訓練だ。百発百中どころじゃねぇ、万発万中レベルで使いこなせ」
「え……」
「もちろん、体術と他の武器術も同時進行で鍛えていく」
「あ、あの……そんおシュリケン、でしたっけ? そんな武器、初めて見ました」
「そりゃ、この世界にはないからな。まあ、本当の忍者も手裏剣なんて使わなかったらしいが……まあ、カッケェしない」
「……はい?」
「き、気にすんな!! とにかく、まずは的当てだ!!」
シャドウの修行は、順調に続いた。
25
あなたにおすすめの小説
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
婚約破棄された上に、追放された伯爵家三男カールは、実は剣聖だった!これからしっかり復讐します!婚約破棄から始まる追放生活!!
山田 バルス
ファンタジー
カールは学園の卒業式を終え、心の中で晴れやかな気持ちを抱えていた。長年の努力が実を結び、婚約者リリスとの結婚式の日が近づいていたからだ。しかし、その期待は一瞬で裏切られた。 「カール、私たちの婚約は解消するわ。」 リリスの冷たい声がカール…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる