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第一章 シャドウ
九か月後
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修行開始から、九か月が経過した。
「七十五、七十六、七十七」
シャドウは手を高速で動かし、南京錠を解除していく。
そして八十ジャストで一分経過……ハンゾウが止めた。
「そこまで。一分で百個……まだまだだな」
「くそー……あとニ十個!! もうちょい!!」
「よし次ぃ!! 魔力の維持だ。これより魔力を解放した状態でメシの支度!!」
「はい!!」
シャドウは魔力を解放。高密度の魔力が全身を覆う。
そのまま、食材を包丁で切り、鍋に入れる。
「あ、水汲んできます」
「おう。樽十個ぶんな」
「はい」
シャドウは大樽を一つ抱え、一キロ先にある水場へ汲みに行く。
それを十往復し、大樽十個に水をくむ。そして、野菜と肉の煮物を作り、ハンゾウが作った『ぴざガマ』という窯でパンを焼いた。
「くぅ~、やっぱピザはうめぇよなあ!!」
「ええ、師匠の故郷のパン、でしたっけ」
「おう。ピザにコーラ、大好きだぜ。まあコーラは無理だけどな……作れるはずなんだか、オイラにはわからん」
「へぇ~……でも、この『ぴざ』でしたっけ。いろんな具材合わせて焼くの、楽しいですよね」
「だろ!?」
こうして談笑している間も、シャドウは魔力を放出、維持を続けている。
はじめは三分持たなかったが、今では三時間以上持続できた。
食事を終え、ハンゾウは言う。
「次は手裏剣術、そして体術だ」
「はい!!」
シャドウは強くなった。
手裏剣術、体術、武器術……手裏剣術は、一か月前からもう的を外していない。
体術も武器術もハンゾウには敵わないが、それでも食らいつけるくらいは強くなった。
そして───忍術。
「火遁」
「はい!!」
シャドウは印を組み、上空に指を向ける。
「火遁、『火玉の術』!!」
指先から火の玉が飛ぶ。
「水遁」
「はい!!」
『水』を象徴する十二支印を結び、テンプレートとなる『九字護法印』を結ぶ。
「水遁、『水玉の術』!!」
ポン!! と、火玉の術と同じ大きさの玉が放たれ、上空を飛んでいた火玉と衝突し消えた。
ハンゾウの指示で、シャドウは忍術を行使……そして、最後。
「雷遁」
「はい!!」
雷。それは、魔法の六属性にはない、忍術だけの属性。
印を結び、右の人差し指、中指合わせ、上空に向けた。
「雷遁、『紫電の術』!!」
雷の魔力が上空に放たれ、雲を流れ、シャドウの魔力に引っ張られ落雷となり落ちた。
七属性、全ての術を行使したシャドウは姿勢を正す。
「……よし、今日はここまで。後は自由にしていいぞ」
「はい!! お疲れ様でした!!」
この日の修行が終わり、シャドウは頭を下げた。
◇◇◇◇◇◇
その日の夜。
夕食を食べながら、ハンゾウは言う。
「シャドウ、お前にはオイラの忍術を九十九個、全て叩きこんだ。明日からは実戦形式で戦うぞ」
「実戦形式、ですか?」
「おう。そもそも、ここはどこだ?」
「闇の森……ですよね」
「今更だが、ここはこの辺りで最も危険な、魔獣が住む森だ。お前、ここに来て九か月……魔獣を見たか?」
「……そういえば」
「ないだろ。そりゃそうだ。オイラがみんな狩ってるからな。おかげで、修行に集中できたろ?」
「い、いつの間に……」
「だがもう狩らん。シャドウ、明日からは魔獣狩りだ。これまで叩きこんだ忍術、体術、手裏剣術、武器術を使って、この森の魔獣を狩って狩って狩りまくれ。実戦じゃないと、得られない強さ……度胸が付く」
「……はい!!」
「それと……修行が終わったら、早く寝ろよ。いろいろ楽しいことやってるようだがな」
「っ!!」
シャドウはドキッとして、ハンゾウはケラケラ笑っていた。
◇◇◇◇◇◇
深夜。
シャドウは、ハンゾウからもらったノートに書きこんでいた。
「新術……印の可能性」
これまで習った忍術が九十九。それ以外に、シャドウ自身で考えた術が書かれていた。
「師匠はすごい。この印、可能性の塊だ。これを応用すれば、まだまだ……」
シャドウは印を結ぶ。術を使うのではなく、確認として。
新しい術を考え、ノートに書く。
これが、修行以外でのシャドウの楽しみ。二十一の印の組み合わせを考えるだけで、あっという間に時間が経過してしまう。
「やべ、朝になっちまう……」
洞窟の前の方で、ハンゾウは寝息を立てている。
シャドウはノートを閉じ、ハンゾウの隣に寝転ぶと……すぐに寝息を立て始めた。
「……」
ハンゾウは気配を殺して起き上がり、シャドウの書いているノートを見る。
「新術、ね……やっぱこいつは……」
ハンゾウはニヤリと笑い、シャドウの隣でもう一度目を閉じた。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
シャドウは修行着に着替え、手裏剣の数を確認。
準備を終えると、ハンゾウが剣を差しだした。
「あの、これは……」
「オイラがこの世界に来た時、特典としてもらった名刀『夢幻』だ。お前にやろう」
「……すげえ」
それは、『刀』という斬撃に特化した剣だった。
両刃ではなく片刃で、手で曲げると簡単に折れてしまいそうな細い剣。
手に入れた経緯は理解できなかったが、シャドウはゴクリと唾をのみ、手に取った。
「本当にいいんですか?」
「おう。それと、地図だ。現在位置であるここだけを記したから、マークしてあるところを全て行け」
「マーク、って……」
地図には、『洞窟』と書かれた現在位置と、七か所ほど赤いマークがついていた。
どの位置もバラバラで、一日ではとても不可能。
ハンゾウがリュックを置く。
「野営道具だ。期日は一か月以内だ。じゃ、行け」
「え!? お、俺一人ですか!? 師匠も行くんじゃ」
「行かねーよ。行ったら助けちまうからな、手ぇは貸さん」
「そ、そんな」
「それに……シャドウ。今のお前の忍術と技量なら、その赤いマークがしてある『災害級』も倒せるだろう」
「さ、災害級!? これ、災害級の魔獣なんですか!?」
「おう。道中も危険がいっぱいだぞー」
「えええええ!?」
災害級。
魔獣には、それぞれ危険度が設定されている。
討伐レート最低はF。そこからE~Dが並みの魔獣、C~Bが強い魔獣。A~Sが危険種と呼ばれる魔獣であり、SSが災害級、そしてこの世界最強であるSSSレートの『天災級』が存在する。
「闇の森の討伐レートアベレージはC~Sってところだ。災害級はSSだが、道中の魔獣を倒しながら経験を積んで討伐してみろ」
「……」
「ほれ行け。一か月以内だからなー」
「師匠の鬼!!」
捨て台詞を吐き、シャドウは地図を片手に森へ進むのだった。
その背中を見送ると、ハンゾウが胸を押さえ……。
「グフッ!!」
吐血……真っ青になり、胸を押さえていた。
「はぁ、はぁ……オイラも、もう長くねぇ。やれること、やっちまわねぇとな」
ハンゾウは、シャドウが消えた方向を見る。
「シャドウ。この修行を乗り越えたら……お前は今以上に強くなる。それこそ、オイラよりもな。さぁて……オイラも、行くか」
ハンゾウは口元を拭い、今やるべきことを始めるのだった。
「七十五、七十六、七十七」
シャドウは手を高速で動かし、南京錠を解除していく。
そして八十ジャストで一分経過……ハンゾウが止めた。
「そこまで。一分で百個……まだまだだな」
「くそー……あとニ十個!! もうちょい!!」
「よし次ぃ!! 魔力の維持だ。これより魔力を解放した状態でメシの支度!!」
「はい!!」
シャドウは魔力を解放。高密度の魔力が全身を覆う。
そのまま、食材を包丁で切り、鍋に入れる。
「あ、水汲んできます」
「おう。樽十個ぶんな」
「はい」
シャドウは大樽を一つ抱え、一キロ先にある水場へ汲みに行く。
それを十往復し、大樽十個に水をくむ。そして、野菜と肉の煮物を作り、ハンゾウが作った『ぴざガマ』という窯でパンを焼いた。
「くぅ~、やっぱピザはうめぇよなあ!!」
「ええ、師匠の故郷のパン、でしたっけ」
「おう。ピザにコーラ、大好きだぜ。まあコーラは無理だけどな……作れるはずなんだか、オイラにはわからん」
「へぇ~……でも、この『ぴざ』でしたっけ。いろんな具材合わせて焼くの、楽しいですよね」
「だろ!?」
こうして談笑している間も、シャドウは魔力を放出、維持を続けている。
はじめは三分持たなかったが、今では三時間以上持続できた。
食事を終え、ハンゾウは言う。
「次は手裏剣術、そして体術だ」
「はい!!」
シャドウは強くなった。
手裏剣術、体術、武器術……手裏剣術は、一か月前からもう的を外していない。
体術も武器術もハンゾウには敵わないが、それでも食らいつけるくらいは強くなった。
そして───忍術。
「火遁」
「はい!!」
シャドウは印を組み、上空に指を向ける。
「火遁、『火玉の術』!!」
指先から火の玉が飛ぶ。
「水遁」
「はい!!」
『水』を象徴する十二支印を結び、テンプレートとなる『九字護法印』を結ぶ。
「水遁、『水玉の術』!!」
ポン!! と、火玉の術と同じ大きさの玉が放たれ、上空を飛んでいた火玉と衝突し消えた。
ハンゾウの指示で、シャドウは忍術を行使……そして、最後。
「雷遁」
「はい!!」
雷。それは、魔法の六属性にはない、忍術だけの属性。
印を結び、右の人差し指、中指合わせ、上空に向けた。
「雷遁、『紫電の術』!!」
雷の魔力が上空に放たれ、雲を流れ、シャドウの魔力に引っ張られ落雷となり落ちた。
七属性、全ての術を行使したシャドウは姿勢を正す。
「……よし、今日はここまで。後は自由にしていいぞ」
「はい!! お疲れ様でした!!」
この日の修行が終わり、シャドウは頭を下げた。
◇◇◇◇◇◇
その日の夜。
夕食を食べながら、ハンゾウは言う。
「シャドウ、お前にはオイラの忍術を九十九個、全て叩きこんだ。明日からは実戦形式で戦うぞ」
「実戦形式、ですか?」
「おう。そもそも、ここはどこだ?」
「闇の森……ですよね」
「今更だが、ここはこの辺りで最も危険な、魔獣が住む森だ。お前、ここに来て九か月……魔獣を見たか?」
「……そういえば」
「ないだろ。そりゃそうだ。オイラがみんな狩ってるからな。おかげで、修行に集中できたろ?」
「い、いつの間に……」
「だがもう狩らん。シャドウ、明日からは魔獣狩りだ。これまで叩きこんだ忍術、体術、手裏剣術、武器術を使って、この森の魔獣を狩って狩って狩りまくれ。実戦じゃないと、得られない強さ……度胸が付く」
「……はい!!」
「それと……修行が終わったら、早く寝ろよ。いろいろ楽しいことやってるようだがな」
「っ!!」
シャドウはドキッとして、ハンゾウはケラケラ笑っていた。
◇◇◇◇◇◇
深夜。
シャドウは、ハンゾウからもらったノートに書きこんでいた。
「新術……印の可能性」
これまで習った忍術が九十九。それ以外に、シャドウ自身で考えた術が書かれていた。
「師匠はすごい。この印、可能性の塊だ。これを応用すれば、まだまだ……」
シャドウは印を結ぶ。術を使うのではなく、確認として。
新しい術を考え、ノートに書く。
これが、修行以外でのシャドウの楽しみ。二十一の印の組み合わせを考えるだけで、あっという間に時間が経過してしまう。
「やべ、朝になっちまう……」
洞窟の前の方で、ハンゾウは寝息を立てている。
シャドウはノートを閉じ、ハンゾウの隣に寝転ぶと……すぐに寝息を立て始めた。
「……」
ハンゾウは気配を殺して起き上がり、シャドウの書いているノートを見る。
「新術、ね……やっぱこいつは……」
ハンゾウはニヤリと笑い、シャドウの隣でもう一度目を閉じた。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
シャドウは修行着に着替え、手裏剣の数を確認。
準備を終えると、ハンゾウが剣を差しだした。
「あの、これは……」
「オイラがこの世界に来た時、特典としてもらった名刀『夢幻』だ。お前にやろう」
「……すげえ」
それは、『刀』という斬撃に特化した剣だった。
両刃ではなく片刃で、手で曲げると簡単に折れてしまいそうな細い剣。
手に入れた経緯は理解できなかったが、シャドウはゴクリと唾をのみ、手に取った。
「本当にいいんですか?」
「おう。それと、地図だ。現在位置であるここだけを記したから、マークしてあるところを全て行け」
「マーク、って……」
地図には、『洞窟』と書かれた現在位置と、七か所ほど赤いマークがついていた。
どの位置もバラバラで、一日ではとても不可能。
ハンゾウがリュックを置く。
「野営道具だ。期日は一か月以内だ。じゃ、行け」
「え!? お、俺一人ですか!? 師匠も行くんじゃ」
「行かねーよ。行ったら助けちまうからな、手ぇは貸さん」
「そ、そんな」
「それに……シャドウ。今のお前の忍術と技量なら、その赤いマークがしてある『災害級』も倒せるだろう」
「さ、災害級!? これ、災害級の魔獣なんですか!?」
「おう。道中も危険がいっぱいだぞー」
「えええええ!?」
災害級。
魔獣には、それぞれ危険度が設定されている。
討伐レート最低はF。そこからE~Dが並みの魔獣、C~Bが強い魔獣。A~Sが危険種と呼ばれる魔獣であり、SSが災害級、そしてこの世界最強であるSSSレートの『天災級』が存在する。
「闇の森の討伐レートアベレージはC~Sってところだ。災害級はSSだが、道中の魔獣を倒しながら経験を積んで討伐してみろ」
「……」
「ほれ行け。一か月以内だからなー」
「師匠の鬼!!」
捨て台詞を吐き、シャドウは地図を片手に森へ進むのだった。
その背中を見送ると、ハンゾウが胸を押さえ……。
「グフッ!!」
吐血……真っ青になり、胸を押さえていた。
「はぁ、はぁ……オイラも、もう長くねぇ。やれること、やっちまわねぇとな」
ハンゾウは、シャドウが消えた方向を見る。
「シャドウ。この修行を乗り越えたら……お前は今以上に強くなる。それこそ、オイラよりもな。さぁて……オイラも、行くか」
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